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- すりおろしたにんにくを放置していたら青く変色・・・。
- にんにく酢を作ったら、にんにくが青緑ぽくなっていた。
など、にんにくが青くなるの見るとはなぜ青くなるのか?
安全に食べることができるか気になりますよね。
調べたところ、にんにくが青くなるのは、にんにくの成分と鉄分が結合することによって、起る自然現象。
なので、にんにくが青・緑色に変色しても、人体に影響ないので食べても問題ありません!
ただし、にんにくの変色を防げばもっと美味しくなるので、その方法についても後ほど紹介します。
この記事では、
- にんにくが青くなるのはなぜ?食べられる?
- にんにくが変色を防ぐ4つの方法は?
- にんにくの真ん中の緑部分は食べられる?
についてまとめています。
変色を防ぐ方法は時短にもつながりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
にんにくが青くなるのはなぜ?食べられる?
にんにくが青くなるのは、にんにくの成分と鉄分が結合することによって、起る現象です。
綺麗な色してるだろ……ウソみたいだろ?2日前にすりおろしたニンニクなんだぜ。フィルターも通してない写真なんだぜ、これで。
食べられると思うか?
調べたら食べられるらしい……食べたよ、ガーリックライスにして。 pic.twitter.com/cPU80q5O2f— 喜屋武ちあき🧘♀️ (@kyanchiaki) February 28, 2022
にんにくがなぜ青く変色するのか、食べても問題ないのか、解説しますね。
変色する理由はにんにくの成分によるもの
にんにくが青・緑色に変色する理由は、にんにくに含まれる「アルキルサルファイド化合物と鉄分の結合」によるものです。
にんにくにはもともと「アリイン」という成分が含まれており、これがスライスや、すりおろすことによる刺激でにんにくの細胞が破壊され、酵素と反応し、「アリシン」という物質へ変化します。
それがさらに時間が経つと「アルキルサルファイド化合物」へと変化。
この間に空気にさらされることにより、酸化し、にんにくに微量に存在する「鉄分」と結合して青くなります。
なので、にんにくが青くなるのは成分による自然現象と覚えるといいですね。
- 酢には鉄分が含まれています。
- にんにく酢は、にんにくの成分と鉄分が結合され青くなってしまうのです。
青・緑に変色しても問題なく食べられる
にんにくが青・緑に変色しても、人体に影響なく、問題なく食べられます。
にんにくが青く変色するのは、にんにくの栄養成分の変化と結合によるもの。
いわば自然な現象ということになります。
にんにくが青く変色しても、カビや毒などではないので安心して食べられます。
ニンニクの効果に変化があるわけでもないため、そのまま使ってしまって大丈夫です。
ただ、危険性はありませんが、鮮度が落ちている可能性があるため、気になる方は食べるのを控えることをおすすめします。
次のところで、にんにくの変色を防ぐ方法を紹介しますね。
すりおろしたにんにくの変色を防ぐ方法
青や緑色に変わったにんにくは問題なく食べられるとはいえ、食べるのに少し躊躇してしまいますね。できれば変色しないままで食べたいもの。
ここからは、すりおろしたにんにく変色を防ぐ4つの方法をご紹介します。
- 鉄以外のおろし金を使う
- 短時間で処理する
- 冷凍保存する
- レモン汁、酢、油を少量混ぜる
鉄以外のおろし金を使う
にんにくをすりおろす時にはなるべく鉄のおろし金を使わないようにしましょう。
変色の原因はにんにくの成分が鉄と結合するのが原因。
鉄のおろし金にも反応する可能性があるので、なるべく避けて、鉄以外のおろし金を使うことをおすすめします。
短時間で処理する
すりおろしたにんにくは、空気にさらされて酸化することによって変色が進みます。
なるべく空気にさらす時間を減らすため、にんにくの処理を素早く行うことがポイントです。
冷凍保存する
風味を落とさず、長く保存するには冷凍保存が一番です。
その日の夜や翌日に使う場合は冷蔵保存でも問題ありませんが、長期保存にはやはり冷凍保存が一番。
冷凍するときには1つポイントがあります。
それは「ラップや保存袋に入れたら薄くのばすこと」
薄くのばすことで、必要な分だけ割って簡単に取り出すことができますよ!
レモン汁、酢、油を少量混ぜる
酸化を抑えることが変色を抑えるポイント。変色をおさえつつ味変したい!という人にはレモン汁・酢・油などを少量まぜる方法もあります。
よく果物の色を保つためにレモン汁をかけたりしますが、あれと同じような感覚ですね。
この場合のにんにくって食べれる?
青・緑色に変色したにんにくは問題なく食べられることが分かりました。
でも、中心が緑色になっているにんにくや、茶色・黒くなっているにんにくは問題ないの?その疑問も解決しましょう!
まん中から出てくる緑色の部分
にんにくを久しぶりに使おうと思ったら、まん中が緑色になっていた!なんてことよくありますよね。
真ん中からでてくる緑色の部分は、身体に害はなく、問題なく食べられます。
これはにんにくの新芽です。これが育つとスーパーで見かけるにんにくの芽になります。
しかし、えぐみや苦味が強いので、できれば取り除いた方がいいでしょう。
茶色・黒に変色している場合
皮が茶色や黒に変色している場合は、腐っている可能性が高いです!
にんにくは腐ると皮や実、中心の芽の部分にもカビが生えることがあります。
茶色や黒くなっているにんにくはくれぐれも気を付けてくださいね。
※黒にんにくは皮も実も黒くなるので食べても問題ありません!
まとめ
すりおろしたにんにくが次の日、青くなっていても大丈夫!
人体に影響はなく、問題なく食べられます。
これは毒やカビではなく、にんにくに含まれる「アルキルサルファイド化合物と鉄分の結合」によるものだと分かりました。
問題ないと分かっていても、青くなったにんにくを食べるのはちょっと・・・という人はぜひ4つの保存方法を試してみてくださいね!
- 鉄以外のおろし金を使う
- 短時間で処理する
- 冷凍保存する
- レモン汁、酢、油を少量混ぜる
にんにくは出番が多いので多めに買ってしまいますよね。
知らないうちにまん中が緑色になっていた!という場合でも大丈夫。それも問題なく食べられます。
ただえぐみや苦味が強いので、できれば取り除いたほうが賢明です。
茶色・黒色になっていたら腐っている可能性が高いので食べるのは控えてくださいね。
にんにくは滋養強壮にもよく、おいしい料理の隠し味として定番です。特にパスタなどのイタリア料理には欠かせないですよね!
使う機会が多い分、安全においしく食べられるにんにくの見分け方と正しい保存方法を知って、イタリア人も顔負けのにんにく通になりましょう♪