食べ物の悩み

無印良品のグリーンカレーはまずい⁈【お馴染み食材で食べやすくアレンジ】

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無印良品のグリーンカレーがおいしいと聞いて食べてみたんだけど、まずくて食べられなかった~。これって私だけ?

無印良品のグリーンカレーがおいしいと評判なので食べてみた方はきっと多いですよね。

私も、以前TV番組でおいしいカレーの上位に取り上げられていたので、どのぐらいおいしいのか知りたくて食べてみたことがあります。

でも…まずくて最後まで食べられませんでした(泣)

え、なんで?これがおいしいって言われてるの??という驚きとショックでしたよ。

口コミをみると、残念ながら食べられずに捨ててしまう人が結構いるんです。

そこで、私と同じようにまずくて残してしまった方や複数購入して使うことができずにいる方に、何とか捨てずに済む方法はないかと考えてみました。

そして今回試してみたアレンジで、びっくりするほど食べやすく、おいしくなったんです

口に合わなくて残してしまったグリーンカレーが、お家にあるお馴染みの食材を使って、超簡単においしく生まれ変わりますよ!

この記事では、

  • 無印良品のグリーンカレーははまずい⁈
  • 無印良品のグリーンカレーがまずいと言われる理由
  • 無印良品のグリーンカレーを食べやすくするレシピ

について書いています。

これなら捨てるどころか、最後までおいしく食べられると思います。ぜひぜひ、試してみてくださいね☆

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無印良品のグリーンカレーはまずい⁈

無印良品のグリーンカレーは化学調味料・合成着色料・香料不使用で、作り方も現地のそれを忠実に再現しています。つまり、レトルトとはいえ本格派の味なのです。

ですが、食べてみるとおいしくなかったという声もたくさんあります。

これを食べた人たちがどう思っているのか、口コミを見てみましょう。

おいしくないと感じる口コミ

おいしいのが食べられると期待していただけに、きっと驚いたでしょうね。

しかし、おいしいと絶賛する声も多いんですよね。

おいしいと感じる口コミ

見事に感想が分かれていますね。

おいしいと感じる人は、辛いのが好きとか、辛みと旨味のバランスがよいとか、クセがあって不思議な味がするけどそこがおいしいとか、まさに私たちが受け入れられない要素においしさを感じています。

無印良品のグリーンカレーって好き嫌いが分かれるのね!

グリーンカレーが好きな人にとっては、無印良品のグリーンカレーは文句なしにおいしいのですが、ダメな人ははっきりと口に合わないと感じるようです。

なので、おいしくないと感じた人がそのまま最後まで食べ切るのはなかなか難しいことだと思います。

少しでも食べやすくするなら、味を変えてみるなどのアレンジがおすすめです。



無印良品のグリーンカレーがまずいと言われる理由

無印良品のグリーンカレーが口に合わないと感じる理由を以下にまとめてみました。

  • とにかく辛い
  • 独特な甘さが苦手
  • においが嫌
  • 甘さと辛さが分離している
  • 期待していたカレーっぽさがない

とにかく辛い

無印良品のグリーンカレーはとにかく辛いです。 パッケージに表示されているのは辛さの最高ランクである唐辛子5つ。

唐辛子6つという超激辛カレーのレッドに次ぐ辛さです。

グリーンは無印良品の中でも辛さにおいてトップクラスなんです。

私が食べたときは、一口目からヒリヒリとした辛さに緊張し、よく感じると甘さがあるけれど、それでは辛さをどうすることもできないといった感じでした。

ところで、辛いものを食べたときは「口から火が出そう」という表現を使いますよね。

実は、唐辛子やコショウ、山椒、生姜、ワサビなどの辛みは、痛みなどと同じような刺激として、触覚神経で感じているんです。

味覚神経で感じているのは、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味という5種類の基本的な味であって、辛味は広い意味では味に含めますが、厳密な意味では味ではないのだそうです。

辛みって味覚じゃないんだ!

唐辛子を触った手で、目などをこするとヒリヒリして燃えるように熱くなったことはありませんか?

これが口の中で起きているわけですから、激辛というのも納得ですね。

独特な甘さが苦手

無印良品のグリーンカレーは甘みがありますが、口に合わない人にとってはこの甘みが気持ち悪く感じてしまいます。

無印良品のグリーンカレーの特徴の一つはココナッツミルクの独特な甘さです。

コクがあるとも表現されるこの甘さは何なのでしょうか?

