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ハンバーグを焼いていると、外側ばかり焼けていって、中が焼けているのかわからない…なんてことありますよね。
子供にも人気なメニューだし作りたいとは思うものの、生焼けで出してしまうと食中毒も怖い…!
「中まできちんと焼けているかチェックするいい方法はないの?」
「肉汁は透明なのに中心がピンク…これって焼けてない?」
「肉汁で確認すると肉汁が逃げてしまうんじゃないの?」
我が家の子供たちもハンバーグが大好きですが、子どもに生焼けのハンバーグを食べさせてしまったら…と考えるとゾッとするので焼き加減にはとても慎重になります。
この記事では
- ハンバーグが生焼けかどうかの見分け方
- 生焼けになってしまう原因
- 生焼けにならないハンバーグの焼き方
- 生焼けだった場合の対処方法
についてまとめました!
この記事を読めば、生焼けかどうかの見分け方もしっかりマスターしたうえで、肉汁を閉じ込めたふっくらジューシーな美味しいハンバーグが焼けるようになりますよ☆
ハンバーグが生焼けかどうかの見分け方
ハンバーグが生焼けかどうかの見分け方として
- 肉汁が赤いかどうか
- ハンバーグの断面に粘り気があるか
- 中まで熱くなっているか
- どれにも該当しないのに中がピンクの場合
といった確認方法があります。
詳しく解説いたします!
肉汁が赤いかどうか
1番定番のチェック方法になります!
- ハンバーグの中心を竹串で刺す
- 赤い肉汁が出てきたらまだ生焼け
- 肉汁が透明になったらOK !
肉汁が逃げてしまうのでは…?という心配もあるようですが、さほど変わりはません(*^^*)
あまり大量に出しすぎないようにだけ気を付けましょう☆
ハンバーグの断面に粘り気があるか
焼きあがったハンバーグを切った際、断面が生のミンチ肉のような粘り気があれば生焼けです。
追加でフライパンで加熱するか、盛り付けてしまった後に気づいたのなら電子レンジで少しずつ加熱するのもおすすめです(*^^*)
電子レンジでの過熱はしすぎるとハンバーグが固くなってしまうので、少しずつ様子を見ながら加熱してください☆
中まで熱くなっているか
中心まで火が通っていない時は、中が熱くありません。
ハンバーグを切った際に、生焼けかな?と思ったら、ハンバーグの中心部を触ってみましょう。
熱い可能性もあるので、火傷には十分注意してくださいね(*^^*)
どれにも該当しないのに中がピンクの場合
実は火はきちんと通っているのに、中がピンクの場合もあります。
これは亜硝酸塩の働きによるものです。
野菜に含まれる亜硝酸塩と、肉に含まれるミオグロビンという物質が合わさると反応して、赤っぽい色に発色します。
この反応はハンバーグのタネを作ってから焼くまでに、時間を多くとった場合などによくみられるようです。
中まできちんと火が通っているけど、この反応のせいで赤い場合は食べても問題ありません。
ちなみに私は心配性なので、それでも断面をもう少し焼いたりします(笑)
素人では判断が難しい場合もあるので、心配ならばもう少し加熱すると安心ですね(*^^*)
生焼けになってしまう原因
生焼けになってしまう原因としては
- ハンバーグが厚すぎる
- 火加減が強すぎる
というのが主な原因となります。
当てはまる場合はぜひ見直してみてください(*^^*)
ハンバーグが厚すぎる
ハンバーグを厚く作ってしまうと、中まで火が通りにくくなり生焼けの原因になります。
家庭用の調理器具ではあまり分厚いハンバーグを焼くのは難しいんです。
家庭での手作りハンバーグは2センチ以内がおすすめです!
火加減が強すぎる
ずっと強火で焼いてしまうと、外側ばかり焦げてしまい、中心が生焼けになってしまいます。
料理初心者であれば特に弱火でじっくり焼くのがおすすめです!
蓋をして、弱火でじっくり焼きましょう(*^^*)
次に簡単に美味しく生焼けにならない焼き方を紹介しますので、ぜひチェックしていってくださいね☆
もう目の前に生焼けであろうハンバーグがあるんだ…という方はこちら!
⇒生焼けだった場合の対処方法
生焼けにならないハンバーグの焼き方
生焼けにならないために!
- しっかりこねて、しっかり空気を抜く
- 弱火で蒸し焼きにする
- フライパンで焼いた後にオーブンで焼く
- 焼いている途中に氷を入れる
- アルミホイルに包んで焼く
といった方法があります!
【全作り方共通】しっかりこねて、しっかり空気を抜く
光の加減で茶色っぽく見えますが生肉です!笑
よくこねたひき肉は肉の繊維同士がくっつき、ハンバーグが崩れにくくなります。
その結果、肉汁が閉じ込められるため、中までしっかり火が通りやすくなるんです!
- 粘り気が出て白っぽくなるまでしっかりこねる
- 合いびき肉の場合は、塩を入れるのがおすすめ!
