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こんなお悩みを抱えたことはありませんか?
彩もよくて栄養豊富なイメージのミニトマトは甘くておいしくて、大人も子どももつい食べすぎちゃいますよね。
また、妊娠中の、特につわりの時期は、酸味があって食べやすく、洗ってそのまま食べられるしとっても手軽。
楽に食べられるし、ミニトマトばかり食べてしまう、なんて妊婦さんも多いのではないでしょうか。
実際、私がそうでした(笑)
そして現在、3歳になる娘もミニトマトが大好きです!
そこで出てくる疑問が「ミニトマトを食べすぎると体に悪いのか?」
体が冷える原因になったり、腹痛や下痢の原因になってしまいます。
これはどんな方にも起こりうることです。
ここでは、
- ミニトマトの食べすぎによって起こる体への悪影響!
- 1日何個までなら食べても大丈夫?
- 妊娠中にミニトマトを食べすぎることで起こる悪影響
- 子どもがミニトマトばかり食べたがるお悩み解決!
- ミニトマトの栄養にはメリットも!
この5点を中心に解説いたします!
体への悪影響は妊娠中や子どもに限らず、どのような方にも起こりうることです。
妊娠中の方やお子様へのお悩みのある方は特に、ぜひ最後まで読み進めてお悩みを解決してください!
ミニトマトの食べ過ぎで体に起こる悪影響!
ミニトマトを食べすぎるとさまざまな悪影響が起こります。
- 高カリウム症になり、体が冷え、下痢になる
- 肌が黄色に変色する
- 消化不良による腹痛
- 逆流性食道炎になる可能性がある
- 花粉症を悪化させる原因に
- 結石の原因になる
このような影響が出てきます。
これらを詳しく解説していきます!
体が冷え下痢になる
トマトの食べすぎにより、カリウムが体内に残ると、「高カリウム症」になる可能性があります。
ナトリウムを同量摂取していればバランスが取れるのですが、トマトに含まれるナトリウムの量は少ないため、食べすぎることでバランスが崩れてしまいます。
特に肝機能が低下している場合は、本来排出されやすいカリウムが体内に残りやすくなるので注意が必要です。
また、カリウムは体を冷やす効果を持っているため、カリウムが体内に残ることで体が冷え、下痢を起こす原因にもなります。
肌が黄色に変色する
これはカロテンの影響で、「柑皮症」になり、肌が黄色く変色する可能性があります。
みかんなどの柑橘系の果物を食べすぎると肌が黄色く変色するという症状が出る「柑皮症」ですが、その原因はカロテンの過剰摂取にあります。
トマトにもカロテンは多く含まれるため、食べすぎると肌が黄色く変色する可能性があるのです。
柑皮症は原因となっている食品を控えると徐々に肌の色が元に戻ってくるため、肌が黄色くなってきたと感じたら、食べるのを控えるといいでしょう。
消化不良による腹痛
トマトは皮が固いため、この皮が消化に良くないとされています。
トマトを食べすぎると当然皮の摂取量も増え、消化不良を起こし腹痛に繋がります。
逆流性食道炎になる可能性がある
トマトを食べすぎると、体内に酸性の成分が増え、胃酸が逆流して食道の粘膜を傷つけてしまう「逆流性食道炎」になるリスクが高まります。
花粉症を悪化させる原因に
生トマトのたんぱく質はスギやヒノキの花粉の構造によく似ているため、それらの花粉症患者が食べた場合にはアレルギー反応が出たり、症状を悪化させてしまう可能性があります。
これは加熱することによってトマトに含まれるたんぱく質の構造が変化するので、加熱調理することでアレルギー反応を抑制することができます。
結石の原因になる
トマトには結石の原因になる「シュウ酸」が含まれています。
このシュウ酸は本来ならカルシウムと結合した後、体外へ排出されますが、過剰摂取すると体外への排出が追い付かなくなってしまいます。
シュウ酸が体内にたまることによって、尿中のシュウ酸濃度が高まり、結石の原因となってしまいます。
【その他シュウ酸が含まれる食べ物】
- ほうれん草
- キャベツ
- レタス
- ブロッコリー
- カリフラワー
- ナス
- バナナ
これらを食べる際には、食べすぎには注意をしましょう!
