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パンを作ろうと思ったときに、「スキムミルクがない!」という経験はありませんか?
私は、パナソニックのホームベーカリーを使っているのですが、取説のレシピには、スキムミルクを使うように書いてあります。
「あ、そういえば牛乳でも確か代用できたよね?」と思いつくも、いざ代用しようとすると、どうしていいかよくわかんない人も多いはず。
そこで今回は、スキムミルクがなくても、牛乳で代用できるやり方をお伝えしますね。
これさえ覚えれば、スキムミルクをいつでも牛乳に代えてパン作りだけでなく料理にも活用できるので知っておくと絶対お得ですよ!!
粉ミルクや他のものでも代用できるので、今回はそちらの代用方法も紹介しちゃいます♪
スキムミルクを牛乳で代用するには?
スキムミルクが牛乳で代用する場合の分量は?
スキムミルクを牛乳で代用する場合は、スキムミルクの10倍量の牛乳に置き換えればOK!ただし、その分レシピの材料にある水分を減らしてくださいね。
具体例を出して説明しますね。
- スキムミルク:10g
- 水:200ml
のレシピを牛乳に置き換えると以下になります↓↓
- 牛乳:100ml
- 水:110ml
スキムミルク10g×10=牛乳100mlに代用します。
スキムミルク10gが牛乳100gに増えてしまったので、100g―10g=90g(90ml)
増えた90g(90ml)を水200mlから差し引きます。
スキムミルクの10倍の量を牛乳に置き換えて、牛乳が増えてしまった分、他の水分から減らす。と覚えてくださいね。
最初はややこしいように感じますが、やっていくうちに慣れていきますよ。
スキムミルクの代用は粉ミルクでもいける?
スキムミルクを粉ミルクで代用するのも問題ありません。牛乳とちがってスキムミルクと同じ粉末なので代用しやすいところがよいですね。
スキムミルクを粉ミルクで代用するには?
スキムミルクと粉ミルクは含まれている水分量もほぼ同じため、レシピに書かれているスキムミルクの分量と同量の粉ミルクを入れればOKです。
母乳の代用として使われる粉ミルクなので、独特な風味が少し気になるという方はほんの少しスキムミルクが求められている量よりも少なめに代用してみましょう。
少しだけ使う分には粉ミルクの独特な風味が前面に出ることはありませんので安心して使えますよ。
スキムミルクをそれ以外のもので代用するとしたら・・・
スキムミルクを牛乳と粉ミルク以外で他に代用できるものを調べたところ4つありました。
- クリープ
- クリーミングパウダー
- エバミルク
- 豆乳
次のところで簡単に代用するときの分量や注意点などを説明しますね。
クリープ
分量:スキムミルクと同じ量で代用OK。
代用するときの注意点:スキムミルクは脂肪分がほとんど無いため、クリープの方がコクのある仕上がりになります。
また、クリープと似た商品の「マリーム」や「ブライト」は原材料が牛乳ではないため、代用には不向きなので注意してくださいね。
クリープには乳糖などの甘み成分が添加されているため、料理などに使用すると味が変わってしまう場合があります。
甘みをなるべく出したくない料理などには使用しないほうが良いですね。
パン作りでは、あっさりしたパンがお好みの方は量を調節してください。
おすすめな使い方:ビーフシチューなどの味の濃い料理にクリーミーさをプラスしたいときよいですよ。
クリーミングパウダー
分量:スキムミルクと同じ量で代用OK。
代用するときの注意点:製品によっては乳糖などの甘み成分を添加しているものもあり、甘味が強く感じられることも。代用したときは砂糖を控えてもいいかもしれませんね。
おすすめな使い方:コクなどを足したい場合は、“ちょい足し”するとおいしくなります。クリーム系のものはコクがアップし、辛くてスパイシーなものはその辛みを和らげてくれる効果もあり、マイルドに仕上がりますよ。
エバミルク
分量:スキムミルクの10倍量のエバミルクに置き換えればOK!ただし、その分レシピの材料にある水分を減らしてくださいね。(牛乳に代用するときと同じやり方です。)
例:スキムミルク10gと水200mlを使うレシピの場合、エバミルク100mlと水110mlとして代用する。
代用するときの注意点:スキムミルクを使って作るときよりも濃厚になりますので、あっさりと仕上げたいときにはエバミルクを少なめにして水を足してください。
エバミルクは無糖練乳のことで、加糖練乳であるコンデンスミルクでは代用に向いていませんので注意してくださいね。
おすすめポイント:スキムミルクほどではありませんが、エバミルクも低カロリーですのでダイエット中の方や筋肉トレーニングをする方におすすめです。
豆乳
分量:スキムミルクの10倍量の豆乳に置き換えればOK!ただし、その分レシピの材料にある水分を減らしてくださいね。(牛乳やエバミルクを代用するときと同じやり方です。)
例:スキムミルク10gと水200mlを使うレシピの場合、豆乳100mlと水110mlとして代用する。
代用するときの注意点:パンを作る時にスキムミルクの代わりに豆乳を使うと、生地が発酵しにくくなります。その場合は豆乳の分量を減らして、代わりに水を加えると良いでしょう。
乳製品を使用していませんので、風味は少しスキムミルクとは異なります。
おすすめポイント:コレステロールを含まずカロリーも低めなので、ダイエット中の方にもおすすめです。乳製品にアレルギーをお持ちの方も安心して代用することができます。
パン作りにおけるスキムミルクと牛乳の違いは?
スキムミルクを代用する材料をいろいろ紹介しました。一番身近な代用品といえば牛乳だと思うので、実際パンを作った時にスキムミルクと牛乳でどのような点が違うのかをまとめてみました。
スキンミルク | 牛乳 | |
パンの生地 | 柔らかく、ボリュームが出る | 少し硬く締った感じ |
仕上がり |
きれいな焼き色ができる ほのかなミルク風味の香り サクサクとした食感 |
焼き上がりも生地の形がはっきりとした仕上がり しっかりミルク風味 |
おすすめのパン | ふんわり食パン 基本的にはどんなパンでもOK | パン生地を編み合わせた編みパンや、生地を丸く成型する渦巻型のパン |
その他 | 常温で保存ができる ホームベーカリーの予約機能でパンを焼くのに適している | リッチさを感じる仕上がり ホームベーカリーの予約機能でパンを焼くのには不向き |
となります。
つまり、パンの生地や仕上がりに違いはありますが、そこはお好みなので基本的にはどちらでもOKです。
注意する点は、ホームベーカリーの予約機能でパンを焼くときには、生地が傷みにくいスキムミルクが適しているので、そこだけはしっかり守りましょう。
まとめ
今回はお話ししたことをまとめてみますね。
スキンミルクを牛乳で代用する場合は、
スキムミルクの10倍の量を牛乳に置き換えて、牛乳が増えてしまった分他の水分から減らす。
牛乳以外で代用できるもの
- 粉ミルク
- クリープ
- クリーミングパウダー
- エバミルク
- 豆乳
代用するものによって注意点が異なってきますので、それぞれ自分の好みにあったもので代用されてくださいね。
わざわざスキムミルクを買いに行く必要はないので、今日ご紹介したものでどんどん代用してパン作りや料理を楽しんでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございます。