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妊娠中は食べ物に対して制限があり、チーズは注意が必要と言われていますよね。
その中でも日常でよく食べる機会の多いとろけるチーズは、食べていいものかと心配になることもあるのではないでしょうか。
先に結論を言いますが、
とろけるチーズは妊娠中でも食べれます。
ただし、食べるときに注意しなくてはならないこともあります。
そこでこの記事では、
- 妊娠中でもとろけるチーズは食べれるのか？
- 妊娠中に食べてはいけないチーズ
- 妊娠中に食べても大丈夫なチーズ
- 妊娠中にオススメしたいチーズ
についてみていきたいと思います。
とろけるチーズが妊娠中でも食べれるのか、何に注意しなくてはいけないのかを理解し、安心してチーズを堪能して下さいね！
妊娠中でもとろけるチーズは食べれるのか？
妊娠中、とろけるチーズは食べれます！
ただし、注意しなくてはいけないこともあるので確認していきましょう。
スライスチーズはそのまま食べれる
スライスタイプのとろけるチーズは、そのままでも食べれます。
なぜなら、プロセスチーズで作られているからです。
プロセスチーズは製造工程で加熱殺菌処理されているので、生で食べることも可能です。
プレーンなものの他に、ナチュラルチーズをブレンドしたものや、バターやガーリックのフレーバーを楽しめるものもあります。
ピザ用チーズは加熱が必要
ピザ用チーズは加熱しないと食べれません！
生のまま食べると危険な場合もあるので注意しましょう。
ピザ用チーズ（シュレッドタイプ）はナチュラルチーズを細かく柵状に加工したチーズです。
原料に使われているナチュラルチーズは、生で食べるとリステリア菌やトキソプラズマに感染する恐れがあるので加熱して食べましょう。
『加熱用』と記入されているとろけるチーズ（シュレッドタイプ）は、しっかりと加熱してから食べて下さい。
どちらのタイプも、加熱することで妊娠中でもとろける食感を味わうことが出来ます。
妊娠中に食べてはいけないチーズ
厚生労働省から発行されている、「食べものについて知っておいてほしいこと」でも紹介されている通り、妊娠中はナチュラルチーズは避けた方がいいとされています。
ナチュラルチーズは製造過程では加熱殺菌処理されていません。
なので、妊娠中のリスクになるリステリア菌やトキソプラズマが含まれている可能性があります。
- リステリア菌による食中毒は流産や早産の原因になることがあり、また母体が軽症であっても胎盤を経て赤ちゃんに感染した場合、赤ちゃんが低出生体重児になる可能性や敗血症や髄膜炎、運動・神経障害の原因にもなりえます。
- トキソプラズマは、胎児が先天性トキソプラズマ症となり、同じように流産や低出生体重児、先天性障害を引き起こす可能性があります。
過去に日本国内でリステリア菌による食中毒の報告例はありませんが、念の為注意が必要です。
ナチュラルチーズには以下の７つのタイプがあります↓↓
- フレッシュタイプ
- 白カビタイプ
- 青カビタイプ（ブルーチーズ）
- セミハードタイプ
- ハードタイプ
- ウォッシュタイプ
- シェーブルタイプ
それぞれ以下で詳しく解説します。
フレッシュタイプ
熟成させないチーズ。他のタイプと比べて水分が多いチーズです。フレッシュという名の通り鮮度が重要で保存期間は短いです。
- モッツァレラチーズ
- クリームチーズ
- カッテージチーズ
白カビタイプ
表面を白いカビでおおい熟成させたチーズ。熟成が進むと中身が柔らかくなり、とろりと流れ出します。生タイプだけでなく、殺菌して長期保存できるタイプもあります。
- カマンベールチーズ
- クロミエ
- バカラ
青カビタイプ（ブルーチーズ）
製造過程で青カビを混ぜて熟成させたチーズ。風味がとても強く味も濃厚、塩味がかなり強いのが特徴です。好みがはっきりと分かれるチーズではないでしょうか。
- ゴルゴンゾーラ
- スティルトン
