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大人にとって入浴剤は香りを楽しんだり、お肌を保湿したり、疲れを取ったり…お家で気軽に自分をケアできる便利なアイテムですよね。
しかし、赤ちゃんと一緒に入るときはどうなのでしょう?
「入浴剤はいろいろな成分が入っているし、赤ちゃんには刺激が強そう…。」
「子供用のものもあるけれど、何歳からいいのかな?」
などが気になりますよね。
結論から言いますと、
一般的な入浴剤は生後3~4か月から使えます。
ただ、赤ちゃんに使うときには注意すべきポイントがいくつかあるんです。
そこで今回は、
- 赤ちゃんに入浴剤は何歳から使える?
- どんな入浴剤を選んだらいいの?
- 使うときに注意することは?
などの疑問にお答えしていきたいと思います!
入浴剤は何歳から使える?
入浴剤にもいろいろと種類があるので一概には言えませんが、一般的な保湿やリラックスを目的とした入浴剤であれば、生後3~4ヶ月頃を目安に使い始めてもいいでしょう。
それ以前は、乳児脂漏(しろう)性湿疹が出やすかったり、肌の機能が安定していなかったりするので、入浴剤の成分が刺激になって肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
生後3~4ヶ月頃になると赤ちゃんの肌機能が安定し始め、新生児期から多かった皮脂量が急激に減ることで肌が乾燥しやすい時期だといわれています。特に冬場は乾いた空気、夏場は冷房や汗の刺激を受けやすいので、入浴剤を使ってよく保湿をしてあげることは非常に有効です。
赤ちゃんの入浴剤の選び方
では次に気になるのは、どんな入浴剤を選んだらいいのか?ということですよね。
何となく「自然な成分で優しいものがいいんだろうな~」ということは想像できますが…具体的にどんなポイントがあるのでしょうか?
まとめてみましたのでチェックしてくださいね。
対象年齢を確認
何はともあれ、まずはパッケージの注意書きをよく読み、対象年齢を確認することが重要です。
「新生児~」や「対象年齢〇歳~」と明記されておらず、「赤ちゃんから~」などと記載されているものは肌の状態が安定してくる生後3か月頃からが安心です。
ドラッグストアで探してみると、バブやバスクリン、バスロマン、エモリカ…など意外とメジャーどころは赤ちゃんOKのものが多いですよ。(同ブランドでもシリーズなどによって異なる場合もありますので要注意)
詳細はこちらをチェック→
赤ちゃんが使える大人用入浴剤15種類!特長やポイント・注意点なども合わせて紹介!
無添加で香りが優しい
子供は肌や粘膜が薄くデリケートですので、入浴剤の成分によって肌に負担をかけてしまう場合があります。
赤ちゃんにNGな入浴剤の例
- メントールのようにお肌がスーッとする成分が入っている
- 唐辛子入りなど発汗作用がある
- 人工的な色や香りが強すぎる
- 目に入ると沁みる etc…
何となく刺激が強そうなのは分かりますよね。
赤ちゃんが入浴剤を使う目的は基本的には保湿のためですので、保湿以外の効能が強いものは避けた方がよさそうです。
表示の仕方も様々ですが、下記のようなものは赤ちゃんのお肌にも優しい成分である場合が多いですので参考にしてくださいね。
赤ちゃんにはこんな入浴剤がおすすめ
- 医薬部外品:(厚生労働省が効果効能を認めた成分を配合している)
- 皮膚科医推奨
- 低刺激
- 敏感肌用
- オーガニック etc…
サラッとした使い心地
入浴剤のなかでも特に保湿成分が多く配合されているものはお湯がトロっとして浴室内が滑りやすくなるので、小さい子は転倒する危険が高まります。
パッケージに「乳白色、にごり湯」などの記載があるものは要注意。
もし使用する場合は入浴中に親が目を離さないこと、用量よりも薄めに入れることを意識してくださいね。
沐浴材を使うのもアリ
使えるものもあるのは理解したけれど、「やっぱり大人用の入浴剤は心配…」と感じる場合は、新生児から使える沐浴用の入浴剤を使うと安心です。
沐浴(もくよく):産まれて1か月以内の赤ちゃん(新生児)は細菌などへの抵抗力が弱いので、いろいろな感染などのリスクを避けるために大人と同じ浴槽ではなく、ベビーバスなど別で入浴をすること。
沐浴剤は赤ちゃんの体をキレイにするためのもので、お湯に混ぜることで石鹸を使わなくても汚れが落とせるようにつくられています。
石鹸に比べて洗浄力は弱いですが、新生児期の汚れは沐浴剤でも十分キレイに落とすことができ、保湿成分が入っているものも多いのでお肌しっとり。
使用方法は沐浴材を入れたお湯につけてガーゼで拭くだけ。すすぎ・上がり湯は不要で、石鹸と違ってヌルヌルすべらないのでお世話に慣れていないパパママも安心して使えます。
新生児期を過ぎた赤ちゃんや大人の場合は洗浄力が物足りないと思いますので、普通の入浴剤としても使えます。
赤ちゃんに入浴剤を使うときのポイントとは?
