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こんな経験、ありませんか?
確かに、オイルヒーターは他の暖房器具に比べて電気代が高いイメージありますよね。
電気代を節約する方法があるなら、今すぐにでも試したい!
その気持ち、わかります。
実は、オイルヒーターの電気代が高いと感じるのには理由があるんです!
でも、間違った使い方をしていると、電気代がさらに高額になってしまうなんてことも・・・。
この記事では、
について解説しています。
オイルヒーターの特性を知って、今日からしっかりと電気代を抑えていきましょう。
オイルヒーターの電気代は高すぎる!高額になる理由は?
オイルヒーターを使うと電気代が高くなってしまうのには理由があったんです。
まずは、
- オイルヒーターは使用時間が長くなる
- 1ヶ月の電気代は1万円が相場
- エアコンの方が電気代は安い
について見ていきましょう。
オイルヒーターは使用時間が長くなる
長時間つけっぱなしで使うことが多いオイルヒーター。
つけている間は電気を消費するので、その分電気代が高くなってしまうことも・・・。
- ヒーター内のオイルが温まるのに時間がかかる
- 部屋全体が暖まるまでに30分~1時間はかかる
- こまめに消すとあまり室温が上がらない
時間をかけてじんわりとお部屋を暖めるので、使用する時間も長くなります。
オイルヒーター1ヶ月分の電気代は1万円が相場
実際、オイルヒーターを使うと1ヶ月の電気代はいくらくらいになるのでしょうか?
オイルヒーターの代表的なメーカー“デロンギ”の製品でシミュレーションしてみました。
画像引用:De’Longhi「デロンギオイルヒーター」
製品のスペック | |
サイズ(mm) | 長さ420×幅245×高さ640 |
広さの目安 | 8畳~10畳 |
電力切替 | 強:1200W/中:700W/弱:500W |
消費電力 | 1200W |
待機電力 | 0.1W |
例えば、朝7時に起床し夜10時に就寝するとします。
起きている間、“強”でオイルヒーターをつけっぱなしにすると、1日の消費電力量は1.2kW×10時間=12kWhとなります。
この数字を元に電気代を計算すると・・・
1日あたり372円。
1ヶ月では、なんと11,160円になります。
ただ、実際には建物の構造、設定温度、外気温など使用の条件によって電気代に差が出る可能性があります。
エアコンの方が電気代は安い
エアコンと比較すると、電気代にどのくらいの差が出るのでしょうか?
10畳用のモデルで比べてみました。
製品名 | デロンギオイルヒーター RHJ10F0812-SG |
エオリアルームエアコン CS-J283D |
メーカー名 | De’Longhi(デロンギ) | Panasonic(パナソニック) |
消費電力 | 1200W | 870W |
1時間の消費電力量 | 1.2kWh | 0.87kWh |
1時間当たりの電気代 | 約37円 | 約27円 |
10h/日×1ヶ月間の電気代 | 約11,100円 | 約8,100円 |
10h/日×1年間の電気代 | 約135,000円 | 約99,000円 |
エアコンの方が1ヶ月で3,000円、1年間では36,000円安くなりました。
電気代を抑えるために今すぐ実践すべき5つのこと
オイルヒーターの特性を活かせば、使い方次第で電気代を抑えることができます。
- 窓際や壁際に設置する
- 設定温度を低くする
- 早めに電源を切る
- 他の暖房器具と一緒に使う
- 部屋の空気を循環させる
すぐに実践できる方法を5つご紹介します。
①窓際や壁際に設置する
オイルヒーターを窓際や壁際に設置することで、効率よく部屋を暖めることが可能に!
