当サイトにはプロモーション広告が含まれております。
バターとマーガリン、見た目はそっくり!
バターの方がおいしくできるのは何となくわかっているけど、マーガリンで代用できるなら値段も安いし一石二鳥。
その気持ち、わかります。
ですが、トーストに塗る用のマーガリンはお菓子作りには不向き!
せっかく手作りしたのに、あまりおいしくないと感じてしまうかも…。
でも、諦めるのはまだ早い!
お菓子作りに適したマーガリンがあるんです!
ただし、おいしく作るにはいくつかのコツがあります。
こちらの記事では、
について解説しています。
せっかくの手作りお菓子、マーガリンで失敗しないためにもぜひ参考にしてみてください。
きっと、おいしいお菓子が出来上がりますよ!
マーガリンで作ったお菓子はまずい?
バターに比べると値段の安いマーガリン。
あまりお菓子作りに使うイメージはないですが、マーガリンでもおいしいお菓子は出来るのでしょうか?
まずは、
- ファットスプレッドはお菓子作りには不向き
- お菓子作り専用のマーガリンがある
- マーガリンとバターの違い
について見ていきましょう。
ファットスプレッドはお菓子作りには不向き
トーストに塗って食べるイメージが強いマーガリン、実は2種類に分類されます。
【マーガリン類】
- マーガリン
- ファットスプレッド
ご家庭で食べているマーガリンの多くは、「ファットスプレッド」と呼ばれるものです。
ファットスプレッドは、マーガリンに比べると油脂含有率が低く、水分が多いのが特徴。
柔らかいのでパンには塗りやすいんですが、加熱に弱く調理には不向きです。
また、一般的なファットスプレッドには塩分が含まれています。
無塩バターを使ったレシピのお菓子などは、塩味が邪魔をしてしまうので代用はしない方がよいでしょう。
お菓子作り専用のマーガリンがある
お菓子作りには「製菓用マーガリン」を使うのがおすすめです。
【製菓用マーガリンの特徴】
- 食塩不使用
- 練り込みやすい
- ホイップしやすい
バターは20度以下になると固くなってくるので、混ぜるときは室温に戻しておく必要があります。
ですが、製菓用マーガリンは10度以下でも固くならないので扱いやすく、柔らかくする手間も省けて便利。
マーガリンとバターの違い
バターとマーガリン類には、どのような違いがあるのでしょうか?
お菓子作りに使用したときの違いなど、雪印の製品で比較してみました。
商品名 | 北海道バター 食塩不使用 |
ケーキ用マーガリン | ネオソフト |
種類別 | バター | マーガリン | ファットスプレッド |
原材料 | 生乳 | 植物性等の油脂 | 植物性の油脂 |
成分規格 | 乳脂肪分80%以上 | 油脂含有率80%以上 | 油脂含有率66% |
内容量 | 200g | 200g | 300g |
希望小売価格 | 495円(税別) | 315円(税別) | 360円(税別) |
100g当たりの エネルギー |
750kcal | 754kcal | 600kcal |
加熱調理 | 可 | 可 | 不向き |
冷蔵保存時の固さ | 固い | 柔らかめ | 柔らかい |
出来上がりの風味 | 良い | 物足りない | 悪い |
参考:雪印メグミルク「バター・マーガリン」
マーガリンの原料は動物性や植物性の油脂なので、バターのような風味やコクがない分あっさりした味になります。
価格はマーガリンの方が安く、同じ量で180円の差がありました。
製菓用マーガリンでおいしいお菓子を作る3つのコツ
製菓用マーガリンで作ったお菓子は、原料が牛乳のバターと違ってあっさりとした風味に仕上がります。
デメリットをカバーしつつ、おいしくお菓子を作るコツをご紹介します。
- ココアや抹茶で風味をプラスする
- 製菓用マーガリンの特性を活かしたお菓子を作る
- バターのような風味をプラスするならコンパウンドマーガリンを使う
それでは、詳しく見ていきましょう。
①ココアや抹茶で風味をプラスする
製菓用マーガリンにはバターのような風味やコクがないので、少し味に物足りなさを感じてしまうかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、ココアや抹茶などの風味をプラスすること!