ミニトマトは1日何個まで?【成人なら10個まで】
【ミニトマトの1日の適量】
- 成人:10~5個
- 子ども:5~7個
【ミニトマトの栄養価は以下の通りです】
可食部100gあたり
エネルギー | 20kcal |
たんぱく質 | 1.1g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 7.2g |
食物繊維 | 1.4g |
ビタミンC | 32g |
ビタミンB6 | 0.11㎎ |
カリウム | 290㎎ |
β‐カロテン | 960㎍ |
葉酸 | 35㎍ |
食べすぎると体に悪影響が起こると聞くと怖い気もしてきますが、栄養価が高いことは確かです。
適切な量を守って食べればとても体にいいので、積極的に食事に取り入れましょう!
【次に妊娠中のトマトの食べすぎについて解説していきますが、関係ないよ!という方はこちらから☆】
妊娠中にミニトマトを食べすぎて起こる体への悪影響
妊娠中に食べすぎてしまうと次のような心配があります。
- 体を冷やす
- トキソプラズマ症のリスク
- 塩分の摂りすぎでむくみや妊娠高血圧症候群の心配
これらのことを詳しく解説していきます!
体を冷やす
先ほどもお話しした通り、妊娠中であっても体を冷やす原因になることは変わりません。
トマトに含まれるカリウムが体内に蓄積されていくことにより、高カリウム症になってしまい、体を冷やす原因に繋がります。
妊娠中に体を冷やすのは避けたいところですよね。
トキソプラズマ症に注意!
トキソプラズマ原虫は土からの感染もあるため、生で食べる場合はしっかり洗って食べるようにしましょう。
妊娠中は様々な感染症に気を付けなければならず、トキソプラズマ症もそのうちのひとつ。
もしも妊婦さんが陰性の時に感染してしまうと、胎児が先天性トキソプラズマ症に感染する恐れがあります。
洗って食べれば問題ないとされていますが、心配でしたら加熱して食べると安心です。
塩分に気を付ける
そのまま食べる場合は特に気にする必要はありませんが、ドレッシングと食べたり、塩を振って食べる方は注意が必要です。
塩分の摂りすぎはむくみの原因になったり、妊娠高血圧症候群の可能性を高めます。
妊娠高血圧症候群は、胎児の成長阻害、流産、早産などのリスクを生む原因となってしまうので気を付けましょう。
胎児に直接影響はするわけではない
妊娠中にミニトマトを食べすぎても胎児に直接影響はありませんが、食べすぎはやはりよくありません。
そもそも妊娠中にミニトマトが良くないと言われる理由として、「ビタミンAの過剰摂取の心配」ということが影響していると思われます。
確かに妊娠中のビタミンAの過剰摂取は胎児に悪影響があると言われており、できれば避けたいことです。
ですがこの妊娠中の過剰摂取がよくないとされるビタミンAは、動物性の食品に含まれるレチノールという脂溶性ビタミンAで、トマトに含まれるのは体内でビタミンAに変化するβ‐カロテンです。
β‐カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変化する特徴があり、過剰摂取してもビタミンAが体内に蓄積されることはありません。
子どもがミニトマトばかり食べるけど大丈夫?対処法も紹介!
ここからは幼児食インストラクターとしてお答えいたします(*^^*)
おそらく、食のマイブームがきているのでしょう。
そんなに深く心配する必要はありませんが、注意も必要です!
解決策としては、
- 決めた量だけを食卓に出す
- 叱らずに声掛けをする
- 食への興味を広げてあげる
このようなことが効果的です!
詳しく解説いたします☆
普段の食事でトマト以外も食べていれば大丈夫!
どんなに栄養豊富でも、ミニトマトしか食べない、ミニトマトを食べすぎてしまうなんてことがあるとさすがに心配になりますよね。
毎日毎食トマトしか食べていなければ少し心配ですが、トマトがなければ他の食べ物も食べているならば大丈夫です。
ただし、食べすぎは消化不良の原因にもなるので気を付けましょう。
おそらく子どもの食のマイブーム!
子どもには、好きなものばかり食べてしまう「食のマイブーム」というのがあります。
ミニトマトばかり食べてしまうのも、一時的な「ミニトマトブーム」だと考えられます。
子どもの食のマイブームは、
- 毎日同じものばかり食べる
- 飽きて食べなくなる
- 次のお気に入りを見つける
という流れがあります。
中でもミニトマトのマイブームはよくある話で、珍しくありません。
1~3歳の子供の好き嫌いは大人の好き嫌いと意味合いがことなり、
好きな食べ物は「気に入っている、慣れている」もの
嫌いな食べ物は「飽きてしまったもの、食べづらい」ものと考えられます。
決めた量だけを食卓に出す
気に入っているものばかりを食べる「ばっかり食べ」は子どもたちによく見られます。
出してしまうとそればかり食べてしまうので、与えたい量だけを食卓に出すようにしましょう。
叱らずに声掛けを
それしか食べないと不安な気持ちから、子どもを叱ってしまいそうになりますがぐっとこらえて!
