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私もググらない日はないくらい、毎日毎日いろいろ検索しますが情報がありすぎて、どれが正しいのか分からなくなり逆に疑問が増えてしまうことがあります(笑)
カロリーメイトについて調べてみましたが、たくさんの情報があり「○kg痩せました!」とか「ダイエットには効果ない」など正しい情報も間違った情報もごちゃまぜ…正直「ちょっとこれは???」と思うものもたくさんありました。
色々調べた結果、管理栄養士である私の結論は、カロリーメイトはダイエットにはおすすめしませんということ。
なぜならカロリーメイトにはダイエットにとってデメリットとなる要素が多いからです。
この記事では
- カロリーメイトは太る?3つのデメリット
- カロリーメイトをダイエットにおすすめしない5つの理由
などを解説しています。
また、15kgのダイエットをして6年Keepしている私が、ダイエット中から今でも続けていることや失敗談、おすすめの商品なども紹介しています。
この記事を読んだあなたは、疑問がすっきり解決して、カロリーメイトと上手な付き合い方ができ、体に無理のないダイエットができるようになるでしょう。
カロリーメイトは太る?3つのデメリット
- 小麦粉、砂糖が多い
- 脂肪分が多い
- 他のお菓子と変わらない
小麦粉、砂糖が多い
”糖質”が多いので食べ過ぎると太る
カロリーメイトのモデルになったのは、スコットランド地方のショートブレッドというお菓子で、クッキーとはレシピが違い、基本の材料は小麦粉、砂糖、バターの3つです。
カロリーメイトも、小麦粉と砂糖=糖質がたくさん使われていろので、食べ過ぎれば太ります。
- 体重を増やしたい、太りたい
- ダイエットなんて関係ないから好きなものを食べたい
という人なら全然気にしなくてもOK。
しかし、ダイエットはしていないけど、太るのは気になる…という人は、別のものに変えるか、1日2本(200kcal)までにしましょう。
脂肪分が多い
1本の約1/3は”脂肪分”でできている
ショートブレッドは、バターをたっぷり練り込むことで、サクサク食感になります。
カロリーメイトはバターではなく、植物性の脂肪でできているマーガリンを使っていますが脂肪分が多いことにはかわりありません。
他のお菓子と変わらない
- 高糖質+高脂肪なので”太りやすい食品”である
- ”栄養がとれる”という理由でおやつにするのはおすすめしない
カロリーメイトは、普通のお菓子より体に良さそうなイメージがあるかもしれませんが、カロリー、脂質、糖質が多いので、肉まんやプリン、チョコレートなどの他のお菓子を食べるのと変わりません。
商品名 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 |
カロリーメイト2本 | 200kcal | 4.2g | 11.1g | 21.1g |
プレミアムロールケーキ | 204kcal | 3.0g | 15.0g | 14.3g |
具たっぷり肉まん | 186kcal | 6.4g | 6.7g | 25.1g |
雪見だいふく2個 | 164kcal | 2.0g | 3.6g | 26.4g |
プリン | 188kcal | 6.5g | 6.6g | 25.6g |
カントリーマアム4枚 | 200kcal | 2.0g | 9.6g | 26.4g |
キットカットミニ4枚 | 216kcal | 3.2g | 13.2g | 20.8g |
「栄養がとれるから」という理由でおやつにカロリーメイトを食べるのは、おすすめしません。
おやつを食べるなら、食事で補いきれないたんぱく質やビタミン、カルシウムなどの栄養がとれるものにしましょう。
毎日はNG!気をつけたいおやつ
- 糖分の多いお菓子や飲み物(炭酸飲料、缶コーヒー、スポーツドリンクなど)
- 塩分や油が多いスナック菓子
- ファストフード(ハンバーガー、フライドポテトなど)
- カロリーメイト
ダイエット中でもOK!おすすめのおやつ
- アーモンドやくるみなどのナッツ類
- ヨーグルトやチーズなどの乳製品
- くだもの
- プロテインバー
カロリーメイトを食べたら痩せる?