ココナッツミルクは、ずっと置きっ放しの状態だとだんだん油分と水分に分かれて分離します。

つまりココナッツミルクには油分が多く含まれているのね!

グリーンカレーを作る際も鍋でココナッツミルクを加熱して油を分離させて使うそうです。

油が浮いています。
これ、ココナッツミルクから分離した油です。

タイのココナッツミルクを使うカレーは、ココナッツミルクを煮詰めて油を出して、それから薄いココナッツミルクでのばすのですね。

日本人的には、油がギトギト浮いているのでビビル方も多いようですが、タイ人としては、この油が浮いているのが「ちゃんと作っている」、美味しい証拠みたいなものでして。

引用:日本でタイメシ ときどき***

確かに表面に油が浮いてたけど、ココナッツミルクから出ているものだとは思わなかったわ。

ココナッツミルクのコクのある甘さとは、ココナッツミルクに含まれている油分によるものなんでしょうね。

においが嫌

無印良品のグリーンカレーを食べたとき、まずその強烈な辛さに驚きますが、甘さも感じられてこのまま食べすすめようか迷っているときにクセの強い青臭い匂いにやられてしまいます。

原材料から匂いのする材料を見てみると、ココナッツミルク、レモングラス、魚醤、スイートバジル、クラチャイ(タイのしょうが)、コブミカンの葉などが使われています。

あれ?パクチーが入ってないわ。

カメムシのにおいと揶揄されるパクチーが入っていないのは意外でした。

実はパクチーよりもタイ料理で頻繁に使われている、いわゆるタイ料理の代名詞ともいえるハーブは バイマックルー(コブミカンの葉)なんだそうです。

トムヤムクンにも、グリーンカレーにも、炒め物にも何にでも入っています。
そのまま入れたり、刻んだり、乾燥させて粉末にしたスパイスにしたりと、タイ料理には欠かせないハーブなの。

無印良品のグリーンカレーには葉っぱのまましっかり入ってましたね。

バイマックルーは柑橘系の強い香りがしますが、その実ともなると、強烈すぎて(?)タイではトイレ用芳香剤の原料となっているそうです。

トイレ用か…

無印良品のグリーンカレーで気になったあの匂いの代表格はバイマックルーだったのでしょうか。



辛さと甘さが口の中で分離している

無印良品のグリーンカレーを食べたとき、辛いのに甘くて、甘いのにずっと辛い、この2つの味覚?が口の中でずっと分離したままで、落ち着かないゾワゾワした気分になります。

よく辛さを甘さで中和させるという考えがありますが、辛み、特に激辛は痛みという刺激なので甘さという味覚で消すことはできません。

結局、辛みと甘みが主張しながら同時に存在しているだけなんです。

しかし、辛み成分のカプサイシンは酸や油に溶けやすいので、牛乳、生クリームと言った乳製品を加えると最初にくるヒリヒリした感覚を弱められるそうです。

いわゆる脂肪酸ね。

また、アーモンドミルクや豆乳、カシューナッツミルクと言った植物性ミルクも辛味を抑える効果があります。

じゃぁやっぱり、ココナッツミルクも辛みを抑える効果はあるんじゃない?

そうですね。でも無印良品のグリーンカレーは本場の味にしていますし、他のメーカーと比べてもカレーに対してのココナッツミルクの量が少ないとありました。

期待していたカレーっぽさがない

無印良品のグリーンカレーを食べてもう一つ驚いたことは、シャバシャバでとろみのあるカレーじゃなかったことです。

日本のカレーのようにドロッとしたカレーをごはんにかけて、丼のような感覚で味わうと思いきや、サラサラとしてボリュームがなく、しかも味のクセが強かった…。

知らずに食べたとはいえ、ちょっと裏切られた感がありませんでしたか?

実は、日本でタイカレーとよばれているものは便宜上カレーとされているだけで、タイではゲーンとよばれるスパイスを効かせた汁物という分類なんだそうです。

グリーンカレーは「ゲーン・キャオ・ワーン」と言って緑色の甘いスープという意味です。

食べ方も、センミーとよばれる細い米粉麺をつけて食べるのが一般的らしいです。

ライスと食べるなら、あらかじめ全部かけてしまうのではなく、ゲーン・キャオ・ワーンをライスに少しずつ乗せ、その都度混ぜながら食べるのが流儀だとか。

なるほどね。ごはんに一気にかけてシャバシャバになるより食べやすそうかな。

カレーではなくスープだと理解すれば、なんとなく受け入れ易いかな、という気にもなってきますね。

ネットで見るアレンジレシピでも、素麺で食べるとおいしいとありました。

ココナッツミルクとごはんが合わないような気がするので、麺やナンと食べるなら大丈夫でしょうか?

