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と、真っ赤な食べ物を見て考えたことはありませんか?
食紅にはなにやら原料に虫が使われてるんて噂もチラホラ聞こえてきます…。
「いや!!虫とか!!ありえん!!つかいたくない!!」
そんな風に思うのが普通のリアクションですよね(笑)
私も虫は嫌いです。
そんな良からぬ噂のある食紅ですが、実際人体への影響はどうなのでしょうか?
結論としては、食べ過ぎなければ体に悪いわけではありません。
ですが、食べ過ぎれば危険なので、どんな成分が入っているのかは知っておいた方が良いでしょう。
この記事では食紅は体に悪いのか?成分と照らし合わせてじっくり解説していきます!
これを読んで食紅に対して嫌悪感を抱いた方は、摂取する回数を減らした方がいいかもしれません…。
それではじっくり見ていきましょう!
食紅は体に悪いのか?
結論からお伝えすると、食紅は体にいい食べ物ではありません。
石油由来の食紅であれば、一度に200g~300gほど摂取すると死に至ると言われています。
また発がん性があることも確かな情報です。
ですがご安心ください!
食紅を一度に200gも摂取しますか?
いえいえ、恐らくそんな機会は無いと思います。
断言致しましょう!普段普通に生活していてこの致死量に届くことは決してありません。
食紅は一度に使う量がそれほど多くないので、使って体調が悪くなることは稀だと思われます。
日常生活で使う程度の少量の食紅でしたらご心配には及びません♪
食紅は食品添加物に分類されますが、日本の厚生労働省は
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
引用元:厚生労働省
と公言しているので食紅は「人の健康を損なうおそれのない」食品添加物になりますね。
ただし日本は、食品添加物のルールに関しては先進国の中でも割とガバガバな国という意見もあるので、最終的な判断はあなた個人に委ねられるのです。
食紅の成分は安全なのか?
食紅に含まれている成分を調べてみると
食用赤色102号 15.0%、デキストリン85.0%
引用元:共立食品株式会社
と書かれています。
まずはデキストリンについて安全かどうか見ていきましょう!その次に食用赤色102号についても解説していきますよ~。
①デキストリンの安全性
食紅の大半を占めるこの「デキストリン」とは体に悪いのでしょうか?
実はデキストリン自体は、特別害のある食べ物ではありません♪
デキストリンは、トウモロコシなどのでんぷんを酸、酵素、熱、などで加水分解することによりつくられたものです。
でんぷんの分子を小さくし、消化しやすくする役割を持っています。
成分はと言うとトウモロコシから作られているので糖質が多いですね。糖質を過剰に摂取すればもちろん肥満に繋がります。血圧や血糖値の上昇や糖尿病も注意しましょう。
デキストリンは砂糖などと同様、摂る量を気を付ければ問題のないはずのもの、なのですが…
気を付けたいのが、「遺伝子組み換え」のトウモロコシを使っていた場合です!
日本に売っているトウモロコシは、ほとんどアメリカで作られています。
アメリカ産トウモロコシの遺伝子組み換え品率は90%ほどになります!なんてこった…
遺伝子組み換えの危険性をすこし見てみましょう。
身体に不自然な腫れ物ができる
身体に皮膚がんのような模様が出るねずみの実験でもこういった結果が出ているため、遺伝子組み換えは安全とは言い切れません。
メリットがとても多くあり、科学技術の進歩により少しずつその安全性は高まっているとは言えど、なるべく「遺伝子組み換え食品」は口にしたくないものです。
そういう意味では、デキストリンに少し注意するべきなのかもしれませんね。
②食用赤色102号の安全性
「食用赤色102号」は食紅に含まれている着色料で、石油由来の着色料のことをいいます。
こちらは安全面のことを考えると、やっぱり石油なので体にはよくありません。
最近の研究によると、合成色素を摂取した子供の多動などの行動障害が指摘されているケースもあるのだとか。これを見る限り体によさそうではありませんよね。
実際に体にはよくありません。健康増進!と胸を張れる食品ではないことは確かです…。
③天然色素
ここで天然色素についての注意点を紹介します。
天然色素の中には虫から出来ている天然色素もあります。
虫から作られていても、色は合成色素と同じくらいの良い赤色を出すのですが、
「いや!!虫とか!!ありえん!!つかいたくない!!」
と思われるかたも多くいらっしゃることでしょう…。
ここで使われている虫というのはコチニール色素に含まれている「コチニールカイガラムシ」のことをさします。大丈夫です!虫の画像はないので安心して画面を読み進めてくださいね。
これ自体は無害なのですが、ごくまれにアレルギーや喘息を発症する場合があります。
これは製造過程で除ききれなかった虫が由来のタンパク質が原因なので、そこまで深刻に健康被害を心配する必要はありません!
