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日本人なら毎日食べるお米ですが炊いてみたら激マズっ!!とガッカリ…。
捨てるなんてもったいないし、でも大量に余っているしどうしようと思ったことはありませんか?
私も安くて大量に買えるお米を買った時、安かったからかパサパサで白米の状態では食べられないくらいだったのでチャーハンにしたりオムライスにしたり味付けをしてなんとか消費したことがあります。
でもまずいお米は味付けをして食べるのではなく、炊くときに一工夫をすることで美味しく食べることができるんです!
それに保管状態や炊飯器の汚れによって美味しいはずのお米がまずくなってしまうなんてこともあるのです。
今回、お米がまずくて食べられない!とお困りのあなたにこの記事では以下の4つについてお話していきたいと思います。
- まずいお米にひと手間加えて美味しくする6つの方法
- まずいお米は正しい炊き方で美味しくなる
- まずいお米にしてしまう3つの原因
- まずいお米を使ったアレンジスイーツ3選!
お米がまずいからと言って捨ててしまうのはもったいないです!
まずいお米も美味しく生まれ変わらせて楽しい食事時間をお楽しみください♪
まずいお米にひと手間加えて美味しくする6つの方法
まずいお米は、炊くときに一工夫をすることで美味しく食べることができるんです!
氷を入れて炊く
氷を入れて炊くことによって、お米のうまみと食感を引き出すことができる
お米を炊く際に氷を1~2個入れて炊きます。
氷を入れることによって水温が下がり、お米にゆっくりと熱が加えられます。
するとお米の旨味を引き出され、ふっくらとしたご飯が炊けます。
昆布を入れて炊く
昆布の出汁によってお米の旨味が引き出され、精米仕立てのようなふっくらとしたお米になります
お米を研ぎ終わったら、適当な大きさに切った昆布を一緒に入れて浸漬、炊飯をします。
昆布を入れることによってお米の粘りと昆布の出汁が染みわたりお米の旨味がアップします。
お寿司などによく合うので、手巻き寿司などを作る時にチャレンジしてみるのもいいかもしれません♪
我が家の定番!昆布とじゃことゴマの寿司飯 by sugomoli
もち米を加えて炊く
もち米を入れて炊くことによって
- 時間が経ってもモチモチのお米が食べられる。
- 冷めてもパサつきにくいため、お弁当に入れても美味しく食べられる。
- 炊いたお米を冷凍保存して温めなおしてもモチモチ感が持続する。
もち米をお米全体量の1割程度加えることでもち米の水分が他のお米にも移るため、パサパサしたお米が「もっちり」、「ツヤツヤ」の食感に炊きあがり、味も良くなります。
もち米を混ぜて炊く時の水分量は白米を炊く時に比べて少ない
白米にもち米を混ぜて炊くときには「水加減」に注意が必要です!
いつもと同じ水分量で炊いてしまうと、モチモチというよりベタベタとしたご飯になってしまいます。
通常、白米1合に必要な水分量は200ccですが、もち米を炊く際は1合あたり約150ccと若干少なめです。
お米を3合炊く時の水分量の目安
種類 | 炊く量 | 水分量 |
白米 | 3合 | 600cc(炊飯器の3の目盛り) |
白米ともち米を混ぜたもの | 3合 | 550cc(炊飯器の3の目盛りより少し少なめ) |
日本酒を入れて炊く
日本酒を入れて炊くことによって、古いお米の場合は臭いが取れ、お米に甘みを与えてくれるので美味しくなります。
日本酒は、お米1合に対して大さじ1杯(ペットボトルのキャップ2杯分)を入れて炊飯します。
すると、日本酒に含まれる糖分がお米に甘みを与えてくれるので新米のような美味しいお米になります。
みりんを入れて炊く
みりんに含まれるアルコールによって
- 日本酒と同様に、みりんに含まれるアルコールでお米の嫌な臭いが消える。
- みりんに含まれる糖質が甘みやコクを増やしてくれるのでお米が美味しくなる。
みりんを入れる場合は、1合に対し大さじ1/2(ペットボトル1杯分)ほど加えます。
塩を少々加えて炊く
塩を入れて炊くことによって
- モチモチ食感のお米に炊きあがる。
- お米の甘味が引き出される。
塩はお米2合に対してひとつまみ程度加えます。
塩の保水性によって、お米に含まれる水分量が増してモチモチになり、塩分によってもお米の甘味が引き出されるので新米のような炊きあがりになります。
まずいお米は正しい炊き方で美味しくなる
お米がまずいという原因はお米の品種によるものも考えられますが、意外にも炊き方次第でもまずくなってしまうのです。
この章では、手順ごとに正しいお米の研ぎ方をご紹介します♪
手順1研ぎ方
お米を美味しく炊くには研ぎ方が大事です。
①すすぎ
