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寒天とゼラチンは混ぜると新食感ゼリーに変身!【3つの注意点とすぐ作れるレシピも紹介】

悩める女性
悩める女性
寒天とゼラチンは混ぜて使ってもいいんですか?混ぜたらどんな感じになりますか?
悩める主婦
悩める主婦
ぷるんとしててツルっと滑らかなゼリーを作りたいのですが…どうすればいいでしょう? ゼラチンだけだとぷるっぷるになり過ぎるし、寒天だけだと硬すぎる。混ぜることも考えてみたのですが、分量の目安がわかりません。

市販のゼリーは、すくったらぷるん、食べたらツルっとしていますよね。

このぷるぷるでツルッとしたゼリー独特の食感は、いくら寒天を調整して柔らかく作っても出せません。

今まで使い方や食感が真逆の寒天とゼラチンを混ぜるなんて…考えたこともなかったので、色々と調べてみました。

結論からいうと、寒天とゼラチンを混ぜて使っても全く問題ありません!

問題どころか、寒天とゼラチンの配合を変えれば理想の固さ、理想の食感のゼリーを自由自在に作ることができるんです!

しかし、寒天とゼラチンを混ぜて使うには注意点もあります。

そこでこの記事では

を解説しています。

管理栄養士
管理栄養士
色々試して見つけた「寒天とゼラチンを混ぜて作る新食感ゼリーのレシピ」も紹介しているので、最後まで読んでいってくださいね。

これを読んだあなたは、ずっと探し求めていた「理想のゼリー」にたどり着くことができるでしょう。

寒天とゼラチンを混ぜる時の3つの注意点

管理栄養士
管理栄養士
寒天とゼラチンは混ぜて使っても美味しいゼリーが作れますが、3つの注意点があります。転ばぬ先の杖、作る前に一緒に確認しましょう。

寒天とゼラチンを混ぜる時の3つの注意点

  1. 寒天とゼラチンは別々に溶かす
  2. 温めた液体を加える
  3. 冷蔵庫に入れて固める

⓵寒天とゼラチンは別々に溶かす

なぜなら、寒天は植物性、ゼラチンは動物性の材料で出来ているので溶ける温度が違うからです。

  主な成分 溶ける温度 溶かし方
寒天 海藻の食物繊維 90℃以上 沸騰させる
ゼラチン 動物性たんぱく質 60-90℃ 沸騰させない

寒天やゼラチンが固まる仕組みは

  1. 寒天やゼラチンの成分を熱で分解する→溶ける
  2. 分解された成分が冷める時に再結成する→固まる

寒天の食物繊維は、90℃以上に沸騰させることで分解され、冷める過程で再結成して固まります。

しかしゼラチンのたんぱく質は、沸騰させることで壊れてしまうので、冷やしても再結成することができず固まりません。

そこで1つ目の注意点は、寒天とゼラチンは別々に溶かすこと!

寒天とゼラチンを別々に溶かせば、寒天が溶け残ったり、ゼラチンのたんぱく質が壊れて固まらない…というトラブルを避けることができます。

管理栄養士
管理栄養士
寒天とゼラチンは主成分が違うため、溶ける温度が違います。寒天とゼラチンを混ぜてゼリーを作る時は、必ず別々に溶かしましょう。

 

②温めた液体を加える

なぜなら、寒天は常温で固まってしまうからです。

  固まりはじめる温度 追加する液体
寒天 40℃以下 45℃以上(熱めのお風呂)
ゼラチン 20℃以下 常温~80℃くらい

寒天は、40℃以下で固まりはじめます。

寒天やゼラチンと溶かした液に冷たい液体を入れると、寒天だけが先に固まるので所々に粒々ができてしまうのです。

そこで2つ目の注意点は、45℃以上(熱めのお風呂くらい)に温めた液体を加えること!