ココア味や抹茶味にすることで、物足りなさを補うことができるんです。
②製菓用マーガリンの特性を活かしたお菓子を作る
製菓用マーガリンで作るのにもってこいのお菓子があります。
それは、焼き菓子やパン生地!
焦がしバターを使うお菓子はマーガリンには不向き。水分が含まれているため加熱すると飛び跳ねて危険です。バターの風味も感じられないため、代用しないようにしましょう。
①焼き菓子
製菓用マーガリンはバターに比べて酸化や味の劣化が遅いため、出来たてをすぐに食べない焼き菓子を作るのに向いています。
おすすめはクッキーやタルトなど!
製菓用マーガリンを使うことでサクッとした軽い仕上がりになります。
ただ、バターのような風味はないため、コクを出したい時や物足りない時はアーモンドパウダーを加えてみてください。
②パン生地
生地に練り込みやすく、ふわっとしてソフトな口当たりになります。
スーパーマーケットで売っているパンは、ほとんどが製菓用マーガリンを使っています。
いろいろな惣菜パンを作ってアレンジしてみると楽しいですよ。
製菓用マーガリンはホームベーカリーにも問題なく使えるので、ぜひお試しください。
③バターのような風味をプラスしたいならコンパウンドマーガリンを使う
「やっぱりバターのような風味やコクがほしい」というときは、製菓用マーガリンではなくコンパウンドマーガリンを使ってみてください。
コンパウンドマーガリンにはバターが配合されているので、製菓用マーガリンにはない風味やコクがあります。
また、溶けにくいのでクロワッサンやパイ生地を作るのにも向いています。
作業性が良くてリーズナブル!
バターの風味をプラスしたいお菓子を作るときにおすすめのマーガリンです。
お菓子作りのためのおすすめマーガリンはコレ!
お菓子作りに適したおすすめのマーガリンを4つご紹介します。
【雪印メグミルク】ケーキ用マーガリン
画像引用:雪印メグミルク「バター・マーガリン」
↓↓商品の詳細はこちらから↓↓
柔らかくてホイップしやすいマーガリンです。
どこのスーパーマーケットでも購入でき、作りたいときにすぐ手に入るので重宝します。
【無塩マーガリン】ソシエル
無香なのにコクがあり、他の素材の風味を邪魔しません。
チョコやココア、抹茶などを混ぜ込んだお菓子やパン作りにもおすすめ。
こちらは、無香料無着色でトランス脂肪酸低減のマーガリンです。
【コンパウンドマーガリン】パンテオンセレクトバターリッチ(無塩)
バターのようにリッチな風味が特徴のコンパウンドマーガリン。
500gとたっぷり入っているので、ケーキや焼き菓子、パン作りなど幅広くお使いいただけます。
【折り込み用マーガリン】フレッシュシート
(2024/11/21 04:44:56時点 楽天市場調べ-詳細)
こちらのマーガリンはシート状になっています。
クロワッサンやデニッシュパン、パイ生地などを作るときにとっても便利ですよ!
マーガリンを使ったお菓子レシピ4選
マーガリンを使ったおすすめのレシピを4つご紹介します。
- スイートポテト
- 蒸しパン
- ごまのプレッツェル
- 生チョコ
参考:日本マーガリン工業会「おいしいレシピ」
日本マーガリン工業会のサイトでは、お菓子レシピの他にパスタなどごはんもののレシピも紹介されていますので、ぜひのぞいてみてください。
マーガリンの塩気がGOOD!スイートポテト
画像引用:日本マーガリン工業会
【材料】12個分
- サツマイモ・・・1本(正味200g)
- ビスケット・・・12枚
- ★有塩マーガリン・・・20g
- ★牛乳・・・80cc
- ★砂糖・・・大さじ1
- いり黒ごま・・・適量
【作り方】
- サツマイモは皮をむいて水にサッとくぐらせる。
- ①を耐熱皿にのせ、ラップをふんわりとかけて600Wの電子レンジで5分加熱する。
- 竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら、熱いうちにフォークの背などで潰す。
- ③に★を加えて混ぜ合わせる。
- ④を12等分してビスケットにのせ、仕上げにごまを散らしてできあがり!
