子育ての悩み

マタニティマークはうざい?不快に感じる3つの理由を解説【危険な体験談も】

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心配な妊婦さん
心配な妊婦さん
マタニティマークをつけているとウザがられるの?

インターネットで“マタニティマークをつけている妊婦さんが嫌がらせを受けた”という記事やSNSを見かけたことはありませんか?

本来は「周囲に妊婦であることを示しやすくするもの」なのに、それが逆にいじめの標的のように思われるのなら、怖くなってマタニティマークをつけて良いのか迷いますよね?

実際にマタニティマークについて調べてみると、マタニティマークをうざいなど良く思わない人が少数いることが分かりました。

けれども、ほとんどの方があたたかく見守ってくれていますよ!

ですので、妊婦さんには急な体調の変化・悪化に備えてマタニティマークをつけてほしいです!

この記事では、

  • マタニティマークをうざいと感じる人の3つの理由
  • マタニティマークをつけていて起こった体験談
  • マタニティマークをつけている妊婦さんの割合
  • マタニティマークは自動車にも!

についてまとめています。

マタニティマークをつける意味を確認し、特別な期間でもあるマタニティライフを楽しんでください♪

マタニティマークをうざいと感じる人の3つの理由

残念ながらマタニティマークをうざいなど不快に感じている人がいるようです。

では、なぜマタニティマークをうざく感じるのか推察してみました。

理由①知らない・経験がない

マタニティマークは、おなかが出ていて妊婦だと分かる妊娠後期より、見た目だけでは判断しにくい初期~中期にこそつける必要があります。

しかし、妊娠に対して知識や経験がない人は妊娠初期がいかに大切で大変な時期かを知りません。

妊婦さんそれぞれに個人差もあるので全員がつらい思いをしていると一概には言えませんが、知識・経験がないからこそ体調の変化・悪化がどれだけ重大なのか想像しづらいのでしょう。