子どものことを想うからこそ叱りたくなる気持ちはとてもよくわかります。
ですが叱ったりするのではなく、「今日はミニトマトなくなっちゃったから、こっちを食べようね」と声掛けしてみましょう。
無理に食べさせる必要はありません。
無理に食べさせようとすると、食べること自体を嫌いになってしまう可能性があるからです。
今日は食べなくても、1週間で栄養が摂れていれば大丈夫です!
あまり気負わずに、気長に見守りましょう☆
食への興味を広げてあげよう!
大人が他の食べ物をとってもおいしそうに食べるなど、子どもが他の食品へ興味を広げていけるように促すのも効果的です。
「う~ん!これおいしい!!」
と、多少オーバーなリアクションを続けていると、大好きなママがおいしそうに食べている…と、興味を持たずにはいられません!笑
悩みすぎなくて大丈夫!
もう一生ミニトマトしか食べない!なんてことはありませんから、あまり深く悩みすぎなくて大丈夫ですよ(*^^*)
子どものミニトマトの適量は5~7個です。
適量のみを与えるように心がけながら、気長に見守っていきましょう!
妊娠中はもちろん、どんな人にもミニトマトの摂取はメリットも!
適量を摂取すれば、
- 皮膚や粘膜の正常維持に役立つ
- コラーゲンの合成を助け、肌をきれいに保つ作用がある。
- 有害な活性化酸素から体を守る抗酸化作用や、免疫を増強する働きがある
- 体内の余計な塩分を排出してくれてむくみ解消に!
- 便秘解消に効果的!
といったメリットもあります!
これらも詳しく解説していきます!
口内炎や肌荒れの予防
これはビタミンB6の作用です。
口内炎や口角炎の予防、肌荒れ防止の効果が期待できます。
水溶性ビタミンのため、体内にためておくことはできません。
毎日継続的に摂取する必要があります!
肌をきれいに保つ
これはミニトマトに含まれるビタミンCの作用です。
トマト100gに含まれるビタミンCで、1日に摂りたい量の約30%を補えます。
ビタミンCも水溶性ビタミンのため、体内にためておくことはできません。
毎日継続的に摂取する必要があります!
免疫力が上がる
これはリコピン、β‐カロテンの作用です。
トマトの栄養素と言えば「リコピン」。
リコピンはカロテノイドと呼ばれる赤色の色素の一つで、同じカロテノイド色素であるβ‐カロテンなどとともに、トマトの赤色の素となっています。
β‐カロテンは体内でビタミンAに変換されて作用しますが、ビタミンAには抗酸化作用があり、細胞の健康維持や抗がん作用、美肌、美白効果があると言われています。
リコピンの抗酸化作用は、同じく抗酸化作用が強いとされているビタミンEのなんと100倍以上だとか!
よって有害な活性化酸素から体を守り、免疫を増強する働きがあるのです。
むくみ解消
これはカリウムの作用です。
先ほどデメリットとして紹介したカリウムですが、摂りすぎなければメリットもあります。
カリウムは体内の余計な塩分を排出してくれる働きがあり、むくみ解消に役立ちます。
カリウムは水溶性なので、煮たり茹でたりすると水に溶けだしてしまいます。
生のまま摂取するのが効率が良いとされていますが、体を冷やしたくない妊娠中であれば、スープにしてスープごと摂取するのがおすすめです!
便秘解消
これは食物繊維の作用です。
特にミニトマトは便のカサを増し、腸を刺激して排便を促す不溶性食物繊維と、コレステロール上昇を抑え、腸内細菌(善玉菌)を増やす水溶性食物繊維の両方を含みます。
便秘解消には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が必要になりますので、ミニトマトはとっても優秀ですね!
ミニトマトの食べすぎは体に悪いが、適量を守れば健康的!
ミニトマトを食べすぎると、体を冷やしたり、お腹を壊すことがあります。
大人や子ども、妊娠中やそうでないとき、どんな時でも食べすぎは体に良くありませんね。
これはミニトマト以外にも言えることですが、今回はミニトマトの摂りすぎによって体に起こる悪影響を紹介しました。
栄養豊富なミニトマト。
摂りすぎは体に良くありませんが、適量の摂取を心がければとても健康的です。
適切な量を毎日ほかの食事とバランスよく食べて健康になりましょう!