食べ物の悩み

市販のジャムは体に悪い?安全なジャムの選び方とおすすめ品6選!

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ジャムってすごく甘くておいしいけど、砂糖の摂りすぎになっていないか心配だなぁ

簡単に準備ができるから朝食にパンとジャムを食べてるけど、毎日食べても体に問題ないのかな?

ジャムって甘くておいしいですよね。
しかも簡単に準備ができるので、我が家も朝食は食パンにジャムをつけて食べることが多いです。

しかし、
「表示の欄によくわからない添加物が書いてあるけど安全なのか?」
「ジャムはすごく甘いので砂糖を摂りすぎていないか?」

毎日のように口に入れるものなので体に悪いのかどうか気になりますよね。

 

筆者
筆者
結論からお伝えすると、

「体に悪くない!」とは言い切れないです。

しかし、摂取量を気を付けたり、無添加のものや砂糖不使用のものを選んだりすることで安全にジャムを食べることができます!

 

さらに、ジャムには食物繊維やポリフェノールなどの栄養素が含まれています。

おいしいだけでなく、血液がサラサラになったりお肌がプルプルになる美肌効果を実感できたら最高ですよね!

 

この記事では、

  • 市販のジャムは体に悪い?
  • 安全なジャムの選び方【2つのポイント】
  • 筆者がおすすめする安全なジャム6撰【無添加・砂糖不使用】
  • ジャムに期待できる効果【ジャムに含まれる3つの栄養素】

ぜひ記事の最後までご覧ください!

市販のジャムは体に悪い?

ずばり!

「体に悪くない!」とは言い切れないです。

その理由は、市販のジャムには次の二つの心配事があるからです。

  • 食品添加物が使われている
  • 砂糖の量やカロリーが気になる

我が家にあったリンゴジャム(スーパーで200円ほどで購入したもの)を例に詳しく見ていきましょう。

品名 りんごジャム
原材料名 糖類(ぶどう糖果糖液糖(国内製造))、砂糖、水あめ)、りんご、シナモン/酸味料、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸化防止剤(ビタミンC)、香料、(一部にりんごを含む)

食品添加物が使われている

りんごジャムには、いくつかの食品添加物が使われていました。

どのような特徴があるのか調べてみました。

ぶどう糖果糖液糖

トウモロコシなどを科学的に糖に変えたものでジュースやお菓子などの様々な食品に使われています。

ぶどう糖果糖液糖は、砂糖より甘みが強いので中毒性があり、過剰摂取を招く恐れがあると言われています。

肥満・虫歯・糖尿病などの原因になるので、過剰摂取は控えましょう。

ゲル化剤

ジャムに含まれるゲル化剤の多くはペクチンです

市販のジャムがゼリー状になっているのは、ペクチンが入っているからなのです。

ペクチンとは食物繊維の一つで、リンゴジュースを製造する際に出る絞りかすや柑橘類の皮などから抽出される食品添加物です。

自然由来の食品添加物ですので体に害はないと考えられます。

酸味料

酸味料にはクエン酸や酒石酸のような自然由来のものとアビシン酸やリンゴ酸のように化学合成されているものがあります。

表示に「酸味料」としか書いていない場合にはどんな酸味料が入っているかわかりません。

過剰摂取しなければ体に害はないと考えられています。

酸化防止剤(ビタミンC)

食品そのものの酸化を防ぐ食品添加物です。

原料に遺伝子組換のジャガイモやトウモロコシを使用していることが問題視される場合がありますが、含有量は少ないため人体への影響はないと考えられています。

香料

香料には自然由来のもの化学合成のものがあり、種類を記載する必要がなく「香料」と一括表示することができるので何が使われているのかは不明です。

日本香料工業会によると香料の安全性について次のように述べられています。

香料の安全性は、ほかの食品添加物に比較すると次の3つの特性があります。

・必要量を超えると不快になる
・ほとんどの成分は天然食品に含まれている
・使用濃度が低い                   引用元:日本香料工業会

 

市販のジャムにはたくさんの食品添加物が使われているのね…。本当に安全なのかしら?

著者
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食品添加物の安全性は国によって保障されています!

厚生労働省のホームページに次のような記載がありました。

食品添加物は食べても安全なのですか?

食品添加物については、下記のような方法で安全性を確認しています。
食品添加物の安全性評価は、リスク評価機関である食品安全委員会が行います(食品健康影響評価)。具体的には、動物を用いた毒性試験結果等の科学的なデータに基づき、各食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」(ADI)が設定されます。
 この結果を受けて、厚生労働省では、薬事・食品衛生審議会において審議・評価し、食品ごとの使用量、使用の基準などを設定します。

引用元:厚生労働省ホームページ

これらのことから、過剰に摂取しなければ体に害はないということがわかりましたね。

砂糖の量・カロリーが気になる

ジャムは糖度が40%以上でなければならないとJAS規格によって決められています。

糖度は、一般的に甘さの目安になっており3段階に分かれています。

糖度 呼称
糖度65%以上 高糖度
糖度55%以上65%未満 中糖度
糖度40%以上55%未満 低糖度

      

例えば100gのジャムの中に40gほど砂糖が含まれていると考えるとよいでしょう。

果物本来の甘さもあるので、単純に砂糖の量を計算することはできませんが、数字だけ見るとなんだか多い気がしますよね。

次に、一食分のカロリーも計算してみました。

我が家にあったりんごジャムのカロリーは、一食20グラム当たり51kcalでした。

6枚切の食パン1枚のカロリーは158kcalぐらいなので、ジャムを塗ると209kcalとなります。

これは、小盛りのごはん(120g)とほぼ同じカロリーです。

甘いと感じるジャムですが、ご飯一杯分のカロリーとほぼ同じなんです。

以上のことから、

  • 市販のジャムには食品添加物が使われているものがあり、安全性は保障されているが、過剰に摂取することで健康を害する場合もある。
  • ジャムの糖度は40%以上であり、生の果物に比べたら糖度は高い。
  • ジャムトーストとご飯一杯分のカロリーはほぼ同じなので、食べ過ぎることで高カロリーになる。

ということがわかりました。



安全なジャムの選び方【2つのポイント】

食べ過ぎると体に害があるみたいだし、不安だからジャムを食べるのやめようかしら。

ちょっと待ってください!

