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消しゴムで消した時に、たまに消し後が黒く残ってしまうことがありますよね。
これは、消しゴムについた汚れ、特に手汗や手の脂が原因なんです。
この黒い汚れを消そうとしても、砂消しゴムや紙やすりなどで紙の表面を削って目立たなくすることはできますが、一度汚れが広がってしまったら元のきれいな状態には戻りません。
なので、消しゴムで消す前に消しゴムの汚れを落としてから使うことが大事なんです。
事前に対策をしておけば、消しゴムで消した時に紙を黒く汚さないようにすることができるんですよ。
この記事では、
- 消しゴムで消した時、黒くなるのを防ぐ3つの対策
- 黒くなるのを防ぐ消しゴムの特徴とおすすめ商品の紹介
について書いています。
これを読んで対策をすれば、もう消しゴムで消した時に紙が黒く汚れて消えないなんてことはありませんよ♪
消しゴムで消した時、黒くなるのを防ぐ3つの対策

一度消しゴムで消して黒く汚れてしまった鉛筆跡は、紙の繊維の奥に入り込んでしまっているので、後から消しゴムで何度擦っても汚れは消えません。
消しゴムで消して逆に黒くなってしまわないように、消しゴムを使う前に対策しましょう。
- 消しゴムの黒くなった部分を取り除く
- 消しゴムのスリーブ(カバー)を外さない
- 消しゴムで消す時は強い力で消さない
消しゴムの黒くなった部分を取り除く
消しゴムを使う時、消す部分が黒くなっていたら汚れを落としてから使いましょう。
汚れを落とさずに消しゴムを使うと、消しゴムの黒い部分が紙に押しつけられて汚れが移ってしまうことがあります。
消しゴムは、紙の表面についた鉛筆の芯の粒子を消しゴムで削ってゴムに吸着させることで鉛筆書きを消しているので、吸着した部分は黒くなっています。
消しゴムを使う前に汚れを確認して、汚れがひどければいらない紙の上で消しカスが白くなるまできれいにしましょう。
消しゴムの汚れた部分をそのままにせず、白く戻して使うこと。
消しゴムをきれいにしようとしても、消しゴムが湿っていたり手の脂が付いてしまっていたら擦っても消しカスが出てきません。
そのような場合は、汚れた部分をカッターナイフで切り落としたり、紙やすりなどで削って新しい面を出しましょう。
消しゴムのスリーブケース(カバー)を外さない
消しゴムについているスリーブ(カバー)は外さずに使いましょう。
スリーブをつけていることによって消しゴムを素手で触らずに済みます。
よくスリーブが邪魔ですぐ取ってしまうこともありますが、素手で触ることで手汗や手の脂が消しゴムについてしまいます。
消しゴムが湿ったり油分がついてしまった部分は吸着力が弱まっています。
その状態で消し続けると、汚れを吸着していないのに強く擦り付けるので、紙の繊維に鉛筆の芯の粒子を刷り込むことになってしまい、いくら消しても消えないのです。
- 消しゴムについた手汗や手の脂が、消しゴムで消した時に紙が黒く汚れて消せない主な原因である。よって、消しゴムは素手で触らない。
- 消しゴムが小さくなった時は、消しゴムの大きさにあわせてスリーブをハサミでカットして使う。
消しゴムで消すときは強い力で消さない
消しゴムで消すときは力を入れすぎないようにしましょう。
消しゴムは、紙の表面についた鉛筆の芯の粒子を削ってゴムに吸着させるわけですから、強く擦り付けると紙の繊維に押し込めることになって鉛筆跡が消えなくなります。
- 消しゴムで消すときは、最初から力を入れすぎず、ゴムで柔らかく擦って鉛筆跡を削りながら吸着させる。
- 鉛筆もほどよい筆圧を心がける。
黒くなるのを防ぐ消しゴムの特徴とおすすめ商品の紹介

