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ご飯のお供に最適な梅干し。
私も無性に食べたくなってよく買うんですが、問題なのは一気に食べきれずに残しておいたとき。
そのまま梅干しの存在を忘れていて、ある日気が付いたら、
「あれ、この梅干し賞味期限切れてる…!!」
なんてこともよくあります(泣)
ですが、梅干しは保存食として有名なこともあって、
「捨てるのはもったいないし…少しくらいなら大丈夫じゃない?」
そんな風に思ってしまう人も多いはず!
実際のところ、賞味期限とは「美味しく食べられる期限」のことなので、賞味期限が過ぎているからと言ってすぐに食べられなくなるというわけではありません。
ただし、あまりにも賞味期限から日が経っている場合や保存方法の違いによって、その梅干しが食べられるかどうかは大きく変わってくるので注意が必要です!
この記事では、賞味期限が切れてしまった梅干しは食べても大丈夫なのかということについて解説していきます。
食べないほうがいい梅干しの見分け方や梅干しの最適な保存方法についても書いているので、ぜひ最後まで読んでみて下さい♪
賞味期限切れの梅干しは食べられる?
賞味期限とは「未開封」で「美味しく食べられる」期限を定めているものです。
それは梅干しに関しても同じで、基本的に未開封の梅干しであれば、賞味期限が過ぎていても見た目に異常が無ければ食べることは可能です。
ただし、開封済みの梅干しや正しい保存方法が出来ていない梅干しの場合は、賞味期限前であっても食べられなくなることがあります。
賞味期限のない梅干し!?
昔ながらの塩だけで漬けた梅干しのことを白干梅(しらぼしうめ)と言います。
塩以外余分なものが入っていないので、白干梅には賞味期限がなく常温保存も可能です。
その一方で、普段私たちがスーパーなどのお店で買っている梅干しは調味梅干しと言われ、白干梅から塩分を一旦抜いて、約二週間ほど調味液に浸すことで作られています。
白干梅とは異なり、その調味液に添加物が含まれていることや塩分濃度が低いことが原因で賞味期限が定められています。
賞味期限切れの梅干しはいつまでなら食べられる?
ここからは未開封の梅干しと開封済みの梅干しのそれぞれについて、賞味期限後いつまで食べられるのか、その保存状態と合わせて具体的に見ていきたいと思います!
未開封
未開封の梅干しであっても賞味期限内に食べきるのが原則ではありますが、冷蔵保存されているものであれば賞味期限後1~3か月程度まで食べられると思います。
ただし、減塩タイプの梅干しやはちみつ漬けの梅干しは塩分濃度が10%を下回る場合もあり、通常の梅干しよりも腐りやすくなっている可能性があります。
その場合は、しっかりと見た目やにおいを確かめてから食べられるかどうか判断してください。
それ以外であっても異変を感じたら食べないことをおすすめします。
開封済み
本来、開封済みのものはどんな食品であっても賞味期限より前に食べきるのが安心です。
万が一開封済みの梅干しで賞味期限を過ぎているものがあった場合は、未開封のものよりも慎重になる必要があります。
基本的に冷蔵保存しているのであれば、最大でも賞味期限後1~2週間までを目安に食べきってください。
これも未開封のものと同様に、減塩タイプやはちみつ漬けのものだと塩分濃度が通常のものより低い場合があるので、しっかりと見た目やにおいを確かめることをおすすめします。
常温保存の場合
未開封のものであれ開封済みのものであれ、常温保存した状態で賞味期限を過ぎてしまった梅干しにはかなり注意が必要です。
塩分濃度20%程度の添加物の入っていない梅干しはそもそも賞味期限がない上に常温保存も可能なので食べられますが、ほとんどの梅干しはそうではありません。
常温のまま放置された賞味期限切れの梅干しを見つけた時は速やかに処分しましょう。
危険な梅干しの見分け方
賞味期限の切れた梅干しが食べられるかどうか見分けるためにはいくつかポイントがあります。
見た目
一番わかりやすいのは見た目です。
梅干しが腐ると以下のような変化が起こります。
・表面に白い繊維状のもの(白カビ)が付く
