食べ物の悩み

ハーブティーは一日何杯まで?飲みすぎで副作用はある?【効果的な飲み方を紹介】

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癒し効果が高いとされるハーブティーは、そのほとんどがノンカフェインで美容と健康にいいと言われています。

「効果を出すために毎日でも飲みたいけど、一日何杯まで飲んでいいのかな?」
「飲みすぎたら副作用ってあるのかな?」
「効果が出るまでにどのくらいかかるんだろう?」

様々な薬草植物をお茶にしたハーブティー、自然のものから出来ているけれど少し注意が必要なものもあるようです。
でも大丈夫。それぞれのハーブの効能と注意点を把握して自分に合ったものを取り入れていけばいいのです。

目安として、ハーブティーで効果を出すには、1日に2~3杯飲み、最低でも1か月は続けた方がいいでしょう。

この記事ではさらに具体的に、

  • ハーブティーは1日何杯まで?
  • 効果が出るまでの期間は?
  • 飲み過ぎたら副作用はあるの?

といった疑問にお答えします。

心身ともにリラックスさせてくれるお気に入りのハーブティーを見つけて、日々の疲れを癒しましょう。

ハーブティーは一日何杯まで飲んでいいの?飲み過ぎは良くない?

薬用植物から作られるハーブティーには即効性はなく、体調や体質改善にじっくり浸透して効いていきます。ですから効果を出すには1日に2~3杯飲み、最低でも1か月は続けた方がいいでしょう。

なんでも度を過ぎるとよくないので、お茶を飲むタイミングがちょうどいいですね。

また、リラックス効果が期待できるハーブティーを、これから活動を始めようとする朝に飲んでもあまり意味がありません。

一番いいタイミングは、就寝前。寝つきがよくなり、安眠効果があります。

ハーブティーで効果が出るまでの期間は?

ハーブティーは西洋の漢方といわれています。漢方に即効性はありません。
まずは体質改善をしてから徐々に効果を発揮します。

人の肌細胞の再生サイクルは28日、これを1サイクルとして最低この期間は続けてみましょう。この時期はハーブティーによって血行が促進され、代謝がよくなり老廃物が排出されやすい体になっていきます。

2サイクル目は、実感できなくても確実に体が変化している時期ですが、まだ効果が安定していません。習慣にできるよう、おいしく飲める工夫をいろいろ試してみましょう。

3サイクル目、この頃にはハーブティーを吸収しやすい体になっています。ハーブティーの効果が安定して感じられるでしょう。

28日(1サイクル)×3=84日 約3か月続けると効果を体感し始めるでしょう。



ハーブティーの副作用とアレルギーについて

美容や健康に役立つハーブティーですが、様々な効能がある分身体への影響があり、場合によっては思わぬ悪影響が出てしまう可能性があります。
アレルギーのある方、薬を服用されている方、そして妊娠中の方は特に注意が必要です。

とはいっても、過剰に飲みすぎなければ大きな問題はないようなので、神経質にならずに気をつけなければならない点を把握しておきましょう。

アレルギー症状のでるハーブティー
花粉症の症状が出る方は、キク科のハーブにアレルギー症状(喉のかゆみ、息苦しさなど)が出ることがあります。代表的なハーブはカモミールです。

薬を服用されている方
薬との飲み合わせは注意が必要です。ぜひお医者様と相談してから飲用を決めましょう。

妊娠中・授乳中の方
ハーブによっては子宮に刺激を与えたり、母乳が出にくくなるなど思わぬ影響を与えるものがあります。
代表的なハーブで注意点を押さえておきましょう。

ハーブ 影響 注意する時期
ローズマリー 子宮を刺激/高血圧 妊娠中
ラベンダー 子宮を刺激/貧血 妊娠初期~中期
カモミール 子宮収縮作用 妊娠初期~中期
ペパーミント 子宮収縮作用/母乳の分泌抑制 妊娠中・授乳中
ジャスミン カフェイン 妊娠中
ローズヒップ 下痢 妊娠中

人気のハーブはほとんど注意が必要ですね。これ以外にもハーブの種類はたくさんあるので、安定期に入るまではハーブティーの摂取は控えた方がいいかもしれませんね。
心配なら、かかりつけのお医者様や看護師さんに相談してみましょう。



よく飲まれる人気のハーブティー

初心者の方や苦みが苦手な方にも、比較的飲みやすいおすすめのハーブティーを挙げてみました。

カモミールティー
心と神経に効くハーブティーとして有名です。リラックス効果、鎮静効果、安眠効果、生理痛などに悩む女性にもよく飲まれています。優しい甘さ、かつすっきりとした香りでリラックス効果が期待できます。

ルイボスティー
健康茶としてのイメージがありますが、ハーブティーの仲間です。
肌の老化を防止する抗酸化作用があるといわれていることから、アンチエイジングのために飲んでいる女性が多くいます。スッキリとした甘みのある香ばしさが特徴で、冷え性や便秘改善、利尿作用によるむくみ解消なども期待できます。