体に害のない安全なジャムを選ぶ方法があるんです。

ポイントは2つです。

  • 無添加のジャムを選ぶ
  • 砂糖不使用のジャムを選ぶ

詳しく見ていきましょう。

無添加のジャムを選ぶ

食品添加物が使われているジャムは過剰摂取によって体に害がある場合もあります。

商品に書かれている「原材料名」の欄をチェックし、できるだけ食品添加物の記載がない物を選びましょう。

しかし、スーパーなどで購入できるジャムの多くは食品添加物を使っているものが多いので、どうしても完全無添加のものを見つけるのは難しいかもしれません。

その場合は、ペクチンなどの自然由来の添加物は比較的安全なので、許容することも考えてみてください。

砂糖不使用のジャムを選ぶ

砂糖の量が多くて気になる人は、砂糖不使用のジャムを選びましょう。

商品の原材料名の欄を見て、砂糖や糖類を使用していないかチェックして下さい。

砂糖不使用のジャムは、果物と果汁だけで甘さを出しているので、果物本来の味を楽しむことができるのもよいですね。

砂糖不使用でも果物本来の糖分は含まれています。完全に無糖にはならないので食べ過ぎには気を付けましょう。



筆者がおすすめする安全なジャム6撰【無添加・砂糖不使用】

安全なジャムの選び方をお伝えしましたが、

ここからはジャム大好き筆者がおすすめする食品添加物不使用のジャムや砂糖不使用のジャムをご紹介します。

富澤商店  「富澤の無添加」

砂糖と果物のみで作られた完全無添加のジャムです。

価格は140g700円前後と少々お高めですが、砂糖も果物も国産のものなので安心して食べることができます。

信州自然王国 「ナチュラルジャム」

ペクチンを使わず作られた完全無添加のジャムです。

果物の種類にもよりますが200gあたり400~600円ほどで購入することができます。

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信州自然王国 「信州産オールフルーツジャム」

砂糖も添加物も使わず、果物のみで作られたジャムです。

使われている果物もすべて信州産とこだわっています。

手が込んでいるだけあって、240g800円と価格は少々お高めです。

アヲハタ 「まるごと果実 」

スーパーでも取り扱いがあるアヲハタの「まるごと果実」シリーズは、砂糖不使用のジャムです。

購入しやすさだけでなく、255g約400円とリーズナブルなのもよいですね。

味が9種類あり、飽きずにいろいろな味を楽しめるのも魅力的です。

成城石井  「オールフルーツスタイル」

果物の甘みを楽しむことができる、砂糖不使用のジャムです。

成城石井の店舗でも購入できますよ。

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サン・ダルフォー 「オールフルーツスプレッド」

スーパーや百貨店でも購入できる砂糖不使用のジャムです。

11種類と味の種類も多く、マロンやフォーフルーツなどの珍しい味もあります。

試してみたくなりますね!



ジャムに期待できる効果【ジャムに含まれる3つの栄養素】

実は、ジャムは甘くておいしいだけじゃなく栄養素もたくさんあるんですよ。

  • 食物繊維
  • ポリフェノール
  • メラノイジン

ここでは、どのジャムにも含まれている3つの栄養素についてお話しします。

食物繊維

ジャムになっても果物に含まれる食物繊維はそのまま残ります。

食物繊維は腸内環境を整えて老廃物の排出を促す働きがあるので、便秘改善効果やダイエット効果が期待できます。

また、最近では生活習慣病の予防効果も認められているんですよ。

ポリフェノール

果物に多く含まれるポリフェノールは、加熱しても減少することなくジャムの中に残ります。

ポリフェノールには活性酸素を排除する働きがあるので、動脈硬化などの生活習慣病の予防や、視力回復、美肌効果、更年期障害の緩和などさまざまな効果が期待されています。

メラノイジン

生の果物は加熱することで失われる栄養素がありますが、逆に加熱によって新たに得られる栄養素もあります。

それがメラノイジンです。

メラノイジンの強力な抗酸化作用により細胞を若々しく保つことができ、ガンの予防などが期待されています。

また、糖を分解するインスリンの分泌を促進させる働きがあり、糖尿病の改善や予防に効果があると言われています。

様々な効果が期待されるメラノイジンですが、過剰に摂取すると体内でメイラード化と呼ばれる糖化現象が起こり、シミやたるみなど老化現象を引き起こします。気を付けましょう。



まとめ

  • 市販のジャムは食品添加物や砂糖が使われているものがあるので、過剰摂取すると体に害がある場合もある。
  • 安全なジャムの選び方のポイントは、「無添加のジャムを選ぶ」「砂糖不使用のジャムを選ぶ」
  • ジャムには様々な栄養素が含まれており、便秘改善効果や美肌効果、血糖値を下げる効果などが期待できる。

いかがだったでしょうか?

過剰摂取しなければ安全に市販のジャムを食べることができます。

それでも食品添加物や砂糖が気になる人は、商品の原材料名の欄をチェックして無添加のジャムや砂糖不使用のジャムを選ぶとよいでしょう。

ジャムには体によい栄養素もたくさん含まれているので、上手に摂取することで味を楽しみながら健康に過ごしていきたいですね!