日常の悩み

こたつは買わない方がいい?見落としがちなデメリットと後悔した人の体験談

当サイトにはプロモーション広告が含まれております。

こたつが欲しいと思っていても、いざ買うとなると少し迷ってしまいませんか?

こたつを置くと部屋が狭くなっちゃうかも。掃除も大変そうだし。

確かにこたつは、設置に場所をとったり、お掃除が面倒なイメージありますよね。買ってから後悔したくない・・・その気持ちわかります。

こたつがいるのかいらないのかに関しては、

人による!

というのが正直な答えです。

もっと言えば、ライフスタイルに合わせて考える必要があります。

また、こたつのデメリットを十分に理解していないと、購入後に結局無駄になってしまうことも。

そうならないためにも、よく検討してから購入する必要があります。

こちらの記事では、

  • こたつのメリットとデメリット
  • こたつをやめた人の体験談
  • こたつではなくホットカーペットにした場合の良い点悪い点
  • レンタルサービスを利用してこたつを使ってみる

などをご紹介します。

買ってから後悔しないためにも、ぜひチェックしてみてください。

こたつは買わない方がいい?デメリットを知っておこう

こたつを買ったあと後悔しないためには、まずデメリットを理解する必要があります。

主なデメリットは次の5つ。

  1. 設置や収納に場所をとる
  2. 掃除に手間がかかる
  3. 時間を無駄にしてしまう
  4. けがの危険性がある
  5. 火災の恐れがある

それでは詳しく見ていきましょう。

①設置や収納に場所をとる

こたつを購入する前には、まず設置場所と収納スペースを確認する必要があります。

設置場所

こたつで一番人気の形は長方形。

天板の大きさが105×75㎝のこたつと240×200㎝のこたつ布団を部屋に設置した場合のイメージは、次のようになりました。

4畳半の部屋には少し大きいようです。6畳でピッタリサイズ、8畳ならゆったりと使えそうですね。

このように、実際に部屋に置いてみたら以外に大きかった!なんてことも・・・。

購入する前には、こたつ布団の大きさも考慮したスペースを確保しておくことが大切です。

収納スペース

こたつ本体とこたつ布団、それぞれ収納する場所を確保しなくてはいけません。

【こたつ本体】
  • 幅・高さは天板の大きさ分が必要
  • 厚さは最低10㎝程度(脚を折り畳んだり取り外して収納する)
テーブルとしても使えるこたつなら、季節に関係なく使用できます。収納スペースのことを考えなくて済むのでありがたいですね。

【こたつ布団】

こたつ布団は、ホコリなどの汚れがつかないようにケースや袋に入れて収納しますが、これが案外場所をとります。

収納カバー 幅100×奥行70×高さ40㎝程度
  • 重ねて収納できる
収納ボックス

幅40×奥行75×高さ30㎝程度

  • 幅は省スペースで収まる
  • 重ねて収納できる
布団圧縮袋 幅40×奥行75×高さ30㎝程度
  • 厚みは省スペースで収まる
一般的な押入れの実質のサイズは、間口約170㎝、奥行約80㎝です。上下に仕切られていますが、高さは上が100㎝、下が80㎝程度です。

②掃除に手間がかかる

こたつは、とても汚れやすい場所です。

小さなお子様やペットがいるご家庭は、特に汚れが気になりますよね。

  • 食べこぼし等の汚れ
  • ホコリが溜まりやすい
  • 臭いが気になる
  • ダニやカビが発生する

こまめにお掃除をしないと衛生面が心配ですし、ホコリが溜まることで火災の危険性もあります。

普段の掃除

  • 掃除機をかける
  • 天板と脚を拭く
  • こたつ布団を天日干しする(週に1回程度)
  • ヒーターのホコリを取り除く
いつものお掃除と一緒に行い、日頃から清潔に保っておきましょう。

入念な掃除

  • ヒーターを分解してホコリを取り除く(分解できないタイプのものもあるので取扱説明書の確認が必要です)
  • こたつ布団をクリーニングまたは洗濯する
おすすめは2回!こたつを出す時としまう時に行うとよいですよ。



③時間を無駄にしてしまう

こたつに入るとついダラダラと過ごしてしまい、気付けばすごく時間が経っていたなんて経験ありませんか?

