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赤ちゃんが産まれると出掛けることもなかなか難しくなるし、今のうちに温泉でも行って夫婦の時間や友達との集まりを楽しんでおきたいですよね。
けれど「お腹が大きい妊婦が温泉に入ると、びっくりされないかな?気持ち悪いって思われないかな?」と心配してしまう気持ちわかります。
筆者も、妊娠中はどこに行くにも周囲の目が気になって仕方がなかったです。
けれど、結論を言うと
妊婦が温泉に入ることは決して迷惑なことではありません。
ただ、残念ながら快く思わない人も中にはいるので、気になる人は貸切風呂や家族風呂を利用するのがおすすめです。
妊婦が温泉に入るときは、相手がいるいない関係なく、注意することもあるので、気をつけたいポイントも必ずチェックしてくださいね。
この記事では
- 妊婦が温泉に入るのは迷惑?
- 妊婦が温泉に入るときに気を付けたい5つのポイント
- 妊婦の温泉に関するよくある質問【Q&A】
- 誰でも簡単!マタニティプランのある旅館の探し方
についてまとめています。
これを読めば妊婦さんが安心して温泉に行くことができるようになりますよ♪
妊婦が温泉に入るのは迷惑?
妊娠中に温泉に入っても迷惑ではない
妊娠中に温泉を楽しみたいと思っても、やはり周りの目は気になってしまいますよね。
けれど、安心してください。
ほとんどの人は、迷惑だなんて思っていません。
確かに、お腹がふっくらした妊婦がいれば、多少は気になるかもしれません。
ただ、あなたがもし温泉で妊婦を見かけたらどうですか?
きっと迷惑だとは思わないはず。
ただ、しいて言うなら
- 妊娠中の温泉はダメだとされてきた高齢者
- 妊娠中に温泉を控えていた女性
- 不妊に悩む女性
といった人の中には、残念ながら妊婦の温泉利用を快く思わない人も少数いるようです。
けれど、こういった考えの人はまれなので、過度に心配する必要はありません。
どうしても気になる人は、貸切風呂や家族風呂を利用するのがおすすめです。
マタニティプランを用意している温泉旅館は多く、調べると貸切風呂や家族風呂の他、さまざまな手厚いサービスが受けられるようです。
マタニティプランの探し方については、また後で詳しく紹介するのでお楽しみに♪
温泉を楽しむのは妊娠中期がベスト
妊娠中の温泉は、比較的体調の安定している妊娠中期(16週~27週)に入るようにしましょう。
妊娠中期になると、胎盤が完成されるため、つわりもおさまってきます。
妊娠初期から続いていた疲労やストレスは、この時期にさっぱりリフレッシュしたいですね。
ちなみに、2014年以前は妊婦の温泉利用は禁忌とされていました。
別表1 温泉の一般的禁忌症(浴用)
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期)
環境省より32年ぶりの見直しが行われ、禁忌症から削除される事が決まり、今は妊婦の温泉利用は問題ないとされています。
妊娠初期と後期はなるべく入浴を避けた方が良い
妊婦の温泉利用は問題ないとされていますが、できれば妊娠初期と後期は控えた方が良いです。
妊娠初期と後期の温泉は、下記のようなリスクが少なからずあります。
妊娠初期のリスク
- 流産や早産の危険性が高まる
- 急激な血圧の変化
- つわりの悪化、など
妊娠後期のリスク
- 動悸や息切れ
- 転倒の危険性
- 破水や早産、など
温泉に入ったがために、上記のような症状が起きるわけではありません。
ただ、初期と後期は体調が安定しないことも多いため、症状が悪化することは十分考えられます。
どうしてもこの時期に行きたい場合は、病院の近くで行動するようにしましょう。
妊婦が温泉に入るときに気を付けたい5つのポイント
転倒に注意する
温泉の床は、とても滑りやすくなっているので注意が必要です。
特に妊婦だと、週数によってはお腹がせり出している場合もあるので、下がよく見えなかったりもします。
少し慎重すぎるかな?くらいでOK!
