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そう思っちゃうのすっごく分かります!
サボテンって育てるの簡単なイメージがあるので、急によくない変化がみられるとびっくりしちゃいますよね。
私の場合は友人から貰ったサボテンがふにゃふにゃになってしまい捨ててしまいました。
ものすごくショックだったし、友人にダメにしたことを言えないので聞かれるたびに心苦しいし辛かったのを覚えています。
どうしても原因が気になり調べてみると、どうやら根腐れしてしまっていたようです。
サボテンを上手く育てられない原因で一番多いのが「根腐れ」なんです。
- 根元が茶色や黒っぽい色に変色し、指でつまむと柔らかく、ふにゃふにゃとした状態
このような状態になっているのならば、あなたのサボテンも根腐れしてしまっていると考えられます。
根腐れはサボテンの内部から腐るので、徐々に表面に変化が起こり、ひどくなると栄養を吸収できずに根元が痩せて、根がグラグラと動く状態になります。
いえいえ、そんな事はありません。
その時の私は無知だったので捨ててしまいましたが、今は正しい知識のおかげでサボテンもすくすく育ち毎年立派な花を咲かせるまでになりました(*^▽^*)
ふにゃふにゃのサボテンをどうにかしたいそこのあなた!
この記事では、サボテンがふにゃふにゃになってしまう原因と復活方法を解説します☆
今からお伝えする方法を実践すればふにゃふにゃのサボテンがしっかり立つサボテンになりますよ!
さらに3つの対策を知っておけばきれいなサボテンの花も見られるかも♪
早速見ていきましょう(^^)/
サボテンがふにゃふにゃ!根腐れしてしまう原因を解説
ふにゃふにゃになってしまったサボテンを復活させる方法を見る前にそうなってしまった原因を見ていきましょう!
先ほどもお伝えした通り、ふにゃふにゃになっているサボテンは根腐れしてしまっていると考えられます。
ここでは、根腐れしてしまった原因をまとめました!
これが分かればサボテンの印象が強い植物からデリケートな植物に変わってくるかも
原因①水や液体肥料のやりすぎ
サボテンはもともと乾燥した地帯に自生しているため、必要な水分量が少ないんです。
大切にしすぎて水を多くあげたり液体肥料などを与えたりすると、水分過剰で根が息をしにくくなるうえ、菌が繁殖しやすい環境となり根腐れに繋がる可能性があります。
原因②買ってきたままの土を使っている
サボテンには水はけのいい土が適しています。
お店では化粧土など見栄えの良い土を使っていたりしますが、長期的に栽培したい場合は土を変えてあげる方がいいです。
水はけが悪い土を使っていると、水やり後に土が湿った状態が続き、菌が繁殖する原因となります。
原因③風通しが悪く、雨が当たりやすい環境にある
サボテンは、日当たりが良く風通しの良い場所に置くのが適しています。
風通しが悪いと病害虫が発生することがあり、雨水が当たるところだと根腐れを起こしやすいです。
ふにゃふにゃサボテンの復活方法
サボテンがふにゃふにゃになる原因は「根腐れ」です。
根腐れが起きたせいで腐敗菌が全体にまわり、変色やふにゃふにゃの部分しかない場合には回復は難しいです。
が、しかし腐敗が一部だけであれば、その部分を切り落とすことで復活させることが可能なんです(^^)/
早速見ていきましょう!
