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スポーツ推薦ってわからないことや不安が多いですよね?我が家にも中2の息子がいますが、スポーツ推薦を考えているようです。
息子なりに考えていたみたいですが、
と親は心配になってしまいます。これでは「まずい」と思い、早速情報収集を始めました。
調べた結果、スポーツ推薦入試にはメリットもありますが、リスクも伴うということが分かりました。
- 【メリット】について
- ほとんど受験勉強をしなくてもよい
- 入学金や授業料が免除される
- 環境が整っている
- 大学までの進路が確保できる
- 【リスク】について
- 学力向上には向かない
- 維持費がかかる
- 怪我をする可能性
- 進路の選択肢が少なくなる
お子様とメリットとリスクについてをしっかり話し合い、理解してから決断しましょう。
この記事ではスポーツ推薦の高校入試について以下3点ついて調べました。
- スポーツ推薦のメリットとリスク
- スポーツ推薦の3つの方法と5つの条件
- 私立と公立の違いについて
スポーツ推薦で悩んでいる保護者のあなたへ、わかりやすくまとめました。お子様も、ご両親も充実した高校生活、夢への第一歩を選択できるようにお手伝いいたします。
スポーツ推薦での高校入試のメリット
スポーツ推薦では必ずメリットとリスクを考慮した決断が必要です。 まず、メリットについてみていきましょう。
ほとんど受験勉強をしなくてもよい
一番のメリットはスポーツ推薦入試はほとんど受験勉強をしなくてもよいことです。もちろん多少なり学校側からの課題があり学力の維持は望まれますが、普段の授業をしっかりと受けていれば全く問題ないでしょう。
メリットの内容
- その高校の成績の基準より下の生徒が多い
- 入学試験でも基準点数を大幅に下げてもらえる
- 授業も案外優しくなる
※私立、公立、推薦の方法によっても異なります。
入学金や授業料が免除される
特待生とは(高校側が費用の免除をしてでも入学してほしい生徒)
【免除対象】
- 入学金、授業料、寮費の免除
- その他の諸費用免除
- ※これらのどれか一つという場合
- 「全てを免除します」という場合
- 本来の入試で言うと、専願にしてくれたら入学金だけ
- 入試時のテストの点数が上位3位以内であれば全額免除
【絶対条件】
スカウトから声をかけられること
「特待生」としてスカウトされても、全員が学費免除などの金銭的な援助を受けられるわけではないことを理解しておきましょう。
環境が整っている
スポーツ推薦を率先して行っている高校
- 競技に特化した時間割やカリキュラムが組まれている
- 周りの良い人材がさらなる高次元の環境を提供
- 各地域からの猛者が集まる
よって↓↓↓
環境によりレベル、スキルアップが加速的
大学までの進路が確保できる
ほとんどの高校がその競技の大学への進路のパイプがあるのがスポーツ推薦です。 高校で活躍できれば大学までの進路、進学先が確保できます。 将来の見通しもたてやすくなります。
スポーツ推薦のリスク
良い面だけを見ていると後で 「そんなはずじゃなかった」「あの時しっかり見ていれば・・・」とならないためにも、リスクも知っておきましょう
学力向上には向かない
メリットもありますが、リスクもあります。そのクラス(学校の学力ではなく)にあった授業が展開されます 。
維持費がかかる
競技を部活動を続けるには費用が掛かります。高校によって異なりますので、高校のHPなどで調べておきましょう。
- 場合によっては月に何万円もの部活動への寄付
- 学校にかかる入学金や授業料
- その他の諸費用が免除になる「特待生」でも、部活動の費用は別という場合もある
- 消耗品、トレーニングのアイテム、サプリメントやプロテインなどの私物
- 遠征費(海外もあり)や合宿費用
実際に通って先輩などから月の支出などを調べて、ある程度は準備しておきましょう 。
怪我をする可能性もある
競技にケガはつきものです 。ケガをしたからと言って「退学です」とは言われません
と言われます。体を動かしたくても無理だと医者から言われ、3年間活躍できなくなり、退学するを選ぶ可能性も考えておきましょう。
進路の選択肢が少なくなる
どこの大学でもパイプが強いのかというとそういうわけではありません 。高校教師の推薦で持ってくる資料の実績はもちろん事実ですが、進路の選択肢が少なくなる(場合によっては1本になる)可能性もあります。
スポーツ推薦を受けるには?【3つの方法と条件】
スポーツ推薦の高校入試の3つの方法を詳しくみていきましょう。
方法➀:高校からのスカウト
高校のスカウトから直々に高校入学のお誘いがあり、スポーツ推薦として一番有名な形であり、ハイパフォーマンス型です。
最低条件
- 全国レベルの大会に出場
- 団体競技、個人競技も県大会の上位に入賞、候補
- 個人として県の選抜チームなどに選出される
- 注目選手として名前が挙がる
- 地区大会で活躍した程度ではスカウトから声がかかることはほとんどない。
- 声がかかることもありますが、県大会上位レベルの強豪校からのスポーツ推薦ではないことが多い。
時期、流れ
スカウトのスポーツ推薦の多くが他の高校に引き抜かれることを避けて、早めに中学の顧問とコンタクトを取ります。
- 早ければ2年生
- 結果を出した大会直後
- 3年生の夏の大会終了後まで
特待生
高校側が我が校で是非とも活躍してほしい、今後も活躍が確実に期待できるレベルの生徒です。入学金、授業料免除、筆記試験免除などの有待遇があります。
方法②:練習会、オーディション、選抜
高校の部活動やオーディションからもスポーツ推薦を勝ち取ることができます。行きたい高校の部活の顧問の先生へアピールをします。
高校部活の顧問の先生へのアピールの機会
- 自分の行きたい高校の部活に参加(事前に高校の顧問に連絡)
- 高校が主催の学校説明会やセレクションなど
- 中学校の競技の団体が主催する選抜練習会