温めた液体を加えれば、粒々ができた口当たりの悪いゼリーになることは無くなります。

管理栄養士
管理栄養士
寒天は冷たい液体を入れるとゼラチンより先に固まってしまいます。寒天とゼラチンを混ぜてゼリーを作る時は、必ず温めた液体を加えましょう。

 

③冷蔵庫に入れて固める

なぜなら、ゼラチンは15℃以下にならないと固まらないからです。

  固まる温度 冷蔵庫
寒天 常温 不要
ゼラチン 15℃以下 必須

寒天は、冷蔵庫に入れなくても常温で完全に固まります。

しかし、ゼラチンを混ぜて作ったゼリーは、常温でも一見固まっているように見えますが…まだ完全には固まっていません。

右:常温で一晩置いたもの  左:冷蔵庫に5時間入れたもの

そこで3つ目の注意点は、寒天とゼラチンを混ぜてゼリーを作った時は、冷蔵庫に入れて固めること!

冷蔵庫で冷やすことで、ゼラチンまできちんと固まった新食感のゼリーが出来上がります。

管理栄養士
管理栄養士
ゼラチンは20℃以下にならないと固まりません。寒天とゼラチンを混ぜてゼリーを作った時は、必ず冷蔵庫に入れて固めましょう。



寒天とゼラチンを混ぜて使う時の手順

準備

寒天とゼラチンは、使う前にふやかすなど準備が必要なものと、そのまま使っていいものがあります。

この準備がきちんとできていないと、寒天やゼラチンが溶け残ったり、固まらない原因になるので注意しましょう。

種類 下準備 使いかた
寒天 棒寒天
  1. もみ洗いして汚れを落とす
  2. たっぷりの水に30分浸ける
  3. 細かくちぎる

※②と③は逆でもOK

YouTube
糸寒天
粉寒天 そのまま常温の水に入れてOK
ゼラチン 板ゼラチン たっぷりの冷水に10分浸ける YouTube
粉ゼラチン 大さじ2の水で10分ふやかす
顆粒ゼラチン そのまま温めた液体に入れてOK

溶かし方~完成

準備ができた寒天、ゼラチンを煮溶かして完成させるまでの手順です。

この手順通りにやっていけば、失敗することはまずありません。

寒天とゼラチンを混ぜて作る時の手順

  1. 水で戻した寒天を常温の水に入れて火にかける(粉寒天はそのままIN)
  2. ブクブクと泡立つまで混ぜながら沸騰させる
  3. 沸騰したら火を弱め、沸騰状態をキープしながら2分混ぜ続ける
  4. 透明感が出てかたまりがなくなったら火を止める
  5. ふやかしたゼラチンを入れる(顆粒ゼラチンはそのままIN)
  6. ゼラチンが溶けたら、砂糖を入れる
  7. 温めた残りの液体を入れる
  8. 器に入れ、常温になるまで冷ます
  9. 常温まで冷めたら冷蔵庫に入れる

  • 寒天、ゼラチンを使う前の準備をしっかりする
  • 寒天は必ず2分以上沸騰させて煮溶かす
  • ゼラチンは火を止めてから入れる
管理栄養士
管理栄養士
寒天とゼラチンを混ぜて使う時は、この手順で作ると失敗ゼロ。ふやかすなどの準備なしてすぐ使えるタイプの寒天とゼラチンを使うと楽ちんですよ。
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寒天の溶かし方をもっと詳しく知りたい方はコチラも参考にしてみてください。

粉寒天の溶かし方は5つのルールを守れば失敗ゼロ!【正しい手順を動画で解説】 粉寒天は、温めれば溶けるはずなのに「うまく溶けない」「ダマになる」などレシピ通りにやっているのにどうして?と思いますよね。 このダマ...