普段何気なく使っている消しゴムですが、消し後を黒く汚さないためにはどんなタイプの消しゴムを選べばいいのかみていきましょう。
- 柔らかい消しゴム
- 細かい部分を消せる消しゴム
- 練り消しゴム
柔らかい消しゴム(モノ、モノエアタッチ、ダブルエアイン)
消しゴムで紙を黒く汚さないためには、力を入れずに消すことができるゴムが比較的柔らかいタイプを選びましょう。
お店では様々な形状のものや消し心地や消しカスのまとまり具合などの違いをアピールしていますが、売られているほとんどの消しゴムはプラスチック消しゴムです。
プラスチック消しゴムは鉛筆やシャーペンで書いた文字を消すのにとても適していますが、その中でも柔らかい消しゴムを選びましょう。
柔らかい消しゴムだと強く擦る必要がないので、鉛筆の芯の粒子を紙に押し込めることなく吸着することができますし、紙を傷めることもありません。
また広範囲を消すときも、力がそれほどいらないので楽チンです。
細かい部分を消せる消しゴム(カドケシ、ホルダー消しゴム)
細かい部分が消せる消しゴムにはスティックタイプがありおすすめですが、ここでは「カドケシ」を紹介します。
カドケシは10個のキューブが立体的にあつまったデザイン性のある消しゴムですが、このデザインはいつでも角を使って細かい所もきれいに消せる実用性の高いものです。
普通の消しゴムは使っているうちに丸くなってだんだんと細かい所が消しにくくなりますが、カドケシは角が28個と多いので消しゴムの角だけで消し続けているようなものです。
また、角は紙との接触面が少ないため、消しゴムが汚れる部分も少ないので紙を黒く汚してしまうことはないというのがこの消しゴムのおすすめポイントです。
しかしこのカドケシ、使い方に注意が必要です。

宣伝文句に「使っていくうちに次々新しいカドが現れるので、細かい部分をいつも快適に消すことができます。」とありますが、どうやら自然に角が現れるわけではなさそうです。
くっついた2つのキューブの2面の角と辺を均等に減らしていくのが次なる角を現すコツらしいです。
カドケシの使い方を編み出したサイトがありましたので、ぜひ参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓
カドケシの使い方(坂下ナオヒラが活動のブログ)
練り消しゴム(シード、ホルベイン)
練り消しゴムは、デッサンや製図など専門性の高い用途で使われますが、気軽に絵を描きたいときでも持っていると助かるアイテムです。
絵を描くときは、広範囲を消したり、細かい部分を修正したりと様々な消し方が必要なので先ほどのプラスチック消しゴムやカドケシなど、いくつかの消しゴムと組み合わせて使うといいと思います。
普通の消しゴムが紙を擦って鉛筆の芯の粒子を吸着させるのに対して、練り消しゴムは上からポンポンと軽く押さえて鉛筆の粉を吸着します。
紙を擦らないので消しカスが出ないし紙を傷めません。
擦らないということは紙の繊維に鉛筆の粒子を押し込めないということになり、デッサン用の柔らかい鉛筆の粉が広がってもポンポンとまた吸着して消せます。
しかし、練り消しゴムは柔らかいので力を入れて消すことが難しく、濃く書かれた部分を完全に消すことはできません。
本来は薄い線を消したり、絵をぼかしたりするときに使います。
吸着した部分は黒くなるので、練ったり伸ばしたりして形状を変えてきれいな部分を出して使います。
普通の消しゴムは使うと消しカスを出しながら減っていきますが、練り消しゴムは汚れをとりこんだままなので、気が付くと真っ黒になっています。
真っ黒なまま使うと、ある日突然紙が黒く汚れてしまう可能性があります。
そこで、練り消しゴムは少しずつちぎって使い、真っ黒になったら次のものにとりかえるようにしましょう。
練り消しゴムは10秒ぐらい練って柔らかくしてから使います。
乾燥すると固くなるので、専用のケースに入れるなどして保管します。
≪練り消しゴムの保管≫
- 乾燥させない
- 光を当てない(暗所)
- 温度の変化を避ける(常温)
まとめ
- 消しゴムで消した時に紙が黒く汚れてしまう原因は、消しゴムについた汚れである。
特に、手汗や手の脂がつくと紙に書かれた鉛筆の芯の粒子を吸着することができない。 - 消しゴムで消した時、黒くなるのを防ぐ3つの対策
★消しゴムの黒くなった部分を取り除く(消しゴムの汚れを紙に移さないため)
★消しゴムのスリーブを外さない(消しゴムに手汗や手の脂をつけないため)
★強い力で消さない(紙の繊維に鉛筆の粒子を押し込まないため) - 黒くなるのを防ぐ消しゴムの特徴
★柔らかい消しゴム(力を入れずに鉛筆の粒子を吸着することができる)
★細かい部分が消せる消しゴム(紙との接触面少ないので消しゴムにつく汚れが少ない)
★練り消しゴム(絵を描くときなど持っていると便利)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今までは予期しないときに黒く汚れてしまって困っていたと思いますが、これからは記事にあった対策をしてちょっと気をつけるだけで快適に使うことができると思いますよ☆