家事の悩み

ボールペンを洗濯してしまったあなたへ!シミの落とし方とボールペンの復活方法教えます!

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服のポケットにボールペンを入れたまま洗濯しちゃった!!
インクが服に付いてるけど…これって落とせる?

 …と悩んでいるあなたへ向けて、そのシミの落とし方教えます!

この記事では、

  • 服に付いたボールペンのシミを落とす方法
  • 洗濯して書けなくなったボールペンの復活方法

について解説していきます。

家にあるものを使ってできる方法ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください♪

ボールペンと服を一緒に洗濯してしまった!まずは何をするべき?

服にボールペンのインクが付いてしまった場合、なるべく早く(できれば乾かす前に!)シミ抜きをする必要があります。

そこで、まずは服に付いたボールペンのインクの種類を確認しましょう。なぜなら、インクの種類によって落とし方が違うからです。

シミ抜き前にインクの種類を確認!

インクの種類と落とし方をまとめると以下の通りです。

油性インクは比較的シミ抜きがしやすいですが、水性やゲルの場合、完全に落とすのはかなり難しいようです。

かえってシミが広がる危険性もあるため、大切な衣類であればクリーニング店やシミ抜き専門店に持っていくことも検討しましょう。

インクの種類が分からない場合は?【主な商品名まとめ】

インクの種類によって落とし方が違うことは分かりましたが、そもそもインクの種類が分からない場合もありますよね。

そんな時のために、インクの種類別の主な商品名をまとめました!

洗濯してしまったボールペンに記載されている商品名を探してみてください。

【油性インク】

  • パイロット「アクロボール」
  • 三菱鉛筆「ジェットストリーム」
  • ぺんてる「ビクーニャエックス」 など

【水性インク】

  • パイロット「Vコーン」
  • パイロット「マルチボール」
  • ぺんてる「ボールPentel」 など

【ゲル(ジェル)インク】

  • 三菱鉛筆「ユニボールシグノ」
  • ゼブラ「サラサクリップ」
  • パイロット「フリクションボール」 など

インクの種類は分かりましたか?

もし「どうしてもインクの種類が分からない」という場合は、油性インクの落とし方から順番に試してみてください。



ボールペンインクのシミはどうやって落とすの?

では、インクの種類別の落とし方を詳しく解説していきます。

油性インクの落とし方

油性のインクは、消毒用アルコールで落とすことができます。

中でもおすすめなのは、「手ピカジェル」などのジェルタイプのもの!

 
 
 
 
 
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また、除光液やクレンジングオイルでも効果がありますので、3つのうちどれか家にあるものを使ってみてください!

【用意するもの】

  • 消毒用アルコール(除光液、クレンジグオイルでもOK!)
  • タオル(汚れてもいいもの)
  • 歯ブラシ

手順

  1. シミの部分を裏返してタオルを下に敷く
  2. 消毒用アルコールをシミの部分につける
    →除光液、またはクレンジングオイルでもOK!
  3. 歯ブラシでトントンとたたく
    →インクがタオルに移る
  4. インクが落ちたのを確認し、水ですすぐ
  5. 洗濯機で普段通りに洗濯する

実際に油性インクのシミ抜きをしている動画です

水性インクの落とし方

次は水性インクの落とし方をご紹介します。

水性のインクを落とすには、食器洗い用の液体洗剤が効果的です!

【用意するもの】

  • 食器洗い用液体洗剤
  • タオル(汚れてもいいもの)
  • 歯ブラシ

手順

  1. シミの部分を裏返してタオルを下に敷く
  2. 食器洗い用洗剤をシミの部分につける
  3. 歯ブラシでトントンとたたく
    →インクがタオルに移る
  4. インクが落ちたのを確認し、水ですすぐ
  5. 洗濯機で普段通りに洗濯する

↓実際に水性インクのシミ抜きをしている動画です

ゲルインクの落とし方

最後にゲルインクの落とし方をご紹介します。

ゲルインクは、歯磨き粉と洗濯用の液体洗剤を使って落としていきます!

