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「年賀状の準備が間に合わなくて、ようやく投函できたと思ったら1月1日になってしまった!」
「送ってない人から元旦に年賀状が送られてきたから、急いで返信しなくちゃ!」
基本的には12月末までに準備しておくことが多い年賀状ですが
忙しくてなかなか準備できなくて・・・
ついうっかり忘れてしまって・・・
送ってない人から送られてきたから返信しなくちゃ
などなど、様々な事情で新年を迎えてから年賀状を送った経験があるという方も多いのではないでしょうか。
私はもともと、あまり年賀状を出さないタイプなのですが、ある年、退職した先輩から突然年賀状が届いて大慌てで返信用の年賀状を準備した!という記憶があります。
元日に年賀状を出す時というのは、
「今出したこの年賀状、相手にいつ届くんだろう?」
「あんまり遅く届いたら失礼にならないかな」
「遅くなってすみません、みたいなことを書いたほうが良かったかな」
などの不安や心配がありますよね。
最近、特に若者の間では出すことが少なくなってきた年賀状ですが、会社の上司や親戚など、まだまだ年賀状という文化やマナーを大切にしている人も少なくありません。
とは言え、あまり年賀状を出さない人にとっては、年賀状のマナーなんてよくわからないものです。
- 1月1日に出した年賀状はいつ届くの?
- 何日までに届けばマナー的にOKなの?
- 年賀状を返信する時って、何か一言付け加えたほうがいいの?
といった元旦に年賀状を出すときのマナーついて解説していくよ!
正しいマナーを身に着けて
なんて怒られることが無いようにしていきましょう♪
1日に出した年賀状はいつ届くの?
今まで年賀状なんてくれたことなかったから、俺送ってねーよ!
元旦に出した年賀状は、1月4日~5日に配達されることが多いよ。
遅れて出したとはいえ、せっかくの年賀状なのですから、「できれば三が日の間に届いてほしい!」というのが本音ですよね。
しかし、残念ながら1日に出した場合、三が日の間に届けるのは難しいでしょう。
これを聞いて「あれ、でも普通の手紙って、出した翌日に届くこともあるから、1日に出せばギリギリ3日は届くんじゃないの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
日本郵便は2017年から1月2日の年賀状の配達を中止しています。(レターパックや速達などのお急ぎ便は除く)
18年、19年も同様に2日の配達は休止となっているため、おそらく今年も1月2日の配達は行われないでしょう。
そして、日本郵便では、元旦に年賀状を配達してもらいたい場合、12月15日~12月25日の年賀状引き受け期間に差出しすることを推奨しており、1月1日の元旦に配達される年賀状は、この年賀状引き受け期間に投函された年賀状です。
そして、1月3日には25日~31日にかけて投函された年賀状が順次配達されます。
つまり
1月1日 | 年賀状引き受け期間に配達された年賀状が配達される |
1月2日 | 配達休止 |
1月3日 | 12月25日~31日に投函された年賀状が配達される |
1月4日以降 | 1日以降に投函された年賀状が配達される |
ということです。
そのため、1月1日に年賀状を出した場合、相手に届くのは1月4日以降になることがほとんということになります。
配達する年賀状が少なかったり、送り先が近くだったりするなどの幸運が重なった場合は1月3日に配達される可能性もありますが、基本的には4日以降だと思っていたほうが良さそうです。
中には、「5日や6日に届いた」という声もあるようなので、1月4日に届けばラッキーと思っておいたほうが良いのかもしれません。
年賀状をなるべく早く届けてもらう方法
「3日は無理でも、できれば4日には届けてもらいたい・・・!」
「できるだけ早く届いてほしい・・・!!」
そんな場合は、いくつか方法があります。
- 大きい郵便局に持っていく
- 相手の住所を管轄している郵便局に持っていく
- 相手の家のポストに直接投函する
という3つの方法です。
① 大きい郵便局に持っていく
ポストに投函した場合
投函された郵便物を、決まった時間に郵便局員が集荷する
地域の小規模な郵便局に集められる
道府県庁所在地を中心に設置されている大規模な郵便局(中央郵便局)に集められる
届け先の中央郵便局に届けられる
届け先の小規模な郵便局に振り分けられる
ようやく配達!
という長~い過程を経て相手に配達されています。
ポストに投函するよりも、中央郵便局と呼ばれる規模の大きな郵便局に直接持っていったほうが、配達までの過程が短くなるため、その分早く配達してもらえるというわけです。
➁ 相手の住所を管轄している郵便局に持っていく
これも、やっていることは①と同じです。
ただ、①に比べてスキップしている過程が多いため、より早く届けられます。
とは言え、相手の住所が遠い場合は難しいので、あまり現実的な方法ではありませんね・・・。
➂ 相手の家のポストに直接投函する
「どうしても早く届けたい!!」そんな人にはコチラ!
集荷から配達までの過程をすべてすっ飛ばした究極の方法です!
