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たけのこご飯や煮物など、春野菜の代表として多くの人に食べられているたけのこ。
私もたけのこご飯大好きなので、普段ご飯をお代わりすることはないのですが、たけのこご飯の時は最低でも2杯は食べてしまいます(;´∀`)
そんな私も大好きなたけのこですが、食べた後にニキビが出来たり肌が荒れてしまったという声をよく聞きます。
果たして肌荒れの原因はたけのこによるものなのでしょうか?
結論から言うとたけのこは食べ過ぎると肌荒れの原因になります。
ぶっちゃけ小鉢にひと盛り程度って結構少ないですよね💦
適切な摂取量はアレルギー体質の方や健康的な人によってだいぶ違いがあるのであくまでも参考程度に判断してくださいね☆
たけのこを食べて肌荒れしてしまったというあなたにこの記事では
- たけのこの食べ過ぎによって肌荒れする3つの原因
- たけのこを食べる際の2つ注意点
- たけのこに含まれる3つの美肌成分
についてお話ししたいと思います。
肌荒れの原因になってしまうたけのこですが正しい調理方法で食べ過ぎなければ美肌効果がある食材ともいわれています。
この記事を読んでお肌トラブルとはおさらばしちゃいましょう♪
たけのこの食べ過ぎによって肌荒れする3つの原因
たけのこの食べ過ぎによって肌荒れしてしまう原因は3つあります。
- アクの強い食べ物だから
- 食物繊維の摂りすぎて便秘になってしまうから
- たけのこに含まれる仮性アレルゲンによるもの
理由①アクの強い食べ物だから
- 体がアクを有害なものと判断して排出するため毛穴を詰まらせる
- アクに含まれるホモゲンチジン酸によってメラニン色素が増え、シミやそばかすなどが発生する原因になる。
普段毛穴は肌を保護する皮脂を分泌する役割があります。
しかし、アクの強いたけのこをたくさん食べてしまうと、毛穴はアクのような人間に有害な物質を排除しようとし、それが毛穴に詰まってしまうことでニキビや肌荒れの原因になってしまうのです。
ホモゲンチジン酸
ホモゲンチジン酸は、ゆでたたけのこについている白い粉のチロシンという成分が酸化したもので、それ自体は食べても特には問題はありません。
しかし、たくさん食べることによって体内のメラニン色素が増えるので、シミやそばかすなどの原因になります。
理由②食物繊維の摂りすぎて便秘になってしまうから
-
たけのこに含む不溶性食物繊維を過剰に摂取すると、便が水分を吸収しすぎて便秘を悪化させる
-
便秘によって発生した腐敗物質が汗や皮脂と一緒になって体外に出る際に肌の刺激になるので肌荒れが起こる
一般的に食物繊維は整腸効果や便秘改善に効果があると言われています。
しかし、不溶性食物繊維であるたけのこは過剰に摂取してしまうと便が腸内の水分を吸収しすぎてしまい大きく硬くなってしまうので便秘を悪化させてしまうのです。
不溶性食物繊維とは
体の中の水分を吸収して便のカサを増やすことによって、腸内活動を活発にして便通を促進する働きのある食べ物のこと。
たけのこ、ゴボウ、豆類などがある
便秘になると体外へ排出すべき便が溜まるので腸内の悪玉菌が腐敗物質を発生させてしまいます。
腐敗物質は血液を介して全身に巡り、汗や皮脂と一緒に体外へ出ようとするので、それが肌の刺激となって肌荒れが起こるのです。
理由③たけのこに含まれる仮性アレルゲンによるもの
- たけのこを食べて湿疹が出たり、肌荒れがするのはアレルギーに似た症状を起こす物質(仮性アレルゲン)が原因として考えられる。
- 何かしらのアレルギーがある方は湿疹や肌荒れなどの症状が出やすい。
肌荒れなどの症状は、アレルギーとは違った仕組みで起こる反応でたけのこに含まれるヒスタミンという物質がアレルギーに似た症状を引き起こします。
仮性アレルゲンの場合は、通常のアレルギー反応とは違い、アナフィラキシーといった重い症状を起こすことはまれと言われています。
たけのこを食べる際の2つの注意点
前項でもお話ししたように、たけのこには肌荒れを引き起こす物質が含まれていますが、摂取量や正しい調理方法を行えば安心して食べることができるのでこれからご紹介したいと思います。
1日の摂取量は150g(小鉢1杯程度)
日本人の1日の食物繊維の摂取量の目安は約20gとされています。(引用元:大塚製薬)
たけのこに含まれる食物繊維は100gあたり約3g含まれています。
他の食事からの摂取量も考慮したけのこだけからなら一日5gほどの食物繊維の摂取が十分と考えられるのでたけのこ150gの摂取(小鉢1杯程度)が適量だと考えられます。
しっかりアク抜きをする
実はたけのこは掘りたてのものならアクやえぐみが少ないのですが、時間が経つとアクが強くなっていきます。
そのうえ、しっかりとアク抜きをしないと肌荒れの原因にもなってしまうので、手に入れたらすぐにした処理をしてアクを抜くことが大切です。
そこで正しい下処理方法の手順についてお話していきたいと思います。
材料
- たけのこ
- 生のお米…1/4カップ
- 塩…小さじ1
- 水…たけのこがかぶる量
手順
- 皮つきのたけのこは包丁で縦に切れ目を入れ、先端を斜めに切って皮をむく。
- 皮をむいたら縦半分に切る。
- 鍋にたけのこ、水、生米を入れて沸騰させる。
- 吹きこぼれに注意しながら竹串がスッと通るまで約20~30分ゆでる。
- 冷めたら水で洗って完了!