入浴剤を選び方がわかったら、次は赤ちゃんだからこそ気を付けたい入浴剤を使うときのポイントをご説明していきたいと思います。
肌トラブルがある場合は使わない
肌が弱い・肌荒れやアトピーなどの敏感肌・肌が赤くなりやすいなどの肌トラブルがある場合、市販の入浴剤は刺激が強く悪化させる恐れがあるので避けましょう。
赤ちゃんはもともとデリケートなうえに、オムツや衣服、肌どうしのちょっとした摩擦でかぶれや炎症を起こしたり、汗をかいて湿った状態が続くとあせもができたり何かと肌トラブルが起きやすいです。
毎度、入浴前に全身をよく確認することが大事ですよ。
はじめはぬるめのお湯で、量は少なめに
赤ちゃんによっては入浴剤とお肌の相性が合わないと肌荒れ(発疹・炎症・かゆみなど)を起こしたり、激しく嫌がったりする可能性があります。
はじめて使う入浴剤はぬるめのお湯で、量を少なめにするなどして入浴中・入浴後の様子をよく観察、異常があったらすぐお風呂から出るようにしてくださいね。
入浴時間は短めに
ただのお湯に比べて入浴剤を入れると、体が温まりやすい=体温が急上昇しやすいです。
小さい子の場合もともと大人よりも体温が高いですし、入浴剤を入れたお湯に長時間入るとのぼせやすいので、入浴剤に入れる時にはいつもより短時間で済ませた方が無難です。
なかでも、バブのような炭酸ガスを発生させるタイプは特に血行促進する効果が強いので、体温が上がりすぎることがあります。
お湯を飲まないように注意
1歳くらいまでの赤ちゃんですと、浴槽にためた湯を飲んでしまうことも考えられます。
実際に飲んでしまって、下痢などになってしまったケースもあるようですよ。
もし入浴剤入りのお湯を赤ちゃんが飲んでしまったら、キレイな水かお湯で軽く口元をすすいであげ、体調に異変が現れないか様子を見ましょう。
何らかの症状が現れた場合や、大量に飲んでしまった場合、入浴剤自体を誤飲してしまったときなどは、すぐに病院で診てもらってください。
古い入浴剤は使わない
見た目や香りに異常がなくても、開封してから何年も経過したような古い入浴剤を使うのはやめましょう。成分によっては経年劣化をして、赤ちゃんのデリケートなお肌にはよくないことがあります。
入浴剤の使用期限については国で定められた基準はないのでメーカーの自主基準となりますが、製造から約3年としていることが多いようです。(※保管状況で異なります)
もしパッケージに記載がない場合はメーカーに問い合わせるなどしてもよいかもしれません。
赤ちゃんにおすすめの入浴剤
最後におすすめの入浴剤をご紹介します。
ドラッグストアで気軽に購入できるものから、少しリッチな気分になれるこだわりの商品まで、様々なジャンルからピックアップしましたので、ぜひ入浴剤選びの参考にしてください。
持田ヘルスケア スキナベーブ [沐浴剤]
沐浴材で圧倒的に人気なのがスキナベーブ。定番商品なのでドラッグストアのベビー用品売り場に置いているところは多いと思います。
油分を抑えていて滑りにくいので、赤ちゃんとの入浴に慣れていないパパママにぴったり。
どの石鹸や入浴剤も肌に合わなかったけれど、これなら大丈夫だった!という声もありました。
バスクリン ソフレ マイルド・ミー ミルク入浴液
入浴剤のなかでも大容量で良心的な価格ながら、赤ちゃんの肌に含まれているベビーコラーゲンとオーガニック認証ホホバオイルを配合し、赤ちゃんはもちろん大人も満足できる保湿力があります。
新生児による入浴テスト済みなので安心して使うことができますね。
ほのかなサクラの香りが珍しく、親子のバスタイムを楽しくしてくれるはず♪
花王 キュレル 入浴剤
敏感肌・乾燥肌用化粧品でおなじみ、キュレルの入浴剤は赤ちゃんにも使えます。
効果・効能が認められた成分が配合されている「医薬部外品」ということも安心ですね。
余計な香りがついていないのも魅力です。(沐浴材含め無香料の入浴剤は少ない…!)
オーガニック シュガーリング バス
その名の通り、お砂糖の効果ですばやく保湿ができる入浴剤。
100パーセント食用由来の天然成分でできていて化学成分は一切含まれていないので、もし赤ちゃんが口に入れてしまっても安全です。
優しいシトラスの香りで大人も癒されること間違いなしです。
ヴェレダ カレンドラ ベビーバスミルク
妊娠線予防のオイルなどでも人気のヴェレダシリーズからは赤ちゃん用入浴剤も出ています。
こだわりの植物由来成分をたっぷり配合し、安らぎのハーブの香りはイライラを予防する効果もあるのだそうなので、産後ママにもおすすめ。
すこしリッチなお値段ではありますが、頑張っている自分へのご褒美やギフトとしても喜ばれそうですね!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事をまとめると、
- 一般的な市販の入浴剤は生後3~4か月から使えるものが多い
- 入浴剤は対象年齢を確認し、できるだけ刺激の少ない成分を選ぶこと
- 使うときには赤ちゃんの様子を見ながら、肌トラブル・のぼせ・誤飲に注意
入浴剤は赤ちゃんのお世話に絶対に必要というアイテムではありませんが、赤ちゃんのカサカサお肌に潤いを与え、毎日のお風呂時間を楽しくしてくれます。
今回の記事でご紹介したポイントを踏まえて、ぜひ取り入れてみてくださいね♪