食べ物の悩み

ポテトチップスは体に悪い?危険性やデメリットを調べてみた!

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ポテトチップスといえば、「体に悪い」食べ物の代表として有名ですよね。

確かにカロリーは高いし、塩も多いし、油分もたっぷり。

でも、具体的にどんな危険性があるかを知ってる人は少ないのではないでしょうか?

簡単にまとめると、

  • 高カロリー
  • 塩分が多い
  • 油分が多い
  • 発がん性物質が含まれている
  • 中毒性がある

などの危険性があります。

ですが、本当に体に悪いだけかと言えばそうでもありません!

重要なのは食べ方なのです。

食べ方さえ間違えなければ、実はそこまで体に悪い食べ物というわけはないのです。

それならばポテトチップスに、

どんな危険性やデメリットがあるのか?

メリットはあるのか?

どういう食べ方がいいのか?

知りたいとは思いませんか?

今回の記事では、ポテトチップスの悪い面と良い面の両方から解説し、体に負担のない食べ方を紹介します。

なぜポテトチップスは体に悪いのか

最初にもお伝えしたようにポテトチップスが体に悪いというのは有名で、医学的・栄養学的面からも裏付けがあります。

ですが、本当に「ポテトチップスを食べること」が体に悪いかと言うと少し違います。

ポテトチップスが好きな人は一回で一袋を食べきってしまうことも珍しくないと思いますが、要は食べ過ぎることが体に悪い一番の原因なのです。

どんなに体に良いと言われる食品でも、食べ過ぎれば体内のバランスを崩し、何かしらの病気の原因になることだってあります。
フルーツが美容にいいからと言ってそれだけ食べていれば当分の過剰摂取と栄養の偏りが、お肉が好きだからと言って野菜を摂らなければビタミン等の不足で体調を崩すこともあるでしょう。

その点を踏まえた上で、ポテトチップスを食べ過ぎることで起こる危険性とデメリットについて説明していきます。



ポテトチップスを食べる危険性・デメリット

最初に挙げた危険性からも推測できるように、ポテトチップスを食べることによって起こるデメリットとは健康への影響と病気への罹患リスクです。

健康を保ちながら美味しく食べるためには、食品に含まれる危険性を理解しておく事が大切ですよね。

具体的にどういった危険性とデメリットがあるのかは次の通りです。

高カロリー

高カロリーである事の一番の危険性は肥満の原因に繋がる事です。

ポテトチップスを間食に食べるという事は通常の食事の加えてカロリーの上乗せをする事になるので、その余分なカロリーは当然エネルギーではなく脂肪へと蓄積されます。

特に、ポテトチップスは一袋当たり平均で300キロカロリー含まれていて、このカロリーを消費するためには60分程度のランニングなどかなりの量の運動が必要になるでしょう。

油分が多い

ポテトチップスはスライスしたジャガイモを油で揚げているので、油分を多く含んでいます。

油分が多いことは高カロリーになる原因でもありますが、それ以上に問題なのは心筋梗塞や認知機能低下のリスクがあるトランス脂肪酸が含まれている事です。

このトランス脂肪酸とは植物油を扱う過程で作られる副産物で、体への害があることが報告されています。

外国では使用禁止や含有量の表示を義務付け等厳しく管理されていますが、通常の食生活において過剰摂取する心配はないだろうということで、日本においては特に規制はされていません。

発がん性物質が含まれている

糖やたんぱく質を含む食品を揚げたり加熱したりすると、発がん性物質であるアクリルアミドが発生することが知られています。

この成分はコーヒーやほうじ茶、ビスケット等にも含まれていますが、特にポテトチップスの含有量は多く、一袋に基準量の500倍近いアクリルアミドが含まれているのです。

ファーストフードのフライドポテトで基準値の100倍程な事を考えると、これがどれだけ多い数値なのか分かるでしょう。

中毒性がある

うま味成分であるグルタミン酸ナトリウムは塩味を感じにくくさせる効果があり、これがついつい手が止まらなくなる中毒性へと繋がります。

また、普段からストレスが多い人はポテトチップスに依存してしまっている可能性があるのです。

食べるという行為からストレスを軽減したいと思うのは人間に備わっている防御本能で、脂肪や糖質の多い食べ物であるポテトチップスは余計に美味しいと感じやすくなります。

人間の脳は自分が否定した事を受け入れられなくて逆の行動を取るものなので、食べないと決意してもやめられないのはそういった脳の仕組みが原因なのかもしれません。



ポテトチップスを食べるメリット

それなら、ポテトチップスを食べることにメリットはあるのかという話になりますが、考えてもみてください。

元々ポテトチップスは、レストランで分厚いフライドポテトが嫌なお客様のために提供され、その美味しさが広まって有名になった食べ物という説があります。

つまりは、日本でイメージされるスナック菓子ではなくジャガイモ料理です。

ジャガイモには体に良い栄養がたくさん含まれていて、特に多いものをまとめると次の通りになります。

  • ビタミンC(疲労の回復、美肌効果、ストレス軽減)
  • カリウム(むくみ解消、高血圧の予防)
  • 食物繊維(便秘の予防、血糖値上昇の抑制)

