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今や私たちの生活に欠かせないものになっているスマホ。
毎日使う大切なツールですが、どのタイミングで充電したらいいのか迷いませんか?
実は私も、常に100%を保つようにこまめに充電していたら、1年も持たずにスマホが使えなくなってしまった経験があります。
出先で急ぎの電話を掛けようとしたら突然フリーズして電源が落ちるし、なんとか次に立ち上げたときには電池残量が0になっているしで焦りました・・・。無茶な使い方はしていなかったはずなのに、一体なぜなのでしょう。
そう、スマホ自体の寿命を長持ちさせるのも、充電の仕方次第だったのです!
スマホには電池の持ちを良くする、最適な充電の仕方があります。
そして、スマホの寿命を縮めてしまう、やってはいけない充電の仕方も。
間違った充電を続けたせいで、ある日突然スマホが使えなくなってしまったら困りますよね(私のように)。
そこで今回は、
- スマホを充電するのは何パーセントから?ベストな充電方法とは?
- 長持ちさせるためにやってはいけないNG充電4つ
- それでも電池持ちが気になるときは?
について説明していきたいと思います。
ぜひこの記事を最後まで読んで、あなたもスマホ充電マスターになっちゃってくださいね💛
スマホを充電するのは何パーセントから?ベストな充電方法とは?
スマホの充電は電池残量20パーセントを目安に!
スマホの充電は、電池残量が20パーセントくらいまで減ってから始めるのが最適と言われています。
その理由はなんでしょうか?
答えは、スマホのバッテリーに使われている「リチウムイオン電池」の特徴にありました。
リチウムイオン電池は、正極と負極を持ちその間をリチウムイオンが移動することで充放電を行う電池のことです。
(一般に、くりかえし充放電が可能なものを二次電池、使い切りのものは一次電池と呼ばれます)
大容量の電力を蓄えることができ、身近なものだと携帯電話やPCのバッテリー、産業用ではロボットや工場・車など幅広い用途で使用されています。引用元:株式会社東芝 電池の学校
「リチウムイオン電池はその容量の大きさ、電圧の高さから、携帯機器に多く取り入れられているが、使用していくごとに劣化が進行していくという特徴がある。
スマホのバッテリーであるリチウムイオン電池は、使うたびに少しずつ劣化してしまいます。
継ぎ足し充電が可能で、フル充電をおよそ500回行えるようになっていますが、500回を越えると容量がガクンと落ちてしまうのです。
更に、負担がかかるような充電の仕方を繰り返していると、どんどん劣化が進んでしまうことになります。
残量が20パーセントくらいになってから充電するのがいいのは、リチウムイオン電池に最も負担をかけないやり方だから。
スマホの電池持ち、ひいてはスマホの寿命を長くするためにも、
充電するときには、「電池残量20パーセント」を目安にしてみてくださいね!
ベストな充電は20%から80%の間!
充電を始めるタイミングは、電池残量20パーセントが目安でした。
次に気になるのが充電を終わらせるタイミングですが、こちらは80パーセントまで充電できたら終わらせるのがベスト、といわれています。
フル充電しておいた方がなんだか良さそうなイメージなのに、意外ですよね。
理由は先ほどと同じく、「バッテリーであるリチウムイオン電池に負担をかけないため」です。
フル充電するよりも、20パーセントから80パーセントの電池残量を保った方がバッテリーの劣化は防げます。
そのため、スマホのパフォーマンスも長期間的に安定することになる、というわけですね。
スマホに優しいベストな充電は、
電池残量20パーセントから80パーセント!
