料理の悩み

パクチーの代用になる食材まとめ!三つ葉、セロリ、コリアンダー、etc 

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「パクチーを家でも食べたい!」
「エスニック料理など料理の幅を広げたいけどパクチーは苦手」

パクチーを家で食べたいとなると、どこで購入するか、どうやって管理をするかなど、難しい点や分からないことが多くあります。

特に購入できる場所は限られるため、簡単に購入できないのは最大の難点です。

そこで、パクチーに代用できる食材はないかなと考える人も多いのではないでしょうか。(私もパクチーが大好きなので、代わりになる食材を色々試してみました)

ここではパクチーがなかなか手に入らない場合、そしてパクチーの香りが苦手だけど本格的なエスニック料理を食べたい方用に、代用できる食材をいくつか紹介します。

普段から冷蔵庫にある食材、スーパーなどで簡単に手に入る食材に照準を当てて見ていきましょう。

パクチーの代用になる6つの食材

パクチーは独特の青臭いような香りがあり、その匂いはカメムシの匂いに例えられることが多くあります。
実際に別名として「カメムシソウ」と名付けられるほどです。

パクチーは栄養価がかなり高く、ビタミンC、鉄分などが豊富です。
これらの栄養素には抗酸化作用があり、アンチエイジング効果も期待できます。

これらのことからの代用になる食品は、独特の匂いがある、野菜としても香辛料としても使用できる、栄養価が高いなど、これらの項目に共通点がある食材です。

この共通点を持つ食材は三つ葉、セロリ、バジル、イタリアンパセリ、セリ、人参の葉などが挙がります。

1つずつ確認してみましょう。

三つ葉

和食でよく用いられる食材のイメージですが、パクチーの代用品として使うことができます。
独特の香り、シャキシャキ触感が似ているため、代用品にピッタリです。

また、パクチーと同じセリ科、葉っぱの形状など見た目が似ているのも、よく持ちいられる理由の1つです。

セロリ

生食、加熱調理、メイン食材としてもサブ食材としても使用できる香味野菜です。
芯の部分は見た目、香りともにパクチーとは少し異なります。

しかし葉っぱの部分は見た目もパクチーに似ており、芯の部分に比べて香りもかなり強く、風味、食感もかなりパクチーに近く、セロリもセリ科なため、代用向きの食材です。

見た目、香りが似ていることからカオマンガイやサラダなど、生のまま食べられることが多いようです。



バジル

ハーブの1種で、ピザやパスタなどイタリアンには欠かすことのできない食材です。
生のままだとパクチーの代用とは分かりにくいですが、加熱することでかなり近くなります。

また、ハーブの中でも比較的手に入りやすく、家庭菜園などで育てている人も多いためおすすめです。

また他の代用食品は少し苦手、という人にはバジルで代用するのが良いでしょう。

調理の際は加熱をするトムヤムクンやカレーなど煮込み料理に向いています。

イタリアンパセリ


イタリアンパセリはサラダなどの生食、スープなどの加熱調理ともに使用されます。
葉っぱの形状は通常のパセリとは異なり、薄く平たいため、パクチーに似ています。

通常のパセリより香りが格段に強く、しかもパクチーと同じセリ科のため、代用として向いています。

イタリアンパセリの場合、水餃子のトッピングやサラダなど、生で食べられる料理を選ぶと良いでしょう。

セリ

セリと言えば春の七草のイメージが強いかと思いますが、実はこれもパクチーに似ている食材です。

スーパーで常時販売しているところはかなり少ないですが、実は川や水田周辺の水路近くなどに生えています。
しかも、栽培品のセリに比べ、自生しているセリは香りが強いことが多いです。
採取の際は、ドクゼリ、キツネノボタン、ドクニンジンなど、似た植物で毒を持っているものも多いため、注意しましょう。