・黒や茶色に変色する
・表面が白くヌルヌルする
このような変化が見てとれるときは食中毒になる恐れがあるので食べてはいけません。
梅干しは製造過程で干しているので、年月が経っても基本的に同じ形状を保つようになっています。
それなのに形が崩れていたり、崩れやすくなっている場合も腐っている可能性が高いので要注意です。
また、梅干しについている白いものは塩の可能性もあり食べられることもあるので、その場合は次に紹介する匂いや感触もあわせて確認してみて下さい。
におい
次に、梅干しが腐るとにおいにも変化が起こります。
通常の梅干しよりも酸っぱい、発酵したような腐敗臭がしたら要注意です。
それ以外でも普段食べている梅干しとは違うにおいがするなと少しでも違和感を感じたら、食中毒の危険があるので食べてはいけません。
また、においを嗅ぐと気分が悪くなることもあるので、できるだけ見た目で判断してしまうことをおすすめします。
感触
見た目でもにおいでも腐っているかどうか判断できないという場合は、箸などで梅干しを触ってみると変化が分かることがあります。
腐った梅干しであれば、
・ドロッとする
・糸をひいている
・すぐに形が崩れる
など、通常の梅干しとは明らかに違う状態であることが確認できます。
これらの3つのポイントから、食べる前に「異常はないか」「食べても大丈夫なのか」をしっかりと確認してください!
梅干しを長持ちさせる保存方法
最後に、梅干しを出来るだけ長い間おいしく食べるための正しい保存方法について紹介します!
冷蔵庫で保存する
塩分濃度が10%程度の市販の梅干しであれば、未開封・開封に関わらず冷蔵庫で保存してください。
そして、開封して少しずつ食べる時には毎回清潔なお箸などで梅干しを取り出し、他の梅干しに細菌がつかないように気を付けることが大切です。
できるだけ賞味期限前に食べきるのが理想的ではありますが、
未開封であれば賞味期限切れ1~3カ月まで、開封済みであれば様子を見ながら賞味期限後1~2週間までを目安にしてください。
冷凍する
あまりイメージがないかもしれませんが、実は梅干しは冷凍保存も可能です。
そしてこれが意外と美味しいと評判なんです♪
シャリっとした食感でいつもとは一味違う梅干しを楽しむことができます。
保存方法としては、ラップで一粒ずつ包みまとめてファスナー付きの保存袋などにいれて冷凍してください。
面倒な場合はラップに包まず、そのままファスナー付きの保存袋にいれて凍らせてしまっても大丈夫です。
その場合は梅干し同士がくっつかないように、少し凍ってきたところで袋を振ってばらばらにしておくと取り出しやすくなります。
また、少し時間に余裕がある時には梅干しの種を取り、あらかじめペースト状にしてから小分けにして冷凍する方法もあります。
そうしておくと、よりいっそう料理にも使いやすくなりますよ!
いつも梅干しを余らせてダメにしてしまうという方は、早めに冷凍保存してまた違った形で梅干しを楽しむのも良いかもしれませんね。
冷凍保存であれば、冷凍後3~6か月を目安にして食べきってください。
甕(かめ)に入れる
これもあまりメジャーな保存方法ではないかもしれませんが、甕は昔ながらの梅干しを保存するのによく使われており、実は酸や塩に強い素材で作られていて梅干しを保存するのに適していると言えます。
大きな甕ではなくとも、場所をとらず机の上に置けたり冷蔵庫の中で邪魔にならない程度の小さなもので構いませんので、ひとつお家にあっても良いかもしれません。
甕で保存する場合も、冷蔵保存と同じく賞味期限後に食べる場合は1~2週間を目安にしましょう。
梅干しの賞味期限は守るのが理想的!
保存食のイメージが強く賞味期限を気にしない人も多い梅干しですが、実際は出来る限り賞味期限内に食べてしまうのが安全です。
特に塩分濃度10%程度のものや、常温保存していたもの、また開封済みのものには気を付けましょう!
ただし、多少であれば賞味期限が切れている梅干しでも食べられることはあるので、その場合はしっかり見た目やにおいなどで判断してから食べて下さい。
なにより、賞味期限は美味しく食べられる期限なので、賞味期限を守ることは美味しい梅干しを食べることに繋がりますよ♪