牛肉と豚肉の繊維がくっつき、肉汁を閉じ込めてくれます☆
手の平でこねてしまうと手の温度がひき肉の脂を溶かし、粘り気が出なくなってしまうので、なるべく指先を使って、1分ほどこねるのがポイントとなります!
ちなみに…
パン粉を牛乳に浸して入れるのも、ジューシーに仕上がる秘訣です☆
私はズボラなので、パン粉めがけて牛乳を入れてます!笑
空気の抜き方としては、両手でキャッチボールをするように手早く約10回は往復して空気を抜きます。
しっかり空気を抜く工程は、ひび割れ防止にもなります(*^^*)
これから紹介する焼き方はすべて、しっかりこねて、しっかり空気を抜くをしたうえでの焼き方になります☆
【焼き方①】弱火で蒸し焼きに
- ハンバーグの厚さは2センチくらい
- ハンバーグの中心をへこませて焼き始める
- ひっくり返したら酒を加え、蓋をして弱火で蒸し焼きに
焼き始めると、ハンバーグの中の空気が温められて中心が膨らんできます。
中心部だけが膨らむことで焼きムラができやすく、中心が生焼けになりやすいんです!
それを回避するために、空気をしっかり抜いたうえで、焼き始める前にハンバーグの中心をへこませます。
フライパンに並べて火をつけて、中火で表面を焼きます。
焼き目が付いたらひっくり返して、酒を大さじ1ほど入れ、弱火で蓋をしてじっくり焼きます。
我が家のIHコンロの火力は9段階中の3程度で焼いています(*^^*)
焼きあがったら竹串を刺して、透明の肉汁が出てきたらOKです☆
【焼き方②】フライパンで焼いた後にオーブンで焼く
オーブンを使うとしっかり火が通せるのでおすすめです!
- 厚さは2センチくらいに
- ハンバーグの両面を軽く焼いて焼き目をつける
- 200℃のオーブンで15分から20分焼く
- フライパンでハンバーグの表面に中火で焼き色を付けます。
- オーブンの予熱は天板ごとして下さい☆
- 焼き色が付いたらオーブンに移して15分~20分焼きます。
- 途中でチェックして、表面が焦げそうだったらアルミホイルを被せて焼いてください☆
焼き終わったら竹串をさして、透明の肉汁がでてきたら完成です☆
【焼き方③】焼いている途中に氷を投入する
フライパンにオーブンにって使いたくない…といった方におすすめです!
- 厚さは2センチくらいに
- 中心をへこませて焼き始める
- ハンバーグの片面を焼いた後、ひっくり返す前に氷を置く
- 氷ごとひっくり返し、氷ごと焼く
氷を真ん中に置きます
氷ごとひっくり返します
氷は下敷きです!
氷ごと焼くことによってハンバーグが蒸し焼きになり、生焼けを防止することができます☆
複数個焼く場合は前部にのせます!
その分水分は出るので、しっかり飛ばしてください☆
中までしっかり焼けています☆
【焼き方④】アルミホイルに包んで焼く
- ハンバーグの両面に一度さっと焼き目を付ける
- アルミホイルで包んで弱火で焼く
ハンバーグの両面を一度焼いた後、アルミホイルに包んで焼くと火が通りやすいです!
アルミホイルに包むことによって、熱放射による赤外線効果で中までしっかり火を通すことができます☆
生焼けだった場合の対処方法
割ってみたら生焼けだった!という場合、
- レンジでチンする
- 半分に切って焼き直す
- 煮込みハンバーグにする
といった対処方法があります☆
レンジでチンする
お皿にハンバーグを乗せてラップをし、30秒~1分ずつ加熱します。
一気に過熱して加熱しすぎると、水分が飛んでハンバーグが固くなる原因となってしまうので、少し手間ですが様子を見ながら少しずつ加熱してください。
半分に切って焼き直す
半分に切り、切った断面を下にして焼き直すと中心部に火が通ります。
中心に手早く火が通る上に、中はふわっとした食感のまま焼き上げることができますよ(*^^*)
煮込みハンバーグにする
トマト缶やデミグラス缶などを活用すれば、ソースに手間をかけることもなく簡単に煮込みハンバーグができます☆
弱火でじっくり煮込むことでハンバーグの中にもしっかり火を通すことができます。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか(*^^*)
この記事をまとめると…
- 肉汁が赤いかどうか
- ハンバーグの断面に粘り気があるか
- 中まで熱くなっているか
- どれにも該当しないのに中がピンクの場合
生焼けになってしまう原因は…
- ハンバーグが厚すぎる
- 火加減が強すぎる
生焼けにならないハンバーグの焼き方は…
- しっかりこねて、しっかり空気を抜く
- 弱火で蒸し焼きにする
- フライパンで焼いた後にオーブンで焼く
- 焼いている途中に氷を入れる
- アルミホイルに包んで焼く
生焼けだった場合の対処方法は…
- レンジでチンする
- 半分に切って焼き直す
- 煮込みハンバーグにする
これらのポイントを押さえて、ぜひしっかり火の通った美味しいハンバーグを作ってくださいね(*^^*)