ぜひ覚えておいてくださいね。
フル充電はできれば1日1回にしよう
Appleのリチウムイオンバッテリーは、バッテリー容量の80%までは高速充電し、その後、低速のトリクル充電に切り替わります。
引用元:Apple公式サイト
トリクル充電とは、蓄電池の自己放電を補うため、常に微小な電流を流し、満充電の状態を保つこと
引用元:デジタル大辞泉
一般的なスマホでは、充電時に電池残量がおよそ80パーセントを越えると、ゆっくりと電流を流し、徐々に満タンにする方式に切り替わるようになっています。
バッテリーに負担がかからないように、スマホの方で対策がとられているわけですが、注意は必要です。
スマホの電池がパフォーマンスを落とさず、フル充電に耐えられるのはおよそ500回まで。
「フル充電」は、計100パーセントになるまで充電したら1回とカウントされます。
例えば、就寝時に20パーセントから充電して、100パーセントになった場合、カウントは0.8回。
翌日の日中、80パーセントから100パーセントの充電をしたら0.2回。これでフル充電1回、というカウントです。
更に、翌日の日中60にパーセントから100パーセントの充電をしたら0.4回、その後80パーセントから100パーセントの充電を3回繰り返したら、0.6回。これで、1日で2カウントも減ってしまったことになります。
ちょっとややこしいですが、就寝時にフル充電をしたにも関わらず、日中もむやみに充電を繰り返してしまうと、どんどん電池の寿命が減ってしまうということです。
就寝時の充電・フル充電は、できれば1日1回にしよう
就寝時のフル充電が気になるときは、タイマー式の充電器を使ってみるのも手です。自分で時間を設定できるので、過剰な充電を防ぐことができますよ。
長持ちさせるためにやってはいけないNG充電4つ
ここでは、スマホの電池、そしてスマホの寿命を長持ちさせるために、やってはいけない充電を4つご紹介します。
①電池残量が多いのにフル充電する
できるだけ電池に負荷をかけないように調整してくれるスマホ。
それでもまだまだ電池残量はあるのに、必要以上に充電を何度も繰り返してしまうと、さすがに電池の消耗を早めてしまうことになります。
人でいうと、お腹は全然空いていないのにどんどん食事が運ばれてくるようなもの。無理して食べたら気持ちが悪くなってしまったり、動けなくなったり、ついには体を壊してしまいますよね。
スマホもそれと同じ。80パーセントから100パーセント、90パーセントから100パーセントなどの過度な充電は避けるようにしましょう。
②充電しながらスマホを使う
充電しながらスマホを使っていたら本体が熱くなってしまったことはありませんか?
これは、バッテリーに大きな負荷がかかって、熱を持ってしまったためです。
リチウムイオン電池は熱に弱いため、高温になると劣化が進んで寿命が短くなってしまいます。酷くなると、ガスが貯まってバッテリーが膨張し、スマホ本体が使えなくなってしまうことも。
スマホを使用しながらの充電は、バッテリーを激しく劣化させます。
故障の原因にも繋がりますので、絶対にやめましょう。
③電池残量がゼロになってから充電する
電池残量が完全になくなってから充電するのもNGです。
0パーセントからの急速充電は、やはりバッテリーに過剰な負荷をかけてしまうことになります。また、電池残量が0になるまで使い切ってしまうことも、バッテリーにとっては大ダメージです。
やはり20パーセントを目安に、少なくとも10パーセントは電池が残っている状態で充電するように気をつけてください。
④極端に暑い場所での充電
真夏日の直射日光が当たる場所や、車内のダッシュボードなど、極端に高温になる場所で充電するのは避けてください。
もちろん、長時間の放置もダメですよ。
スマホのバッテリーであるリチウムイオン電池には、発火を防ぐ「セパレータ」が内蔵されていますが、発火の心配はなくても熱に弱いことには変わりありません。
一般的に5℃~45℃の環境では問題ないと言われていますので、適切な温度を保った場所で充電するようにしてくださいね。
それでも電池持ちが気になるときは?
出先では何が起こるか分からないので、スマホの電池持ちも気になってしまうもの。
でもできれば、電池残量を気にすることなく、快適にスマホを使いたいですよね。
そんな、もしも!の時に慌てなくて済む、対策方法をご紹介します。
本体設定で電池の消耗を抑えよう
使っていないのにバックグラウンドで起動しているアプリがあれば、それだけでも電池が消耗してしまいます。
使わないアプリは、できるだけアンインストールしたり無効にするようにしましょう。
また、ディスプレイのバックライトの輝度を下げたり、使わないときはWi-Fi、Bluetooth、GPSなどの設定をオフにするだけでも、電池の消耗は少なくなりますよ。
仕事中など、プライベートのスマホでの着信・受信が全く不要の場合は、機内モードに切り替えるのもオススメです。
モバイルバッテリーを持ち歩こう
プラグを挿して充電ができないときや、防災対策のためにも、モバイルバッテリーを持ち歩くことはオススメです。
ソーラー充電器だと電気のないところでも使えますので、常備していると安心ですよ。
たくさんの種類のモバイルバッテリーが販売されていますので、目的や用途に合わせて選ぶようにしてみてくださいね。
まとめ
今回の記事のまとめ
- ベストな充電は電池残量20パーセント~80パーセント
- フル充電は1日1回にしよう
- 過度なフル充電・スマホを使用しながらの充電・電池残量ゼロからの充電・極端に暑い場所での充電はNG
- 電池持ちが気になるときは、設定で調整したり、モバイルバッテリーを携帯しよう
いかがだったでしょうか。
意外と正しい充電方法が知られていないスマホですが、いかに電池に無理をさせず、劣化させないようにするか、がキモだったのですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。