子育ての悩み

アンパンマンチーズはいつから食べられる?赤ちゃんに食べさせるときの注意点も解説!

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悩めるママ
悩めるママ
アンパンマンチーズってスーパーでよく見かけるけど、何歳から食べられるのかな?

 パッケージにアンパンマンが描かれたアンパンマンチーズ。
一目で子ども用とはわかりますが、実際何歳から食べられるのか気になりますよね。

また、スーパーで見かけると、子どもが欲しがることもしばしば。

悩めるパパ
悩めるパパ
アンパンマン大好きだし、買ってあげたいけど…まだ早いのかな?

と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

実は、ンパンマンチーズは「1歳前後の離乳食完了期」から与えることができます。

ただし、脂肪分や塩分も多く含まれているため、食べさせる量には注意が必要です。

そこでこの記事では、

  • アンパンマンチーズはいつから食べられるのか
  • 一日何個まで?
  • 食べさせるときの注意点

について解説していきます!

アンパンマンチーズを食べられる年齢や注意点を知って、安心してお子さんに買ってあげましょう!

アンパンマンチーズはいつから食べられる?

アンパンマンチーズは、「プロセスチーズ」という種類のチーズです。このプロセスチーズは、一般的に1歳前後の離乳食完了期から与えることができます。

目安としては、お子さんが歯ぐきでつぶせる固さものが食べられるようになってから与えるようにしましょう。

アンパンマンチーズを食べさせるメリットは?

アンパンマンチーズのパッケージには、大きく「カルシウム」の文字があります。


カルシウムは、お子さんの骨や歯の形成に必要な栄養素です。

アンパンマンチーズを食べることで、カルシウムが摂れたら嬉しいですよね!

販売元の明治のホームページには、アンパンマンチーズのカルシウムについて以下のように記載されています。

一般のプロセスチーズに比べて、チーズキッスもっとカルシウムには3.5倍のカルシウムが含まれています。
プロセスチーズ15g当たりにカルシウムが95mg(日本食品標準成分表2015年版七訂)含まれているのに対して、チーズキッスもっとカルシウムは、15gあたり338mg(株式会社 明治調べ)含まれています。

引用元:明治ホームページ

一般のプロセスチーズに比べて3.5倍ものカルシウムが含まれているというのは驚きです!

お子さんの成長の手助けとなってくれる商品と言えるでしょう。



みんないつから食べてるの?

アンパンマンチーズは1歳前後から食べられるということは分かりましたが、他の家庭ではいつから食べさせているのか気になりますよね。

実際には何歳のお子さんがアンパンマンチーズを食べているのか、調査してみました!

1歳8か月

 
 
 
 
 
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こちらは1歳8か月のお子さんですね。自分で包み紙を開けて食べています♪

1歳6か月

 
 
 
 
 
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こちらは1歳6か月のお子さんです。しっかり握りしめていますね(笑)

1歳4か月

 
 
 
 
 
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こちらは1歳4か月のお子さんです。このご家庭では1食につき1個と決めているようです。

このように、1歳を過ぎてから食べさせているご家庭が多いようです。
中には、食べる量を決めているというご家庭もありました。



アンパンマンチーズは1日何個まで?

アンパンマンチーズをお子さんが気に入った場合、何個も欲しがることもあるようです。
欲しがった分だけあげてしまっても大丈夫なのでしょうか?

たしかに、アンパンマンチーズにはカルシウムが豊富に含まれており、お子さんの成長の手助けとなります。
しかしその一方で、脂肪分と塩分も多く含まれているということに注意が必要です。

そこで、アンパンマンチーズを1歳前後のお子さんに食べさせる場合の目安は、1日3個までにしておきましょう。
※パッケージ裏面にも1日の摂取量の目安は3個と記載されています。

脂質と塩分に注意!

アンパンマンチーズの成分表を見てみると、3個分で脂質は3.6g、塩分は0.34g含まれていることが分かります。

1歳頃のお子さんはまだ胃や腸が十分に発達していません。

そのため、脂肪分が多いチーズをたくさん食べさせてしまうと、内臓に負担が掛かってしまいます。

また、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」によると、1~2歳の子どもの1日の塩分摂取量は、男の子3.0g未満、女の子3.5g未満となっています。

子どもの食塩摂取量の目標(1日)は「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)で定められています。1~2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満。年齢にしたがって増え、12歳以上では男子8.0g未満、女子7.0g未満で成人と同じになります。なお、男女で異なるのは体格に差があるためです。
引用元:NHK健康チャンネル【子どもの食塩摂取量】赤ちゃんから減塩して高血圧を抑える

1日3食食べるとすると、1~2歳の1食の塩分量は約1g未満となります。

アンパンマンチーズ以外の食材からも塩分を摂ることを考えると、1食につき1個、1日で3個までにしておくのが安心でしょう。



アンパンマンチーズを食べさせるときの注意点

アンパンマンチーズを赤ちゃんに食べさせる場合、量以外にも注意することがあります。

アレルギーに注意

子どもにとってはじめて食べる食品は、アレルギー反応が出る可能性があります。
アンパンマンチーズは乳製品ですので、特に注意が必要です。

食後1時間くらいは、子どもの様子に変化が無いかをよく観察してください。

また、はじめて食べさせるときは平日の午前中にしましょう。
これは、もしも重大なアレルギー反応などが出てしまったときのために、すぐ病院に行けるようにするためです。

休日は病院が開いていないため、もしものことを考えると、避けた方が安心です。もちろん、お盆やお正月、GWなどの大型連休中も避けるようにしましょう。

のどに詰まらせないように注意

アンパンマンチーズは形状が丸くツルツルしているため、飲み込んでのどに詰まらせてしまう危険性もあります。

お子さんがしっかり咀嚼(そしゃく)できるようになってから与えるようにしましょう。
また、もしものどに詰まらせた場合にすぐ対処できるよう、そばで見守ってあげてくださいね。

