家事の悩み

ダンボールを燃えるゴミで出すのはNG?ちぎるのはどうなの?手軽な捨て方教えます!

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通販で買い物しすぎて、家中ダンボールだらけになっちゃった!
引っ越しで使ったダンボール、かさばって置き場所に困るな…。

通販でたくさん買い物をした時や引っ越しをした時って、家にダンボールがたまってしまいますよね。

今すぐ処分したいけど、自治体の回収の日は2週間後なんだよね…。燃えるゴミで出したらダメなのかな?
早くすっきりさせたい!細かくちぎれば燃えるゴミで出しちゃっていいのかな?

かさばって場所を取るため早く処分したいですが、自治体が回収してくれる機会はあまり多くありません。

私の住んでいる地域でも、ダンボールの回収は月1回なので、部屋の隅にたまっていく一方です。笑

そんなとき、「燃えるゴミで出してしまえたら楽だな~」「細かくちぎれば燃えるゴミでOKかな?」と考えてしまいますが、ダンボールは燃えるゴミとして出しても問題ないのでしょうか?

結論としては、ダンボールを燃えるゴミとして出すのは基本的にNGです。
なぜなら、ダンボールは再利用価値が高く、燃やしてしまうよりもリサイクルした方が環境に優しいからです。

とはいえ、あまりにたくさん溜まっているようなら、自治体による回収日を待つのも気が重いですよね。

「ダンボールを今すぐ処分したい!」という時は、

  • ごみ処理施設に直接持ち込む
  • 不用品回収業者に引き取ってもらう

などの方法で処分することもできます。

後ほど詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
→ダンボールを今すぐ処分する5つの方法はこちら

この記事では、

  • ダンボールは燃えるゴミとして出せるのか
  • ダンボールを燃えるゴミとして出すとどうなる?
  • ダンボールを今すぐ処分する5つの方法

について解説していきます!

かさばるダンボールを正しく処分して、お家をすっきりさせちゃいましょう!

ダンボールは燃えるゴミとして出せるのか

冒頭でもお伝えした通り、ダンボールを燃えるゴミとして出すのは基本的にNGです。
多くの自治体ではダンボールを「燃えるゴミ」ではなく「資源」として扱い、回収を行っています。

ダンボールが燃えるゴミではない理由

ダンボールは、材質が紙なので燃やすこと自体は可能ですが、「燃えるゴミ」ではありません。なぜなら、燃やしてしまうよりもリサイクルした方が環境に優しいからです。

一例として、兵庫県神戸市のホームページでは、「新聞や段ボールは「燃えるごみ」で出していいの?」という質問に対して以下のように回答しています。

新聞・雑がみ・段ボールなどは,リサイクル可能な貴重な「資源」です。地域の資源集団回収に出してください。資源集団回収に出す場合は,ひもでくくって出して下さい。指定袋に入れる必要はありません。

引用元:神戸市ホームページ「分別に関するよくあるQ&A」

このように多くの自治体では、ごみの削減のため、ダンボールを「資源」として扱っています。

リサイクルの推進に協力するためにも、ダンボールは基本的に燃えるごみではなく、資源ごみとして出すようにしましょう。

【例外】汚れているダンボールは燃えるゴミ

ただし、以下のようなダンボールは、一般的にリサイクルができないため、燃えるゴミとなります。

【例外として燃えるゴミとなるダンボール】

  • 食べ物や油により汚れている
    (例:宅配ピザが入っていたもの)
  • 濡れてドロドロになっている
    (例:雨などにより濡れてしまったもの)
  • 強い臭いが付いている
    (例:洗剤などをこぼしてしまったもの)

上記のようなダンボールは、質の良いダンボールへ再生することができないため、リサイクルには適しません。

そこで、小さくたたんで燃えるゴミの袋に入れて捨てましょう。

※詳しい分別方法については、それぞれの自治体によって異なります。詳しくは、お住いの市区町村のホームページを確認してみてください。

ダンボールを燃えるゴミとして出したらどうなる?

では、もし燃えるゴミとしてダンボールを捨てた場合、どうなるのでしょうか?

次の2つの場面に分けて、解説していきます。

  • 【場面1】そのままの状態で燃えるゴミの袋に入れた場合
  • 【場面2】細かくちぎって燃えるゴミの袋に入れた場合

では、1つずつみていきましょう。

【場面1】そのままの状態で燃えるゴミの袋に入れた場合

まずは、ダンボールをそのままの状態で燃えるゴミの袋に入れて捨てた場合についてです。

調べてみたところ、自治体によっては回収されない事例があるようです。

事例①千葉市

分別・排出ルール違反の例

可燃ごみ指定袋に段ボールを入れて排出

引用元:千葉市ホームページ「ルールが守られていないごみの取り残し」

事例②稲沢市(愛知県)

警告シールの貼り付け例


可燃ごみにリサイクル資源(段ボール)が混入

引用元:稲沢市ホームページ「ルールが守られていないごみの取り残し」

このように、明らかにリサイクルできる状態のダンボールを燃えるゴミとして出してしまうと、警告シールが貼られ、取り残されることがあります。

取り残された場合は、持ち帰って再度正しい方法で捨て直すことになり、二度手間になってしまいます。

ダンボールを捨てる際は、市区町村のホームページなどで捨て方をよく確認するようにしましょう!