なんて怒られそうな方法ですね。
確かに、相手の住所によってはほぼ不可能なこの方法。
ギャグだと思って飛ばしてもらっても大丈夫ですが、1つだけ真面目な話があります。
年賀状は、普通のはがきと違って「消印」がつきません。
そのため、郵便局員が配達しようと自分が直接届けようと、相手にはわからないのです。
絶対にこの日に届けなければいけない
車や電車を使えば何とか行ける距離
などの事情が重なった場合は、意外と使える方法かもしれませんよ。
遅れて年賀状を出すときのマナー
年賀状を遅れて出したり、急いで返信する場合に気になるのが「失礼にならないだろうか」ということですよね。
この項目では、年賀状を遅れて出す際のマナーや注意点について解説していきます。
年賀状に返信する際に沿える例文も紹介しているので、「年賀状を返信するのになんて挨拶を書けばいいのか分からない」という方は是非参考にしてみてください。
年賀状は松の内(1月7日)までに届けば問題なし!
年賀状は、一般的に松の内と呼ばれる1月7日までに届けば失礼にはあたらないとされています。
松の内とは?
正月を祝う期間。松飾りを飾っておく間の意味で、多くは正月七日、または十五日までを指すことが多い。正月七日までの松の内を「松七日」とも言う
引用元:Webilio辞典
関西などの地域によっては15日までを松の内をいう場合もあるようですが、1月7日までを松の内と考えておいたほうが安全でしょう。
新年を迎えてから年賀状を出す場合、この松の内(1月7日)までに届くよう、できるだけ早めに出すようにしましょう。
交通状況やその日の郵便物の量などで年賀状の配達日が遅れてしまう可能性もあります。
「7日までに届けばいいんでしょ?まだ三が日だし、今日は忙しいから明日やればいいや」
なんて後回しにせず、できるだけ早く出すことをおすすめします。
自分が送っていなかった相手からの年賀状に返信する場合は、新年早々に年賀状をもらったお礼と遅れてしまったお詫びを書き添えると丁寧になります。
その場合の例文は記事の後半で紹介していますが、今すぐ例文を知りたい!とお急ぎの方はコチラへどうぞ!
松の内(1月7日)を過ぎるようなら「寒中見舞い」
年賀状が届くのが7日を過ぎてしまいそうな場合は「寒中見舞い」として出すのがベストです。
寒中見舞いは1月7日から節分(2月4日)まで出すことが可能です。
とは言え、年賀状の代わりに出すのであれば、早く届くのに越したことはありません。寒中見舞いとは言え、後回しせずに早めに出すようにしましょう。
寒中見舞いは、普通のはがき、いわゆる郵便はがきや私製はがき使おう!
年賀はがきは新年の挨拶をするためのものなので、年賀状にしか使えません。
寒中見舞いを送る際は、郵便はがきか私製はがきを使うようにしましょう。
切手を貼る左上の位置に、花の絵などと共に、切手代があらかじめ印刷されているはがきのこと。
観光地で売っているポストカードや自分で作ったはがきなどのことで、切手代の印刷が無いもの。
のことです。
これらのはがきであれば、どちらを使用しても問題ありませんので、都合に合わせて選択してください。
寒中見舞いの書き方にも、いくつかルールやマナーが存在します。
書き方が分からず不安な方は、ネットや本などで調べてから書くことをおすすめします。
ネットで検索するとたくさん出てきますが、こちら(寒中見舞いのマナーと書き方、例文)のサイトにも寒中見舞いについて詳しく掲載されているので、参考にしてみてください。
コチラへどうぞ。
寒中見舞いの例文だけ知りたいという方は送ってない相手から遅れて年賀状が来たら?
送ってない相手から届いた年賀状が届いた場合、すぐに返信する人が多いと思います。
しかし、1月6日や7日など遅い時期に年賀状が届いたら、7日までに相手に届けるのは絶対に不可能ですよね。
そういった場合、「これは返信したほうが良いのか?」と悩むこともあるのではないでしょうか。
その相手があまり親しくない間柄や、ほとんど会う機会のない友人などであれば、こちらからは返信を出さずそれを機に関係を整理するのも一つの方法かもしれません。
とは言え、何をきっかけにその知人と再会することになるかも分かりませんし、基本的に年賀状は送られてきたら送り返すのがマナーとされています。
なので、疎遠の友人などから遅い時期に年賀状が届いたとても、寒中見舞いとして返信するのがベターでしょう。
年賀状・寒中見舞いに添える文例集
ここまで、1日に年賀状を出す際や返信するときのマナーについて説明してきました。
年賀状や寒中見舞いに限らず、かしこまった文章を書くというのはなかなか難しいものですよね。
なんとなく内容は浮かんでいても、実際にそれを文章にしようとすると「これって、丁寧な言い方にするとどうなるんだろう?」なんて悩んでしまって筆が進まない・・・なんて人も多いと思います。
そこで今回は、そういった場合に少しでもスムーズに書けるよう、いくつか文例をご紹介します。
相手と自分に重ね合わせ、アレンジして使ってくださいね。
年賀状を出すのが遅れてしまった場合
松の内(1月7日)までに相手に年賀状が届くのであれば、お詫びは書かなくても大丈夫です。
しかし、4日以降に届きそうな場合は、一言添えておくととても丁寧になり相手に与える印象が良くなるので、余裕があるようなら書くことをおすすめします。
例文①