それでも心配な場合は、次のような工夫をしてあげましょう。

  • 半分くらいに小さく切る
  • 指でつぶす

小さく切ることで、よく噛んで食べやすくなります。また、指でつぶして平たくしてあげると、ツルツルすべらなくなります。

指でつぶすのは包丁もいらないですし、片手でできるのでおすすめです!

アンパンマンチーズを指でつぶすエピソードが漫画になっています↓



アンパンマンチーズのほかに赤ちゃんが食べられるチーズは?

アンパンマンチーズは「プロセスチーズ」というチーズの種類で、1歳前後から食べられるとお伝えしてきました。

しかし脂肪分や塩分が多いため、まだ1歳に満たないお子さんに食べさせることに不安を感じる方も少なくないでしょう。

そこで、アンパンマンチーズのほかに、赤ちゃんが食べられるチーズはないのか調べてみました!

チーズの種類

まず、チーズには色々な種類がありますが、大まかに2つの種類に分けることができます。

【チーズの大まかな分類】

  • ナチュラルチーズ
    →乳を乳酸菌や酵素の働きで固め、水分を減らしたもの
  • プロセスチーズ
    →数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせて固めたもの

プロセスチーズは製造工程で加熱されていますが、ナチュラルチーズは非加熱の場合もあります。非加熱のナチュラルチーズは、なるべく加熱してから赤ちゃんに食べさせるようにしましょう。

ナチュラルチーズで赤ちゃんにおすすめなのは、カッテージチーズとモッツァレラチーズです。

カッテージチーズ

ナチュラルチーズの中でも、カッテージチーズは離乳食中期(7~8か月ごろ)から与えることができます。


カッテージチーズは、生乳から脂肪分を取り除いた脱脂乳から作られたチーズで、塩分と脂肪分が少なくクセがないのが特徴です。
チーズの脂肪分や塩分が気になる方は、このカッテージチーズから挑戦してみるのがおすすめです。

モッツァレラチーズ

モッツァレラチーズは、離乳食後期(9~10か月ごろ)から与えることができます。


こちらは塩分がとても少なく、食感のなめらかさが特徴です。しかし脂肪分は多いため、少量ずつ与えるようにしましょう。

1才からのチーズ

プロセスチーズであれば、アンパンマンチーズのほかに雪印メグミルクの「1才からのチーズ」という商品もあります。

 
 
 
 
 
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こちらはアンパンマンチーズと同じく1歳前後の離乳食完了期から与えることができます。プロセスチーズの中では塩分が控えめなところが特徴で、歯が生えそろっていない赤ちゃんでも食べやすいように柔らかい食感の商品です。

1才からのチーズ1本あたりの成分表をアンパンマンチーズと比較するとこのようになります。

 

1才からのチーズ【1本(12g)】

アンパンマンチーズ【2.4個(12g)】
エネルギー 44kcal 36kcal
たんぱく質 1.3g 2.16g
脂質 4.2g 2.88g
炭水化物 0.2~0.7g 0~0.8g
食塩相当量 0.17g 0.272g
カルシウム 26mg 270.4mg

このように、1才からのチーズはアンパンマンチーズと比べて塩分が少ないのが分かります。ただし、カルシウムの量を比較するとアンパンマンチーズの方が多いですね。

塩分を抑えたい場合は1才からのチーズ、カルシウムを多く摂りたい場合はアンパンマンチーズ、と目的に合わせて選びましょう。



まとめ

【この記事の内容をまとめると…】

アンパンマンチーズは、1歳前後の離乳食完了期から食べられる!
→実際に、1歳になってから食べさせている家庭が多い

アンパンマンチーズを食べる量:1日3個まで!
→脂肪分と塩分が多く含まれているから

食べさせる際の注意点は?
→アレルギーが起きる可能性もあるので、子どもの様子をよく観察する
→のどに詰まらせる危険性もあるので、食べている間はそばで見守る
 小さく切る、手でつぶすなど、食べやすくする工夫も有効!

アンパンマンチーズのほかに赤ちゃんが食べられるチーズは?

  • カッテージチーズ:離乳食中期(7~8か月ごろ)から食べられる。塩分と脂肪分が少ないのが特徴。
  • モッツァレラチーズ:離乳食後期(9~10か月ごろ)から食べられる。塩分はとても少ないが脂肪分は多い。
  • 1才からのチーズ
    1歳前後の離乳食完了期から食べられる。プロセスチーズの中では塩分が控えめ。

いかがでしたか?
アンパンマンチーズは、パッケージの可愛さから子どもの興味を引きやすく、さらにカルシウムもたくさん摂れるとあって魅力的な商品です。

食べすぎには注意して、お子さんの食事に少しずつ取り入れられるといいですね♪