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おにぎりやパスタやうどんなど、日本人にとって身近な食材で
大人にも子どもにも人気のたらこですが
たらこを食べた事がない小さな子どもに食べさせる場合
「何歳から与えてもいいの?」
って気になっていませんか?
たらこといえば、魚の卵だからアレルギーも気になるし確かに悩みますよね。
結論から言うと
- 加熱したたらこは1歳半くらいから少量づつ
- 生のたらこは3歳から少量づつ
様子を見ながら与えても大丈夫です。
他にも、
- 「たらこの薄皮はどうする?」
- 「生で食べさせるのはどうなんだろう?」
- 「アレルギーは大丈夫?」
- 「たらこと明太子はどっちを食べさせる?」
などなど気になる事がたくさん出てきますよね。
たらこを安全に子どもに食べさせるには、注意することがあるんです。
今回は、小さな子どもに初めてたらこを食べさせる場合に
- たらこは何歳から食べられるか
- 与え方や注意点
- アレルギーについて
を解説していきたいと思います!
たらこは何歳から食べられる?
まずはたらこを与える時期についてですが
加熱したたらこは1歳半くらいから
生のたらこは3歳を過ぎてからが目安になります。
たらこは離乳食としては与えないようにしましょう。
理由としては
- 食中毒のリクス
- アレルギーのリスク
- 添加物
- 塩分が高い
- 消化しづらい
という事があります。
特に3歳未満の子どもは消化器官が未熟な為、
細菌に感染すると下痢や嘔吐を起こしやすいうえに
自分では具体的な体調不良を訴えることが出来ません。
一般的に
生後1ヶ月=『新生児』
1歳まで=『乳児』
1歳〜小学校入学まで『幼児』
と呼ばれます。
たらこが食べられるのは、早くても「幼児」からということになりますね。
大人と同じ消化機能が育つのは8歳ごろなので、消化機能が未熟な時期は
食べ物の硬さ・大きさ・量・味付けに十分注意しましょう!
たらこを子どもに与えるときの注意点
たらこの選び方
新鮮なものを選ぶ
たらこを買うときは出来るだけ新鮮なものを選ぶようにしましょう。
小さく切られているものは鮮度が落ちやすいので、丸々1本で売られているものを選びます。
美味しいたらこの見分け方
美味しいたらこの見分け方
- 皮が薄くてハリがある
- 粒がぎっしりしている
- 身がしっかり詰まって重みがある
- ヘタっとしていない・水っぽくない
- 血管が少ない
着色されていても着色されていなくても、古くなっているものは色が黒ずんできます。
スーパーなどで買う時は是非チェックして見てください!
たらこと明太子の違い
『たらこ』と『明太子』はどちらも同じスケトウダラの卵ですが
スケトウダラの卵を塩漬けしたものが『たらこ』、
味付けに唐辛子などの香辛料が使われているのが『明太子』です。
明太子には辛みがあり刺激が強いので小さな子どもに食べさせるのはやめましょう!
たらこを調理する3つのポイント
調理時のポイント
- 塩抜きをする
- 薄皮を取り除く
- 3歳までは必ずしっかりと加熱する(不安な場合は8歳まで)
塩抜きをする
スーパーなどでよく見るたらこは、塩分が高いものも多く売られています。
小さな子どもにとって高すぎる塩分は、まだ未熟な消化器官にとても負担がかかるので
買ってきてそのまま調理するのではなく、まずは『塩抜き』をしましょう!
塩抜きのやり方
氷を入れた水にたらこを入れ、10分〜15分放置します。
とても簡単ですよね。
これだけで塩分量を約30%ほど減らす事が出来ます。
薄皮を取り除く
2つ目のポイントは『薄皮を取り除く』ことです。
たらこの薄皮は噛み切りづらく、喉に詰まる恐れもあります。
消化もしづらいので包丁などを使って綺麗に取り除きましょう。
3歳まではしっかり加熱する
そして3つ目のポイントは
『3歳までは必ずしっかりと加熱調理をしてから与える』ということです。
加熱の仕方
電子レンジの場合→使う分だけのたらこを薄皮を取り除きラップで包んで500Wで1分加熱する
フライパンの場合→使う分だけのたらこを薄皮を取り除いてほぐしながら炒める
たらこの粒の色が白く変わっていればバッチリです!
薄皮が付いたままのたらこを電子レンジで加熱すると、中で破裂してしまうので注意してくださいね!
