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生後6ヶ月から通えるベビークラスもある中で、自分の子は何歳から通わせればよいのか悩みますよね。
その気持ち分かります!!4歳と1歳を育てている私も悩んでいる1人。
スイミングスクールに通うのは子どもの成長にとって良いと思っていますが、具体的にスイミングの何が良いのか分からず、何歳から通わせて良いのかはっきりした答えは出ないままズルズルと今まできています。
その答えは、目的によって何歳から始めるか異なります。
運動神経を発達させたい場合 | 4歳までに始める |
水に慣れさせたい場合 | 生後6ヶ月から |
コスパ良く泳ぎを習得させたい場合 | 小学生から |
ですが、最終的には子どもの意思を尊重しましょう。
この記事では、
- スイミングは何歳から通わせる?
- スイミングを習うメリットは?
- スイミングに通わせる際のデメリットは?
- スイミングスクールの選び方
についてお伝えしたいと思います。
お子さんの成長のためにスイミングを通わせたいというあなた!
この記事を読んで、「なんとなくスイミングは良いって聞くから」という考えから、スイミングを通わせる目的を明確にして、お子さんをスイミングスクールに通わせるタイミングを見つけてみて下さい!
スイミングは何歳から通わせる?
運動神経を発達させたいと思う方は4歳までに始めて下さい。
ただし、水に慣れさせたい場合は赤ちゃんの頃から、4泳法(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ)を短期間で習得したい場合は小学生から、通わせましょう。
運動神経を発達させたい場合は4歳までに始める
4歳までに水泳を始めることで
- 運動神経の発達
- 空間認知能力の発達
というメリットがあります。
運動神経
子どもが4歳までにスイミングを始めることで、運動神経の発達を促すことが出来ます。
子どもの運動神経は4歳までに約80%が出来上がります。そして6歳までに90%、12歳で完成します。
運動神経とは、
- バランス感覚
- 瞬時の反応能力
のことを言います。
スイミングを通して得られる能力 | |
バランス感覚 | 水中で身体を水平に保とうと意識することでバランス感覚が向上します |
反応能力 | 水中で身体を動かしながら息継ぎをするタイミングを適切に考えることで瞬時の判断・反応能力が向上します |
これらの能力を鍛えることで、他のスポーツにも応用できそうですね!
空間認知能力
スイミングを通して、空間認知能力を身につけることが出来ます。
スイミングを通して得られる能力 | |
空間認知能力 | 水中でバランスをとるために、手足や体の軸の状況を立体的に想像することで能力を鍛えます。 |
これは日常生活において危機回避するのに必要な能力です。例えば、
「車がこっちに向かってきている!避けないとぶつかる!!」
という場面で、車との距離感をつかんで判断・行動するための能力です。
また、様々なスポーツでも重要な要素です。
サッカーで例えると、
- 味方の選手はどこに立っているのか
- 敵の選手はどの方向に走っているか
- ゴールポストまではどのくらいの距離か
- 敵の選手に追いつかれるまでにパスを出せるか
これらを瞬時に判断出来るのが空間認知能力です。
水に慣れて欲しい場合は生後6ヶ月から始める
赤ちゃんの頃からスイミングを始めることで、
- 恐怖心なく水に慣れる事が出来る
- 親子のスキンシップが出来る
- 生活リズムが整う
というメリットがあります。
水に慣れる
早い段階から子どもに水に慣れてもらいたいのであれば、赤ちゃんの頃からベビースイミングに通わせてみて下さい。
ベビースイミングは首がすわる生後6ヶ月から始められるところが多いです。
小さい子どもは水への恐怖心が少ないので、赤ちゃんの頃に水に慣れてもらうことで、将来的に水を怖がらず、スムーズにスイミングクラスに移行することが出来ます。
スキンシップ
ベビースイミングは親子一緒に行います。ママやパパが赤ちゃんを沈まないように常に赤ちゃんを支えることでスキンシップの時間が増えて、信頼関係が深まります。
そして、コミュニケーションを通して赤ちゃんとの絆をより深めることが出来ます。
生活リズムが整う
決まった時間にベビースイミングに通い、しっかりお昼寝をして、その後の授乳や食事をすることで生活リズムを整えることが出来ます。
まだ小さい赤ちゃんにとってスイミングはかなりの運動量です。
そのため、スイミングの後はぐっすり昼寝をしてくれます。
コスパ良く泳ぎを覚えて欲しい場合は小学生から始める