たけのこの保存方法
たけのこは保存中にどんどん水分が抜けてスカスカになってしまう恐れがあります。
ですが正しい方法で保存すれば
- 冷蔵保存の場合は5日から1週間
- 濃い塩水漬けにして冷蔵庫で1か月
- 瓶詰めにすると常温保存でなんと1年保存ができるのです。
冷蔵で保存
- アクを抜いたたけのこをカットする。
- 保存容器またはジップロックにたけのこが浸る程度の水とたけのこを入れる。
- 密閉して冷蔵庫で保存。
水は毎日交換し、新鮮な状態を保ちましょう。
冷凍で保存
- アク抜きをしたたけのこの水気をしっかりふき取る。
- 厚さ5㎜以下になるようにカットする。
- 冷凍用保存袋にたけのこを入れ冷凍する。
塩漬けで保存
- アクを抜いたたけのこの水気をしっかりふき取る。
- たけのこに塗るように塩をまぶす。
- 塩を敷いた保存容器にたけのこを入れさらに上から塩をまぶす。(たけのこの重量に対して1/4程度の重量の塩を使用する)
- しっかりと密閉し、冷蔵庫で保存する。
時間が経つとたけのこから水分が出てくるので、その水を捨てて上から塩をまぶしましょう。また、食べる時にそのままだとしょっぱすぎるため、薄い塩水につけて塩を抜いてから使うようにしてください☆
瓶につめて保存
- アク抜きしたたけのこをカットする。
- 瓶にカットしたたけのこをなるべくスキマがあかないように詰めていく。
- 大きな鍋に瓶が割れないように、布かすのこ敷く。
- 瓶漬めにしたたけのこを入れ、鍋に入れ、水をそそぐ。(瓶の中の水は満タンに、鍋の水は瓶が浸る程度にそそぐ。)
- 瓶のふたを軽く閉める。
- 鍋に火をかけ、沸騰したら30分煮沸する。
- 火をとめ、熱いうちに蓋を閉める。
- ふたの殺菌をするために、瓶を逆さにして冷ます。
保存期間中は水が濁っていないか確認する。(しっかり殺菌、脱気されていれば水は透明のままです。)
たけのこに含まれる3つの美肌成分
たけのこは食べ過ぎてしまうと肌荒れの原因になってしまいますが、本来はデトックス効果のある栄養素が含まれているので美肌になれる!
たけのこには主に食物繊維、カリウム、チロシンという3つの栄養素があり、それぞれお肌にはとてもいい効果がある成分なのです。
食物繊維
整腸作用や血糖値上昇の抑制、血中コレステロールの濃度を下げる効果が期待できるので、便秘解消になり、腸内環境が整うのでお肌がきれいになります。
カリウム
塩分の吸収を抑制するので体内の水分バランスが整い、お肌の乾燥を防いだり、むくみ改善にも効果が期待できます。
チロシン
チロシンはたけのこについている白い粉でこの成分はお肌にではないですが、メラニンに働きかけるので美しい黒髪を育てる効果が期待できます。
まとめ
- アクの強い食べ物だから
- 食物繊維をとりすぎて便秘になってしまうから
- たけのこに含まれる仮性アレルゲンによるもの
- 一日の摂取量は150gまで(お米一合分)
- ちゃんとアク抜きをする
本来、春野菜代表のたけのこは食物繊維をはじめ、栄養素が豊富に含まれており、美肌に効果的な食べ物です。
しかし、食べ過ぎてしまうと肌荒れや体に悪影響を及ぼすので、1日の適量を把握して食べすぎないように心掛けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。