レンチンで出来る!マーガリン蒸しパン
画像引用:日本マーガリン工業会
【材料】マフィン型4個分
- ★小麦粉・・・100g
- ★ベーキングパウダー・・・小さじ1
- 卵・・・1個
- マーガリン・・・40g
- 砂糖・・・大さじ4
- 牛乳・・・大さじ4
- ドライフルーツ(角切り)・・・80g
【作り方】
- ★を合わせてふるう。卵はときほぐす。
- ボウルにマーガリンと砂糖を入れ、泡立器でよく混ぜる。
- ②に溶き卵を少しずつ加えて混ぜ、牛乳も混ぜ合わせる。
- ③にふるった★を加えてさっくりと混ぜ合わせる。
- ④にドライフルーツを入れて混ぜる。
- 型に7分目まで流し入れ、600Wの電子レンジで4分加熱すればできあがり!
サクサク!ごまのプレッツェル
画像引用:日本マーガリン工業会
【材料】40~50本分
- ケーキ用マーガリン・・・大さじ3
- ★薄力粉・・・150g
- ★砂糖・・・大さじ2
- ★ベーキングパウダー・・・小さじ1/2
- いり黒ごま・・・大さじ2
- 粉チーズ(マイルド)・・・大さじ1
- 牛乳・・・大さじ3
- 塩・・・小さじ1/4
【作り方】
- ボウルに★をふるい合わせ、ごま、粉チーズ、塩、ケーキ用マーガリン、牛乳の順に加えてよく混ぜる。
- ①の生地をラップに包んで、冷蔵庫で約30分休ませる。
- ②を厚さ3mm縦10cm幅にめん棒で伸ばし、5~7mm幅に切る。
- 天板にクッキングシートを敷き、間をあけて③を並べ160度のオーブンで20~30分焼く。
- ほんのり焼き色がついたらできあがり!
なめらかな口あたり!濃厚生チョコ
画像引用:日本マーガリン工業会
【材料】作りやすい分量
- 板チョコレート・・・2枚(100g)
- 生クリーム・・・60ml
- ケーキ用マーガリン・・・20g
- 粉砂糖・・・適量
- ココアパウダー・・・適量
【作り方】
- チョコを包丁で刻み、耐熱ボウルに入れる。
- 鍋に生クリームを入れて沸騰直前まで温める。
- ②を①に加え、ゴムべらで混ぜながらチョコを溶かす。
- ③にマーガリンを混ぜる。
- ラップを敷いたバットに④を流し入れ、その上にラップをかけて冷蔵庫で1時間冷やし固める。
- ⑤をスプーンですくって、一口大に丸める。
- 仕上げに粉砂糖かココアパウダーをまぶしてできあがり!
【まとめ】製菓用マーガリンを使えばおいしいお菓子が出来る!
パンに塗って食べるファットスプレッドは加熱調理に向いていないので、お菓子作りには不向きです。
お菓子を作るなら製菓用マーガリンがおすすめ!
ただ、製菓用マーガリンでおいしくお菓子を作るのにはポイントがあります。
- ココアや抹茶で風味をプラスする
- 焼き菓子やパン生地作りに使うと良い
- バターのような風味がほしいならコンパウンドマーガリンを使う
マーガリンは固くならないので、バターのように室温に戻す手間が省けてとっても便利!
ホイップしやすいのでお菓子作り初心者の方にも扱いやすくておすすめですよ。
ぜひ、いろんなレシピにチャレンジしてみてください。