年末の慌ただしさに取り紛れ(とりまぎれ)、新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。
例文➁
年末は仕事の事情で長期間留守にしておりましたので、遅ればせながら新年のご挨拶申し上げます。
例文➂
新年のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。
例文➃
新年のご挨拶が遅れてしまい、大変失礼いたしました。
などなど。
年賀状を送る相手との関係が友人などの近い存在の場合は、もっとフランクな言い回しにしてもOKです。
貰った年賀状に返信する場合
送られてきた年賀状に返信する場合、挨拶が遅れたことへのお詫びに加え、早々に年賀状を貰ったお礼も書き添えるのが良いでしょう。
また、年賀状に書いてあったコメントに対する返事を書くとより丁寧な印象になります。
例文①
あけましておめでとうございます
早々と年賀状をいただきありがとうございました
年末の慌ただしさに取り紛れ 新年のご挨拶が遅れてしまい大変失礼いたしました
皆様におかれましては お健やかに新年を迎えられたご様子 心よりお喜び申し上げます
例文➁
あけましておめでとうございます
早々とご丁寧な年賀状を頂戴しながらご挨拶が遅れてしまい 大変申し訳ありませんでした
皆様におかれましては 良いお年を迎えられたご様子 心よりお喜び申し上げます
文例➂(カジュアルver)
あけましておめでとうございます
早々と年賀状を頂きながら、こちらからのご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません
皆様健やかに新年を迎えられたようで安心しました
続いては、年賀状に書いてあったコメントに対する返事の例文です。
文例①~➂のようなお詫びと挨拶を述べた後に書くと自然な流れになって良いでしょう。
例文①お相手に子供が生まれていた場合
ご家族がおひとり増えたということで 心よりお喜び申し上げます
機会がありましたら 是非お会いできるのを楽しみにしております
例文➁家族写真が印刷されている場合
○○ちゃん(名前が分からなければ「お子様」や「お子さん」)が立派に成長されてて大変驚きました
寒さも厳しくなってきましたが ご家族一同様どうかお体を大切になさってください。
例文➂お相手が引っ越ししていた場合
引っ越しされたとのことで 新居のご様子はいかがでしょうか?
新居での生活が 希望であふれたものになるよう心よりお祈り申し上げます
などなど。
年賀状になんて書かれていたかによって様々なパターンがあるので、これを参考にアレンジしてみてください。
こちらも、友人に送るようであれば、もっとフランクな表現でOKですよ。
寒中見舞いして出す場合
年賀状の返信を寒中見舞いとして出す場合、まず大切なことは「あけましておめでとうございます」と書かないことです。
年賀状の返信として書くので、ついつい書いてしまいそうですが、注意してください。
寒中見舞いでは、「あけましておめでとうございます」の代わりに「寒中見舞い申し上げます」と書くようにしてください。
年賀状の返信として寒中見舞いを書く場合、一般的には以下のような構成で書かれることが多いです。
- 寒中見舞いの挨拶
- 相手の健康を喜ぶ言葉
- 年賀状へのお礼と、挨拶が遅れたことへのお詫び
- 簡単な近況報告
- 締めの言葉
親しい間柄であれば、そこまで形式にとらわれなくても大丈夫ですが、これらの要素を含めながら書けば、スムーズに書くことができるでしょう。
例文①
寒中見舞い申し上げます
皆様におかれましては お健やかに新年を迎えられたご様子 心よりお喜び申し上げます
ご丁寧な年賀状をいただきながら ご挨拶が遅れてしまい 誠に申し訳ありません
おかげさまで 家族一同 元気に過ごしております
本年も 変わらぬお付き合いの程 よろしくお願いいたします
例文➁
寒中見舞い申し上げます。
皆様におかれましては お変わりなくお過ごしとのこと 心よりお喜び申し上げます
ご丁寧な年賀の挨拶をいただき ありがとうございました
仕事の忙しさに取り紛れ(とりまぎれ) 新年の挨拶が遅くなり 大変申し訳ありません。
遅ればせながら 新年のご挨拶を申し上げます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
などがありますので、この例文を参考にしてアレンジして書いてみてください。
まとめ
ま、大丈夫だろ!
そんな四ツ橋くんのために、今回の内容をまとめるね!
1月1日に出した年賀状が相手に届くのは、大体4~5日が多い
少しでも早く出したい場合は、大きい郵便局に持っていくか、究極の方法は直接相手のポストに投函する
年賀状は松の内(1月7日)までに届けるのがマナー
松の内を過ぎるようなら「寒中見舞い」として送る
じゃあ四ツ橋君、年賀状の返信、頑張ってね!
年賀状を1月1日に出すには、人それぞれ様々な事情があります。
きっと、お相手も同じような経験があるはずなので、よっぽどマナーに厳しい人でなければ、多少の遅れくらい気にしない人も多のではないかと思います。
せっかくの新年の行事なのですから、あまり神経質にならず、楽しめるといいですね。
私も、今年は久しぶりに年賀状を書いてみようと思います。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。