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買ってきたはいいものの剥くのが面倒でしばらく放置してしまったリンゴの中身が茶色くなっていることありますよね…
私もあります。
その時は「捨てたらもったいない!食べて何かあっても自分で責任取るから大丈夫!」と食べたのを覚えています。
食べたその日と次の日は体の不調がいつ来るのかとビクビクしながら過ごしました…
まあ、何もなかったんですけどね(笑)
基本、リンゴは茶色く変色していても食べられます。
ただ、食べられない場合もあるのでこれから詳しくお話していきますね(^^)/
また、茶色く変色してしまう理由とそうならない為の予防方法もお伝えしていきたいと思います。
リンゴを切ったら茶色だったけどこれって食べれる?
基本は食べられます。
ただ、美味しくないし苦みを感じるものもあり、栄養価も落ちてしまっているので生で食べることはお勧めしません。
ジュースなどに加工して美味しく食べることをおススメします(^^)/
リンゴに含まれているリンゴ酸にはお肉を柔らかくする効果もあるので下味をつける際に加えてみてもいいのではないでしょうか。
私はから揚げの下味をつける際入れていますがお肉が柔らかく、ジューシーになるのでおススメです♪
なぜ基本と付けたかというともちろん食べられない場合もあるからです。
食べられない場合
・りんごの皮がぶよぶよしている。
・中身がパサパサに乾燥している
・中身が臭い
この場合はすぐに捨ててください!
食べられない場合はさすが体が拒絶反応を起こすと思いますので体の意思を尊重してあげてください。
もったいない精神は捨てましょう。
なぜリンゴの中身が茶色く変色してしまうの?
それはポリフェノールの酸化や炭酸ガスがりんごの中に貯まることが原因です。
酸化とは酸素と物質(今回はポリフェノール)が結びついて変化する化学反応のこと。
例えるなら鉄が錆びていくみたいな感じでしょうか。
ちなみに蜜入りリンゴはまだらに茶色くなることが多いです。
蜜入りりんごとは、完熟して充分甘みが増したりんごで、余分な甘みが蜜になってりんごの果肉の中に残ったりんごのこと。
蜜は収穫されてから時間が経つと徐々に果肉に吸収されるのですが、まれにそのまま残ったままになることもあります。
蜜入りりんごの蜜は活性酵素が多く、ポリフェノールを酸化を促進するのでまだらになりやすいんです。
蜜入りもそうでないリンゴも共通しているのは古くなっていく過程で起こるということ
りんごは一年中見かけるフルーツですが、それは秋から冬にかけて収穫したものを冷蔵保存して一年かけて順に出荷していっています。
なので家の冷蔵庫の中に長期間放置しなくても、収穫から時間のたった夏などは買ってきてすぐに切っても中身が茶色いということもあるんですよ。
出荷前にチェックされているものの、りんごの外見は全くの普通という場合は見過ごされてしまいがちです。
茶色く変色させない予防方法
一番の予防方法は買ったらすぐに食べること
買ってすぐのものだったら中身が茶色に変色していても返品、交換してもらえます。
美味しくないリンゴを無理やり食べる必要もありません!
問題なのはすぐに食べられない場合
まとめて安く売ってたり、誰かからもらったり、買ったはいいけどその日には食べられなかったり…
そんなときでも大丈夫!
ちゃんとした保存方法さえ押さえておけばおいしいリンゴを長期保存出来ちゃいます!
りんごは空気に触れさせず、低温で湿度が高い所に保存すると長持ちするのでそれを踏まえた上でりんごの長持ちする保存方法を以下で解説します。
簡単!おいしいリンゴを長期保存する方法
ベストな包装
まずは以下の手順でりんごを包装していきましょう。
- りんごを一つずつラップか新聞紙でしっかりと包む
- まとめてスーパーのレジ袋に入れる
- レジ袋の空気を抜いて口を輪ゴムで縛る
保存場所
野菜室がベスト!