4泳法(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ)を短期間で習得したいのであれば小学生から始めて下さい。
理由は、
- 理解力があるため飲み込みが早い
- 体力や脚力がある
- 費用が安く済む
です。
飲み込みが早い
小学生になると、言葉の理解力がぐんと上がり、先生の言った通りに身体を動かすことが出来ます。
クロール等の泳ぎ方をマスターする為には手足の動かし方を教わって理解しないといけません。小学生であれば問題なくコーチの言ったことを理解することが出来るでしょう。
体力や脚力がある
小さい子はまだ筋力が未発達で、キックをしてもなかなか進みません。
その点、小学生は筋力がついてきて体力もあるため、キックをすればある程度距離は進み、長時間泳ぐことが出来ます。
泳げるようになる楽しみを感じることでやる気もアップするでしょう。
費用が安く済む
4泳法をマスターすることが目標であれば、小学生から通うと短期間で習得出来ます。
幼児から通わせていても、バタフライまで習得するには言葉を理解して、筋力・体力がある程度ついていないと出来ません。
例えば、クロールを25メートル泳げるようになるには半年から1年かかると言われていますが、年齢が高いお子さんだと3ヶ月でマスターする子もいるそうです。
バタフライまで習うことを考えると、小学生から通わせるほうがコスパは良いです。
子どもの意思を尊重する
3つの始めるタイミングをお伝えしましたが、子どもが嫌がるのを無理やり通わせるのは良くありません。親の意見で強制的に通わせ続けるのはやめましょう。
最初のレッスンで泣くお子さんは多いです。1〜2ヶ月様子を見て、まだ嫌がって泣いてしまう場合は一度退会して、お子さんが興味を持った時に通わせてみて下さい。
特に、小学生からスイミングに通わせる場合は、小さい子と同じクラスになることでスイミングスクールに行きたがらない子どももいます。
3歳から通い始めた7歳の子と7歳から通い始めた子では、泳力に違いがあります。そのため、1年目の7歳の子と1年目の3歳の子が一緒のクラスに入る場合があります。
7歳以降からスイミングを通うお子さんは、「自分は小さい子と一緒のクラス」と理解して、嫌がるケースがあるので、その点を考慮して始めさせて下さい。
スイミングを通わせるメリット
スイミングを通わせることで、
- 基礎的な体作り
- 風邪を引きにくい
- 集中力アップ
- 水難事故を防げる
のメリットがあります。
基礎的な体作り
水中では骨や関節に負担をかけずに全身運動が出来ます。
文部科学省の資料にも、バランスの良い体作りが期待されると記載されています。
水泳はテニスやバドミントン等とちがって、左右両側の筋を交互にバランスよく使用するので、均整のとれた身体の発達が期待できます。また、特定の腕や脚を集中的に使うことがないので、関節が未発達な、幼児や児童にも安心して泳がせることができます。
引用元:文部科学省|学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」)
陸上では使わない筋肉・関節を使う水泳は幼い頃にするスポーツには最適です。
また、自由に呼吸が出来ないため、心肺機能の向上に効果的です。
風邪を引きにくい
スイミングをすると風邪を引きにくい体をつくれます。
プールの水温は約30℃です。水に入ると冷たいと刺激を受けて体温が奪われ、体温を一定にしようとする体温調整能力が向上します。
体温より低い水中で運動を繰り返すことで、皮膚感覚を鍛えて体温調節機能が強化され、風邪を引きにくくなると言われています。
集中力アップ
スイミングを通して集中力アップが期待できます。
スイミングは正しい泳ぎ方をしなければ水中に沈んでしまいます。また、息継ぎも適切なタイミングでしないと苦しい思いをします。
泳いでいる間、全神経を体に向けるので集中力の向上が期待出来ます。
水難事故を防げる
水辺での危険を回避するのにスイミングが役立つ可能性があります。
海や川で子どもが溺れる可能性はゼロではありません。
そんな時にパニックにならず、浮く方法を知っていれば危険を回避出来る可能性があります。
スイミングは水の危険から身を守る方法を学べるリスクマネジメントという観点からもオススメです。
スイミングを通わせる際のデメリット
感染症・水中毒のリスク
プールでは感染症・水中毒のリスクがあります。特に赤ちゃんは免疫力もあまりないので注意しましょう。
感染する可能性がある疾患としては、
- プール熱(咽頭結膜炎)
- 手足口病
- 結膜炎
- 水いぼ
