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- お腹がすいていない
- スプーンが嫌い
- 眠い
- 味が嫌い
- 遊びたい
- 母乳やミルクが好き
- 食事の時間が嫌い
- うまく噛めない、飲み込めない
などが挙げられます
とにかく考えられる原因が多すぎて、全てに対応しているとキリがないんです。
イライラしてしまうのは、仕方ないんですよ。
でも、実は、離乳食の目的は、きちんと食べれるようになることではありません。
離乳食期は離乳食を食べさせなきゃと思う必要はなく、母乳やミルク以外から栄養を摂るための練習期間なのです。(参照:厚生労働省 授乳・離乳支援ガイド)
練習なので、食べれなくてOK、たくさんこぼしてOKなのです。
この記事は、
を紹介します。
離乳食を何で食べてくれないの?とイライラしてしまうママさん!
この記事を読んで、手間がかかって挫折しそうな離乳食期を乗り切ってくださいね。
赤ちゃんが離乳食を食べない原因
赤ちゃんが離乳食を食べない理由は様々です。
食べない原因を
にまとめてみました。
5ヶ月~8ヶ月【離乳食前期~中期】
さぁ、離乳食を始めるぞ!と始めてみたものの、何をあげても口にも入れてくれないということありますよね。
全然食べてくれないと初めての離乳食だと何をあげていいか、何を作ればいいかわからなくなってしまいますよね。
お腹がすいていない
赤ちゃんも大人と同じでお腹が空いていないと離乳食を食べたいという気持ちにはなりません。
なるべくお腹がすいているタイミングを探してみて、授乳前に離乳食タイムを作ることがベストです。
ただし、お腹がすいているときは機嫌が悪く、慣れていない離乳食を嫌がることがあります。
そんなときは、授乳後1時間ほど時間を空けてからあげてみてください。
授乳後は機嫌も良くなっていて、食べてくれるかもしれませんよ。
スプーンが嫌い
スプーンの感触が嫌で食べてくれないときがあります。
離乳食用のスプーンはいろんなものがベビーグッズ売り場に置かれていますので、色んな種類を試して、好みのスプーンを探してみましょう。
私は、あらゆる離乳食用のスプーンを試して、息子はシリコン素材の平らなスプーンがお気に入りでした。
眠い
時間をかけて離乳食を準備していると眠くなって機嫌が悪くなり、離乳食を食べてくれないっていうことありますよね。
そんなときは、諦めて昼寝をさせて、起きてから機嫌が良さそうであればあげてみましょう。
その日は、もうあげるタイミングがなければ、せっかく離乳食を準備したのですが、諦めてその日の離乳食はお休みしてしまいましょう。
9ヶ月~11ヶ月【離乳食後期】
9ヶ月を過ぎると見た目に違いが分かったり、味覚が発達してくるので、初期とは違って、好き嫌いや気分じゃないなどの理由で食べてくれないことがあります。
味が嫌い
離乳食を始めた頃は、食感で好き嫌いを感じていましたが、後期になると味がわかってくるようになります。
味覚が発達してきた証拠ですね。
味が好きではないとベーっと出したりしてしまいます。
こんな時、イライラが止まらないですよね。
なるべく味付けはしないでって気を使っているママもいると思いますが、調味料の味付けは存分にしてあげて大丈夫ですよ。
離乳食は、たくさんの味に触れて味覚を鍛える時期です。
醤油やケチャップ、塩、酢など様々な味に挑戦してみましょう。
遊びたい
遊ぶのに夢中になっていると椅子にも座ってくれず、離乳食どころではなくなってしまいますよね。
遊ぶ時間、食べる時間を決めて、生活するのがベストです。
でも、そんなこと赤ちゃんには通用しないですよね。
私は、そんなときは、椅子に座って食べさせることは諦めて遊びながら食べさせていました。
近所の支援センターの「離乳食講座」に来ていた栄養士の先生も、「小学校に入る頃に食事のマナーを覚えることを目標にすればいいので、離乳食期にきちんと座らせて食べさせなくてもOK」と言っていました。
確かに食事マナー的にはNGですが、楽しく食べることも大事だと思って、特別な日を作ってあげてみましょう。
母乳やミルクの方が好き
離乳食よりも母乳やミルクの方が好きな赤ちゃんは、離乳食があまり進まない傾向にあります。
1歳近くなると卒乳を考えたくなりますが、母乳やミルクが好きなら好きなだけ飲ませて問題ありません。
離乳食ちょっと、あとは母乳やミルクで大丈夫です。
量はちょっとでいいので、離乳食に使う食材の種類を増やしてあげられるといいですね。
頑張って母乳やミルクを減らして、離乳食をたくさん食べさせようとすると赤ちゃんにストレスが溜まって逆効果になってしまいます。
いつかは、母乳やミルクをやめなければいけないので、その日が来るまで存分にあげてくださいね。
1歳以降【完了食~幼児食】
1歳過ぎてもなかなか食べてくれないと段々心配になってくるし、ストレスも溜まってきますよね
1歳過ぎると食べること自体が嫌いなことになっている可能性があります。
食事の時間が嫌い
食事の時間になると遊びを中断しなくちゃいけなかったり、座っていなきゃいけなかったり、赤ちゃんにとって嫌な時間になってしまうと、食べる前からイヤイヤしてしまいます。
手の込んだものを作るのは諦めて、簡単なパンやバナナを短時間で食べれるようにしてあげましょう。
もうそろそろおにぎりを持って食べれるようになるので、遊んでしまうかもしれないですけど、自分で食べれるとやる気が出るかもしれませんよ。