にしても、虫を食べてまで食品を赤く染めたいかと言われれば私だったら「NO」ですね。
天然色素が全て虫さんから出来ているかと言われればそういう訳ではなく、花やイモから作られているものもあります!
原材料はベニバナ色素やトマトなどです。体によさげな材料ですね。
近頃力をぐんぐん伸ばしているのが「ムラサキイモ」の食紅。体に良いことはもちろん、色の幅も薄い赤~深い紫と広いので使用領域が広く使い勝手が良さそうです♪
ですがこれは製造上、効率が悪いというデメリットがあります。なんとかクリアして早く市場に並んでほしいですね。そっと願っておきましょう。
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食紅は赤ちゃんに悪影響があるのか?
さあ、そんな色々デメリットのある食紅ですが、赤ちゃんが口にすることで悪影響はあるのでしょうか?
ここまでの記事を読んで私個人が思うのは、赤ちゃんには出来るだけ食紅を与えない方が良いということです。
特別強い毒性があるわけではありません。ありませんが、この記事を読んでらっしゃる方は少しでも「赤ちゃんには安全な食べ物を食べさせてあげたい」と思っているのではないでしょうか?
そういう方には特におすすめできません。なんといっても食紅は「これ体に良いよ!」と言える食品では無いのですから。
すこしでも悪影響があるかもしれないな、と不安に思う方は使用を避けましょう。
食紅の代わりになる着色料3選!
①イチゴパウダー
名前からしていかにもイチゴ。しっかり自然由来のものを使っているので安心安全の着色ができます♪
イチゴの匂いもわずかに香るのでお菓子作りにはぴったりです。
とても素敵な色がつくのですが、メーカーによってはイチゴの風味が強めに香ることもありますので塩辛い料理に使う時は使用は控えた方が良いでしょう。
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②トマトパウダー
こちらも名前からしていかにもトマト。成分はトマトと同じだと思ってくださって大丈夫です♪
お菓子作りにも使えますが、こちらは普通のお料理の時に使用するのがおすすめ!
イチゴパウダーと同様ですてきな赤色がついてくれますよ。
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③ビーツ
真っ赤な色が特徴的なお野菜、ビーツの煮汁も立派な着色料になります。
ロシアの伝統料理ボルシチを見ると、その赤さがよく分かりますよね。
ケーキや生クリームを鮮やかな赤色に染めたいときは、ビーツの力を借りるのも1つの手です!
ちなみに作り方は
- ビーツの皮をむく
- 鍋にビーツを入れ浸かる程度の水を入れる
- 20~30分煮詰める
の3ステップです。深くて濃い赤色の煮汁になるそうですよ♪
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最後に
食紅は体にはよいものでは無いですが、日常生活の中で少量を使う程度なら健康を損なうことがないということが分かりました♪
また、食紅に含まれている成分「デキストリン」は、遺伝子組み換えのトウモロコシを使用されている可能性が高いため注意が必要です。
赤ちゃんに与えるときは特に使用量を守りましょう。できれば与えないようにするのが賢明です。
食紅の代用品としてイチゴ・トマトパウダーなどが使えることもご紹介しました!
お菓子や料理、お酒をあざやかに彩ってくれる食紅。
そのメリットデメリットとしっかり向き合いながら、上手に付き合って行きましょう!
それでは!最後までご覧くださりありがとうございました。