こたつから出たくない主な理由は、

  • こたつの中と外の温度差
  • 眠くなってしまう

の2つです。

こたつの中と外の温度差

こたつの中と外では、かなりの温度差があります。

中に入っているとき
  • 暖かくて気持ちいい
  • ずっとこのままでいたい
外に出たとき
  • 寒くて不快な気持ちになる
  • 暖かいところへいきたい

こたつの中は暖かくて快適なので、寒くて不快な外へ行きたくなくなるのは当然のこと。

大切な用事や強い意志がない限り、なかなかこたつから抜け出せなくなってしまいます。

眠くなってしまう

また、長時間こたつで寝ると体がだるくなりますが、これは脱水が主な原因。

睡眠中に大量に汗をかき脱水症状になると血液がドロドロになり、心筋梗塞や脳血栓などの重篤な病気を発症するリスクが高まります。

高齢者や生活習慣病の持病をお持ちの方は、特に注意しましょう。

④けがの危険性がある

こたつは、家庭内での思いがけないけがを招く恐れがあるため、誤った使い方をすると、次のような事故やけがにつながります。

  • 低温やけど
  • つまずいて転倒
  • 天板の落下による負傷

低温やけど

約40℃~50℃と比較的低い温度のものに、皮膚が長時間あたり続けることで起こります。

赤みや痛み、水ぶくれになり、治りにくいうえに傷跡も残りやすいのが特徴です。

寝返りのできない赤ちゃんや皮膚感覚の鈍っている高齢者、泥酔している時などは特に注意が必要です。

コードやこたつ布団につまずいて転倒

こたつは、コードやこたつ布団につまずいて転倒する恐れがあります。

日頃から危険箇所をチェックして、転倒しないよう対策を講じておくことが大切です。

よちよち歩きの赤ちゃんや運動機能が低下している高齢者は、特に注意したいですね。

天板の落下による負傷

天板がずれるなどして落下し、けがをするケースがあります。

お子さんが天板の上に乗って遊んだりしていると、徐々にずれて落下!

上に乗っていたお子さんはもちろん、もし家族がこたつで寝ていたら、人の上に天板が落ちてとても危険です。

⑤火災の恐れがある

【こたつから発火する原因】

  • 衣類等がヒーターに接触する
  • コードやスイッチがショートする
  • ヒーター部分にホコリが溜まる
  • ライター等が高温になり爆発
  • こたつ布団等がヒーターに接触

こたつは直接火を使うわけではないので、火災は発生しにくいとだろうという油断や誤解がありますが、実はそうではありません。

上記に挙げた発火原因はほんの一部で、使い方を誤れば思いがけないことが火災につながってしまいます。



こたつを使うといいこともある!メリットとは?

こたつは欠点ばかりではありません。

  1. 電気代が安い
  2. 空気の汚れや乾燥が気にならない
  3. 頭寒足熱で健康的
  4. 家族団らんの時間が増える

もちろん、このようなメリットもあります。

①電気代が安い

製品やサイズにもよりますが、こたつは他の暖房器具に比べると電気代を安く抑えることができます。

少しでも電気代が節約できれば家計は助かりますよね。

そこで、家庭用暖房器具(パナソニック社製)の電気代を比較してみました。

家庭用暖房器具 消費電力量 電気料金
電気かけしき毛布 75kWh 2円
こたつ 198kWh 6円
電気カーペット(2畳相当) 229kWh 7円
エアコン(6畳用) 470kWh 15円
セラミックファンヒーター 1250kWh 39円
電気料金=消費電力量(kWh)×目安単価(31円/kWh)

参考:全国家庭電気製品公正取引協議会「目安単価」

電気料金だけでみれば電気かけしき毛布が一番安いですが、複数人が温まれる暖房器具で比較した場合は、こたつが一番となりました。

②空気の汚れや乾燥が気にならない

こたつは、石油ストーブなどと違い空気が汚れず、臭いも気になりません。

また、部屋全体を暖めるわけではないので、空気が乾燥しないという点もうれしいですね。

部屋の空気が乾燥すると・・・

  • 肌トラブル
  • ドライアイ
  • ドライマウス
  • 風邪やウイルスに感染しやすくなる(バリア機能が弱まる)

