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あさりはカルシウムや鉄分など、ミネラル豊富で子供に食べさせたい食材のひとつです。
「食べさせたいけど、アレルギーが怖い」
「貝類ってなんとなく最初は怖い。みんなはいつからどんな風に与えてるのかな?」
すごく気になりますよね。
結論から言うと、
なぜなら、そのころから物を噛めるカミカミ期になるからです。
しかし注意点もいくつかありますので詳しくみていきましょう。
この記事では、
- あさりはいつから食べられるのか
- あさりを食べさせるときの注意点
- あさりのアレルギーについて
- 貝毒について
- あさりを使った子供喜ぶレシピ4選
をご紹介します。
離乳食にOKなレシピも紹介します!家族で栄養満点なあさりを楽しみましょう!
あさりはいつから食べられる?1歳ごろからOK!
先にお伝えしましたが、あさりは1歳ごろから食べさせることができます。
その理由としまして、一番はあさりの身の弾力、つまり噛みにくさにあります。
ということは、我が子の歯の生え方の様子や、物を噛めるかどうかの様子を見て決めるのが良さそうですね。
歯の生える時期や順番などは個人差がありますのであくまでめやすです。
1歳ごろになると、離乳食の完了期になり、歯も大体上下合わせて8本ほど生えそろってきます。
口の中でカミカミすることもできるようになり、いろんなものが噛めるようになってきます。
あさりを食べさせるときの注意点
小さく刻む
食べられそうだからあげてみよう!とそのままあげるのはちょっとお待ちください。
あさりは加熱すると身が硬くなって噛みにくいですよね。
まずは1cmほどに小さく刻んで与えてあげてください。
とろみをつけてあげるのも飲み込みやすくなるのでおすすめです。
大人のようにしっかりと歯が生えそろい、物が噛めるようになるのは大体2歳半ごろと言われています。
そのころになるまではなるべく小さくして与えるのが良いでしょう。
しっかり砂抜き
殻付きの生のあさりであれば砂抜きはしっかりしてください。
最近ではスーパーなどで砂抜き済みの商品も売られていますが、その場合でもなるべく砂抜き処理をすることをおすすめします。
砂抜きは、暗くするのがコツのようです。
冷蔵保存で2日程度で使い切る
あまり日持ちがしない生のあさりは衛生面で注意が必要です。
常温保存にも適さないため、冷蔵庫で保存して二日ほどで使い切ってください。
購入したあさりには賞味期限が記載されているので必ず守るようにしましょう。
どうしても食べきれない場合は冷凍保存をしましょう。
- 砂抜きをしたあさりの水気をペーパータオルなどでしっかりと拭き取る
- 冷凍用の保存袋に平らになるように並べる
- 空気を抜いて口をしっかり閉めて冷凍する
こうすることで、3週間は持ちます。
調理するときは必ず凍ったまま行いましょう。
自然解凍したあさりは加熱しても殻が開かなくなってしまいます。
新鮮な市販品を加熱して与える
あさりは潮干狩りなどで調達してくるのではなく、新鮮な市販のものを購入しましょう。
そしてよく火を通してからあげてください。
スーパーなどで購入する場合は、貝が硬く閉まっているものを選んでください。
また、貝毒という言葉をご存知でしょうか。
貝毒の説明については農林水産省のホームページに記載がありました。
主に二枚貝(ホタテ、カキやアサリなど)が、ある種の毒素をもった植物プランクトンを食べ、ヒトに有害な毒素を体内に蓄積させ貝毒を持つようになる
引用元:農林水産省ホームページ
また症状としては手足の痺れや頭痛、下痢や嘔吐なんかもあるようです。
これを読むだけだとなんだかこわく感じてしまいますよね。
しかし都道府県や生産者が定期的に検査をするなど、しっかりとした規制がされているため、毒化したあさりが市販されることはほぼないようです。