いやいや、あの味が苦手なので、食べるならやはり味を変えた方がいいですよね。



無印良品のグリーンカレーを食べやすくするレシピ

強烈な辛さの青唐辛子とまったりした甘さのココナッツミルク、そして青臭い香りのコブミカンの葉、といった個性的な面々を馴染ませるには、やはり和食食材しかないでしょう。

そして日本人の大好きなチーズをかければ、たいていのものは食べられるような気がします。

  • 豆乳と味噌で味をマイルドにする
  • チーズの力で味をまとめる

豆乳と味噌で味をマイルドにする

とっても簡単です。軽量カップもいりません。
少しずつ足して、その都度味見するだけ。これなら食べられるというところまで加えていきましょう。

①まず、レトルトの袋から中身を鍋に移して、コブミカンの葉と青唐辛子を取り出し、中火で温めます。

②少し温まったと思ったら、豆乳を足していきます。

最初はグリーンカレーの半分くらいを入れて味見してください。

この時点で、真っ先にきたヒリヒリ感が和らいでいることに気づきます。

③次にグリーンカレーと同量になるぐらい入れてみる。

かなりおいしいです。辛みを楽しみながら飲めるような気がします。
ここで大丈夫な方もいるでしょう。

④豆乳をもう少し足してみます。

グリーンカレーの元の分量の2倍ぐらい入れると味が薄まってぼやけるので、最大でも2倍弱程度までに抑えましょう。

ここまでくると大分辛さが収まりました。

⑤ここにお家で使っているお味噌を溶いていきます。

味噌の味が前面にでるともったいないので、大さじ1杯くらいから試してください。

ココナッツミルクをいい感じに包んで、調和したコクが感じられます。

この状態でスープとして、あるいは麺のつけ汁としてもおいしく食べることができます。

市販のナンと一緒に食べてもいいと思います。

ここからは、せっかくなのでとろみをつけて使いやすいようにします。

小麦粉でとろみをつける

①鍋の火を止めます。小麦粉を同量の水と丁寧に溶いて、少しずつスープに振るい入れます。

②鍋を弱火にして、ゆっくりとかき混ぜます。

※小麦粉は片栗粉と違って、煮詰めると後からとろみが出てきます。
少し煮立ててとろみが足りないと思ったら、①を繰り返しましょう。

③好みのとろみが出たところで出来上がりです。

味がまろやかで、鼻に抜ける匂いも軽やかです。

辛さは残りますが後からきますし、十分耐えられる辛さです。

ナンと食べるのがおすすめです。
ナンの食感や甘みがエスニックな味を包んでとても食べやすいです。

チーズの力で味をまとめる

①グラタン皿にごはんを入れて先ほどの豆乳と味噌でまろやかにしたグリーンカレーをかけます。

②その上にシュレッドチーズをたっぷりかけて、トースターで焼けばドリアの完成です。

ごはんの代わりにナンや食パンの上にかけてピザ風に仕上げてもおいしいでしょうね。

とろみがあってマイルドな味になったグリーンカレーはとってもおいしくて食べやすいです。

苦手だけどアレンジにチャレンジしてみたい方は、無印良品から「小さめカレー グリーン」1人前90gが発売されています。

無印良品のナンと合わせてぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

  • 無印良品のグリーンカレーは好き嫌いが分かれやすい。

  • 無印良品のグリーンカレーが口に合わない理由は主に5つある。
    ①辛すぎる
    ②独特な甘さが苦手
    ③においが嫌
    ④甘さと辛さが分離している
    ⑤カレーっぽくない


  • 無印良品のグリーンカレーが苦手な人は、辛み・甘み・匂いといったクセの強さを、豆乳・味噌・チーズでマイルドな味に変えることで、ぐっと食べやすくなる。

<食べやすくする3つの手順>

  1. 豆乳と味噌を使って味をまろやかにする。
  2. 小麦粉を水に溶いてとろみをつける。
  3. ピザ用チーズをふりかけて、ピザトーストやドリアにする。

食べやすくアレンジしたことで、クセの強かった味がちょうどよいエスニック風味に変わりました。

グリーンカレーが苦手な方はもちろん、好きな方にもアレンジ用のレシピとしてぜひ活用していただけたら嬉しいです♪