料理の悩み

ゆで卵が割れる3つの原因とは?ひび割れを簡単に防ぐ方法もご紹介!

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ゆで卵がいつも割れちゃうのはなぜだろう?
見た目も良くないし、割れないようにしたい!
いい方法はないかな?

ゆで卵を作っていると、途中で殻が割れてしまうことがありますよね。さらに、白身が出てきていびつな形になることも…。

ゆで卵が割れてしまうのは一体なぜなのでしょうか?

調べてみたところ、ゆで卵が割れる原因は主に以下の3つがあるようです。

  • 冷えた卵を熱湯に入れている
  • 新鮮な卵を使っている
  • 卵同士がぶつかっている

特に、冷蔵庫から出したばかりの冷えた卵を熱湯に入れてしまうと、急激な温度差により殻が割れてしまうのです。

割れてしまったゆで卵でも、しっかり加熱すれば食べることはできますが、せっかくなら割らずに作りたいですよね。

そこで、ゆで卵のひび割れを防ぐ方法についても後ほど詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事では、

  • ゆで卵が割れる3つの原因
  • ゆで卵のひび割れを防ぐ方法
  • ゆで卵が割れてしまったときの対処

についてご紹介します。

筆者
筆者
ゆで卵が割れる原因を知って、ひび割れ無しのツルッとしたゆで卵を作りましょう♪

ゆで卵が割れる3つの原因

ゆで卵が割れてしまうときは、以下のような原因が考えられます。

1つずつ詳しく解説していきます!

冷えた卵を熱湯に入れている

まず、よくある原因として、冷えた卵を熱湯に入れていることが考えられます。

ゆで卵を作る際に、多くの人は冷蔵庫から出したばかりの冷えた卵を使いますよね。しかし、その冷えた卵を沸騰したお湯に入れてしまうと、急激な温度差により卵の殻が割れてしまうのです。

そこで、「いつも冷えた卵を熱湯に入れている」という人は、卵を常温に戻してからゆでたり、水からゆでたりといった方法を試してみてください♪

→「卵を常温に戻す方法」について詳しくはこちら

→「卵を水からゆでる方法」について詳しくはこちら



新鮮な卵を使っている

少し意外かもしれませんが、新鮮な卵をゆでると殻が割れやすいと言われています。

なぜなら、新鮮な卵の中には通常よりも多くのガスが入っているからです。ガスが多いほど、温められることで大きく膨張してしまい、殻が破裂しやすいのです。

そのため割れるのを防ぐには、採れたての新鮮な卵ではなく、採卵日から1週間ほど経過した卵を使うのがおすすめです。

また、「どうしても新鮮な卵を使いたい」という場合は、あらかじめ殻に小さな穴を開けてガス抜きをする方法もあります。

→「卵に穴を開ける方法」について詳しくはこちら

卵同士がぶつかっている

また、単純に卵同士がぶつかることで殻が割れてしまうこともあります。

ゆで卵を作る際、1つではなく複数個まとめて作ることも多いですよね。しかし、小さい鍋でたくさんのゆで卵を作ろうとすると、卵同士がぶつかって割れる可能性が高くなってしまいます。

そこで、大量に作る場合は、大きな鍋を使うようにするか、複数回に分けて作るようにしましょう。

また、ゆで卵は水の量が多いほど卵同士が動いてぶつかりやすくなります。少ない水でも十分作ることができるので、使う水の量を減らすのもおすすめです。

→「少ない水でゆで卵を作る方法」について詳しくはこちら



ゆで卵のひび割れを防ぐ方法

ここまでで、ゆで卵が割れてしまう主な原因が分かりましたが、せっかくならひび割れしていないきれいなゆで卵を作りたいですよね。

では、どうすればひび割れを防ぐことができるのでしょうか?

調べてみたところ、以下の4つの方法が見つかりました!

1つずつ詳しく解説します。

卵を常温に戻してからゆでる

まず、沸騰したお湯に卵を入れる際は、あらかじめ卵を常温に戻しておく必要があります。

なぜなら、先述した通り、冷えた卵をいきなり熱湯の中に入れると、急激な温度差により殻が破裂してしまうからです。

常温に戻すやり方は、以下の3通りがあります。

  • 常温で1時間ほど置いておく
  • 水に浸けて10分ほど置いておく
  • ぬるま湯に浸けて10秒ほど置いておく

ゆで卵を作るまでに時間がある場合は、冷蔵庫から出して1時間ほど常温で置いておきましょう。時間がない場合は、水やぬるま湯に浸けることで速く常温に戻すことができますよ!