セリは強い香りと歯触りが特徴的です。
そして名前の通りセリ科ですので、パクチーに似ていると言えるでしょう。

調理の際は加熱しすぎないもの、ガパオライスやトムヤムクンなど最後にトッピングするだけの物を選ぶと良いでしょう。

人参の葉っぱ


実は葉っぱ部分も栄養価が高く、炎症に効くと言われたりする人参の葉。
人参購入時に葉っぱ付き人参を選ぶと良いでしょう。

もちろん根っこの部分もおいしくいただきつつ、葉っぱも調理できると食材の無駄なく、しかもエスニックなど料理の幅が広がること間違いなしです。

実は人参はセリ科であるため、葉っぱ部分はかなりパクチーに近いと言えるでしょう。

調理の際はしっかり加熱するカレーなど煮込み料理に向いています。



代用に不向きなのは意外と〇〇〇!?

代用に不向きな食材は意外にもパセリです。
まず葉っぱの形状が縮れていて大きく違い、香りもパクチーに近いとは言い難いです。

イタリアンパセリは代用に向くのに、通常のパセリは代用に向かないのは少し不思議な気もします。

通常のパセリとイタリアンパセリは、栄養価としてはそれほど変わりはありません。
しかし通常のパセリは苦みやえぐみが強く、葉っぱや茎も硬く、そもそも生食はあまり好まれません。

逆にイタリアンパセリは苦みもマイルドで生食可能、そして葉っぱの形状も似ているため、パクチーとの共通点が多いことが分かります。

パセリも独特の香りがありますが、パクチーの代用として使用するのは止めた方が良いでしょう。



パクチーとは少し違うが、独特の香りを楽しめる食材

パクチーの独特さとはまた違う、独特な香りを持つ食材はさまざまです。

例えば大葉です。
パクチーとは違う独特な香りが特徴です。
生食よりに煮込み料理などしっかり加熱調理する料理のほうが、いつもと違う香りを楽しむことができます。

他には春菊、ミョウガ、フェンネル、ディルなどがあります。

パクチーとコリアンダーの違い

パクチーと同じ植物のコリアンダーですが、食材としてはパクチーとは異なります。
パクチーは生の葉っぱなのに比べ、コリアンダーは乾燥させてスパイスとして使用します。

パクチーの香りは独特の青臭さがあるのに比べ、コリアンダーはレモンなど柑橘系のようなさわやかな香りがします。

パクチーの代用として使用することも可能です。

しかし使用の場合は煮る、焼くなど加熱調理をする料理を選びましょう。



パクチーが買える場所

パクチーの購入場所として1番簡単なのは、楽天などのネット通販でしょう。

また、最近のパクチーブームもあり、イオンなどのスーパーにも冷凍パクチーが置かれるようになりました。

ただスーパーで購入の際は、量が少ないことが多いため、大量購入の際はネットもしくは事前にスーパーなどに確認すると良いでしょう。

そして購入とは少し違いますが意外と簡単なのは、プランター栽培です。

香りが強いこともあり、虫がつきにくく、栽培しやすいので、ぜひ挑戦してみましょう。



パクチーの代用食品 まとめ

  • 代用食品は三つ葉、セロリ、バジル、イタリアンパセリ、セリ、ニンジンの葉など
  • パクチーと同じセリ科の場合、より香りや食感がパクチーに近づく
  • 通常のパセリは代用品として向かない
  • パクチーとコリアンダーは同じ植物だが、風味など異なる部分がある

独特の香りがするパクチーですが、思っていたより代用食品があったのではないでしょうか。
特に代用品の中でもセリ科の食材は、よりパクチーに近い香りや味を楽しめるでしょう。

インド料理やタイ料理などのエスニック料理を、パクチーが手に入らないから諦めるのはもったいないです。
代用食品はさまざまですので、ぜひお好みの代用食品、そして調理法を探してみてください。

手に入りにくいから、と諦めていたパクチーを使用した料理も、代用品を使用して気軽にチャレンジしてみましょう。