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梅ジュースの賞味期限は?腐るとどうなる?【見分けるポイントと保存のコツを解説】

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悩める主婦
悩める主婦
梅ジュースを作ったんだけど、賞味期限ってどれくらいなのかな?

手作りの梅ジュースには明確な賞味期限がないため、いつまで飲めるのか難しいですよね。

作って日が経ったものだと、「砂糖漬けだから大丈夫かな?でもやっぱり食中毒が心配」と不安になってしまいます。

結論から言うと、保存状態がよければ1年以上もつこともありますが、賞味期限は保存状態によります。

じゃあそれが腐っているのか見分ける方法はあるの?と思いますよね。

安心してください!

梅ジュースがどういう状態だったら腐っていないのかチェックポイントをお伝えするので、しっかりチェックしてOKであれば安心して飲むことができますよ☆

この記事では

  • 梅ジュースの賞味期限はどれくらい?
  • 梅ジュースが腐るとどうなる?チェックポイントを解説!
  • 梅ジュースを長持ちさせる保存のコツ

についてまとめました!

ぜひ最後まで読んで、安心して美味しい梅ジュースを楽しんでくださいね(*^^*)

梅ジュースの賞味期限はどれくらい?

保存期間の目安(密封している状態)
冷暗所で常温保存(加熱なし) 3~4週間
冷暗所で常温保存(加熱あり) 約1か月
冷蔵保存(加熱なし) 約半年
冷蔵保存(加熱あり) 半年~1年
冷凍保存 1年~2年

上記はあくまで目安で、密封してあって保存状態がよければ1年以上問題なく飲めることもあります!

開封後は加熱済み・未加熱どちらも1か月程度で飲み切るようにしましょう。
小分けにして保存するのがおすすめです☆

加熱すると梅の風味が多少落ちてしまいますが、長く保存するには加熱処理はおすすめの方法になります!

  • 適切な温度や場所で保管されている
  • 加熱によって滅菌・発酵防止を施している
  • 密封して一度も開封していない保存状態のもの

であれば、なんと10年経っても問題ない場合もあるんですよ!

しかし、滅菌・発酵防止をしていないものはあまり日持ちしないため注意が必要です。

保存状態によって期限が大きく異なるため、作って日がっ経ったら、見た目やニオイ、味などで判断する必要があります。



梅ジュースが腐るとどうなる?チェックポイントを解説!

梅ジュースが腐っているか、まだ飲めるのかのチェックポイントは主に3つあり、

  • ポイント①カビが生えているか
  • ポイント②泡が立っているか
  • ポイント③梅ジュースが黒い場合

という点をチェックするとよいでしょう。

このような状態が見られても、破棄するべき状態とまだ飲める状態があるので、詳しく解説いたします!

ポイント①カビが生えているか

梅の実には白カビや黒カビが付くことがあります。

カビの種類 飲めるかどうか
黒カビ(黒色) 飲めない
赤カビ(ピンク) 飲めない
白カビ(白色) 飲める

カビの色が黒や赤色の物はその部分を取り除いても飲むことはできません。

※黒カビ▽

※赤カビ▽


引用:Wikipedia

一方白カビは、梅の発酵によるものなので、正しく処理すれば問題ありません。

※白カビ▽

白カビ以外の色のカビは破棄するべきだと覚えておくとわかりやすいかと思います(*^^*)

白カビの対処方法

漬けてから10日以上経っていて、シロップが出来上がっているもの

  1. 梅の実とカビの部分を取り除く
  2. シロップを弱火で煮て殺菌する
  3. 冷めたら瓶に戻して保管する

漬けたばかりでエキスが出ていない場合

  1. 梅の実とカビの部分を取り除く
  2. シロップを弱火で煮て殺菌する
  3. 冷めたらカビを取り除いた梅の実も一緒に瓶に戻して保管する

ポイント②泡が立っているか

泡が立っているのは発酵している可能性があります。

発酵しているだけの場合

  • 泡がでる
  • 白カビがついており、シロップが濁る
  • 甘酒のようなにおいがする
  • 少し甘さがなくなる
  • 梅が浮いてきて、蓋をあけるとポンっと音がする

といったことが起きます。

発酵ではなく腐っている場合

  • シロップが泡立って濁っている
  • 黒や青、赤いカビがついている、または浮いている
  • アルコール臭や、ツンとしたキツイにおいがする
  • 生ごみのようなにおいがしたり、苦味がでる

といった様子がみられます。

少し発酵している程度で、カビもなくニオイもきつくなければまだ飲むことができます!