窓際はすきま風などの冷気が入ってきますし、窓がない部屋では壁際から熱が逃げやすいので、どうしても温度が下がってしまいます。
また、断熱グッズを活用するのもおすすめ。
窓に断熱シートを貼ったり、断熱カーテンを取り付けて熱を逃がさないようすると、暖房効果を長く持続することができます。
②設定温度を低くする
オイルヒーターはエアコンと違い設定温度を低くしても問題なく使えます。
【エアコン】
- 室内の空気だけを暖める
【オイルヒーター】
- 壁や床など部屋全体を暖める
オイルヒーターでしっかりと暖まった部屋は、20℃に設定していも体感温度は高く感じるので寒くないんです。
電気代を抑えるには、2度から3度ほどオイルヒーターの設定温度を低くしてみましょう。
エコモードや省エネモードなどの自動運転を搭載しているモデルは、自動で温度調整してくれるので手間がかからず便利です。
③早めに電源を切る
オイルヒーターは、一度暖まると電源を切ってもしばらく暖かさが持続します。
そのため、使い終わる1~2時間前には電源を切ってしまって大丈夫!
タイマー機能が付いている場合は、上手に利用して無駄な使用を控えると電気代の節約につながりますよ。
④他の暖房器具と一緒に使う
オイルヒーター単独では、部屋全体を一気に暖めることができません。
そこで、部屋が暖まるまでの間、他の暖房器具と一緒に使うのがおすすめです。
【電気カーペット・電気毛布・こたつ】
- 足元などをピンポイントで暖められるので、部屋が寒くても暖かさを感じやすい。
【ストーブ・パネルヒーター】
- 速暖性があるので、すぐに暖かさを感じやすい。
⑤部屋の空気を循環させる
サーキュレーターや扇風機で空気を循環させることで、お部屋を均一に暖めることができます。
こうすることで早くムラなく暖めることができ、電気代も抑えられます。
実はメリットが多い!オイルヒーターの魅力
多少電気代が高くなってしまっても、オイルヒーターには使いたいと思えるメリットがたくさんあります。
- 空気が汚れにくい
- 部屋が乾燥しづらい
- 運転音が静か
- 危険リスクが低い
- お手入れが簡単
オイルヒーターの魅力をまとめてみました。
①空気が汚れにくい
オイルヒーターは温風が出ないため、ホコリやハウスダストが舞い上がる心配がなく、
空気が汚れにくいのが特徴です。
火も使わないので、石油ストーブのように嫌な臭いもありません。
一酸化炭素中毒などの危険性がないので、こまめに換気する必要がなくクリーンな状態をキープできます。
②部屋が乾燥しづらい
オイルヒーターは風を出して暖める暖房器具ではないので、エアコンやファンヒーターに比べて空気が乾燥しにくいというメリットがあります。
ただ、やはり多少は乾燥しますので、加湿器やぬれタオルを部屋に干すなどして、乾燥対策しておくと安心です。
③運転音が静か
オイルヒーターには回転する部品がないので、とっても音が静かです。
なので、寝室での使用もおすすめですよ。
電源を入れた時にパチパチと音がする場合があります。本体内部と外気温の温度差で結露が発生し、水滴がオイルに落ちるためで、15分程度で収ります。
④危険リスクが低い
オイルヒーターの表面温度は約60℃。
大きなやけどになることはないので、小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使用できますね。
また、オイルヒーターは火を使わないので比較的安全性の高い暖房器具といえます。
ですが、過去には火事が起きた事例もありますので、注意は必要です。
【使用上の注意点】
- 洗濯物やカーテンから離して設置する
- コンセントは単独で使用する
- 平らな面に設置する
以上のことを守って、正しく安全にお使いください。
⑤お手入れが簡単
ヒーター内のオイルは劣化することがほぼないので、補充や交換は必要ありません。
本体部分も普段は軽く拭いて掃除する程度で良いので、お手入れが簡単です。
フィルター掃除や燃料の補充をしなくて済むので助かりますね。
【まとめ】オイルヒーターの電気代は使い方を工夫することで節約できる!
オイルヒーターを使うと高くなりがちな電気代ですが、使い方を工夫することで他の暖房器具と変わりなく使用することができます。
- 窓際や壁際に設置する
- 設定温度を低くする
- 早めに電源を切る
- 他の暖房器具と一緒に使う
- 部屋の空気を循環させる
このようにさまざまな工夫を取り入れば、節電に繋がります。
電気代が高すぎると思っているあなた、一度見直してみてはいかがでしょうか。
オイルヒーターを賢く使って、寒い冬を乗り切りましょう。