といった心配があります。

こたつは部屋の湿度に影響を与えないので、その点は安心です。

③頭寒足熱で健康的

こたつは、体に優しい暖房器具ということが言えます。

頭寒足熱・・・頭を冷やして、足を温める。

頭寒足熱には、次のようなメリットがあります。

  • 足が温まって血流が良くなる
  • 身体を効率的に温めることができる
  • 冷え性が緩和される
  • 頭が涼しく集中力がアップする

頭寒足熱は、特に東洋医学の分野では健康に良いとされています。

④家族団らんの時間が増える

こたつは暖まるだけではなく、家族とコミュニケーションをとるのにはもってこいのアイテムです。

こたつを囲んでみんなで食事をしたり、ホッと一息ついたり・・・。向かい合って座ると、自然と会話もはずみますね。

こたつは人が集まるためのスポット的な役割を果たしてくれます。



こたつをやめた人の体験談

こたつをやめた人のリアルな体験談をまとめてみました。

こたつをやめて正解だったと感じている人

こたつは「掃除が面倒」という声や「動けなくなるから嫌」という意見が多かったです。

また、出したりしまったりするのも大変だから、いっその事やめてしまうという人もいました。

こたつをやめて後悔した人

こたつをやめて後悔している一番の理由は“寒い”ということ。思い切ってやめたのはいいけど、やっぱりこたつの温もりが恋しくなってしまうみたいです。



こたつをやめてホットカーペットにしたら?

こたつとホットカーペット、どちらも足元から暖めてくれる暖房器具だけど、使った時にどんな違いがあるのかなあ?

換えてから後悔したくないし、どちらにしようか悩みますよね。

こたつをホットカーペットに換えた場合の良い点と悪い点をご紹介しますね。

ホットカーペットに換えると良い点

  • 部屋が広く使える
  • 見た目がスッキリする
  • インテリアの邪魔にならない
  • 掃除が楽になる

こたつはどうしても圧迫感を感じやすいですよね。狭いお部屋の場合は、特に窮屈に感じます。

その点、平面状のホットカーペットはスッキリとしてお部屋も広く見えます。

また、掃除機をかけるのも楽チン。こたつのように掃除に手間がかからないのもうれしいですね。

ホットカーペットに換えると悪い点

  • 真冬のホットカーペット単独は寒い
  • 電気代が高くなる

やはりホットカーペット単独では少し寒い気がします。

この点は、ひざ掛けや毛布を一緒に使うことで解決しそうですね。

電気代に関しては、こたつの方が安いので、どうしても少し高くなってしまいます。



こたつを買うか迷ったらレンタルサービスがおすすめ!

こたつを買うかどうか迷ったときは、試しに一度使ってみてはいかがでしょうか?

実際に使ってみることで使用感がわかり、必要かどうか判断しやすくなります。

その方法は、こたつのサブスクリプション!

最近、さまざまなサブスクが登場していますよね。定額料金でいろんな製品やサービスを利用できるので、とっても便利!

そんなサブスクが、こたつにもあるんです。

おすすめのレンタルサービスは次の3つ!

CLAS(クラス)

おしゃれな家具や家電をリーズナブルなお値段でレンタルすることができます。

CLAS公式サイト

subsclife(サブスクライフ)

機能的でデザイン性の高い家具・家電が豊富。

subsclife公式サイト

airRoom(エアールーム)

一人暮らし用から家族用サイズまで、幅広いラインナップが魅力。

airRoom公式サイト

こたつの購入を迷っている方はもちろん、こたつは欲しいけど収納場所がなくて困っているという方も、使いたいときだけレンタルすればお悩み解決ですね。



まとめ

こたつを購入する前には、メリットデメリットをよく理解し、あなたの生活スタイルと照らし合わせて考えることが大切です。

メリット

  • 電気代が安い
  • 空気の汚れや乾燥が気にならない
  • 頭寒足熱で健康的
  • 家族団らんの時間が増える

デメリット

  • 設置や収納に場所をとる
  • 掃除に手間がかかる
  • 時間を無駄にしてしまう
  • けがや火災の危険性がある

こたつをやめてホットカーペットにする場合は、それぞれの良い点・悪い点を確認してから、最適な方を選びましょう。

また、こたつを購入するか迷ったときは、レンタルサービスを活用して、試しに使ってみるのもおすすめですよ。

あなたにとってこたつは必要なものなのか、きっとベストな選択ができるはずです。