【ぬるま湯って何度くらい?】

ぬるま湯の温度の目安は、45℃~50℃くらいです。
だいたい「お風呂の温度と同じくらい」とイメージするとわかりやすいですよ。

卵を水からゆでる

卵を常温に戻す作業が面倒な場合は、水からゆでるのがおすすめです。

冷蔵庫から出してすぐの卵でもできるので、急いでいるときにもいいですね♪

【手順】

  1. 冷蔵庫から出した卵を空の鍋に入れる
  2. ①に水を入れる(水の量:卵がかぶるくらい)
  3. ②を火にかけ、中火で加熱する
  4. 沸騰してから7~10分ゆでれば完成
    ※半熟ゆで卵なら沸騰後7~8分
     固ゆで卵なら沸騰後9~10分

水からゆでることでゆっくり温度を上げていくため、割れるのを防ぐことができます。

卵に穴を開ける

また、卵の殻に穴を開け、中にあるガスを抜いてからゆでるのも効果的です。

特に、採卵日から1週間未満の卵はガスを多く含んでいるため、穴を開けておかないと割れやすくなってしまいます。

穴を開けるのは、卵の丸い方(とがっていない方)です。画鋲を刺して、小さな穴を1つ開けましょう。

その後、いつも通りゆで卵を作れば、割れていないゆで卵ができあがるはずです!

少ない水でゆで卵を作る

卵同士がぶつかることで割れてしまう場合は、水を少なめにして卵がなるべく動かないようにするのがおすすめです。

「水が少ないとうまくできないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はゆで卵を作るには卵が半分浸かるくらいの水で十分なのです!

私も、普段ゆで卵を作るときは、下の写真のように卵が半分浸かる量の水で作っています。(※実際に作るときは蓋をしてください。)

沸騰しても卵があまり動かないので、卵同士でぶつかって割れてしまったことはありません!

筆者
筆者
ただし、卵が動かないことで、黄身が偏りやすいというデメリットもあります。気になる人は、ゆでている最中、菜箸でたまに卵を転がすようにしましょう!



ゆで卵が割れてしまったらどうする?

ここまででお伝えしてきたように、ゆで卵のひび割れを防ぐ方法はいくつかあります。

ただし、火加減や卵の状態は毎回違うので、気を付けていても割れてしまうこともありますよね。

ゆでている最中で割れてしまった場合、どうすればよいのでしょうか?

調べてみると、ゆで卵が割れてしまったときの対処は以下の2通りがありました。

そのままゆでて食べる

ゆで卵の殻が割れて白身が出てきてしまうと、食べられるのかどうか不安に感じる人もいますよね。

しかし、ゆで卵を作っている途中で殻が割れてしまっても、しっかり加熱ができていれば安全に食べることができます。

なぜなら、食中毒の原因となるサルモネラ菌は、「75℃以上で1分以上の加熱をすれば死滅する」と言われているからです。

ゆで卵が途中で割れてしまっても、焦らずにしっかり加熱してから食べましょう。

お酢や塩で白身の流出を抑える

とはいえ、殻が割れて白身が出てきてしまったゆで卵は、少し見栄えが悪いもの。なるべくなら、気付いた時点で応急処置をして、白身が出ていくのを最小限に抑えたいですよね。

そんな時は、お酢や塩を使って白身を固めてしまうのがおすすめです!

やり方は、卵をゆでている最中のお湯の中にお酢か塩を入れるだけ。

お酢や塩にはたんぱく質を固める力があるため、流れ出た白身を固め、それ以上の流出を抑えてくれます。

お酢や塩を加える量の目安は、それぞれ以下の通りです。

  • お酢:お湯1リットルに対して大さじ1
  • 塩:お湯1リットルに対してひとつまみ
筆者
筆者
お酢や塩を入れても味に影響することはないので、気軽に試してみてください♪



まとめ【ゆで卵が割れるのは急激な温度差のせいかも!】

【この記事の内容をまとめると…】

ゆで卵が割れる3つの原因

  • 冷えた卵を熱湯に入れている
    →急激な温度差で卵が割れてしまう
  • 新鮮な卵を使っている
    →新鮮な卵の中にはガスが多く入っている
  • 卵同士がぶつかっている
    →複数個まとめてゆでる場合に起きやすい

ゆで卵のひび割れを防ぐ方法

  • 卵を常温に戻してからゆでる
  • 卵を水からゆでる
  • 卵に穴を開ける
  • 少ない水でゆで卵を作る

ゆで卵が割れてしまったらどうする?

  • そのままゆでて食べる
  • お酢や塩で白身の流出を抑える

ゆで卵が途中で割れてしまうのは、急激な温度差が原因であることが多いです。
そこで、ゆでる前に常温に戻したり、水からゆでたりすることで割れるのを防ぐことができます。

ひび割れの無いきれいなゆで卵を作るために、この記事でご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね♪