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70度以上のお湯でミルクを作るべきなのはわかるけど、冷まさずにそのままあげても大丈夫なのかなと疑問に思ったことありませんか?
ミルクが熱いと火傷が心配だけど、目の前で赤ちゃんが泣いてたら出来る限りすぐに飲ませてあげたい…その気持ちわかります。
けど、ちょっと待って!
70度でそのままあげるのは危ないですよ。
まずは、ミルクの適温や冷まし方をしっかり知っておくことが大切です。
この記事では、
について解説しています。
適温のミルクで、赤ちゃんもママパパも安心安全な授乳タイムを過ごしましょう♪
ミルクは70度でそのまま飲ませても大丈夫?
粉ミルクは無菌ではないため、70度以上のお湯(一度沸騰させて冷ましたもの)で作る必要があります。
参考:厚生労働省ホームページ「哺乳ビンを用いた粉ミルクの調乳方法」
まずは、こちらについて見ていきましょう。
70度で作ったら必ず冷ましてから飲ませましょう
作りたてのミルクは熱いので、適温まで冷ましましょう。
そのまま赤ちゃんに与えると、熱くて噴き出したり、びっくりして大泣きしてしまうかもしれません。
最悪の場合は、唇や口内を火傷してしまうことも・・・。
適温まで冷まし、あらかじめミルクの温度を確かめてから与えるようにしましょう。
ミルクの温度は40度くらいの人肌程度がベスト
できあがったミルクは40度くらいまで冷ますのがベスト。
人肌程度の温度が目安です。
40度ってどのくらい?
- 腕の内側にミルクを数滴落とし、少し熱いかなぁと感じる程度
- 使い捨てカイロを頬にあてた時と同じような温かさを感じる程度(使い捨てカイロの温度は商品の種類によって異なるのであくまでも目安)
ミルクを作るときに注意したいポイント
ミルクを作る時に注意するポイントはこの3つです。
- 手や器具は清潔に
- 規定どおりの調乳を
- 飲み残しをあたえてはダメ
①手や器具は清潔に!
調乳前は必ず手を洗いましょう。
哺乳びんや乳首などの器具はよく洗って使いましょう。
器具に汚れが残っていると、雑菌が繁殖してしまいます。
②規定どおりの調乳を!
粉ミルクは付属のスプーンで正確にはかります。
自分の判断でミルクを濃くしたり薄くしたりしてはいけません。
③飲み残しをあたえてはダメ!
調乳したミルクは長時間保存することができません。
ミルクは1回分ずつ作り、調乳後は2時間以内に赤ちゃんへ与えるようにしましょう。
飲み残したミルクには、赤ちゃんの唾液や口内の雑菌が入ってしまいます。また、人肌に冷ましたミルクは雑菌が繁殖しやすいので、口をつけていなくても調乳してから時間が経っている場合は危険です。
少しもったいない気もしますが、赤ちゃんを目に見えない雑菌から守るためにも余ったミルクは処分するようにしましょう。
実は簡単!70度のミルクを適温まで冷ます4つの方法
いろいろなミルクの冷まし方がありますが、今回は4つの方法をご紹介します。
①流水や氷水で冷ます
哺乳類を数分間流水や氷水にあてて冷まします。
ミルクの量によって冷ます時間は変わってきますが、最短で3~5分はかかります。
②湯冷ましを使って冷ます
調乳したミルクと湯冷ましを混ぜて、適温になるよう調整します。
- やかんやお鍋に水を入れ、フタを開けたまま強火で沸騰させる。
- 沸騰後、さらに15分以上煮沸する。
- 火から下ろし、人肌程度の温度まで冷ます。
湯冷ましは塩素が除去されているため、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存し、24時間以内に作ったものを与えるようにしましょう。
水道水には殺菌作用のある塩素が含まれています。塩素には、人によって肌トラブルを引き起こす可能性があります。水道水が絶対にダメというわけではありませんが、赤ちゃんのお肌はデリケートなので、できれば湯冷ましを使う方が無難です。