ジャガイモはビタミンCが多くりんごの5倍も含まれています。

ビタミンCは体の疲れを取る効果やストレスの軽減、他にもシミやニキビの改善、コラーゲンを合成することによるシワの改善にも役立つので美肌にもいいですよね。

しかもジャガイモは加熱してもビタミンCが壊れにくく、火を通してもビタミンCが摂れる優秀な野菜なのでその効果はてきめんです。

そして、ポテトチップスを食べることで起こる危険性で高血圧と肥満ってありましたよね?

それに対してカリウムは塩分の摂りすぎを調整する作用があり、血圧が上がるのを抑えます。

食物繊維は血糖値の急激な上昇を抑えてくれることで肥満を予防し、腸に働きかけることでお通じの改善にもなるのです。

つまり、食べるのをやめられないなら食べ方を工夫すればリスクを抑えられるとは思いませんか?



ポテトチップスの体に優しい食べ方

では、体の事を考えながらポテトチップスを食べるにはどうすればいいのか。

食べるのに適切な量時間帯に気を付ければ、普通に食べるよりも体にかかる負担を減らすことができます。

まずはこの2点に注目して考えていきましょう。

食べる量

一日に食べるおやつの目安量としては大体200キロカロリーくらいまでが適切であると言われています。

ポテトチップスが一袋60g当たり300キロカロリー程であることを考えると、半分の150キロカロリーに抑えるのが無難でしょう。

また、食べ過ぎないように小袋のポテトチップスを用意すると一袋食べる満足感が得られる上にカロリーの抑制にもなっていいですね。

食べる時間

「ポテトチップスが体に悪いならいつ食べても変わらないんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、人間には消費カロリーが多い時間帯があります。

これは体温の高さに関係していて、一番体温が高い時間は、昼の15時~18時頃であると言われているのです。

つまり「ポテトチップスを食べるならおやつの時間である15時にする!」

といったように、食べる時間を固定してしまえば夜に間食してしまうよりも体にいいと考えられます。



おすすめのポテトチップス

最後に、ポテトチップスの種類を変えるという視点からおすすめのポテトチップスを紹介していきます。

心配事の種類に合わせて選んでみましたので、是非一度試してみてください。

高血圧が心配なら減塩タイプ

キクスイドーのポテトチップ」

基本的に通販限定の商品ですが、化学調味料・保存料が無添加でしかもうす塩味のこの商品。
厳選された国産のジャガイモが使われていて、賞味期限は製造日からなんと二週間!

テレビでも賞賛される程の人気商品で、まるでお母さんが作った出来立てのポテトチップスのようだと言われています。
薄味なのでジャガイモの風味がしっかりと感じられて、子供が食べても安心できる商品なので、塩分を控えながらも満足できる味わいなのがいいですね。

肥満が気になるなら低カロリータイプ

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「カロリーを気にせずに食べられるポテトチップス」

このポテトチップスはノンフライで作られているので、体に悪いと言われているトランス脂肪酸や発がん性物質を気にする必要がありません!

そして気になるカロリーはなんと一袋当たり約140キロカロリー!
これなら適切なおやつのカロリーに抑えられるので、我慢せずに食べられます。

食べ過ぎないようにしたいなら堅あげタイプや小袋をチョイス

「カルビー堅あげポテト」

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「カルビーポテトチップス 小袋」

堅あげタイプは普通のポテトチップスよりも歯ごたえがあるので、満足感が得られやすい特徴があります。
そして、小袋タイプなら一袋当たり28gなので食べ過ぎを防ぐにはぴったり!
自分にあった種類を選んで、食べる量を減らすようにできれば一番ですね!



ポテトチップスを食べるなら適切な量を

ポテトチップスの成分が体に悪い事は間違いありません。
ですが、それは食べ方が問題なのであってポテトチップス自体の問題ではないのです。

食べ過ぎはどんな食品でも体にとって毒になります。
あなたに合った方法で、少しでも体の事を考えたポテトチップスとの付き合い方を見つけてくださいね。