家事の悩み

下駄箱は開けっ放しが良い?【3つのメリットを解説】

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下駄箱は湿気がこもりやすいので困るわ。常に開けておいた方がよいのかしら?

天気の良い日に、「たまには下駄箱を換気させよう」と扉を開けて風通しをよくするという方はいらっしゃると思います。

しかし、天気の悪い日はどうでしょうか。

外の湿気を取り込まないように下駄箱を閉めた方が良いんじゃないの?

私もそう思って、雨の日は下駄箱の扉をしっかり閉じていました。

しかし、その考えはこの記事で覆ります!

下駄箱は天気に関係なく、常に開けた状態にしておいてください

実は、下駄箱の扉を閉めただけでは外の湿気を遮断することはできません。

ですので、湿気が高い時に下駄箱を閉め切っていても何の対策にもならないのです。

この記事では下駄箱を開けっぱなしにしておく3つのメリットをお伝えしたいと思います。

カビ対策

匂い予防

運気アップ

とても簡単にこの利点を取り入れられるので、やらないと損ですよ!

3つのメリットの後にはカビを発生させない2つの方法も書いていますので是非最後までご覧ください。

下駄箱を開けっ放しにする3つのメリット

カビ対策になる

下駄箱を開けっぱなしにすることでカビを予防することができます。

靴箱は空気の流れが非常に悪い場所です。

普段、下駄箱は閉めた状態という方が多いですよね。

しかし、密閉された空間では換気がしっかりされず、湿気がこもります。その中で靴に雑菌がついていると繁殖します。

そもそも靴ってそんなに湿気るの?

と気になった方がいるかもしれません。

実は、1日にコップ一杯分の汗を足にかきます。

そんなにかくの?と驚いた方もいらっしゃると思います。私も初めて知りました!

それだけの汗をかいて一日中靴を履きっぱなしにしていると、靴の中は雑菌が繁殖しやすい高温多湿の状態になります。

そのことが、下駄箱内のカビが繁殖する要因の一つになります。

カビが繁殖しやすいのは下記のとおりです。

  • 湿気が70〜80%
  • 温度が20〜30度

ご覧のように、下駄箱を閉めた状態にすると、カビの温床なのです。

カビを防ぐためにも是非靴箱は開けた状態にして空気の流れを良くしてください。

たまに、扇風機をかけて玄関の扉を開けて外気を取り入れると、空気が循環するのでなお良いです。

しかし、もしカビが発生してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。

発生したカビの対処法

まずは掃除をする前に窓を開けてしっかり換気してください。

  • 発生したばかりのカビの場合はアルコールスプレーで拭き取りましょう。
  • 乾いた布にアルコールをつけ、カビをそっと取り除きましょう。
  • ここで気をつけて欲しいのは、布を擦り付けるとカビが下駄箱の内部に侵入してしまうので、つまみ取る様な感じでやさしく行います。使用した再利用せずに布は捨ててください。
  • そのあと、下駄箱全体にアルコールを満遍なく吹きかけます。内部までカビが侵入しているかもしれないのできちんと湿らせて下さい。
  • アルコールは揮発性が高いため、拭いた後も水拭きが要らず、カビの発生を抑えられる効果があるので下駄箱掃除には最適です。
  • 殺菌能力の高い70〜80%のアルコールを使う様にしましょう。
  • それでも取り除けないカビの場合は塩素系漂白剤を使います。
  • 霧吹きボトルに入れてカビが生えている箇所へスプレーします。色落ちする可能性がありますので、目立たない箇所で一度色落ちしないかどうかチェックしておいてください。
  • カビが消えたら水で濡らした布で漂白剤を拭き取り、もう一度濡らした布でしっかり拭きあげて、最後に乾いた布で水分を拭き取って乾燥させます。