寒天とゼラチンを混ぜて作る新食感ゼリーのレシピ4選

管理栄養士
管理栄養士
寒天とゼラチンを混ぜて作るゼリーは、配合によって食感が大きく変わります。試行錯誤して、絶妙なバランスのゼリーができたので、ぜひ作ってみてくださいね。

【3つの食感】コーヒーゼリー

寒天の分量とコーヒー液の量で、3つの食感になりました。

【材料:出来上がりの食感で調整】

  • 寒天:1~3g
  • 寒天を溶かす水:150㏄
  • ゼラチン:5g
  • コーヒー液:350~500㏄
  • 砂糖:大さじ5~大さじ7
食感 寒天+常温の水 ゼラチン コーヒー液 砂糖
ゆるふわ 1g 150㏄ 5g 500㏄ 大さじ7
ぷるぷる 2g 150㏄ 5g 450㏄ 大さじ6
さっぱり 3g 150㏄ 5g 450㏄ 大さじ6
コーヒーゼリーの作り方

  1. 水に浸けて柔らかくした寒天を常温の水に入れ火にかける(粉寒天はそのまま)
  2. ブクブクと泡立つまで沸騰させる
  3. 沸騰したら火を弱め、沸騰状態をキープしながら2分かき混ぜる
  4. 透明感が出てかたまりがなくなったら火を止める
  5. 水に浸けてふやかしたゼラチンを入れる(顆粒ゼラチンはそのまま)
  6. ゼラチンが溶けたら、砂糖を入れる
  7. 温めたコーヒー液を入れる
  8. 器に入れて常温まで冷ます
  9. 冷めたら冷蔵庫に入れる

※寒天とゼラチンの溶かし方はコチラ

ゆるふわの配合で作ったコーヒーゼリーは、滑らかでつるんとした仕上がり。

ぷるぷるの配合で作ったコーヒーゼリーは、市販のゼリーに一番近い仕上がりになっています。

さっぱりの配合で作ったコーヒーゼリーは、寒天のしゃっきり感に滑らかさをプラス。

管理栄養士
管理栄養士
寒天だけ、ゼラチンだけでは出せない新食感のコーヒーゼリーです。お好みの固さを見つけてくださいね!

【ゆるゆる】水分補給ゼリー

風邪をひいて喉が痛いとき、食欲がないときなとに噛まずにつるんと飲み込める固さです。

【材料:ゼリー800㏄】

  • 寒天:1g
  • 寒天を溶かす水:300㏄
  • ゼラチン;5g
  • 砂糖:大さじ3
  • スポーツドリンク:500㏄
  • 塩:ひとつまみ
  • レモン汁:小さじ1(なくてもOK)
食感 寒天+常温の水 ゼラチン スポーツドリンク 砂糖
ゆるゆる 1g 300㏄ 5g 500㏄ 大さじ3
水分補給ゼリーの作り方

  1. 水に浸けて柔らかくした寒天を常温の水に入れ火にかける(粉寒天はそのまま)
  2. ブクブクと泡立つまで沸騰させる
  3. 沸騰したら火を弱め、沸騰状態をキープしながら2分かき混ぜる
  4. 透明感が出てかたまりがなくなったら火を止める
  5. 水に浸けてふやかしたゼラチンを入れる(顆粒ゼラチンはそのまま)
  6. ゼラチンが溶けたら、砂糖と塩ひとつまみ入れる
  7. 温めたスポーツドリンクを入れる(電子レンジ600w2分くらい)
  8. レモン汁を入れる→なくてもOK!あった方が味がスッキリ
  9. 器に入れて常温まで冷ます
  10. 冷めたら冷蔵庫に入れる

※寒天とゼラチンの溶かし方はコチラ

管理栄養士
管理栄養士
スプーンにすくって口に入れると、ホロホロと崩れるくらいの固さです。ゼラチンだとねっとりして飲み込みにくいときでも、のど越しがいいので小さいお子さんでも食べやすいと思います。

【もっちり】台湾スイーツ風ゼリー

【材料:ゼリー550㏄】

  • 寒天:2g
  • 寒天を溶かす水:150㏄
  • ゼラチン:5g
  • 砂糖:大さじ3
  • 無調整豆乳:400㏄
  • シロップ:砂糖50g+水100㏄
食感 寒天+常温の水 ゼラチン 無調整豆乳 砂糖
もっちり 2g 150㏄ 5g 400㏄ 大さじ3
台湾スイーツ風ゼリーの作り方