少し発酵している場合の対処法

  1. 液だけを煮てアクを取る
  2. アクが出なくなったら火を止めて冷ます
  3. 漬けて10日以上たっていなければ梅の実と一緒に瓶に戻す
  4. 漬けて10日以上経っていてシロップが出来上がっていたら液のみ瓶に戻す

発酵を防ぐためには

など、衛生面に気を付けることが大切になります!

ポイント③梅ジュースが黒く仕上がった場合

梅ジュース全体が黒くなっている場合は、ほとんどの場合が飲んで大丈夫です。

白砂糖・氷砂糖・グラニュー糖で作っているのに梅ジュースが黒くなってしまうのは

  • 青梅からガスが発生している
  • 砂糖の成分と反応している
  • 作るときにお酢を入れた

という原因があります。

青梅は実を熟すためにエチレンガスというものを発生しています。
色が茶色や黒く変化してきたということは、実が熟している証拠ですので、完成が近いということになります。

また、砂糖と梅に含まれる成分が反応して、梅の色を変える場合もあります。

どちらも体に害があるものではないので、問題なく飲むことができます。

  • 黒い物が複数浮いている
  • ふわふわしたワタのようなものが浮いている

という場合、これらはカビの可能性があるので注意が必要です。

シロップ全体が黒くなるのは問題ないですが、シロップの中に何かしら浮いている場合には飲まないほうがよいので破棄しましょう。

また、三温糖・ザラメ・てんさい糖などで作った梅シロップは、深みのある濃い色に仕上がります。

この場合も飲んで問題ありません☆



梅ジュースを長持ちさせる保存のコツ

せっかく作った梅ジュース、長持ちさせたいですよね(*^^*)

  • 定期的に瓶を回して梅全体を漬ける
  • 加熱殺菌する
  • 冷凍保存する
  • 完成したら梅は取り除く
  • 道具はしっかり消毒する
  • 梅シロップの作り方にも注意する

といったことをすれば、長持ちさせることができます☆

定期的に瓶を回して梅全体を漬ける(必須)

こちらは時間もそんなにかからないので、ぜひ実践していただきたい方法です!
(私も必ずやってます☆)

定期的に瓶を回して、梅全体にシロップがかかるようにします。

これをしないと、

  • シロップから頭が出ている部分にカビが生える
  • 発酵が進んでしまう

といったことの原因になってしまいます。

空気に触れている部分がカビやすくなるため、1日に数回瓶を上下左右にまわしましょう。

梅全体を漬けることによって、カビや発酵を防ぐことができます!

完成したら梅は取り除く(必須)

これも必ず行ってください!

梅の実を漬けっぱなしにしていると味が変化してしまったり腐ってしまう原因となるため、シロップが出来上がったら梅の実は取り除きましょう☆

梅の実はいつ取り出すべき?

梅シロップに漬けた梅は、早くて1週間、遅くても1か月程度でエキスが全部出てしまいます。

梅の実が少ししぼんでシワシワになったらエキスがでてしまっているため、取り出すタイミングになります☆

入れっぱなしは腐らせる原因となってしまうので、遅くても1か月ほど経ったら梅を取り出すようにしましょう。


我が家の今年の梅はシワっとはしたものの、梅の実は柔らかく残ってました!

取り出した梅はジャムなどにリメイクできます!

梅ジュース作りの段階で十分砂糖に漬かっているので、種を取り除いてそのまま軽く煮詰めるだけで美味しいジャムができちゃいます!

 

 

 

 

瓶に詰めるとすごく美味しそうに見えますよね!笑

もったいないと思わずに、腐らせてしまう前にさっと出してリメイクしちゃいましょう☆

加熱殺菌する

こちらは風味が落ちてしまうデメリットがあるため絶対ではありませんが、加熱殺菌すれば通常より長持ちします。
(私はいつもしていませんが、カビがはえてしまったことはいまのところありません)

  1. 梅の実を取り出し、シロップ液を濾しながら小鍋に移す
  2. ごく弱火にかけてアクを取り、10分程度煮る
  3. 冷めたら元の瓶に戻し密封する(この時茶こしなどでこして入れるとさらに良い)
  4. 直射日光の当たらない冷暗所、または冷蔵庫で保管する
    (開封後は要冷蔵)
  • 殺菌するためには80℃以上で加熱する
  • 酸に弱いアルミなどの鍋は避け、酸に強いホーローなどの鍋を使用する

梅を加熱するのに向いている鍋

  • ホーロー
  • 土鍋
  • ステンレス
  • フッ素加工の鍋

梅は酸が強く、アルミニウム鍋は梅シロップの酸で傷んでしまったり、鍋が変色する可能性があるので、上記のような鍋を使のがおすすめです☆

ステンレスは使用してOKですが、焦げやすいので注意しましょう!