- お米を研ぐ前に、お米の表面についているヌカやゴミなどを取り除くために一度お米をすすぐ。
- きちんと計量したお米を水を張ったボウルに入れ、最初の水はすぐに捨てる。
水をすぐに捨てるのは米がヌカや匂い・ゴミを含んでいる「汚れた水」を吸収するのを防ぐためです。
- もう一度素早く水を入れて優しくかき混ぜたら水を捨てます。
通常はこれですすぎが終わりますが、精米してから時間が経ったお米や水の濁りが気になる場合はもう一度すすぎます。
②研ぎ方
- すすぎが終わり、水を完全に切った状態にしたら、米粒にダメージを与えないように力を入れず手早く研ぎます。
- 指先でお米を摩擦させるようなイメージで手早く20回程度かき混ぜます。
- ①のすすぎと、②の研ぎ方を5回程度繰り返して水が透明になったらお米の量に合わせた水を入れて炊飯器に入れます。
最近は精米技術が向上したので、ヌカの付着はそこまで多くないのでゴシゴシと力強く研ぐ必要はありません。研ぎすぎるとお米にヒビが入ったり、割れてしまい、炊きあがりがべたついたりする原因にもなります。
手順2浸漬(しんせき)をする
浸漬をすることでお米に十分な水分が浸透し、ふっくらとした美味しいお米に炊きあがります。
浸漬(しんせき)とは研ぎ終わったお米を炊飯器に入れる前に、米粒の中心部まで十分に吸水させること
お米を炊く前に水に浸した状態にしてから炊飯器で炊きます。
浸漬時間の目安
季節 | 浸漬時間 | 浸漬する場所 |
夏 | 30分 | 冷蔵庫 |
冬 | 60分 | キッチン |
夏は高温で菌が増殖しやすいので冷蔵庫の中に置くのが安全です。
浸漬時間が長すぎるとお米に匂いが出たり、お米の旨味が水に溶けだし、逆にまずいお米になってしまうので長くても90分までに留めておきましょう。
手順3炊きあがったらかくはんして保温する
かくはん(かき混ぜる)することによって、
- お米の余分な水分が蒸発するのでベタっとしない。
- お釜の水分が均一になるので味にムラが無くなる。
かくはんする時はなるべくお米をつぶさないように優しく行うようにしましょう。
保温する際には、ご飯をこんもりと、お釜の中心部がやや高くなるように形成します。
形成して20分後が最もお米が美味しくなります。
かくはんのコツ
- 炊きあがった表面をしゃもじで十字に切り、ブロックごとに内なべの側面からしゃもじを入れ、底からしっかり持ち上げるようにほぐします。
- 十字に切るのは、お米の粒をつぶさずに全体をまんべんなく混ぜるため、ふんわり持ち上げてほぐすのがコツです♪
まずいお米にしてしまう3つの原因
お米自体がまずいという理由だけでなく、普段なんとなくしていることがお米をまずくしていることがあります。
その原因として3つのことが考えられます。
お米を高温多湿で保存していないか
お米を高温多湿な所で保存してしまうとお米が酸化して味が落ちてしまう
お米は高温多湿に弱いため、夏の暑い時期や、シンクの下など湿気が溜まりやすい所ではすぐに味が落ちてしまいます。
できるだけ長く美味しさを長持ちさせるのは、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです!
また、しっかり密閉されていない容器で保存してしまうと虫が湧いて卵を産み付けることがあるので注意しましょう!
炊飯器が汚い
炊飯器が汚れていることによってお米の味は落ちる!
意外と見落としがちですが、炊飯器内が汚れてしまっていると、雑菌が繁殖し、悪臭を発生させてしまいます。
なので炊飯器だけでなく、ふたも洗ったり、お釜の周りや炊飯器の内部は毎回拭くなどしてしっかり洗うようにしましょう!
保温時間は長すぎないか
保温時間が長くなると、
- お米の水分が飛んでしまい、変色して硬くなる。
- 水分が飛んでしまうことでお米の旨味も失われる。
一度保温を切って再度保温するという方法はおすすめしません!
なぜなら、保温を切ることによって温度が低下するので雑菌が繁殖してお米がまずくなるからです。
その他にも再加熱すると結露が多く発生するのでお米がベチョベチョになる原因にもなります。
なので食べ切れなかった場合は炊飯器にそのままにするのではなく、一食分に分けて冷凍保存するのがおすすめです☆
まずいお米を使ったアレンジスイーツ3選!
すでに炊き上がったまずいお米にガックリしているそこのあなた!
ガッカリする必要はありません!(^^)!
アレンジをして美味しく食べればいいんです♪
みたらし団子
モチモチクッキー
モチモチスコーン
まとめ
まずいお米も炊く前の一工夫で美味しいお米に変身出来たり、すでにまずいお米が炊きあがってしまったとしてもアレンジして美味しく作れると自分の料理のスキルに自信がつきますよね!
今まで紹介した方法は料理が苦手な方でも簡単に挑戦できるので是非試してみてください☆