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ホットカーペットの下に何か敷いた方がいいのはわかるけれど、床が傷んだり火事にならないかと心配で、何を敷いたらいいのか悩みますよね。
ホットカーペットの下に敷いてはいけないものは3つ。
- ジョイントマット
- 段ボール
- ホットカーペット非対応の滑り止めシート
ホットカーペットを安心安全に使用するには、やはりホットカーペット対応のものを使うことをおすすめします。
詳しい内容は、後ほどご説明しますね。
こちらの記事では、
- ホットカーペットの下に敷いてはいけないもの
- 下敷きに適したおすすめ商品
- 畳で使用するときや何も敷かない場合の注意点
などをご紹介します。
安心してホットカーペットを使用して、寒い冬を乗り越えましょう。
ホットカーペットの下に敷いてはいけないもの
ホットカーペットの下に敷いてはいけないものは、次の3つです。
- ジョイントマット
- 段ボール
- ホットカーペット非対応の滑り止めシート
それでは一つずつ、詳しく見ていきましょう。
①ジョイントマット
ペットや小さなお子様がいるご家庭でとっても重宝するジョイントマットですが、ホットカーペットの下敷きには適していません。
注意すべき点は、その材質!
ジョイントマットの多くは、プラスチックの一種であるEVA素材やポリエチレン発泡素材などでできています。
気付かないうちに変形したり、最悪の場合溶けてしまうことも。
【軟化温度】
- EVA素材・・・60℃~90℃
- ポリエチレン発泡素材・・・70℃~110℃
一般的なホットカーペットを「強」で使用した場合の温度は50℃前後。
一見すると問題ないように思えます。
ですが、長時間の使用や、家具の下などは部分的に高温になることがあるため、注意が必要です。
②段ボール
段ボールも、下敷きには好ましくありません。
例えば、ペットのいるご家庭では、ペット用ホットカーペットの下に段ボールを敷いて使用していることがあります。
確かに段ボールは交換が簡単ですし、軽量で保温性もあるため、メリットがたくさんのように思えます。
ですが、次のようなデメリットも!
- 「虫のすみか」になりやすい
- カビが発生しやすい
- 転倒の危険性がある
下敷きにするのは、要注意です。
①「虫のすみか」になりやすい
段ボールは湿気を吸収しやすい性質があります。
そにため、ホットカーペットの下に敷くと、湿気と温かさが相まって、虫にとって最高の環境を作り出してしまうことになります。
いつの間にか卵を産みつけられて、気付けば大量発生していたなんてことも。
想像するとゾッとしますね。
②カビが発生しやすい
段ボールの主な材料は古紙などで、そのもともとの原料は木材です。
木材には吸水と吸湿という特徴があります。
長期間敷きっぱなしにしているとカビが生えて黒くなり、最悪の場合は床材を貼り替える羽目に。
人体に悪影響を及ぼしますし、衛生的にもよくありませんね。
③転倒の危険性がある
段ボールは撥水加工してあるものもあり、表面が比較的つるつるとしています。
そのため、下に敷いていると、徐々にズレてしまったり、乗った弾みで転倒する危険も。
③ホットカーペット非対応の滑り止めシート
参考画像:【公式】ダイソーネットストア
100均やホームセンターなどで売っている滑り止めシートですが、こちらもホットカーペットの下に敷くのは要注意。
なぜなら塩化ビニル樹脂でできているため、熱で溶けたり変形してしまう恐れがあるからです!