冷凍保存する

こちらも絶対ではありませんが、長期保存したい方には1番おすすめの方法になります!

  1. 梅シロップから梅を取り出す
  2. シロップを製氷皿に流し込んで冷凍する
  3. 凍ったシロップをジッパー付きの袋に入れ、しっかり空気を抜いてから冷凍庫で保存

飲みたいときにグラスに入れて自然解凍でOK!

たくさん作った場合は、長持ちする冷凍保存がおすすめです!
加熱すると風味が落ちますが、こちらは風味を落とすこともないのでおすすめです☆

道具はしっかり消毒する(必須)

こちらも多少手間ではあるものの、絶対に行った方がよい手順になります。

梅シロップを作る際に使用する道具は清潔なものを使用し、雑菌が入らないように気を付ける必要があります。

保存容器の消毒は

  • 煮沸消毒
  • アルコール消毒

の、どちらかの方法で消毒しましょう。

  • 煮沸消毒は耐熱の瓶に限ります
  • 耐熱の瓶であっても、ぬるま湯から徐々に慣らさないと割れる場合があるため注意しましょう

煮沸消毒

鍋に入る小瓶の場合

  1. 洗剤でよく洗う
  2. 大きな鍋に水を張り、瓶と蓋を入れる
  3. 沸騰させ10分ほどしたら火傷に気を付けながら取り出す
  4. 水分が残らないようにしっかり乾燥させる

急に熱湯に入れると割れる原因になるため、水から瓶を入れて火にかけるのがポイントです!

鍋に入らない大きな瓶の場合

  1. 洗剤でよく洗う
  2. ぬるま湯(50℃くらい)を入れて瓶をよく温める
  3. 熱湯を回しかけて消毒
  4. 水分が残らないようにしっかり乾燥させる

急に熱湯をかけるのは割れる原因になって危険なので、ぬるま湯で瓶をよく温めるのが大切になります!

アルコール消毒

アルコール消毒にはホワイトリカーや消毒用アルコールを使用するのが一般的です。

  1. 瓶を洗剤でよく洗って乾かす
  2. 瓶全体をホワイトリカーなどの度数の高いアルコールや消毒用アルコールで消毒
  3. 清潔なペーパータオルで拭き取り逆さにして水分がなくなるまでしっかり乾かす
  • ホワイトリカーで消毒する場合は、消毒の液を30~50mlを瓶に入れ蓋をし、全体にいきわたるように瓶をくるくる回すと消毒しやすいです(*^^*)
  • 消毒用アルコールの場合は市販のキッチン用消毒アルコールで大丈夫です。
    ふきかけてきれいな付近で拭いたり、液を入れて蓋をし、瓶をくるくる回す等の方法で消毒しましょう!
  • どちらの液を使用しても、最後にしっかり乾かすことが大切です!

梅シロップの作り方にも注意する

梅ジュースをこれから作るのであれば、

  • 梅を漬ける瓶は煮沸消毒し、きちんと乾燥させる
  • アク抜きした後、梅の水けをキッチンペーパーなどできれいにふき取る
  • 梅と氷砂糖を交互に入れ、最後は氷砂糖で終わる
  • 1日に1度は瓶を振って梅の実に液を行き渡らせる

といったことに注意して作るとカビと発酵を極力防ぐことができます☆

作った後は先ほど紹介した長持ちさせる方法を実践してみてくださいね(*^^*)



【まとめ】梅ジュースの賞味期限は保存状態によって違う!

梅ジュースの賞味期限は

保存期間の目安(密封している状態)
冷暗所で常温保存(加熱なし) 3~4週間
冷暗所で常温保存(加熱あり) 約1か月
冷蔵保存(加熱なし) 約半年
冷蔵保存(加熱あり) 半年~1年
冷凍保存 1年~2年

といった目安になっています。
保存状態がよければ数年持つこともあります!

梅ジュースが腐っているか見分ける方法として

  • カビが生えているか
  • 泡立っていて発酵している場合どれくらい発酵されているか

を見て、

  • 青や黒、赤色のカビの場合
  • 発酵が進んで腐敗臭がする場合

は、破棄しましょう。

  • 白カビであれば対処可能
  • 梅ジュースの液自体が黒い場合は飲めるケースがほとんど

です!

梅ジュースを長持ちさせるコツとして

  • 定期的に瓶を回して梅全体を漬ける
  • 加熱殺菌する
  • 冷凍保存する
  • 完成したら梅は取り除く
  • 道具はしっかり消毒する
  • 梅シロップの作り方にも注意する

といったコツがあります☆

手作りの物は賞味期限って難しいですよね。
この記事が参考になれば幸いです(*^^*)