潮干狩りや海水浴でとった貝などは規制に該当しないため、貝毒の危険性はあります。
しかも貝毒は熱に強いため、加熱調理しても毒性は消えません。
これらの理由から、安全なあさりを安心して食べるためにも、生産元がわかるような市販品を購入してください。
アレルギーに気を付ける
あさりはアレルギーが出にくい食材ですが、貝類の仲間としてアワビが特定原材料に準ずるものとして食物アレルギー表示が奨励されています。
そのためあさりも貝類の一種として可能性が全くないとは言えません。
主に症状としては
- かゆみ
- のどの痛み
- 下痢
- 嘔吐
- 腹痛
- 湿疹
- などです。
アレルギーの判断をつけるためにもまずはあさりだけを食べさせて様子をみてください。
心配な場合はまずは身ではなく、あさりの出汁から与えてみてもいいでしょう。
小さじ半分ほどを飲ませてみて、大丈夫そうなら少しづつ与えてみましょう。
特に量に決まりはありませんが、初めは大さじ1杯までにしてその後の様子を見てあげると安心ですね。
食べさせ過ぎない
あさりの1日あたりの適量は幼児ならば3〜4個までです。
ちなみに、大人だと8〜10個までです。
あさりは体に嬉しい栄養素がたくさん含まれていますが、そもそもあさりの含有量なら特に食べすぎて悪いことが起きる可能性は低いようです。
しかし、気にしなければならないのが塩分です。
あさりの食べられる部分の食塩相当量は、100gあたり2.2gです。
子供の食塩摂取量の1日目標は、1〜2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満
引用:NHKホームページ
とされています。
あさり以外の食品にももちろん塩分は含まれていますから、食べすぎると塩分過多になり、嘔吐や下痢、痙攣や硬直、発熱などといった食塩中毒の症状が現れる場合もあります。
あさりを使った子供も喜ぶレシピ4選
小さい子供のために考えられた安心リゾット
材料(1人分)
ご飯/70g
玉ねぎ/10g
かぼちゃ/15g
あさりの身/2つ
野菜スープ粉末/小さじ¼
牛乳/大さじ3
水/200cc
乾燥パセリ/ひとつまみ
レシピを考えた人のコメント
あさりも身を小さく刻めば食べられちゃいます。アレルギーの心配があるので少量からあげてみて下さい
離乳食期の子供のために安心して食べられそうなメニューですよね。あさりの身は小さく刻んでと書いてありますので1cm以下に刻んで入れてみると良さそうですね。
あったか簡単なクラムチャウダー
こちらはなんと炊飯器でできちゃうクラムチャウダーのレシピ。しかもあさりは缶詰を使用していて、手軽で安心ですよね。離乳食完了期から幼児期、大人の場合の作り方もあり、ずっと美味しくいただけそうですね。
手づかみパクパク磯の香りのチヂミ
【離乳食完了期】あおさと魚介の米粉チヂミ by mogcook
こちらは手づかみでパクパク食べられる、なんとも子供がよろこびそうなレシピです。なおかつ小麦粉のかわりに米粉を使ってあったりと作成者さんの子供への想いがつまったレシピですよね。
やっぱり定番!お汁だけでもOKな味噌汁
超楽々 ガッテン流アサリの味噌汁作ります by ilikemers1
こちらはやっぱり欠かせないお味噌汁。これなら汁だけで栄養もうまみも味わえて身が食べられない子供にも良さそうですね。
まとめ
あさりは1歳頃から食べさせてOKです!
カルシウムや亜鉛、鉄分などミネラルを多く含んでいる栄養たっぷりな食材です。
特に離乳した1歳頃から摂りたい鉄分も多く含まれるため、食べさせてあげたいですよね。
今回この記事でお伝えした6つの注意点
- 1cmほどに小さく刻んで与える
- しっかりと塩抜き処理をする
- 衛生的に保つ(冷蔵なら2日、冷凍なら3週間で食べ切る)
- 新鮮な市販品を使う
- まずはあさりだけで与える
- 1日3〜4個まで
- これらを踏まえてあさりを美味しく楽しんでくださいね。