同じ塩ビ樹脂でできている別の商品の説明欄には、次のような記載がありました。
ホットカーペットや床暖房にはご使用出来ません。
床材をダメにしないためにも、やめておいた方が良さそうです。
ホットカーペットの下敷きに最適なおすすめ商品4つ
ニトリの店舗で購入できるものや、ネットショップで手に入るおすすめ商品を4つご紹介します。
使い勝手や床材の種類に応じてセレクトしてみてください。
①ニトリ 低反発ラグマット下敷き専用
【薄手のラグも簡単にボリュームアップ】
ニトリ公式通販「ニトリネット」
クッション性アップと、防音効果が期待できます。
裏面には滑り止め加工がしてあるのでズレにくく、ハサミで好みの大きさにカットできるのもうれしいですね。
②厚型アルミホットンマット
【敷くだけで保温力アップ】
(2024/11/21 17:39:41時点 楽天市場調べ-詳細)
床面からの冷気を防ぎ、ホットカーペットの温かさを下に逃しません。
保温効果が高まり、省エネも期待できます。
③ぴたっと安心すべりどめシート
【カーペットのズレを防いで転倒防止】
(2024/11/21 17:39:41時点 楽天市場調べ-詳細)
軽くて柔らかい不織布でできているので、上敷きの裏面をしっかりキャッチ。
フリーカットなので、ホットカーペットのサイズに合わせて調整することができます。
④両面滑り止め!防ダニシート
【嫌なダニを寄せ付けない】
ダニの死骸やフン、ペットのフケ、花粉等に含まれる有害物質を吸着分解。
臭いも気になりません。
畳でホットカーペットを使用する際の注意点
畳の上にホットカーペットを使用する際には、何か気を付けることはあるのか、火事にならないのか気になりますよね。
畳で使用する場合は、熱による畳の変色やカビ・ダニの発生を防ぐ必要があります。
断熱シートや防ダニシート、火災の可能性についても詳しく見ていきましょう。
断熱シートを敷いて畳を熱から守る
ホットカーペットを高温で長時間使用すると、畳が変色する可能性があります。
断熱シートを敷いて畳を保護し、熱から守りましょう。
防ダニシートなどを活用してカビやダニの発生を防ぐ
ダニはどこにでもいるものなので、日頃から寄せ付けないようにする工夫が必要です。
また、敷きっぱなしはカビ発生の原因に。
- 週に1回はホットカーペットをめくって掃除機をかける。
- 風通しをよくして、湿気を逃がす。
- 防ダニシートや防ダニスプレーを活用して、ダニを寄せ付けないようにする。
清潔に保って、カビやダニを撃退しましょう。
畳の上にホットカーペットを敷いても火事にならない?
ホットカーペットが原因の火災は、畳の上で使用したことによるものではありません。
【主な火災事例】
- ホットカーペットの上に重い家具を置いていたことによる、ヒーター線の断線やショート。
- 長期使用で温度コントローラーの基板が故障して発熱。
- ペットが電源コードを噛んでショートした。
- 折り畳んで収納していたため、ヒーター線を傷めた。
参考:nite製品評価技術基盤機構「電気こたつ、電気カーペット及びゆたんぽの冬の事故の防止について(注意喚起)」
使用上の注意をよく読み正しく安全に使用すれば、火災の心配はありません。
フローリングの上に直接ホットカーペットを敷くとどうなるの?
フローリングの上に直接ホットカーペットを敷くと次のようなことが考えられます。
- 乾燥でフローリング材が反ったり割れたりする
- フローリングワックスが剥がれやすくなる
- 結露してカビが発生する
それでは、詳しく見ていきましょう。
乾燥による反りや割れの原因に
木は乾燥に弱いため、ホットカーペットの熱でフローリング材が反ったり割れたりしてしまいます!
「挽き板」というフローリング材は、見た目は無垢材のようですが、熱や変形に強いといった利点があります。新築やリフォームを検討中の方は、こちらもおすすめです。
フローリングワックスが剥がれてしまうかも
直接ホットカーペットを敷くと、熱や湿気がワックスに直に伝わり、早く剥がれてしまうことがあります。
フローリングを保護するためのワックスは、熱や湿気に弱いといった欠点があるんです。
結露して貼り替えの可能性も
結露が発生すると、カビが生えてしまいます。
床下の断熱材が少ないなどの理由でフローリングが冷たいと、ホットカーペットを使用したときに床との間に温度差が生じます。
これが結露の原因!
そしてカビが生えてしまうと、床材はますます傷みます。
劣化がひどい場合は、貼り替えなくてはいけません。
こまめにめくるなどして乾燥させることが大切。
カビの発生は健康被害をもたらすことがあるので、気をつけましょう。
まとめ
【ホットカーペットの下敷きには不向きなもの】
- ジョイントマット
- 段ボール
- 塩ビ樹脂の滑り止めシート
使用する商品の説明欄をよく確認し、ホットカーペット対応と記載のあるものを選びましょう。
また、下敷きを上手に活用すると、床材の劣化を防ぐことができます。
ホットカーペットの下敷きを正しく使って、快適に過ごしましょう。