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「わ!やってしまった!!食器が取れない!!」
食器の汚れ落ちを簡単にしようと、とりあえずお湯に漬けておく。ため洗いされる方も多いですよね。後で、洗おうとすると食器が重なって、取れなくなった経験はありませんか。
主婦の方なら、一度は、経験ありますよね。
でも安心してください。
重なった食器は、ちょっとしたことで簡単に取れることも多いのです。
ですが、力づくで外そうと思うと食器が割れてしまうこともあるので要注意です。
そんな時に慌てないためにも知っておきたい5つの対処法を紹介します。
食器が重なって取れない時の5つの対処法
- お湯に漬ける。
- 氷を入れて冷やす。
- 洗剤を食器の間に流し込む。
- カードで取る。
- コンコンする。(軽い衝撃を与える)
お湯に漬ける
- お鍋に40~50℃のお湯を準備し、食器を漬ける。
- 1分ほどしたら取り出す。
(熱くないか確認して、食器が持てそうなら外す。)
- ぬるま湯に漬ける方法を試してみました。
- 鍋にお湯を300ccほど(コップ1~1杯半)を沸かす。
- お湯と同量の水300ccほど加えてぬるま湯にします。
- ぬるま湯にしたお湯の温度は、ちょうど50℃くらいでした。
お湯と同量の水を足せば、60℃を超えることはありません。
(60℃を超えると割れたりやけどの可能性もあるので危険!!) - 重なって取れなくなったお茶碗をぬるま湯に漬ける。
1分もしない間にお茶わんが浮いて外れました。
氷を入れて冷やす
☆お湯に漬ける方法で、無理なら試します。
- 重なった食器をお湯に漬ける。
- 1分ほどしたら取り出す。
- 食器の内側に氷を入れる。
- お湯に漬ける方法で、無理だったので、氷を入れる方法を試してみました。
氷を2個いれて30秒ほどでなんと!!外れていました。
洗剤を食器の間に流し込む
- 洗剤と食器の間にぐるっと一周、洗剤を流し込む。
- 食器が、外れるまで時間を置く。
20分後 | 1時間後 | 2時間後 | |
小鉢 | 変化なし | 外れた | – |
湯飲み | 変化なし | 変化なし | 変化なし |
- 洗剤を重なって取れなくなった小鉢と湯飲みの2種類に流し込みました。
- 食器が外れるまで、時間を置き変化をみました。
小鉢は1時間後に外れました。
2時間経っても湯飲みは外れず、なんとかしようと温水の蛇口をひねり、湯飲みの底にあて、キュッと手で回してみると外れました。
カードで取る
- 薄くてある程度の硬さのあるカードを準備する(テレホンカードがなければ、プラスチック製の診察券などを準備する)
- 重なった食器の隙間から、カードを差し込み、上下左右に少しずつ動かします。
残念ながら、食器の間に隙間がなくカードが入らず外れませんでした。
コンコンする(軽い衝撃を与える)
- タオルを重ねて置く。
- 重なった食器がずれるように軽くコンコンとたたく。
割れるのが、怖くてできませんでした!!
食器が、重なって取れなくなってしまう理由
- 食器は温まると膨張し、冷えると収縮する性質がある。
- つけ置き洗いのお湯の温度が下がると食器が重なって取れなくなります。
- 食器は、温めることで大きくなり、冷えると縮むため、この性質を利用して重なった食器を外します。
- その他、サイズの問題で、ピッタリとはまってしまっている場合はこの性質を応用することができません。色々試してみても取れない場合は、サイズの問題が考えられます。
陶器やガラスなど素材別に解説
5つの対処法を説明しましたが、素材によっては同じ対処法で大丈夫?と心配になるかもしれません。素材別に解説していきます。
- 陶器
- 耐熱ガラス
- 一般的なガラス
- プラスチック
- 漆器
陶器 耐熱温度100℃以上
- お湯につける。
- シンクに食器をひっくり返してポットのお湯をかける。
ポットのお湯をかける方法は、お湯を鍋に沸かす手間もかからず簡単です。陶器同士が重なって取れなくなった場合は、この方法がおすすめです。
- 無理なら氷を入れて冷やす。
耐熱ガラス 耐熱温度100℃以上
- お湯に漬ける。
熱湯もOK。熱が伝わりやすいので火傷に注意!!
- 無理なら氷を入れて冷やす
耐熱ガラスは、熱に強く、急熱・急冷といった衝撃にも強いガラスのことをいいます。
一般的なガラス 耐熱温度60℃
- ぬるま湯に漬ける。
60℃を超えると割れる危険があるので温度に注意!!
- 無理なら氷を入れて冷やす
- 洗剤を流し込む。
一般的なガラスは、厚みが薄いため熱伝導率が低く、熱がなかなか伝わりにくい特徴があります。そのため高温になった場合、熱が伝わっている部分と伝わっていない部分とに分かれてしまうため、割れる原因となります。
プラスチック 耐熱温度60℃~100℃以上
- ぬるま湯につける。
60℃を超えると変形する可能性があるので注意!!
100℃以上対応のプラスチック容器かどうか確認すること。
- 無理なら氷を入れて冷やす
- 洗剤を流し込む。
漆器(しっき) 耐熱温度95℃ まで!
- お湯に漬ける。
95℃までOK。ポットのお湯は、95℃以上あるので要注意!!
熱の影響で、漆器にひび割れのようなすじが入ってしまいます。
- 無理なら氷を入れて冷やす
- 洗剤を流し込む。
食器が重なって取れないを防ぐ方法
●つけ置き洗いする際に気をつけます。
- 同じタイプの食器が重ならないようにする。
- 洗い桶に食器を詰め詰め込みすぎない。
- 長時間置かない。
- お湯の温度が、水温に下がるまでに洗う。
- 気温の低い冬場は、特に要注意!!
●食器を保管する際に気をつけます。
- 食器は、乾燥させてから食器棚に収納する。
- 水分が残っているときは、きれいに拭き取る。
- 食器を重ねないようにする。
- 重ねる場合は、薄い紙を挟む。(キッチンペーパー、クッキングペーパーなど)
- まんべんなく食器を使用する。
- 風通しがよい場所に保管する。
- お天気の良い時には、食器棚の扉もしくは、引き出しをすこし開けておく。
<食器の保管中に重なって取れないを防ぐ収納方法>
食器を重ねず収納するグッズもあります。
「IKEAグッズで食器を重ねず収納」
https://ameblo.jp/life-in-grace/entry-11904897575.html
「やってみたら使いやすい!重ねないキッチン収納」
まとめ
食器が重なって取れない時の対処法を紹介しましたが、大抵の場合は、解決します。
- お湯に漬ける。
- 食器の性質から、外側を温めて、内側を冷やす方法で取れます。
- 熱に弱い素材は、温度に注意し、氷を入れて冷やすか洗剤を流し込む方法にします。
- カードで取る方法は、重なった食器の間にカードが入る隙間がないと難しいです。
- コンコンして、軽い衝撃を与える方法は、最終手段です。
もし取れない場合は、残念ですが、その食器とお別れするタイミングかもしれません。大切な食器を手放さなくてよいことを願います。
割れると危ないので、力づくで、ググっと引っ張ったり、ゴキゴキッと動かしたり、絶対にしないでくださいね。