これで発生したカビはすっきり綺麗になったと思います。

掃除後はしっかり換気をしてカビがまた発生しない様に気をつけましょう。



嫌な匂いの予防

下駄箱の扉を開けたままにしておくだけで、下駄箱内がしっかり換気ができて嫌な匂いがこもりません。

においの原因は雑菌です。長時間靴を履き続けることで、汗や皮脂が菌とまざり匂いが出ます。

前の章で分かったことは、

足は思った以上に汗をかく

ということです。

靴が乾燥していない状態で同じ靴を履くと、汗が残った状態でさらに汗をかくので、不快な匂いが発生してしまいます。

靴の内部は乾燥するのに時間がかかるので、下駄箱内の換気を心がけましょう。

下駄箱内の靴の詰め込みすぎには注意しましょう。

十分な換気ができない原因ですので、靴箱の中は常に整理した状態を保ちましょう。

風水で運気アップ

最後は風水の観点で開けっ放しが良いということです。

玄関に靴が散らかっている状態は風水上良くないと言われています。

玄関は風水で主人の運を表していて、靴を出しっぱなしにしているということは『主人の額を靴で踏んでいる』という意味になり、悪影響を与えます。

そこで、下駄箱の扉を開けっぱなしにしておくことで、下駄箱に靴を収納する癖づけをします。

今までは一度扉を開けてから靴を収納しなければならなかったのが、その動作なしでスムーズに靴箱に収納できます。

ここで、玄関と風水について興味を持った方もいらっしゃるかも知れないので、少しご紹介したいと思います。

靴底を清潔に

履いた靴をそのまま靴箱に収納すると、靴のついた厄が靴箱に入ってしまうので靴底の汚れを取り除きましょう。

季節感がない

ブーツは季節が終わればクローゼットに収納しましょう。風水は季節感が重要です。サンダルやミュールも履かない秋冬は片付けましょう。

履かない靴が入っている

何年も履いていない靴は悪い気がついていると考えられるので、下駄箱に入ったままだと悪影響を与えます。2年以上履いていな靴は処分しましょう。

盛り塩

下駄箱の中に盛り塩をおくと、邪気、厄を払ってくれます。小皿に天然の粗塩を10グラム盛ってください。1週間に1度を目安に交換しましょう。

観葉植物

観葉植物や季節を感じる花を置くことで、運気がアップします。葉が丸い観葉植物や明るい色のお花がおすすめです。

におい対策

玄関の悪臭は金運を遠ざけると言われています。しっかりと匂いの原因をやっつけましょう。

そして、柑橘系のアロマや芳香剤を置くと運気が上がると考えられています。

匂いが強過ぎるものは避けて下さい。



靴のカビを防ぐ2つの対策

ここでは、下駄箱を開けっ放しにする以外に、カビを予防する方法を2つ紹介したいと思います。

靴を乾燥させる

繰り返しになりますが、脱いだばかりの靴は汗をしっかり吸収しています。

さらに毎日同じ靴を履き続けると、前日の汗が乾かない状態でさらに汗で湿気てしまいます。

履いた靴はしっかり乾燥させるようにしましょう。

靴を乾かす時は、素材によって直射日光で生地が傷んでしまう可能性があるので、日陰で干す様にします。

そして、前日に履いた靴は履かず、違う靴を履く様にしましょう。

ローテーションで靴を休ませてあげると、しっかり乾燥できるので匂いの原因を取り除けます。

汚れを取る

汚れやホコリ、皮脂はカビの栄養分です。

特に、雨の日は湿気だけでなく泥もついていますので、そのまま下駄箱に収納してしまうと、下駄箱が汚れてしまいます。

カビの繁殖を防ぐために、汚れを払って除菌スプレーを吹きかけて下駄箱に戻します。

下駄箱の掃除も定期的に行ってください。

面倒ですが、ここまですればもう雑菌は怖くないですね。



【まとめ】下駄箱は開けっ放しでOK

以上の様に、下駄箱を開けっぱなしにしておくと、

  • カビの発生を防ぐ
  • 嫌な匂いがこもらない
  • 良い運気を取り入れられる

という3つのメリットがあることが分かりました。

また、カビを発生させない方法は、

  • 靴の湿気をしっかり取り除く
  • 靴の汚れを落とす

の2点です。

靴箱の扉を開けておくだけで、これらの利点を取り入れられるなら、今すぐに実行しなくちゃ!!

但し、お客さまが来るときは見栄えが悪いので閉めたほうが良いですね!

これであなたも湿気に悩まない、カビ無しの玄関を目指しましょう!