なるべくゆっくりと歩くようにしましょう。
長い時間入らない
温泉に入ると、気持ちがよくてついつい長湯してしまいますよね。
ただ、妊娠中は非常に疲れやすいため、長湯をしてしまうと体へ負担がかかってしまいます。
疲れをとるために来た温泉なのに、逆に疲れが溜まってしまうなんて本末転倒。
物足りないかもしれませんが、入浴時間は10分程度で済ませるようにしましょう。
なるべく部屋風呂を利用する
大浴場は不特定多数の人が利用するため、衛生面が心配です。
最悪、細菌感染の原因になることも。
特に妊娠中は、免疫の低下により細菌に感染しやすい状態になっています。
赤ちゃんにも影響が出ては大変なので、なるべく部屋風呂を利用した方が安心です。
しっかりと水分補給をする
入浴で失われる水分の量は、通常でもおよそ500ml前後と言われています。
特に妊娠中は、赤ちゃんを守る羊水を作るためにも、普段以上にしっかり水分補給する必要があります。
そのため、入浴前と入浴後に分けて、少なくてもコップ1杯の水分は必ず摂るようにしましょう。
その際、糖分の含まれるもの(ジュースなど)は避けて、お水やお茶などを選ぶようにしてくださいね。
なるべく1人で入らない
妊娠中は、体や心の変化により自分が思っている以上に疲れが溜まっています。
妊娠初期や後期はもちろん、中期の安定期であっても体調不良で倒れる可能性は十分考えられます。
特に妊娠中は、鉄分が不足するため貧血になりがちです。
できる限り1人での利用は避け、緊急時に対応できる人と一緒に行動するようにしましょう。
妊婦の温泉に関するよくある質問【Q&A】
ラドン温泉や高濃度の炭酸泉はダメって聞いたけどホント?
ラドン温泉(ラジウム温泉)は、別名「放射能泉」とも呼ばれているため、危険なんじゃないかと心配しちゃいますよね。
ですが、このラドン温泉は母体や胎児に影響がないことは実証されていますし、温泉中に含まれる「ラドン」は数時間で体外に排出されます。
そのため、過度に心配する必要はありません。
ただ、ラドン温泉や高濃度の炭酸泉は、肌にピリピリとした刺激を感じる場合があります。
妊娠中は肌が敏感になりやすいため、少しでも不安のある人は避けた方が無難です。
妊娠超初期に温泉に入ってしまったんだけど大丈夫?
妊娠に気づかず温泉に入ってしまった場合でも、特に心配する必要はありません。
妊婦が温泉に入ってはいけないという科学的根拠はないため、当然妊娠超初期の入浴に関しても問題はないと言えます。
体調が悪かったり貧血気味の場合には、妊娠の進行時期に関わらず温泉の利用は控えるようにしましょう。
誰でも簡単!マタニティプランのある旅館の探し方
マタニティプランの探し方【楽天トラベル編】
①楽天トラベル(https://travel.rakuten.co.jp/)を開き、真ん中の地図の下の「温泉」をクリックします。
②少し下にスクロールすると、「キーワードから温泉ホテル・旅館探す」といった項目があるので、そこに「マタニティ」と入力します。
③マタニティプランがたくさんあるので、エリアを絞ったり日付を入力して自分に合ったプランを探してみてください。
例えば、上記のプランだと貸し切り風呂が付いていたり、マタニティ専用の部屋着や抱き枕なども用意されているようです。
マタニティプランの探し方【じゃらん編】
①じゃらんnet(https://www.jalan.net/)を開き、画面左上「宿・ホテル」→「温泉・露天」をクリックします。
②真ん中あたりにある「宿名・キーワードから探す」に、「マタニティ」と入力します。
③マタニティプランがたくさんあるので、エリアを絞ったり日付を入力して自分に合ったプランを探してみてください。
どのプランも、妊婦への気遣いが素晴らしいものばかりですので、マタ旅を検討されている人はぜひ参考にしてみてください。
妊娠中に温泉を楽しむのはもちろんOKですが、赤ちゃんが産まれた後に温泉に行くのもおすすめです。
赤ちゃんがいつから温泉に入れるのか気になる人は、ぜひこちらの記事も合わせて読んでみてください。
【まとめ】妊娠中でも大丈夫!温泉を楽しみましょう
周囲の目が気になる人もいるかもしれませんが、
妊婦が温泉を楽しむことは、決して迷惑行為ではありません。
心も体もリフレッシュしちゃいましょう。
ただ、どうしても気になる人は貸切風呂や家族風呂を利用するのがおすすめです。
また、温泉に入る際は
- 転倒に注意する
- 長い時間入らない
- なるべく部屋風呂を利用する
- しっかりと水分補給をする
- なるべく1人で入らない
といった点に、十分気を付けるようにしましょう。
赤ちゃんが産まれると、なかなか自分の時間を作ることが難しくなります。
体とも相談しながら今を楽しみ、リフレッシュした状態で赤ちゃんを迎えてあげましょう。