道具の準備
根腐れを起こしている場合には、健康な部分を残すため腐った部分を切り落とし、新しい根を出すために『胴切り』をしましょう。
刃物は腐敗菌が健康な部分につかないように、除菌用ウェットシートなどで消毒をしながら使います。
棘が痛いので厚手の手袋も必須ですよ。
胴切りに必要な道具
厚手の手袋 | 棘が刺さらない園芸用がおすすめ |
---|---|
刃物 | 切り口を傷めないために切れ味がよいもの(カッターでもOK) |
除菌用ウェットシート | 刃物の除菌用 |
新聞紙 | 胴切りしたサボテンを包むため |
手順①ふにゃふにゃしている部分を切り落とす。
変色してふにゃふにゃしている部分よりも上部を根ごと切り落とす。
芯の部分に茶色や赤色に変色した部分がある場合は、菌が残り植え替えてもまた腐る可能性があるので、なくなるところまで切り落とす。
手順②切り口を日光に当て乾燥させてから新聞紙にくるむ。
乾燥させるときの流れ
- 切り口を日光に30分当てて除菌をする。
- 除菌が終わったら新聞紙に包み切り口を下に向けて風通しのいい日陰(窓の近くなど)でしっかり乾燥させる。
大きさにもよるが、切り口が5cm程度のもので一ヶ月ほど、完全に乾くまで乾燥させる。
手順③根が出てきたら土に植える
根が出てきたら、新しい土に霧吹きをして湿らせ、断面を軽く土に差し込む。
置き場所は涼しく風通しの良い場所を選ぶ。
根が短いうちはあまり水分を吸収できないので、しっかりとした水やりはさらに根が出るまで待ったほうがよい。
↑このくらい根が出れば大丈夫☆
サボテンを元気に育てていくための3つの対策
最後に、せっかく復活させたサボテンをこれから元気に育てていくための3つの対策をまとめました!
これに気を付ければ、サボテンのきれいな花を見れるかもしれません☆
対策その①日当たりがよく風通しの良い場所に置く
置く場所
- ベランダや窓辺
ただし、雨で水分量が多くなると腐りやすくなりますので、必ず雨よけのある場所に置くことがポイント。
また、強すぎる日差しの下に置くと枯れてしまうことがあるので、夏場の直射日光やコンクリートの照り返しには注意が必要です。
対策その②水はけの良い土に植える
土の種類
- 「多肉植物用の土」(ダイソーやセリアなどの100円ショップでも購入可)
お店で販売されているときのサボテンは、見た目が綺麗な化粧土や化粧砂に植えられていることがあります。
こういった土や砂は、短期間の栽培であれば問題ありませんが、長期的な栽培には向いていません。
対策その③水やりのやり方を季節によって変える
水やりのやり方
春~秋:鉢土表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷり水やりする。(目安として10~15日間隔)
冬:1ヵ月に一度程度の水やりする。
サボテンは普通の植物に比べて葉がない分、水を吸い上げる力が弱いんです。
吸い上げきれない水が根の周りにいつまでもあると、根の呼吸を妨げ根腐れする原因になってしまうんです。
まとめ
サボテンがふにゃふにゃしてしまう原因は「根腐れ」
根腐れしてしまう3つの原因
原因① | 水や液体肥料のやりすぎ |
---|---|
原因② | 買ってきたままの土を使っている |
原因③ | 風通しが悪く、雨が当たりやすい場所にある |
ふにゃふにゃのサボテンを復活させる方法
道具の準備
厚手の手袋 | 棘が刺さらない園芸用がおすすめ |
---|---|
刃物 | 切り口を傷めないために切れ味がよいもの(カッターでもOK) |
除菌用ウェットシート | 刃物の除菌用 |
新聞紙 | 胴切りしたサボテンを包むため |
手順①ふにゃふにゃしている部分を切り落とす。
手順②切り口を日光に当てて新聞紙にくるむ。
手順③根が出てきたら土に植える
根腐れの3つの対策
その① | 日当たりがよく風通しの良い場所に置く |
---|---|
その② | 水はけの良い土に植える |
その③ | 水やりのやり方を季節によって変える |
いかがでしたか?
上手く復活できそうでしょうか?
逞しいイメージが強いサボテンですが、実はデリケートなんですよ(*^▽^*)
なんか可愛く見えてきませんか?
ふにゃふにゃになってしまっても捨てずに復活できるよう手を加えてあげれば愛着がわいてくるはず!
今日からあなたもサボテンLIFEを一緒に楽しみませんか?