摂取カロリーが少なければ痩せる
- 摂取カロリーが消費カロリーより少なければ痩せる
- 過去に何度かリバウンドしたことがあると痩せにくい
基礎代謝(何もしなくても消費されるカロリー)+通勤、入浴、掃除、運動などの消費カロリーより摂取カロリーが少なくなれば痩せます。
基礎代謝量の目安 | 男性 | 女性 |
18〜29歳 | 1,520kcal | 1,110kcal |
30〜49歳 | 1,530kcal | 1,150kcal |
50〜69歳 | 1,400kcal | 1,100kcal |
基礎代謝には、個人差がありますが、カロリーメイトを1日3箱食べたとすると1,200kcalなので、普通の生活をしている人なら痩せていく計算になります。
元々の体重や体脂肪が多い人は効果があるかも知れませんが、過去にダイエットをして何度かリバウンドしたことがあると痩せにくくなっていることが多いので、計算通りに痩せないことがあります。
カロリーメイトでは痩せられない
高カロリー、高脂肪なのでダイエットには向かない
と、カロリーメイトをダイエット食品だと思っている人もとても多く、公式サイトでも「カロリーコントロールしたいときに」と確かに書いてあります。
1本100kcalと食べたカロリーが目に見えて把握しやすいのは便利ですよね。
しかし、1日3食カロリーメイトだけを食べたとすると脂質はとりすぎ、たんぱく質や食物繊維は大幅に不足してしまいます。
成人女性1日の目安量 | カロリーメイト3箱 | 充足率 | |
エネルギー | 1650kcal | 1200kcal | 72% |
たんぱく質 | 60.0g | 25.2g | 42% |
脂質 | 45.0g | 66.6g | 148% |
糖質 | 210.0g | 116.4g | 50% |
食物繊維 | 20.0g | 6.0g | 30% |
しかも、1日分のカロリーの72%、脂質は148%ということは、かなり高カロリーで高脂質なのでカロリーメイトはダイエットには向いていません。
ダイエットにはおすすめしない5つの理由
- 代謝が下がって太りやすくなる
- たんぱく質が不足する
- 食物繊維が少ない
- 血糖値が急にあがる
- 悪循環を招く可能性がある
代謝が下がって太りやすくなる
エネルギーや栄養が不足すると”リバウンド”する原因になる
食事の量や回数を減らしてカロリーや栄養が入って来なくなると、体は体脂肪や筋肉、骨を削って生きるためのエネルギーを作っているため体重は減ります。
しかしばらくすると、体は栄養が十分に入ってこない状況に慣れ、最小限の力で生きようと代謝をさらに下げて省エネ運転をして命を守ろうとします。
ダイエットをやめて普通の食生活に戻っても、体は省エネ運転のままなのでたくさん入ってきたエネルギーや栄養を使い切れません。
そこで、また来るかもしれない危機に備え体脂肪として蓄えようと働き、ダイエット前より体重が増えてしまう…これが”リバウンド”です。
たんぱく質が不足する
- ダイエット中のたんぱく質は最低でも体重×1g
- ”見た目年齢を上げてしまう原因”になる
厚生労働省のたんぱく質摂取推奨量は
- 成人男性で65g
- 成人女性で50g
ダイエット中のたんぱく質摂取量の目安は
- 運動していない人で体重×1g
- トレーニングや運動をしている人は体重×1.5g
摂取するといいといわれています。
カロリーメイトチーズ味1箱のたんぱく質は8.4g、朝昼晩3箱食べたとしても、1日に必要なたんぱく質の半分くらいしかとれません。
カロリーメイト以外の食事からしっかりたんぱく質をとることが必要です。
- 筋肉がゆるむ→ぷよぷよクエスト、たるたる二の腕、ブルドッグ顔、顔のむくみ
- 筋力が落ちる→太りやすくなる、ねこ背、足のむくみ
- カサカサ肌、パサパサ髪、抜け毛多くなる
- 爪が割れやすくなる、縦筋がはいる
- 貧血でフラフラする、免疫力が低下する
体型のゆるみや顔のたるみ、シワ、姿勢が悪くなったり、肌や髪にツヤハリがなくなると、見た目年齢が上がってしまう原因になります。
たんぱく質不足は、美容にも影響するのでしっかりとりたい栄養素です。
食物繊維が少ない
- 目標摂取量は1日20g以上
- ”ぽっこりお腹”や病気の原因になる
厚生労働省の目標摂取量は
- 成人男性21g以上
- 成人女性18g以上
とされています。
カロリーメイト1箱に入っている食物繊維は2gなので、1日カロリーメイトしか食べない食生活では食物繊維が全然足りません。
- 腸内環境が乱れる→便秘でぽっこりお腹、吹出物でブツブツ肌、大腸がんのリスク
- コレステロールや血圧が高くなる→生活習慣病のリスク
カロリーメイトは食物繊維が少ないので、噛みごたえや食べごたえが少なく満腹感を感じにくいかもしれません。
血糖値が急に上がる
- 血糖値を急にあげると”脂肪を溜め込みやすくなる”
- ダイエット中には控えたい食品
血糖値が急にあがると膵臓からインスリンというホルモンがたくさん出て、体に脂肪を溜め込みやすくなります。
ダイエット中の食事のポイントは「血糖値を急にあげない=インスリンをたくさん出さない」こと。