があります。お子さんの体調をよく観察して、体調が悪い時は無理せず休ませましょう。
また、赤ちゃんをプールに入れる際に気をつけたいのは、水中毒です。
大量にプールの水を飲むと低体温や意識障害、発熱、嘔吐などの症状が現れます。赤ちゃんの脇をしっかり持って、水の中に口が入らないようにしましょう。
スイミングクラスが終わった後も、変わった様子がないかチェックして下さい。
親の負担が大きい
スイミングを始めると、親の負担が増えます。通い始める前にどのような負担がかかるか考慮しましょう。
- スイミングにかかる月謝
- 一人でスイミングスクールに行けるようになるまでの送迎
- 下の子を連れて着替えのサポートやレッスン中の待機
スイミングを始めてから親の都合で辞めてしまうのは子どもが可愛そうなので、無理のない月謝のところや送り迎えの負担が少ない家から近いスクールを選ぶようにしましょう。
スイミングスクールの選び方
家の近くに複数スイミングスクールがある場合は4つの項目を基準に選んでみてください。
- 通いやすい場所・スクールバスの有無
- クラスの時間・曜日
- 月額の料金
- レッスンの内容
通いやすい場所
毎週通うことになるので、スイミングスクールの場所は重要です。
子ども一人で通う場合はもちろん、まだ一人で通えない場合は親の送り迎えが必要なので、負担のない距離のところを選ぶようにしましょう。
スイミングスクールによっては送迎バスがあるところがあります。
無料のところや月100円〜500円かかる場合がありますので、利用を検討している方は金額を確認してみてくださいね。
レッスンの時間・曜日
親の仕事や子どもが他の習い事をしている場合は、スイミングクラスの時間や曜日が自分たちに合っているか確認しましょう。
平日通いづらい場合は休日もレッスンがあるところを選びましょう。
体調不良や用事で行けない場合、1レッスン無駄になることもあるので、振替制度があるかどうかも確認しておく必要があります。
月額料金
スイミングスクールによって月額料金は違うので複数候補がある場合は比較してみましょう。
週1回の場合4000円から8000円で、
- 同じ曜日・時間
- 好きな日時選択
- チケット制
と水泳教室によって制度は違います。
レッスン内容
どのようなレッスンを行っているか見学して実際にみてみましょう。
その際にチェックするべき項目は
- 1クラスあたりの子どもの人数
- コーチの教え方
です。
1クラス当たりの子どもの人数
特に初心者用の1番下のクラスに通わせる場合はしっかりと確認してください。
プールに慣れていないお子さんを一人ひとり時間をかけて教えるので、他の子どもはその間待ち時間となります。
多くても10人以下で2人コーチがいるのが理想です。
コーチの教え方
- コーチが見本を見せる頻度が多いか
- 泳いでいる最中に泳ぎ方を修正してくれているか
- コーチ・生徒が笑顔で楽しんでいるか
という点をチェックしてみましょう。
コーチが見本を見せる頻度が多ければ多いほど良いクラスです。
口で説明をされても、お子さんはなかなか理解できません。
顔の付け方や浮き方、バタ足など生徒にやって欲しい動作をコーチが実際に行って、目で理解してもらおうとしているクラスは非常に良いです。
また、泳いでいる最中に泳ぎ方を修正してくれるコーチは指導力があります。
進級していくとクロールや平泳ぎを習いますが、そのときに補助しながらアドバイスをしているかどうかで生徒達の上達するスピードが違います。
コーチがプールの上から見て、声かけの指導だけでは良いレッスン内容とはいえないでしょう。
最後に重要なのが、コーチ・生徒が笑顔で楽しんでいるかです。
特に水慣れの初級クラスはいかに水の中で楽しんでもらえるかなので、無表情のコーチのクラスはおすすめしません。
以上の点を踏まえて、前向きに考えるのであればぜひ体験レッスンを受けてみて下さい。
まとめ
なんとなく子どもにスイミングを習わせたいと考えていた方は、何歳から通わせれば良いか理由と目的をつかむことが出来たでしょうか。
- 運動神経・空間認知能力を発達させたい場合は4歳までに始める
- 水に慣れさせる場合は生後6ヶ月からのベビースイミング
- 4泳法をコスパ良く習得させたい場合は小学生から習わせる
- さいし子どもの意思を尊重
- スイミングに通う4つのメリット(バランスの良い体作り・風邪を引きにくい・集中力アップ・水難事故の防止)
- スイミングを通わせる際のデメリット(感染症リスク・親の負担)
- スイミングスクールの選ぶポイント(場所・曜日・時間・料金・内容)
あなたとお子さんのベストなタイミングで始めて、スイミングのメリットをぜひ取り入れて下さいね♪