【用意するもの】

  • 歯磨き粉
  • 洗濯用弱アルカリ性洗剤(液体)
  • タオル(汚れてもいいもの)
  • 歯ブラシ

手順

  1. シミの部分を裏返してタオルを下に敷く
  2. 歯磨き粉をシミの部分につける
  3. 歯ブラシでトントンとたたく
    →インクがタオルに移る
  4. 洗濯用洗剤をシミの部分につけ、歯ブラシでたたく
  5. インクが落ちるまで②~④を繰り返す
  6. インクが落ちたのを確認し、水ですすぐ
  7. 洗濯機で普段通りに洗濯する

このように、ボールペンのインクは「油性」「水性」「ゲル」それぞれに適した方法で落としていきます。

滲むのを防ぐため、歯ブラシでたたいてタオルにシミを移すのがポイントです!

「消せるボールペン」は熱で透明になる!

洗濯してしまったボールペンが、パイロットの「フリクションボール」のような「消せるボールペン」の場合、熱を加えることでシミを目立たなくすることができます。

アイロンをかけただけで一瞬で消えていますね!

消せるボールペンは、温度が上がるとインクが透明になる仕組みになっているため、熱を加えればシミが消えたように見えるのです。

そこで、消せるボールペンのインクを目立たなくするには、アイロンやドライヤーで熱を加えたり、熱湯をかけたりするとよいでしょう。

熱を加えてインクが透明になっているだけなので、温度が下がるとインクのシミが復活してしまう恐れもあります。着用する前に、一度涼しい場所でインクが戻らないか確認してみましょう。



洗濯して書けなくなったボールペンを復活させるには?

ボールペンを洗濯してしまったとき、そのボールペンがまだ使えるのかどうかも気になりますよね。

割れてしまっている場合は危険なので捨てた方がいいですが、「ただ書けないだけ」の場合は、少しの工夫で使えるようになるかもしれません!

洗濯して書けなくなったボールペンを復活させるには、次の2つの方法が効果的です。

  • 手で握って温める
  • 輪ゴムをつけてグルグル回す

詳しいやり方をみていきましょう!

手で握って温める

ボールペンが書けなくなった場合、まずインクが中で固まっていることが考えられます。

そこで、手の熱で温めることで再び書けるようになることがあります。ボールペンの中心あたりを握り、30秒ほど温めてみましょう。

輪ゴムをつけてグルグル回す

ボールペンを洗濯すると、インクが逆流してしまい書けなくなることがあります。

その場合は、インクを遠心力で元の位置に戻しましょう。

手順

  1. ボールペンの中心部分にテープで輪ゴムをつける
  2. ボールペンを回転させて輪ゴムをねじる
  3. 輪ゴムを持ったままボールペンから手を放す
    →ボールペンがグルグル回る

実践している動画はこちら

ボールペンを速いスピードでグルグル回すことにより、遠心力でインクが元の位置に戻ります。

ぜひ、試してみてください!



まとめ【インクに合わせた方法でシミを落とそう!】

【この記事の内容をまとめると…】

ボールペンと服を一緒に洗濯してしまったら?
 →まずはインクの種類を確認!

【インクの種類とシミ抜きに使うもの】

  • 油性インク:消毒用アルコール
          →除光液・クレンジングオイルでもOK
  • 水性インク:食器洗い用洗剤
  • ゲルインク:歯磨き粉と洗濯用洗剤

ボールペンインクのシミはどうやって落とすの?
 →インクの種類に合った洗剤等をかけ、歯ブラシでたたく
 ※下に敷いたタオルにシミを移すように!

書けなくなったボールペンを復活させるには?

  • 手で握って温める
    →固まっていたインクが溶け、書けるようになる
  • 輪ゴムをつけてグルグル回す
    →遠心力でインクをもとの位置に戻す

いかがでしたか?
服とボールペンを一緒に洗濯してしまっても、家にあるものを使ってシミ抜きをすることができます。

あなたの服に付いたボールペンのインクがきれいに落ちることを祈っています!