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2020年も残りあとわずか。いよいよ忘年会の季節が迫ってきました!
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で様々なイベントが中止になり、外出を自粛する動きも起こりましたよね。
そんな2020年に忘年会の幹事になってしまったあなた、本当にお疲れ様です…!
などなど、悩みはつきないことでしょう。
そんな、悩める幹事さんの背中を押したい!
ということで、この記事では
- 2020年の忘年会に対する世間の意見
- 中止にする際の注意点
- 開催する際の注意点
- 当日の感染対策
- 新しい忘年会の形とは?
について解説していきます!
コロナ禍において「みんなが納得できる忘年会」を目指して、一緒に考えていきましょう!
2020年の忘年会は開催できる?
世界中でコロナウイルスが猛威を振るうなかで、そもそも今年は忘年会を開催できる状況なのでしょうか?
国の見解としては、「大人数で、長時間にわたり飲酒を伴う会食をすること」はあまり推奨されていないようです。
政府の分科会は、感染リスクが高まる「5場面」として、「飲酒を伴う懇親会など」「大人数や長時間におよぶ飲食」「マスクなしでの会話」「狭い空間での共同生活」「居場所の切り替わり」を明示しました。気が付けばあと1か月余で師走です。何かと慌ただしくなりますが、各々の感染対策が益々重要です。
— 国立国際医療研究センター(NCGM) (@NCGM1868) October 27, 2020
簡単にまとめると、次の5つの場面では感染リスクが高まりますよということです。
- 飲酒を伴う懇親会など
- 大人数や長時間におよぶ飲食
- マスクなしでの会話
- 狭い空間での共同生活
- 居場所の切り替わり
①②③は、まさに忘年会の状況と当てはまりますよね。
忘年会の開催については、コロナウイルスの感染リスクが高いと言えるでしょう。
(新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言について、詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。)
ツイッターでも様々な意見が飛び交っています。
今年はコロナの影響で会社の忘年会はなさそうかなぁ?
去年幹事やったけど、またやらされそうな予感がしてただけに、少し安堵はしている。
— Rineka (@Rineka_AA) October 25, 2020
およよ、今年の忘年会中止だとよ…結構会社の飲み会好きだから悲しー🍻
— なつき (@NapZbPYzoJz61uq) October 27, 2020
https://twitter.com/tsukasa_honyomi/status/1321968331960668160?s=20
今年の忘年会はないだろうと予想する人や、すでに中止が決まっていて悲しむ人、さらには中止を望んでいたけれど開催になってしまった…という人も。
やはり一人ひとり考え方が違うので、開催か中止か判断するのは本当に難しいですよね。
判断に迷ったら、周りに相談するといいでしょう。
会社の忘年会であれば、まずは上司や同僚に意見を聞いてみましょう!
中止になったら?
周囲との相談の結果、中止となった場合は、まずは早めに中止の連絡を回しましょう。
参加する側も開催されるのかどうか気になっているので、11月中旬までには中止の連絡が行き渡るようにしておくと親切でしょう。
また、中止になったことで浮いた費用をどうするかも考える必要がありますよね。会社によっては、忘年会などの懇親会の費用を給料天引きで集めているところもあると思います。そういう場合には、返金などの対応をスムーズに行いましょう。
開催が決まったら?
飲み会を大事にしている上司がいるとか、飲食業界が打撃を受けることを気にしている会社であるとか、様々な理由で例年通り忘年会を開催する可能性もあります。
開催が決まったら、どんなことに注意して準備をしていけばよいのでしょうか?
【注意点①】少人数・短時間の集まりにする
感染対策として、長時間におよぶ大人数での飲酒は避けた方が安全です。
新型コロナウイルス感染対策分科会の提言でも、このように記載されています。
・長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。
・大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。
引用元:厚生労働省ホームページ
そこで、忘年会を開催する場合には、できる限り参加人数を絞ったり、チームごとなどの小さい単位での開催にしたりといった工夫が必要です。
【注意点②】参加を強制しない
忘年会への参加を呼び掛ける人の中には、高齢の家族がいる方や基礎疾患のある方も含まれる可能性があります。
新聞やニュース等でご存じの通り、高齢者や基礎疾患のある方はコロナウイルス重症化のリスクが高いと言われています。
命に関わることなので、そういった方たちに配慮して、参加は強制しないようにしましょう。
【注意点③】対策をしているお店を選ぶ
コロナ禍での忘年会で重要なことの一つに、お店の選び方があります。
なぜなら、お店側がきちんと対策をとっているかどうかによって、感染のリスクの高さが変わってくるからです。
感染対策がきちんと取られているかどうかを判断するには、次の方法が有効です。
- 感染対策への協力を示すステッカーを確認
- グルメサイトで「感染症対策」の項目を確認
- お店のホームページで対策状況を確認
以下で詳しく解説していきます。
感染対策への協力を示すステッカーの確認
ニュース番組などでも話題になっていましたが、各都道府県や市町村では、感染対策が取られているお店に対して、ステッカーの発行を行っている場合があります。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を徹底するため、条例に「感染防止徹底宣言ステッカー」の掲示等を努力義務として盛り込みました。感染を食い止めるため、皆さんのご協力をお願いします。引用元:東京都ホームページ
このようなステッカーがあるお店を選ぶことで、感染リスクを下げることが期待できます。詳しくは、お住いの都道府県や市町村のホームページをご確認ください。
東京都を例にすると、次のような対策を行っている飲食店に、ステッカーが発行されています。
【具体的な対策の例】
- 利用者・従業員の手洗いやマスク着用の徹底
- ソーシャルディスタンスを保つ
- 「3つの密(密閉、密集、密接)」を避ける
- お店の清掃、消毒の徹底
- 利用者・従業員の体調管理
このように、ステッカーがあるかどうかは、感染対策をしているお店の目印になっています。忘年会の会場選びの際に確認するとよいでしょう。
また東京都では、このステッカーがある飲食店をまとめたマップも作成されています。以下にリンクを貼っておきましたので、参考にしてみてくださいね。
グルメサイトの「感染症対策」欄をチェック
忘年会のお店を探す際に、グルメサイトを参考にする方も多いと思います。
大手グルメサイトの「食べログ」では、基本情報や口コミの他に、「感染症対策」という項目も新たに追加されました。
条件を指定する際に、この「感染症対策」の項目もチェックすれば、感染対策を行っているお店を絞って検索できて便利です。
お店のホームページで対策状況を確認
グルメサイトには乗っていなくても、お店の個別のホームページに感染対策の状況が載っている場合があります。
お店独自で工夫していることが分かることもあるので、参考にしてみてください!
忘年会当日の感染対策って?
いくら会場の感染対策が行き届いているとしても、利用者自身が十分に気を付けなければ、感染のリスクは上がってしまいます。
新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言の中の「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」を参考に、主な対策をまとめましたので参考にしてみてください。
【感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫】
- 体調が悪い人には欠席してもらう。
- 席の配置は、正面や真横を避け斜め向かいにする。
- 会話する時はなるべくマスクを着用する。
- 箸やコップは使い回さない。
今や多くの人々が持っている知識ではないかと思いますが、お酒が入ると気が緩んでしまう人もいますよね。幹事として、参加者が感染対策をとれているかどうかに気を配る必要がありそうです。
新しい形の忘年会とは?
「中止」か「いつも通りの開催」か、という2択のほかに、コロナ禍にあわせて「新しい形での忘年会を開催する」という選択肢もあります。
リモート忘年会
コロナウイルスの影響で、普段から在宅ワークを実施している会社であれば、「今さら集まって忘年会をしなくても…」と思っている人も多いでしょう。
そこで、テレビ電話を活用して、忘年会もリモートで行うというのも一つの方法です。リモートであれば、移動に時間を取られることもなく、家でくつろぎながら好きなお酒を楽しめるというのも魅力ですよね。
ランチでサクッと忘年会
忘年会と言えば夜のイメージがありますが、夜だとどうしてもお酒が入って長引いてしまいがちです。長時間のお酒の席となると、感染のリスクも高まるため、不安に思う人も多いでしょう。
そこで、この際お昼の時間帯にサクッと忘年会をするという方法もあります。感染対策をしながら、少人数で和気あいあいとランチを楽しむのもたまにはいいかもしれませんね♪
まとめ
2020年のコロナ禍における忘年会の開催については、様々な意見があります。
周りの人たちの声を聞きながら、開催するかどうか慎重な判断が必要です。
【中止になったら】
→早めの連絡と、必要に応じて参加費の返金をスムーズに行う
【開催が決まったら】
→次のような感染対策をきちんと取ったうえで開催する
- 少人数・短時間の会にする
- 参加を強制しない
- 感染対策を十分にしているお店を選ぶ
- 当日も参加者に感染対策を呼び掛ける
【新しい形の忘年会とは?】
- リモートでの忘年会
- お昼の時間帯のランチ忘年会
などという方法もある。
いかがでしたか?
コロナウイルスに対する危機感は人によって違うので、忘年会を開催するかどうか判断に迷うのも仕方ないと思います。
中止にするのも開催するのも、どちらが正解ということはありません。
この記事や、周りの人の意見を参考に、ぜひ納得のいく形での忘年会にしてくださいね♪