うまく噛めない、飲み込めない
完了食だからと思い、大きめの野菜やお肉をあげるとうまく噛めなかったり、飲み込めなかったりして、べーっと吐き出してしまいます。
我が子も、噛むことが本当に苦手で、お肉はひき肉しか食べれませんでした。
吐き出すのがクセになると、何でもべーっと出してしまうようになりますので、なるべく食べやすい大きさや硬さにしてあげましょう。
イライラしないための離乳食の進め方
ベビーフードに頼る
一生懸命作ったものを食べてくれないとイライラしてしまいますので、ベビーフードを大いに活用しましょう。
レトルトのベビーフードはある程度量を食べれないともったいないので、ほとんど食べない赤ちゃんには、粉末のベビーフードがおすすめです。
お粥に混ぜるだけなので、とっても簡単で、それだけで1食が終わります。
1歳過ぎたら、ベビーフードの代わりにふりかけをかけてあげればOKです。
食事の時間にこだわらない
決まった時間にきちんと食べないといけないと思うとイライラの原因になります。
決まった時間に食べらなくて、1食ぐらい抜いてしまっても、おやつで補えば問題ないですし、時間もずれてしまっても、気にしなくて大丈夫です。
赤ちゃんが眠くなってしまったり、外出していてタイミングがずれてしまうことはよくあることです。
機嫌がよさそうなタイミングを見つけて、簡単に離乳食で済ませてしまいましょう。
好きなものはたくさん食べさせてOK
好きなものは、好きなだけ食べさせてあげましょう。
何でも食べれるようにならなきゃと頑張ると好き嫌いが出てきた時に嫌いなものは全く食べないので、イライラの原因になります。
バナナが大好きなら、毎日食べて大丈夫です。
息子の通っている保育園の栄養士さんのお話では、1週間を通してある程度栄養バランスが取れてればいいとのことです。
1食でバランスのいい食生活を意識すると結果として食べないものが出てきてしまい、食べさせようとイライラしてしまいますので、食べる日もあれば、食べない日もあって大丈夫です。
好きなもの8割、チャレンジ食材2割ぐらいの感覚で離乳食メニューを考えてあげましょう。
楽しい食事の時間を心がける
離乳食は、先程もお伝えshたとおり、ご飯を食べるための練習期間です。
食べさせることばかりに意識してしまうと大事に食事を楽しむことを忘れてしまいます。
楽しい食事にするためには、まずはママが楽しむこと。
いつも慌ただしくて何を食べたか覚えてないぐらいかもしれませんが、たまにはママが好きなものを食べて、食事を楽しむ姿を赤ちゃんに見せてあげましょう。
その時の赤ちゃんの離乳食は手抜きで大丈夫です。
赤ちゃんはよく見ていますよ。欲しがるようだったら、ママの食べている食べれそうなものをあげてみてください。
そういうものは、意外とパクパク食べたりするんですよ。
楽しい食事の経験を赤ちゃんにたくさんさせてあげると離乳食を食べてくれるようになるんですよ。
イライラ撃退!おすすめグッズ3選
私が、実際に子供の離乳食期に特に役立ったおすすめ3選をご紹介します。
キャラクターの食器
大好きなキャラクターの食器だと楽しく食べてくれたりします。
息子は、アンパンマンが大好きなので、赤ちゃんの時の食器はすべてアンパンマンでした。
キャラクターのお皿は少し値段が高めですが、ご飯で隠れているアンパンマンが出てくると大喜びで、アンパンマンのためにパクパクご飯を食べていました。
粉末ベビーフード
粉末ベビーフードは、お粥に混ぜるだけで食べられるのでおすすめです。
お粥が苦手な息子も、ベビーフードを混ぜると味がしっかりついているおかげで、パクパク食べてくれました。
お粥に何でも混ぜると味がないと食べれなくなるのでは?と心配になりますが、5歳になった今ではおかずと一緒に白いご飯をちゃんと食べれるようになりました。
ベビーフードは存分に活用しましょう。
シリコンスチーマー
野菜を柔らかく茹でるのに、シリコンスチーマーが最適です。
大きな鍋を出して、野菜を茹でるのは手間ですよね。
離乳食にちょうどいい柔らかさにするのに、シリコンスチーマーはとても重宝しました。
少し大きめに野菜を切って、シリコンスチーマーに入れて、レンジで3分チンすれば、フォークですぶせるぐらい柔らかくなります。
ブレンダーやミキサーを使うより、洗い物も楽になるので、本当におすすめです!
月齢が低い時には、水を入れてあげると、そのままドロドロの離乳食にもなりますよ。
量が少なすぎると失敗してしまいますので、多めに作って、冷蔵庫にストックしておくのがおすすめです。
まとめ
- お腹がすいていない
- スプーンが嫌い
- 眠い
- 味が嫌い
- 遊びたい
- 母乳やミルクが好き
- 食事の時間が嫌い
- うまく噛めない、飲み込めない
などたくさんあります。
全部に対応すると余計イライラしてしまう可能性があります。
ただし、離乳食の目的は、幼児食への移行期であり、様々な食材に触れて、母乳やミルク以外の食材で栄養を取れるようになり、「自立」を促すことです。
離乳食をきちんと食べれるようになることではありません。
周りの子が、パクパク美味しそうに離乳食を食べていると、何でうちの子は食べないの?とイライラしてしまいますが、貴重な離乳食期です。
一生の中で、たった1年ほどの離乳食期です。
上手に手を抜いて、食事は楽しい時間なのだとたくさん経験させてくださいね。