- 1度目の参加であまり自分の力が発揮できなかった場合でもまた部活に参加したい意思を伝えると再び参加できることもあります。
- 地方出身者はスカウトが行きにくから、アピールの場は少な目です。
- 競合校の練習は自身のレベルアップにもなります。
時期、流れ
- 2年生の時期から行動する人もいる
- 高校の練習会も2年生の頃から繰り返し参加
- ほとんど中学3年生の夏休みに高校から声がかかる
- 内定決定の時期は3年生の秋が一般的
この方法は特定のスポーツ推薦枠の人数を超えてしまうとスポーツ推薦をもらえる確率は0になります。なぜなら
- スカウトから声をかけられる生徒以外のスポーツ推薦枠は早い者勝ち。
- 高校側は一度スポーツ推薦を出してしまうと取り下げることができない。
- 規定の人数に推薦を出してしまうと後からどれだけ優秀な選手が来てもスポーツ推薦を出せない。
- 私立高校の強化部の場合は多少融通が利くかもしれませんが、早く行動したほうが良い。
方法③:自己(他者)推薦
自己推薦は、中学校教師(顧問)が高校へ打診することです 。 他者推薦は、他校の先生が高校の先生へ情報提供をします。
自己推薦型のスポーツ推薦は上の2つとは少し違い、スポーツ推薦入試を行っている高校に自己推薦で受験します。
時期、流れ
公立高校
- だいたい推薦入試の時期である1月後半~2月前半に実施
私立高校
- 各高校によって日程が異なります。特に県外の私立高校へ推薦される場合は日程をしっかりと把握
本指名の生徒ともう一人を推薦扱いにしてくれるという仕組みについて
B君とは、選手としての力があまり無く、学力も低いため、その高校の推薦基準には達していない生徒で、中学校の教師からすると進路に困っていた生徒です。
B君はレギュラーになれないという事です。そもそも高校はA君を欲しがったわけで、B君はいわばオマケです。進路の先生を疑うわけではありませんが、絶対レギュラーを取れるわけではないということです。
学力試験や面接や実技試験などが伴うことがあります。スカウトや練習会やオーディションはほぼ確実に合格できますが、この自己推薦では確実に合格できるかは決まっていません。
スポーツ推薦には条件もある
スポーツ推薦にはすべてに共通する条件があります。
➀大会などで成績を残すことが大前提
国際大会、全国大会、地方大会などの大きな大会で結果を残せた人です。
②その高校の学力に相当する学力がある
勉強しなくても合格できるわけではないんです。
スポーツ推薦入試の場合
- 面接・実技試験
- 学力試験
推薦をした高校側が望む生徒
- 文武両道
- 勉強もスポーツも頑張る生徒
- まじめな模範生として頑張ってくれる生徒
- 成績が一定以下
- 定期試験で悪い成績の場合には留年の対象
- 高校を卒業できない
- 高校側から断られてしまう
③体育の成績が規定以上である
なんてことも結構あるんです
④高校入学後もその部活を3年間続けることができる
そのスポーツが得意だということで、今後3年間そのスポーツでのさらなる成長を期待されて推薦されるので、高校在学中の3年間はその部活を続けなくてはなりません。
やめにくい理由も?
- 中学と高校の関係も悪くなり、次年度からスポーツ推薦者自体を受け付けなくなる可能性
- 中学の部活の顧問、クラブチームのコーチの面子
答えは、必ず辞めなくてはいけないというわけではありません。以下2点をクリアすれば「普通に生徒」になります。
- 入学時に入学金を普通通り払っている
- 入学金が免除された場合は払ってしまう(高校によって詳細は異なる)
スポーツ推薦で入学・入部したわけなので、途中で退部してしまったらかなり辛い思いし、学校に居づらいということもあります。
スポーツ推薦で入学しても、「3年間部活を辞めません!」と文書で契約を交わすわけではありません。ただの口約束なので、無理をしてまで続けてしまっては体も心も壊れてしまいます。どうしても部活を続けることが難しかったら、退部してしまっても大丈夫です。別の高校に編入する生徒もいます。
⑤部活動以外、普段の学校生活もしっかり取り組んでいる
スポーツ推薦を受けたいと考えているお子さんは部活はもちろんですが、普段の学校生活もしっかりと取り組んでいなければなりません。
スポーツ推薦の私立高校と公立高校の違い
都道府県や高校によって違いはあります。
私立高校(学校法人) |
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公立高校 |
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まとめ
スポーツ推薦のメリットとリスク
メリット | リスク | |
学力 | 特別クラス、学力低め | 学力向上には不安あり |
学費、維持費 | 特待生免除あり | 寄付や遠征などの出費あり |
環境 | 特別カリキュラム、高次元 | 部活をやめにくい |
選手、レギュラー | 結果次第 | 必ずレギュラーではない |
進路 | 大学への強いパイブ | 大学の選択肢が少ない |
スポーツ推薦入試を受ける前に高校について事前に確認しておくこと
- スポーツ推薦者の進路実績
- 特定の大学に多くが偏っている場合、違う大学へ本当に行けるのかどうか
- クラス編成
- 学費や維持費などにかかる費用
高校のスポーツ推薦の3つの方法と5つの条件
3つの方法 | 5つの条件 |
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進路選択は人生の重要な選択ということをしっかりとお子さんと話し合いましょう 。普段から先輩や学校の先生などから情報を集めておくといいですね。そして、まだ、迷っている段階で簡単に返事をしてはいけない事を家族で徹底した方が良いと思います。 この記事を読んでスポーツをしているお子さんの保護者のお力になれれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。