【場面2】細かくちぎって燃えるゴミの袋に入れた場合

先述の通り、リサイクル可能なダンボールが、そのままの状態で燃えるゴミの袋に入れてあると回収されない場合があります。

では、細かくちぎって燃えるゴミに混ぜてしまえば大丈夫なのでしょうか?

たしかに、作業員の方もいちいち袋を開けて中身を確認するわけではないため、回収はされると思います。

ただ、本来ならリサイクルされる「資源」であるはずのダンボールが、ゴミとして燃やされてしまうのですからあまり推奨される行為ではないですよね…。

ダンボールをまとめるのが面倒くさい気持ちも分かりますが、ごみを減らすためになるべくリサイクルに協力していきましょう!

ダンボールを今すぐ処分する5つの方法

ダンボールを燃えるゴミとして捨てることはできないということは分かりましたが、自治体などによる回収の頻度が少ない場合、ダンボールが家の中にどんどん溜まっていってしまいますよね。

回収日を待たずに「今すぐ捨てたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

そんな時は、以下の5つの方法で、ダンボールを処分することができます。

1つずつ詳しく解説していきます!

ごみ処理施設へ持ち込む

「大量のダンボールを今すぐに捨てたい!」という場合には、ごみ処理施設へ持ち込みをするのが1番確実な方法です。

少し手間はかかりますが、直接持ち込むことで自治体による回収日を待つ必要が無くなります。

ただし、施設によっては持ち込み可能なものが限られていたり、予約が必要だったりする場合もあります。持ち込む前に、受付方法などをよく確認しておきましょう。

スーパーなどの資源回収ボックスへ入れる

「ごみ処理施設が自宅から遠くて、持ち込むのが大変…」という場合は、近所のスーパーなどに設置してある資源回収ボックスへ入れるのも一つの方法です。

資源回収ボックスは、以下のような「人が集まりやすい場所」に設置されていることが多いようです。

【資源回収ボックスの設置場所の例】

  • スーパー
  • ホームセンター
  • ドラッグストア
  • ショッピングモール
  • 市町村役場 など

近所のスーパーなどに回収ボックスがあれば、買い物のついでに持っていくと便利ですね♪

地域の資源回収を利用する

お住いの地域によっては、町内会や子供会が主体となって資源回収を実施している場合があります。

地域の資源回収を利用すれば、自治体の回収日よりも早く処分できるかもしれません。お住いの地域で資源回収がいつ行われているのか確認してみましょう!

不用品回収業者に引き取ってもらう

「ダンボールが大量にあって、運ぶのも大変!」という場合は、不用品回収業者に引き取ってもらうのも一つの方法です。

自宅まで来てもらい、トラックに積み込む作業もすべてお任せできるため、手間が省けて便利です。

ただし、引き取りには料金がかかるため注意が必要です。事前に見積もりをもらい、利用するかどうかを決めましょう。複数の業者に見積もりをもらって、料金を比較してみるのもいいと思います!

引っ越し業者に引き取ってもらう

こちらは引越しをしたとき限定で使える方法ですが、引っ越し業者によっては、ダンボールの引き取りサービスを行っている場合があります。

引っ越しは体力を消耗するので、引き取りに来てもらえるのはとても助かりますよね。

ただし、無料とは限らないため、必ず利用料の有無を確認してから申し込むようにしましょう!

まとめ【ダンボールを燃えるゴミとして捨てるのはNG!】

【この記事の内容をまとめると…】

ダンボールは燃えるゴミとして出せるのか
ダンボールを燃えるゴミとして出すのは基本的にNG!
理由:燃やしてしまうよりもリサイクルした方が環境に優しいから

※ただし以下のような「リサイクルできないダンボール」は燃えるゴミ

  • 食べ物や油により汚れている
  • 濡れてドロドロになっている
  • 強い臭いが付いている

ダンボールを燃えるゴミとして出したらどうなる?

【そのままの状態で袋に入れると?】

 →自治体によっては警告シールが貼られ、回収されない事例がある

【ちぎって袋に入れると?】

 →回収はされると思うが、あまり推奨はされていない

ダンボールを今すぐ処分する5つの方法

  • ごみ処理施設へ持ち込む
  • スーパーなどの資源回収ボックスへ入れる
  • 地域の資源回収を利用する
  • 不用品回収業者に引き取ってもらう
  • 引っ越し業者に引き取ってもらう

いかがでしたか?
ダンボールは、燃えるゴミではなく資源として扱われる場合が多いです。

処分が面倒くさい気持ちもよく分かりますが、ごみを減らすためにも正しく処分して、リサイクルに積極的に協力していきましょう!