軟水なら使用可能です。赤ちゃんは内臓機能が未熟なため、カルシウムやマグネシウムを多く含む硬水だと、腎臓に負担がかかってしまいます。また、消化不良を招く恐れもありますので、硬度60mg/L以下のものを選びましょう。
湯冷ましの代わりに、赤ちゃん専用のお水もあります。
これなら安心して飲ませることができ、手間もかからず便利ですね。
参考:森永乳業はぐくみ「やさしい赤ちゃんの水」
③保冷剤を巻く
保冷剤を哺乳瓶に巻いて冷やすだけなので、使い方はとっても簡単です。
保冷剤なら繰り返し使えて経済的。
ミルクを冷ましている間にオムツを替えたりと、赤ちゃんのお世話もできます。
④ウォーターサーバーを活用する
ウォーターサーバーの温水と冷水を使って、適温のミルクを作ります。
比率は温水3:冷水2です。
ウォーターサーバーの水には不純物が含まれていないので、赤ちゃんに安心して与えることができます。
- 粉ミルクを計量し、哺乳瓶に入れる。
- ウォーターサーバーの温水を出来上がり量の2/3まで入れ、粉ミルクを溶かす。
- ウォーターサーバーの冷水を残りの1/3量入れて混ぜる。
- 最後に温度をチェックして、適温になっていればできあがり。
これなら適温のミルクを手早く準備することができますね。
ただ、使用にはランニングコストがかかります。
- 電気代(1ヶ月500~1,000円程度が必要。節電機能搭載のモデルもある。)
- 水代
- レンタル料(無料のメーカーもある。サーバーを購入すれば月々の負担はなし。)
導入される前に、よくご検討ください。
調乳に便利なおすすめグッズ4選
調乳するのに便利なグッズもいろいろ売られているので、今回は4つご紹介したいと思います。
ミルク温度チェッカー
こちらの商品は、とっても簡単に適温を確認することができます。
使い方は、哺乳びんにシールのように貼り付けるだけ!
電池や充電の必要もなく、繰り返し使えて経済的。
なにより、目で見てミルクの適温を確認できるので、とってもわかりやすいですね。
Combi 調乳じょ~ず
沸騰したお湯を入れておくと自動的に70度以上で保温し、ミルクを作りたいときにすぐ使うことができます。
また、電子レンジでの加熱が可能なので、沸騰したお湯も手軽に準備できます。
外気温の影響を受けにくく保温に優れているので、70度をしっかりキープすることができて安心ですね。
LARUTAN ボトルウォーマー
1台で9機能!
ミルクの保温はもちろんのこと、哺乳びんやおしゃぶりの除菌だってできちゃいます。
ミルクウォーマー ママミルク
こちらは、いつでもどこでも簡単にミルクを温めておくことができる優れもの。
赤ちゃんとの外出は、どうしても荷物が多くなってしまいますよね。
でも、大丈夫!
これさえあればどこでもミルクを温められるので、外出時の荷物も少なくて済みます。
電源はお持ちのモバイルバッテリーが使用可能!
付属のUSBケーブルを使えば、車内からの給電もOK。
こちらのミルクウォーマーは液体ミルクも温めることができます。乳幼児の災害に備えたミルクの備蓄として、液体ミルクを採用する自治体が急増!停電や災害など、いざという時のために用意しておくと心強いですね。
【まとめ】70度で作ったミルクは人肌程度まで冷ましてからあたえよう!
ミルクは70度以上のお湯で作ったあと、40度くらいの人肌程度まで冷ましましょう。
- 手や器具は清潔を心がけましょう。
- 粉ミルクは決められた濃度で調乳しましょう。
- 飲み残しや、調乳してから時間が経っているミルクは与えないようにしましょう。
- 流水や氷水を数分間哺乳瓶に当てる。
- 湯冷ましを作り、調乳したミルクと混ぜる。
- 哺乳瓶に保冷剤を巻く。
- ウォーターサーバーの温水で粉ミルクを溶かし、そこに冷水を混ぜる。(温水3:冷水2)
調乳に便利なお助けグッズを活用するのもおすすめです。
授乳は赤ちゃんとママパパにとって大切なスキンシップの時間。
親子のふれあいを大事にし、素敵な時間を過ごしてくださいね。