加熱すれば1歳半ごろから食べさせても大丈夫ですが、
もちろん個人差があります。
添加物が多く入っていたり食中毒やアレルギーのリスクもある為
少しでも不安がある場合や、食べさせる必要がなければ
3歳まではたらこを与えるのはやめておきましょう!
たらこはアレルギーのリスクはある?
たらこは、次の2つの理由からアレルギーのリスクがあるんです。
- たらこは、イクラと同じ魚卵なのでアレルギーの症状が出ることがある。
- たらこに含まれる着色料などの食品添加物がアレルギーの原因となることがある。
それでは、もう少し詳しく説明しますね。
一般的にアレルギーの原因になる食材として有名なものは
エビ・カニ・さば・イカ・アワビ・イクラ・りんご・バナナ・キウイ・もも・オレンジ・卵・乳・落花生・クルミ・カシューナッツ・アーモンド・ごま・小麦・そば・山芋・大豆・ゼラチン
などが挙げられます。
たらこは含まれていませんが、同じく魚卵のイクラが入っていますね。
魚卵は発症頻度の高いアレルゲンのひとつ。
つまり、たらこや他の魚卵も同様に、アレルギーの症状が出ることがあるんです!
また、たらこには、着色料や発色剤・保存料・調味料・甘味料などの食品添加物が含まれています。
これらの食品添加物が体にはあまりよくないことはもちろんのこと、アレルギーが出る場合もあるんです。
たらこには、アレルギーのリスクがあるので、子どもに食べさせる場合は慎重に与えましょう。
また、たらこには食品添加物が入っているので、1日にたくさん量を与えるのも気を付けたたいですね。
たらこのアレルギー症状とは?
主にアレルギーの症状として見られるのは
- 口の周りが赤く腫れる
- 蕁麻疹・湿疹
- むくみ
- 目のかゆみや充血
- 鼻水・くしゃみ
- 喉の痛みや腫れ息苦しさ
- 喘息
- 下痢
- 嘔吐
- 腹痛
などがあります。
魚卵を食べさせた場合、手足や口にかゆみや湿疹などが出ることが多いようなので
たらこを食べた後に症状が出ていないか、1時間程度は様子を見ておきましょう。
血圧低下や意識障害を伴うアナフィラキシーショックとは?
血圧の低下や意識障害を伴うアナフィラキシーショックという状態になると
一刻も早く医療機関で治療しなければ命に関わることもあります。
いつもと違った様子が見られる場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
初めて食べるものを与える時の注意点
万が一、アレルギーが出た場合にすぐに病院で診てもらえるように
病院が開いている平日の午前中に、少量だけ食べさせる
ということを必ず守りましょう!
市販のたらこパスタソースは食べさせても良い?
たらこのパスタソースは生でなく加熱処理がされていますが、
3歳を過ぎてから少量ずつ与えるようにしましょう。
理由は、塩分が非常に高いからなんです。
なので、たらこのパスタソースを子どもに食べさせたいときは、子ども用のパスタソースがおすすめです!
子ども用なので、塩分が控えめで添加物も少ないから消化機能にも負担が少ないので安心ですよ。
ちなみに、こんなものがあれば麺類を食べさせる時に便利になります!
パスタやうどんなどそのまま食べさせるには麺が長過ぎる・・・
でも1本1本、箸で切るのは時間もかかる!
そんな時は麺用のカッターがあれば外食時もスムーズに食べさせることが出来ます。
まとめ
今回は、たらこは何歳から食べられるか?
与え方の注意点や、アレルギーについて解説しました!
- 加熱処理したたらこは1歳半ごろから
- 生のたらこは3歳ごろから
様子を見ながら少量づつ食べさせるようにします!
アレルギーなどの症状も出ず、食べ慣れてきたら少しづつ量を増やすと良いですね。
ただし、少しでも不安がある場合は加熱処理をしたたらこも3歳まではやめておきましょう。
たらこを与える時のポイントは、
- 塩抜きをする
- 薄皮を取り除く
- 加熱処理をする
初めて食べさせる時は『平日の午前中に少量だけ』を守って、
アレルギーが疑われる場合はすぐに医療機関を受診してください。
食卓にもよく出る、身近で美味しいたらこですが
思っているよりも添加物が多かったり塩分が高いので
小さな子どもにたらこを食べさせる際は
出来るだけ添加物の少ないものを選んで食べさせる量にも十分注意しましょうね。