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「早く食べたいな~」とワクワクしながら育てたのに、気づいたら豆苗にカビが生えてた!
豆苗、カビ生えた さようなら・・ pic.twitter.com/6OeCiRsaqo
— OZK (@kano_oozk) February 5, 2020
- 根っこの部分はカビが生えているけど葉の部分は何ともない
- 生で食べるのはヤバそうだけど、加熱すれば殺菌されていけるんじゃない?
なんて思っているそこのあなた。
カビの生えた豆苗は食べてはいけません!!
残念ですがまるごと捨ててください。
根っこの部分のカビを取り除いたとしても、胞子が葉や内部にいきわたっている可能性があるからです。
カビの生えている豆苗を食べてしまうと、最悪の場合は体調を崩してしまうことも…
この記事では
- カビが生えた豆苗を食べても大丈夫?
- 豆苗にカビが生える原因と食べちゃった時の対処法
- カビが生えないように豆苗を育てる5つのコツ
についてご紹介したいと思います。
この記事を読んで、美味しい豆苗をたくさん収穫してくださいね!
豆苗にカビが生えてた!食べても大丈夫?
- 豆苗の根っこに白いふわふわした綿みたいなものがついている
- 根っこがドロドロしている
このような状態の豆苗はカビている、または腐りかけているサインです。
絶対に食べないで下さい!
カビの生えた豆苗を食べてはいけない理由は2つあります。
- 全体的にカビの胞子が回っている可能性がある
- 加熱しても殺菌できない恐れがある
全体的にカビの胞子が回っている可能性がある
「葉の部分は何ともなさそうだから、カビの部分だけ取り除けば食べられるかも!」と思いがちですが、それは間違いです。
- カビの胞子が葉の部分に付着しているかもしれない
- 水を通じて豆苗全体に胞子が取り込まれているおそれがある
このように、一見感じは良さそうでも中身はヤバイ状態になっている可能性があります。
カビやドロドロした根っこの部分を取り除いても、すでに豆苗全体にカビ胞子がいきわたっているおそれがあるので食べるのはやめましょう。
加熱しても殺菌できない恐れがある
カビには人間にとって良いカビと悪いカビがあり、悪いカビを「カビ毒」といいます。
豆苗のカビは見た目で判断できますが、どのようなカビ毒が含まれているかはわかりません。
また、加熱してカビが死滅しても、もし熱に強いカビ毒が含まれていた場合は、殺菌されずに残っている可能性も考えられます。
食品にかびが生えているかどうかは肉眼で確認できる場合もありますが、かび毒が含まれているかどうかは見た目ではわかりません。
かびそのものは加熱などにより死滅しますが、かび毒の中には比較的熱に強く、通常の加工・調理では十分に減少しないものもあります。
引用:農林水産省HP
安全とは言い切れないので、体調を崩したくなければやはり食べずに捨てた方が良いでしょう。
豆苗にカビが生える原因と食べちゃった時の対処法
そもそもなぜ豆苗にカビが生えてしまうのでしょうか。
原因は3つあります。
- 水分の量が多すぎる
- 水が濁っている&ぬめりがある
- 豆が黒くなっている
水分の量が多すぎる
水分の量が多すぎるとカビの原因になります。
特に豆の部分に水がかぶってしまうと傷みやすくなってしまうので、水は入れすぎないようにしましょう。
水が濁っている&ぬめりがある
水が汚いと雑菌が増えてカビの原因となってしまいます。
豆苗の根っこにぬめりがある場合は水が腐っている可能性があります。
最低1日1回は取り換えるようにしましょう。
豆が黒くなっている
豆が黒いのは栄養不足が原因で、鮮度が落ちてきている状態です。
鮮度が落ちるとカビが生えやすくなります。
黒い豆を見つけたら早めに取り除いておきましょう。
カビの生えている豆苗を食べちゃった!どうすればいい?
気づかずにカビの生えた豆苗を食べてしまった時はどうすれば良いのでしょうか?
少量なら、食べてしまったとしてもあまり問題はありません。
ただし、食中毒の症状(腹痛・嘔吐・下痢など)があらわれた場合はすぐに病院を受診しましょう。
カビが生えないように豆苗を育てる5つのコツ
カビが生えないように豆苗を育てるコツは5つあります。
- 水の量は根っこの半分くらいにする
- 最低1日1回は水を交換する
- 日当たりの良い屋内で育てる
- わき芽は残して収穫する
- 収穫は2回までにする
順番に解説していきますね。
水の量は根っこの半分くらいにする
水の量は、根っこの半分くらいにしましょう。
注意点は豆にかぶらないようにすることです。
豆苗の豆の部分に水がかぶってしまうと呼吸ができなくなってしまい、腐敗する原因となってしまうから。
こちらの動画がわかりやすいですよ。
また、黒くなった豆を見つけたら早めに取り除いておきましょう。
黒い豆はカビの原因になるためです。
最低1日1回は水を交換する
最低1日1回は水を取り替えるようにするのがベストです。
水が濁っていたりぬめっていると水分中の酸素量が減り、根腐れの原因になるので気を付けてくださいね。
また、面倒くさいからといって水の継ぎ足しはやめましょう。水が腐りやすくなってしまいます。
夏場は気温が高くなり水が蒸発しやすいので2回に増やしても良いでしょう。
豆苗を育てる時はミネラルウォーターではなく水道水を使いましょう。
ミネラルウォーターは雑菌が繁殖しやすいのでカビの原因となります。
豆苗を育てるなら、殺菌されている水道水の方が適しています。
日当たりの良い屋内で育てる
上手に豆苗を育てたいなら日当たりの良い場所を選びましょう。
カビが大好きなのは日の当たらないジメジメした場所です。
屋外は直射日光が強すぎたり虫がついてしまう恐れがあるので、室内の方がオススメです。
わき芽を2つ残して収穫する
豆から2つ目までのわき芽を残して、その上を収穫しましょう。
わき芽の上をカットすると成長が早まり、結果カビや腐敗を防ぐことに繋がります。
こちらの動画はわき芽のカット位置についてとても分かりやすく解説してくれています。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
収穫は2回までにする
収穫は2回を限度としましょう。
何回も収穫を重ねると、豆苗はこんな風になってきませんか?
- 茎が細くなった
- 量が減ってきた
- 美味しくない
収穫を重ねることにより豆の鮮度が落ちてきます。
時間が経つにつれ豆の色が黒くなってきますが、これは収穫終了のサインです。
豆の鮮度が落ちてくると成長速度も遅くなるため、カビが生えやすくなります。
カビの生えた豆苗は食べずに捨てよう!
食べない方が良い。
豆苗を上手く育ててたくさん収穫できると良いですね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!