  1. 水に浸けて柔らかくした寒天を常温の水に入れ火にかける(粉寒天はそのまま)
  2. ブクブクと泡立つまで沸騰させる
  3. 沸騰したら火を弱め、沸騰状態をキープしながら2分かき混ぜる
  4. 透明感が出てかたまりがなくなったら火を止める
  5. 水に浸けてふやかしたゼラチンを入れる(顆粒ゼラチンはそのまま)
  6. ゼラチンが溶けたら、砂糖を入れる
  7. 温めた豆乳を入れる(電子レンジ600w2分くらい)
  8. 器に入れて常温まで冷ます
  9. 冷めたら冷蔵庫に入れる
  10. シロップつくり食べるときにかける

※寒天とゼラチンの溶かし方はコチラ

管理栄養士
管理栄養士
台湾のスイーツ豆腐花(とうふぁ)を真似して豆乳で作りました。甘さ控え目のツルっともっちりした仕上がりです。砂糖をきび糖や三温糖にするとコクがでますよ。

【とろける】牛乳ゼリー

【材料:ゼリー650㏄】

  • 寒天:1g
  • 寒天を溶かす水:150㏄
  • ゼラチン:5g
  • 砂糖:大さじ7
  • 牛乳:500㏄
食感 寒天+常温の水 ゼラチン 牛乳 砂糖
とるける 1g 150㏄ 5g 500㏄ 大さじ7
とろける牛乳ゼリーの作り方

  1. 水に浸けて柔らかくした寒天を常温の水に入れ火にかける(粉寒天はそのまま)
  2. ブクブクと泡立つまで沸騰させる
  3. 沸騰したら火を弱め、沸騰状態をキープしながら2分かき混ぜる
  4. 透明感が出てかたまりがなくなったら火を止める
  5. 水に浸けてふやかしたゼラチンを入れる(顆粒ゼラチンはそのまま)
  6. ゼラチンが溶けたら、砂糖を入れる
  7. 温めた牛乳を入れる(電子レンジ600w2分くらい)
  8. 粗熱が取れるまでかき混ぜ続ける
  9. 器に入れて常温まで冷ます
  10. 冷めたら冷蔵庫に入れる

※寒天とゼラチンの溶かし方はコチラ

管理栄養士
管理栄養士
口に入れるとすぐにとろける牛乳ゼリーは、アイスコーヒーやオレンジジュースをいれてドリンクにしても美味しいですよ。



まとめ

寒天とゼラチンは混ぜて使っても大丈夫ですか?

大丈夫です。しかし、混ぜて使う時には以下の3つに注意しましょう。

  1. 寒天とゼラチンは別々に溶かす
  2. 温めた液体を入れる
  3. 冷蔵庫に入れて冷やす

寒天とゼラチンはどのくらい混ぜればいいですか?

寒天とゼラチン、水分で食感が変わります。以下の分量を参照に作ってみてください。

食感 寒天+常温の水 ゼラチン 残りの液体
ゆるふわ 1g 150㏄ 5g 500㏄
ぷるぷる 2g 150㏄ 5g 350㏄
さっぱり 3g 150㏄ 5g 450㏄
寒天とゼラチンの違いは?

原材料と出来上がりの食感が違います。寒天は海藻、ゼラチンは動物の骨や皮のたんぱく質で出来ています。寒天は歯切れのいいしゃっきり感、ゼラチンはぷるぷるモチモチしています。

棒寒天とゼラチンも一緒に使ってもいい?

大丈夫です。棒寒天を水に浸けて柔らかくしてから使いましょう。

寒天とゼラチンは混ぜて使ってもOK。

単独で作る時とは、また違う新食感のゼリーができます。

寒天とゼラチンの使いかたの違いをマスターすれば、好きな固さ、食感がきっと見つかりますよ。

寒天とゼラチンを混ぜてゼリーを作る時、参考にしていただければ幸いです。