ですので、おなかの目立たない妊婦さんがマタニティマークをつけているのを見て、「まだ大変じゃないのに、気遣えと言われているようだ」と感じてしまうのでしょうね。

仕事の疲れや日々感じるストレスで、「自分じゃない誰かの立場を想像し思いやる」という気持ちの余裕が持てない人が増えているのかもしれません。

理由②嫉妬心・嫌悪感

マタニティマークを不快に思う人の中には、不妊治療中の人もいます。

そういった方で心が弱っている時にマタニティマークを見かけると、

  • 妊娠を自慢している
  • 悔しくて惨めな気持ちになる
  • 羨ましくて見たくない

など感じることもあるようです。

また、流産や死産を経験し、悲しくつらい気持ちを思い出してしまうので見たくないという方もいます。

同じ女性だからこそ、自分と比較してしまい嫉妬心や嫌悪感を持ってしまうのではないでしょうか。

理由③認識のズレ

マタニティマークについて、妊婦さんと一般の方とは身につける理由に大きな認識のズレがありました。

  • 妊婦さん→緊急時に妊婦であることを周りに知らせる
  • 一般の方→サポートしてほしいというアピール

このように認識している方がそれぞれ最も多いようです。

妊婦さんは、積極的に“妊娠中”をアピールして(席を譲ってもらうなど)サポートだけを望んでいる訳ではありません。

しかし、一般の方はサポートをしてほしい!というアピールとして受け取ってしまうようです。

このような認識のズレからお互いに誤解がうまれ、一般の方からうざがられてしまうのかもしれません。



マタニティマークをつけていて起こった体験談

SNSでは、マタニティマークをつけていて自分の身に起こった体験談がたくさん投稿されています。

危険な体験だけでなく、嬉しかった体験も紹介しますね。

危険な体験

  • ぶつかられた・押された
  • 体調不良でも席を譲ってもらえない
  • 暴言を吐かれる

など交通機関での嫌がらせが多いようです。

一部の人はうざいと感じるだけでなく、実際に嫌がらせをしています。

稀なケースだと思いたいのですが、このような投稿を見てしまうとマタニティマークをつけるのをためらいますよね。

嬉しかった体験

  • 介抱してもらった
  • 交通機関で席を譲ってもらった
  • 優しい言葉をかけてもらった

こちらも交通機関でのエピソードが多いようです。

外出先で意識が朦朧(もうろう)とするなどの緊急時は、妊娠しているか・していないかで対応を変えなければならない場合もあります。

ですので、とくに見た目では分かりづらい妊娠初期は、マタニティマークをつける事をおすすめします。



マタニティマークをつけている妊婦さんの割合

ピジョン株式会社が運営するサイト「妊活フレンズwithパパ」によると次のようなアンケート結果がわかりました。

  • マタニティマークをつけている妊婦さん:82.5%
  • マタニティマークをつけていて良かったことがある妊婦さんは:63.1%

それでは詳しく解説しますね。

マタニティマークをつけている妊婦さんは82.5%

「必ずつけている」「日によってつけている」を合わせると82.5%の妊婦さんがマタニティマークをつけているようです。

中には、カバンの内側につけて普段は見られないようにしている妊婦さんもいるようです。

反対に、「あまりつけていない」「全くつけていない」は合わせると17.5%でした。

マタニティマークをつけない理由で最も多かったのが、「嫌な目にあうというニュース・情報を見た」でした。

実際に、2020年札幌市で妊婦のお腹を蹴った男性が逮捕される事件が起きています。幸い、赤ちゃんに影響はなかったですが、悪質過ぎます。

「何のためにつけるか理由がわからない」という妊婦さんも20%いるようです。(恥ずかしながら私がそうでした)

妊婦さんもマタニティマークの意味を正しく理解して、身につけて下さいね。

【マタニティマークの意味とは?】

  • マタニティマークを身に付けることによって、「お腹に赤ちゃんがいる」ことを周りの人に知らせることができる。
  • そのため、周りの人が席を譲るなどの配慮やサポートがしやすくなる

マタニティマークをつけていて良かったことがある妊婦さんは63.1%

  • 交通機関で席を譲ってもらった
  • 重たい荷物を運んでもらった
  • 頑張ってねと優しい言葉をかけてもらった

嫌がらせを受けたという悪い情報ばかりが目立ちますが、このような優しい気遣いを6割以上の妊婦さんが体験しているようです。

一般の方89.5%が妊婦さんをサポートしたいと思っているというアンケート結果もあるので、優しく見守ってくれている人もたくさんいるという証拠ですね。



マタニティマークは自動車にも!

自動車につけるマタニティマークは、妊婦が乗っていることを示すものです。

  • 運転中、急な体調不良で急停車したり、スピードを落としたりする可能性がある
  • 事故やトラブルの時に外から妊婦がいることが分かる

といった意味合いがあります。

車にマタニティマークがあると、周りの車も注意深く運転できますし、万が一の時はいち早く手助けできるでしょう。

SNSで「煽(あお)られた!」という投稿もありますが、自分では制御できない想定外の事態に備えるために、つけていた方が安心なのではないでしょうか?

旦那さんが一人で運転するときに恥ずかしいのであれば、取り外しが簡単なマグネットタイプもありますよ。



まとめ【万が一の危険から赤ちゃんを守るためにもマタニティマークをぜひつけてほしい!】

  • 残念ですが、マタニティマークをうざいと感じる人は少数だけどいる!
  • 理由として考えられるのが、①知らない・経験がない②嫉妬心・嫌悪感③認識のズレ
  • マタニティマークをつけている妊婦さんは8割超!
  • 嫌がらせの情報もあるが、万が一を考えるとつけていた方が良い!

実際にマタニティマークをうざいと感じている人はいるようですが、少数なのであまり気にせず過ごしてくださいね

妊娠中はいつ何が起こるか分からないので、ママ自身と赤ちゃんを守るためにもマタニティマークはつけてほしいです

マタニティマークをつけていても・いなくても、“助けが必要な方には手を差し伸べる私もそんな優しい気持ちでありたいです。