寝る前の白湯は太る？むくみの原因は？寝る前の白湯の注意点！

 

デトックス効果が期待できる白湯ですが、飲む時間を間違えただけで逆効果になる、という噂があります。

健康や美容のために白湯を始めようと思ったのに、太るなんて絶対嫌！

白湯は0カロリーだけれど、「寝る前に飲んでしまうと太る」という噂を聞くと、本当なのかと思ってしまいますよね。

朝むくみを感じたら、「寝る前に白湯を飲んだせいかしら？」なんて思ってしまいそうです。

寝る前の白湯で太るかと言うと、太りません。

しかし、生活習慣が原因でむくんでしまう人もいるので、注意が必要です。

今回は、

についてご紹介します。

寝る前の白湯は太ると言われているのはなぜ？

水太り体質の人は太る

水太りとは、体に水分を溜め込みやすい体質のこと。

体質のことであって、｢水を摂りすぎると誰でも太る｣という意味の話ではないことに注意です。

代謝機能が正常な人であれば、摂りすぎた水分はきちんと排出されます。問題は、代謝機能が落ちている人。

水分を体に溜め込みやすい人は、少し水分を摂っただけで、体がむくんでしまうのです。

白湯を寝る前に飲んでも太らない！

白湯で太る、むくむというのは白湯のせいではなく、体質や食生活のせいです。

また、むくみやすい人は代謝が下がっているので、たくさん水分を摂って、代謝を上げることが有効です。

むくみやすい人ほど、むしろ白湯を飲んだ方がいいでしょう。

水太り体質になりやすい生活習慣2つ

水太りとは、わかりやすく言えばむくみやすい人のこと。むくみやすさは、生活習慣によって変わってくるのです。

むくみやすい人なら、生活習慣を正してむくみを改善したいですよね。

一体どのような習慣で水太り体質になってしまうのでしょうか？

むくみ体質になってしまう習慣は、

です。

運動量が少ない

運動量が少ないと、むくみを取るチャンスが減ってしまうことになるのです。

むくみを取るためには、下半身に溜まった水分を上半身に戻さないといけません。

運動をすると、筋肉によって静脈やリンパ管に圧がかかり、余分な水分を押し戻すことができるのです。

筋肉量が少なかったり、運動習慣のない人は、水分を少し摂りすぎただけでむくんでしまうかもしれませんね。

塩分・糖分を摂りすぎてしまう

塩分・糖分を摂りすぎても、むくみやすくなってしまいます。

塩分を摂ると、体は塩分の濃度を保とうとして、水分を蓄えてしまうのです。

また、あまり知られていませんが、糖分を摂ると体の中の水分を吸着してしまい、むくみの原因になってしまうのだとか。

しょっぱいもの、甘いものが大好きで食べ過ぎてしまう方は要注意！

むくまないようにするには、生活習慣に注意が必要です。白湯のせいでむくみが！と言う前に、食生活や運動量を見直した方がいいですね。

寝る前に白湯を飲む時の注意点2つ

寝る前に白湯を飲んでも太らないとはいえ、健康を損なわないために注意すべき点はあります。

飲む量や時間に気をつけないと、睡眠の質の低下につながるのです。

たくさん飲みすぎない

寝る前に水分を摂りすぎて、夜中にトイレに行きたくなってしまった経験はありませんか？

夜中に起きてしまわないよう、飲む量には注意が必要です。

また、寝ている時に胃の中に液体が多いと、胃から逆流し、睡眠時無呼吸症候群になる可能性があります。

一度に飲むのは、コップ1杯(200mlくらい)までにしておくと安心ですね。

寝る30分前までに飲む

白湯を飲むと、内蔵が温まり活動が活発になります。

内蔵が活発になると、睡眠の質が下がってしまうのです。

いくら横になっても、体の中が元気に動き回っていては、寝付けないでしょう。内臓だって休みたいのです。

白湯を飲んで、暖まったらすぐに寝る、というのはやめたほうがいいですね。

寝る前の白湯で得られる健康効果5つ

白湯は温かい飲み物ですから、体を中から温めてくれます。体温が上がると血行が良くなり、それによりさまざまな効果が期待できます。

特に寝る前に飲むと、以下のような効果が期待できます。

睡眠の質がアップ

白湯を飲むと、体が温まって、気持ちもホッと落ち着きますよね。

一度温まった体が冷えていくと、眠りにつきやすくなるのです。

体は眠る時に、内臓を休めるために深部体温を下げます。お風呂に入ったり、温かいものを飲んだりして暖まったあとは、体温を下げやすいため、眠たくなりやすいのです。

寝る少し前に白湯を飲んだりして、体温を上げておくのは、睡眠の質向上に役立ちます。