カロリーメイトの原材料には、精製された白い小麦粉と砂糖が使われていて、血糖値を素早くあげて仕事や勉強の効率や集中力をアップさせるように作られています。
しかし、血糖値を急にあげたくないダイエット中の食事では”逆効果”に働くので、ダイエット中には控えたい食品です。
悪循環を招く可能性がある
もっと食事を減らしてコントロールしたくなる
摂取カロリーを抑えた置き換えダイエットをすると、はじめのうちは体重が減ります。
順調に体重が減ってくると
しかし、体重が減らない、増えたときには
順調に体重が減っているときは「もっと食事を減らせば痩せるのでは?」と思ったり、逆になかなか体重が減らない、増えたりしたときには「もっと食事を減らさなければ…」とさらに食事を減らして体重を減らそうと思ってしまう人が多くいます。
- 食事を減らす
- 代謝が下がる
- 体重が減る、減らない、増える
- 更に食事を減らす
- 更に代謝が下がる
③〜⑤を繰り返して悪循環を招く可能性があります。
15kgのダイエットに成功した私が今でも続けている3つの事
- たんぱく質をしっかりとる
- 血糖値を急に上げない
- ちょっとした運動をプラスする
たんぱく質をしっかりとる
- 1回の食事でとる目安は20g
- おやつでもたんぱく質を意識する
1回の食事でとる目安は20g
きっちりした計算は不要で、大体のたんぱく質量を覚えれば簡単です。
たんぱく質 4g | 6pチーズ1個、スライスチーズ1枚、ヨーグルト100g、ご飯1杯 |
---|---|
たんぱく質 6g | 卵1個、納豆1P、牛乳200cc、豆腐1/4丁、食パン6枚切1枚 |
たんぱく質 15g | コンビニのサラダチキン半分、魚1切れ、豚肉4〜5枚 |
朝だったら、卵かけご飯、納豆、ヨーグルト1個で4+6+6+4=20gとこのように細かいことはあまり気にせず、ざっくりの計算のほうが長続きします。
おやつでもたんぱく質を意識する
おやつは、たんぱく質5g以上、糖質は10g以下
食事で「足りなかったな…」と思ったときや普段のおやつでもたんぱく質を意識して補給します。
- さけるチーズ(6.8g)
- ミックスナッツ(6.7g)
- プロテインバー(15g)糖質40%オフ
- ソイジョイ(3-5g)はフルーツ系は糖質多めなのでナッツ系がおすすめです。
- コンビニのホットスナック
フランクフルト、焼き鳥、揚げ鶏などたんぱく質10g、糖質すべて10g以下で、おやつだけではなくおかずの1品としても役立ちます。引用元セブンイレブンHP
- スイーツならシャトレーゼの糖質カットのチーズケーキ(7.3g)
- シャトレーゼ糖質88%カットのピザ(11.4g)
シャトレーゼ糖質カットシリーズは他にたくさんの種類があってアイスやピザは常に冷凍庫にストックしてあります。通販でお取り寄せもできるようです。引用元シャトレーゼHP
血糖値を急に上げない
- 主食の糖質は1食40g以内
- 白いものより茶色のものを選ぶ
- 野菜から食べ始める
- 単独ではなく何かと一緒に食べる
- ゆっくり噛んで食べる
主食の糖質は1食40g以内
血糖値が上がりやすいのは、やはり糖質が多く含まれている主食なので、この主食の糖質を1食40g以内に抑えるのがポイント。
糖質は確かに食べ過ぎれば太る原因になりますが、制限すればするほどいいというものではありません。
私も炭水化物(糖質)を1日40gしかとらない”スーパー糖質制限”といわれるものをしていた時期があります。
体重は7kgくらいみるみる落ちていきましたが…
- 肌がカサカサ、髪はパサパサ
- 抜け毛が多く地肌が目立つようになった
- ネイルをしていても爪が割れる
- 体力が無くなって疲れやすい
毎日、0kcalのエナジードリンクを飲みながら仕事をしていましたが、”体が悲鳴をあげている’と気づき中止したのです。
”糖質がいったい何g入っているのか?”知るために大切なのは、栄養成分表示の見方です。
この蕎麦の場合、炭水化物38.4gと書いてありますが、チェックするのは糖質の方。
糖質は16.5gということなので、この蕎麦は1玉食べても大丈夫ということになります。
食感は食物繊維が多いだけあって、本物と比べるとモサモサした感じはありますが、糖質は普通のものの半分くらいなので、普通の蕎麦を半分食べるか、この蕎麦を1玉食べるかという選択になるかと思います。
白いものより茶色のものを選ぶ
種類によって血糖値の上がり方が変わる
全粒粉の小麦粉や三温糖、玄米のように茶色いものの方が、精製された白いものより消化が遅くなるので血糖値があがるスピードも緩やかになります。
私は、ご飯に玄米や雑穀を混ぜたり、白い砂糖を使わず三温糖を使っています。
今はコンビニでも、もち麦入りのおにぎりや全粒粉のサンドイッチなども売っいるので、血糖値の上昇が緩やかな”茶色いほう”を選びましょう。
野菜から食べ始める
食物繊維は糖の吸収を緩やかにする働きがある
食べる順番を変えるだけで血糖値の上がり方が変わってきます。
”ベジファースト”という言葉を聞いたことはありませんか?