ペパーミントティー
ペパーミントはその名の通りミントの代表格です。その香りはエチケット用品でも取り入れられることが多いほど爽やかで、眠気が取れないときやスッキリしないときにリフレッシュさせてくれるでしょう。消化不良や緊張性頭痛、口臭予防などに効果があります。

ラベンダーティー
ハーブティーといえば真っ先に名前があがるぐらい有名なラベンダーは、ハーブの女王とも言われているそうです。代表的な効能は鎮静効果。不安や憂うつ、ストレスなどを和らげる効果に優れているので、心を落ち着かせてくれます。

ローズヒップティー
「ビタミンCの爆弾」ともいわれるローズヒップティーは、ビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミンCによって コラーゲンを効率的に生成することで、内側から肌を支えて美肌をつくります。美容効果に優れた女性に嬉しい効果が期待できるハーブティーですね。

ジンジャーティー
生姜(ジンジャー)に含まれるジンジャーオールは、血行を促進し、体を内側から温めてくれるので冷え性の改善が期待できます。また、血行促進効果によって代謝がアップするとダイエット効果も期待することができます。

ジャスミンティー
中国料理の食後に出てくるイメージのジャスミンティーですが、お茶の葉にジャスミンの花の香りをつけたものなのでカフェインを含みます。脂肪吸収を抑制し、脂肪燃焼を促進することからダイエットに効果的といわれています。

まだまだたくさん種類があるのですが、ここにあげたのは代表的なハーブティーです。

ハーブティーダイエットの落とし穴

ハーブティーを飲み続けると、血行が促進されて新陳代謝がよくなり、脂肪燃焼効果が高まり、結果的にダイエットにつながる可能性があります。

ですが、ダイエットティーとして便秘解消効果のあるハーブを使い、デトックス効果を謳っているものの中には、おすすめできないものもあります。

デトックスティーは、色々な効能を組み合わせたブレンドティーですが、それらには規制がなく成分も様々です。

中には下剤として使われているセンナが入っているものもあって、これが腸を刺激して収縮させることにより、水分や老廃物を強制的に排出させているのです。

センナは、便秘解消のために一時的に飲むのならいいのですが、ダイエットのために飲み続けるのは危険です。

下痢がひどい場合は腸が栄養をきちんと吸収できていないということになり、体調を崩してしまいます。ブレンドティーの成分チェックはしたほうがよさそうですね。



ハーブティーは飲む人の“意思”や“思い”で効果がでる⁈

美容や健康への効果を期待して飲んでいても、そこはじっくり効いてくるハーブティーですから、イマイチ効果がわからないかも。
また飲む人の体質によって効き方も変わってくるので、そこは気長に続けてみましょう。

ですが、リラックス効果ありと謳われるように、心と神経に作用するハーブティー(カモミールやラベンダー)は意外とその場で効果を感じることができるのです。

気持ちが落ち込んだり不安になったとき、ゆっくりと温かいハーブティーを一口飲むと体に意識が向いて、弱気になった心を支えてくれるような気がします。

誰もが体質に関係なくその効果を享受できる方法、それは
“リラックスする体勢を取り、リラックスすると心に決めてハーブティーを飲む”
ことなんですって。

え、そんなこと?と思われるかもしれませんが、ハーブティーは”飲む人の意思や思いが効能の強弱に関係している”そうです。

何か仕事をしながら、せかせかした状態やイライラした気持ちのままで飲んでも効果はないのです。

飲むときはゆったりと落ち着いた状態で、のどから胃へ、そして体の隅々までハーブの有効成分が沁みわたっていくのを想像してみると、本当にリラックスできて、暫し癒しの世界へと行けるでしょう。

たとえば、いくら高価な美容液を使っていても、ぞんざいに塗っていては効果は感じられません。でも手のひらで顔の皮膚を温めるように丁寧に包み込み、美容液が浸み込んでいく様子をイメージすると、あら不思議、美容液がしっかりと肌の奥までしみ込んで潤ってますよね。イメージの力ってバカにできないんですよね。

それと同じで、ハーブティーを飲むときはゆったりとした気分で、落ち着いた状態がいいのです。リラックス効果を積極的に感じようとする状態をつくることで、そこにハーブティーの効果が作用しやすくなるのですね。



まとめ

  • ハーブティーは1日2~3杯飲むのがよい。
  • 約3か月続けると、効果を体感し始める。
  • アレルギー症状のある方、薬を服用されている方、妊娠中の方は注意が必要。

ハーブティーといってもその世界は奥深くて、一気に知ることはできません。
でもアレルギー反応や副作用などの注意事項を把握して、自分に合ったものを見つけ、身近なハーブティーから色々試していきたいですね。

ストレス社会に生きている私たちは、積極的に自分を癒していくことで毎日を前向きに過ごしていけるのです。その方法のひとつとして、“ハーブティーを飲む“ことを楽しみながら取り入れていきたいですね。