りんごを長持ちさせるためのベストな環境は『湿度が高いこと、低温であること』
冷蔵庫には、普段使う冷蔵室と野菜室がありますが、低音で湿度が高いのは野菜室
温度は一般的に冷蔵室よりも野菜室の方が2~3度高いですが、湿度は断然野菜室の方が高いです。
野菜室で保存する際の注意点
レジ袋の空気を抜いてしっかり口を輪ゴムで縛る!
りんごからはエチレンガスというものが出ます。
エチレンガスは他の野菜の成長を早める働きがあり今が食べ頃の野菜にガスがいってしまうと成長が進みすぎてしまってしわしわになったり固くなったりして美味しくなくなります。
そのためにも、先ほどご紹介したりんごを一つずつラップか新聞紙でしっかりと包んでから、まとめてスーパーのレジ袋に入れ、さらにレジ袋の空気を抜いて口を輪ゴムで縛るという方法で保存することで、エチレンガスが他の野菜にいかないようになります。
気密性という点では、新聞紙よりもラップの方が優れているので、野菜室で保存する場合は新聞紙よりもラップの方がベスト。
こうして気密性を高めてりんごを外気に触れさせないようにすることで、りんごが痛みにくくなります。
ちなみに硬いバナナなどの食べごろではないフルーツリンゴの近くに置くと早く食べ頃になりますよ♪
保存期間
大体3ヵ月から6ヵ月も保存しておくことが可能です。
りんごをもらったままの状態でただ冷蔵庫の野菜室に入れておいた場合、保存できる期間はせいぜい1週間~2週間くらい
お伝えした方法を実践すれば普段の10倍以上長持ちさせることができちゃうんです!
凄くないですか?!
すぐに食べられない場合はぜひ実践してみてくださいね(^^)/
番外編:冷蔵庫に入りきらない場合の保存方法
室内の風通しのいい涼しい場所での保存方法
ラップや新聞紙で1つずりんごを包み、風通しの良い涼しい場所に保存しましょう。
りんごを長期保存するポイントは、
- 「空気に触れない」
- 「湿度が高い」
- 「低温」
この3点に最も近い場所は、通気性のある床下の収納庫です。
冷蔵庫に入らない場合は、ここにりんごを入れておきましょう!
床下の収納庫ですが、季節や家の作りによって温度は変わるので注意!
18度以下の涼しい場所であれば、1ヶ月ほど持ちますが、それよりも高いと1週間ほどでダメになります。
冬場だと玄関や物置でも可能です。
冷凍庫で冷凍保存
・丸々一個を冷凍保存する場合
りんごをよく洗って、水分を完全に拭きとって、ラップで包んで冷凍します。
解凍する時は常温で、1~2時間程度で解凍します。
・最初にりんごを切って冷凍しておく場合
ジップロックのような気密性の高い袋にりんごが重ならないように入れ、よく空気を抜いてから保存します。
冷凍すると食感が変わるので注意!
ただし、人によってはその食感が好きという方もいるので、こうした保存もアリです。
冷凍保存だと1ヶ月ほどもちますよ。
まとめ
- 中身が茶色くても食べられないことはない
- 味も栄養価も落ちるのでジャムなどに加工してしまうのがおすすめ
- りんごの中身が茶色くなるのはポリフェノールが酸化するから
- 茶色くなるのを防ぐにはりんごが古くなる前にちゃんとした保存方法で保存しできるだけ早く食べる
冷蔵庫の中に長く放置していたとはいえ、外からみて傷んでいる様子のないりんごを食べようといざ切ってみて中身が茶色いと結構ショック…
中身が茶色くても食べらるとはいうものの、味の落ちたりんごを無理に食べるのはやはり残念です。
りんごを買ったら忘れずにちゃんとした保存方法で保存しできるだけ早く食べるが一番!
といっても冷蔵庫に物を入れたまま忘れてしまうというのは、いくら気をつけていても起こる時には起こってしまいます。
なので、りんご好きの人は茶色いりんごをすぐ加工してしまえるように、ジャムやタルトのレシピを手元に置いておくといいですよ。
後はすりおろしてから揚げの下ごしらえやカレーの隠し味にもおススメです(^^)/