ベジ=野菜から食べ始め→おかず→ご飯などの炭水化物は最後に食べるというものです。
単独ではなく何かと一緒に食べる
消化吸収に時間がかかる→血糖値の急上昇を防ぐ
ダイエット中、カルボナーラは避けたほうがいいような気がしますが、卵、生クリーム、ベーコン、チーズなどの”たんぱく質と脂質”の組み合わせが、血糖値の上がるスピードを緩やかにしてくれます。
野菜が少ない分はサラダを追加して、パスタより先に食べましょう。
ダイエット中は、”とにかく食べる量を減らそう””ヘルシーに”などと考えがちですが、+αすることによって血糖値の急上昇を防ぎ、結果的には太りにくくなります。
- 水溶性食物繊維→海藻、こんにゃく、緑黄色野菜、納豆、大麦、くだもの、ネバネバした野菜、ドライフルーツ
- 良質な油→魚の油やえごま油、オリーブオイル、アボガドオイルなど
- お酢→酢の物やえごま油、オリーブオイルを使ったドレッシング
- たんぱく質、脂質→ご飯+卵でTKG、素うどん+肉や温玉をトッピング
ゆっくりかんで食べる
同じ物を食べたとしても、よくかんで食べると糖質の吸収スピードは緩やかになり血糖値が急に上がるのを防ぎます。
また、よく噛むことは食べ過ぎ防止にもなります。
食べ始めてから、満腹中枢に刺激が伝わるまで15〜20分かかるといわれていて、よく噛まずにどんどん食べてしまうと、満腹中枢に刺激が伝わるまでに食べ過ぎてしまいます。
フードファイターの人たちは、噛まずに飲み込んでいることが多いですよね?
それはよく噛んで味わっていると、満腹中枢から「満腹だからストップしろ」という指令が出てしまい、たくさん食べられなくなってしまうからです。
ちょっとした運動をプラスする
特別な器具は不要、いつでもどこでもできる簡単な運動なら続けやすいのでおすすめです。
はじめに見たときは、笑っちゃいましたが、真剣にやると脇腹あたり本当に効きます(笑)
こちらの、なかやまきんに君の動画は栄養の話など参考になることがとても多いです。
この超簡単なスクワットなら、キッチンでお湯が沸くまでの間、仕事の合間などにできるので、リュックを背負ったまま少し負荷をかけたり、気づいたときにやるようにしています。
まとめ
小麦粉、砂糖、マーガリンがたくさん使われているので食べ過ぎば太ります。
カロリー、脂質、糖質が多いので普通のお菓子と変わりません。”栄養がとれるから”という理由でおやつとして食べるのはおすすめしません。
カロリーメイトは高カロリー、高脂肪なのでダイエットには向いていない食品です。
たんぱく質や食物繊維が少ないのでカロリーメイトだけでは健康になれません。
肥満や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病や大腸がんのリスクが高くなります。
”バランス栄養食カロリーメイト”という言葉を、一度は聞いたことがありますよね。
手軽に食べられる朝食として作られたカロリーメイトは、素早く血糖値を上げるための糖質やサクサクした食感にするためのマーガリンをたくさん使い高カロリー、高脂肪なのでダイエットには向いていません。
摂取カロリーだけ抑えるダイエットは、リバウンドしやすく、体調も崩しやすくなります。
ダイエットはイメージに惑わされず、きちんと栄養をとりながら行いましょう。