- フルム・ダンベール
セミハードタイプ
製造過程で加圧し、水分を少なくした比較的硬いチーズ。くせがなく食べやすい。ナチュラルチーズの中でも保存性が高いです。
- ゴーダ
- カンタル
- フォンティーナ
ハードタイプ
製造過程でセミハードタイプよりも水分を少なくした非常に硬質で大きく重量のあるチーズ。セミハードタイプ同様に保存性が高いです。
- チェダー
- ラクレット
- パルミジャーノ・レッジャーノ
ウォッシュタイプ
外側を覆っている皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズ。中はまろやかなチーズですが匂いが強いものが多いです。
- エポワス
- ショーム
- モン・ドール
シェーブルタイプ
「シェーブル」とはフランス語でヤギのことです。ヤギの乳から作られたチーズで、独特の風味が特徴です。黒い炭のついたもの、白カビを表面につけやものもあります。
- ヴァランセ
- クロタン・ド・シャヴィニョル
- プリニー・サン・ピエール
上記に挙げた以外にもナチュラルチーズにはたくさんの種類があります。
国内大手メーカーでは殺菌処理された原乳を使いナチュラルチーズを作っているので、リステリア菌の心配はないです。
しかし、海外から輸入されたチーズは殺菌されていない原乳を使用していることもあるので注意が必要です。できるだけ食べることは避けたほうがいいですが、どうしても食べたいのなら、そのまま食べるのではなく加熱して下さい。
リステリア菌もトキソプラズマも加熱すると死滅すると言われているので、しっかりと加熱してから食べて下さい。
妊娠中に食べても大丈夫なチーズ
プロセスチーズは加熱殺菌してあるので安心して食べれます。
スライスチーズ
トーストに乗せたり、海苔で挟んだり、板状なので色々な用途に使いやすいです。
6Ｐチーズ
CMで話題になった表面をカリカリに焼いて食べる“焼きロッピー”は、誰もが一度は試したことがあるのではないでしょうか？
ベビーチーズ
色々な種類があって迷いますよね。皆さんのお気に入りは何ですか？
キャンディチーズ
一口で食べられるので、ついつい手が伸びてしまいます。気づいたら大量に食べていた！なんてことにならないように食べ過ぎには注意です。
切れてるチーズ
あらかじめカットされているので、食べやすく料理にも使いやすいです。
この他にもプロセスチーズは味の種類も豊富で、ブラックペッパーやナッツ入りのものなど色々なフレーバーがあり、チーズ自体飽きずに楽しめます。
妊娠中にオススメしたいチーズ
成分強化タイプ
貧血予防のための鉄分だけでなく、赤ちゃんの成長に必要とされている葉酸も含まれています。おやつとして食べながら大事な栄養素が摂取できるなんて、嬉しいですね。
他にもカルシウムを強化したベビーチーズもあります。
減塩タイプ
妊娠中だけでなくても、塩分は気になりますよね。 プロセスチーズの食塩相当量は２%前後の物が多く、食べ過ぎなければ問題ない量だと思います。 最近だと、減塩タイプのプロセスチーズもあるので気になる方はそちらを試してみてはいかがでしょう。
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スイーツタイプ
塩分だけでなく脂質も気を付けたいところですが、妊娠中だってスイーツが食べたい！！そんな妊婦さんには、
はいかがでしょうか。
カロリーや脂質が気になる方にオススメです。
まとめ
- とろけるチーズは、妊娠中でも食べれます。
- スライスチーズ（プロセスチーズ）は、生でも大丈夫。
- ピザ用チーズ（ナチュラルチーズ）は、しっかりと加熱して！
とろけるチーズは、妊娠中でも安心して食べれます。
しっかりと加熱してとろける食感を楽しんでください。
もちろん美味しいからと言って食べ過ぎには気をつけましょう！
妊娠中はよりたくさんの栄養が必要になるので、とろけるチーズを普段から食事に取り入れて、上手に栄養を摂っていきたいですね。