また、温かい飲み物でリラックス効果が期待できますから、リラックスして寝付きやすくなりそうですね。

基礎代謝アップ

白湯によって内臓が温まると、基礎代謝が上がり、痩せやすくなります。

内臓が温まると活発になりますから、脂肪燃焼につながるでしょう。

寝る前に白湯を飲めば、夜に食べすぎた分が脂肪になってしまうのを、防ぐことができるかもしれませんね。

疲労感の回復

内臓からくる疲れは、温めることで取ることができます。

メンタル面の不調が胃腸に現れたりしますから、白湯で温めてケアしてあげるといいですね。

冷たい飲み物だと胃腸に負担がかかりますが、程よく温かい白湯なら負担をかけません。

イライラしていると胃腸に悪影響ですから、白湯で少し温まって、気持ちを落ち着けることも大事です。

デトックス効果

寝る前に飲むと、朝しっかりとデトックスをすることができます。

内臓は毎日、消化・吸収で忙しいですから、排泄に専念させてあげることも必要です。

寝ている間は食べたり飲んだりしませんから、白湯で胃腸を労ると、朝の排泄がスムーズになるでしょう。

便通を良くしたい人は、朝と夜に白湯を飲むと、うまく排泄されるかもしれません。

肌荒れ予防

デトックス効果により、老廃物が排出されやすくなります。

細胞がきれいになりますから、肌や髪が元気になるでしょう。 

寝る前に白湯を飲めば、寝ている間にデトックスが進み、美肌に近づけそうです。

寝る前の白湯に入れたい！おすすめアレンジ4選

白湯は味がない飲み物で、飲みづらいと思ったことってありますよね。ちょっと工夫して、飲みやすくしませんか？

体にいいものを加えることで、白湯に健康効果をプラスすることもできます。

寝る前の白湯に入れたい、おすすめのものを紹介します。

はちみつ白湯

夜はプロテインと
はちみつレモン白湯で
置き換え🍋 pic.twitter.com/HXWEWvXJHM

— うさ (@crazyforyou1106) November 3, 2020

はちみつはさまざまな健康効果があります。

夜寝る前に甘い飲み物を飲むと、気分が落ち着きますよね。白湯が味気ないと思う人は、ぜひスプーン１杯のはちみつを加えてみてください。

はちみつには抗菌作用があるので、冬の寝ている間に、喉が痛くなったりする人におすすめです。

また、カリウムが含まれているので、むくみを予防できます。

レモン白湯

1ヶ月ぶり15回目の不食🍃
今回は空腹感はそれほど辛くなく、それは良かった。
朝比で-0.2というのも想定内だけどトイレの回数が少なかったのが気になる！
昨夜のキムチ鍋をきっかけに溜め込んだ水分を出せてないような🤔

お買得になってた広島産レモンで白湯レモン🍋
皆様もうひと息〜❗️#月曜断食 pic.twitter.com/vDx3L3Xkwv

— キャロル@月曜断食卒業 (@chaco0720) November 2, 2020

レモンはビタミンCが多く、美肌効果が期待できます。レモンのスライスしたものを白湯に浮かべたり、レモン果汁を入れてもいいですね。

レモン白湯は朝に飲む人が多いですが、実は朝にレモン白湯を飲むのはおすすめできません。

美白になりたいなと思っている人は、柑橘類を食べるのは、夕方以降の時間帯にしたほうがいいのです。

毎朝レモン白湯を飲んでいる、という人は、レモン以外のアレンジに変えてみるのもいいかもしれません。

しょうが白湯

寒い時期に白湯を飲むなら、しょうがを入れるのがオススメです。

白湯を飲むと体が温まりますが、さらにショウガオールが体を温めるので、代謝もよくなるでしょう。

しょうがをすりおろして白湯に加えるか、すりおろすのが面倒なら、しょうがチューブでも大丈夫です。

ただ、しっかり加熱するとショウガオールの働きが増しますから、白湯を作る途中で加えるとより効果的です。

大根おろし白湯

食べ過ぎてしまった日などにおすすめの白湯アレンジが、大根おろしです。しょうがと同じく、すりおろして加えてください。

代謝が悪いとむくみが気になりますが、代謝をアップさせるのに適しているのが大根おろし。

代謝には、さまざまな酵素が関わっていますが、大根には消化酵素となる成分が含まれているので、代謝を促してくれます。

まとめ　寝る前の白湯では太らない！飲み方・生活習慣に注意

いかがでしたか？

よく運動をしたり、食事に気をつかっている人なら、白湯で太ることはなさそうです。

白湯で代謝をアップさせて、痩せやすい体質になりましょう！