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子育て中の働くママが直面する、
「保育園」or 「幼稚園」問題
毎日の子供のお世話だけでも大変なのに、やってくるこの問題。
3歳児神話。まだまだ存在します。
根拠もないし、考えが古い!!!っと思いつつも、言われたら気になる…
さらには、
「保育園育ちだから乱暴」
「幼稚園育ちだからきちんとしてる」
と言うのも未だによく耳にします。
こんな事を聞くと、働かないで3歳まで一緒に過ごしていたほうがいいのかな…
っと思ってしまいますよね?
しかし、「旦那の稼ぎだけではやっていけない!」「キャリアはどうなるの!?」
「女性の社会進出を推しているじゃない!」っという現実。
子どもの成長を考えるがあまりに直面するこの悩み。
しかしながら、「保育園育ち」か「幼稚園育ち」かだけではは子どもの成長に違いはでません!
では、なぜ関係ないのか、
大切なのは「保育園育ち」か「幼稚園育ち」ではない理由3つと、
園を選ぶにあたっての違いとメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
「保育園育ち」と「幼稚園育ち」で成長に違いはない理由3つ
「保育園育ち」か「幼稚園育ち」で違いがでるのかな?っとお悩みのママも多くいると思います。でも本当に違いが出る理由は次の3つです。
- 園によって育て方の方針はバラバラ
- 一番成長に影響を与えるのは家庭環境
- 元々の性格でも成長の仕方は大きく変わる
園によって育て方の方針はバラバラ
一番子供の成長に違いが出てくるのはこれではないでしょうか。
保育園でも幼稚園でも「お勉強系」「体育系」「のびのび系」と様々です。
在園時間に習い事をできる園や、ひらがなやカタカナ、算数の九九まで学習する保育園。
勉強よりも、のびのびと体を動かす事を重視している幼稚園。
実際に、私の息子は保育園で育ち、在園中に送迎付きでスイミングに通っていました。(働くママにはありがたい!)
少子化で、保育園や幼稚園も特色を活かして園児の募集をおこなっており、方針が様々で多様化してます。
なので、
幼稚園でも「のびのび系」に通えば勉強よりも「遊びから学ぶ力」が身に付きます。
保育園でも「勉強系」に通えば、ひらがな、カタカナ、算数も学びます。
保育園か幼稚園のどちらに通うか、よりもどんな方針の園に通うかで子どもが学ぶ内容に違いが出てくるのです。
一番成長に影響を与えるのは家庭環境
子どもが園で学べる事なんでほんの一部のことに過ぎません。
3歳児になると園児30人程に対し先生2人でみています。集団行動は身につきますが、一人一人に一日中向き合って教育をするのは不可能です。
個人の教育であれば、いかに家庭の中で絵本、ワークブック、外遊びをいかにするかの方が大切です。
愛情不足を気にするのであれば、子どもと向き合う時間ではなく向き合う時の質を大切にしてください。
例えば、
幼稚園で3歳まで母親と一緒にいたからってずっと親がスマホ見ながら育った子、と保育園なので平日の夕方と土日のみだけど家で絵本を読んだり、親と遊んだ子、
どちらの方が良いでしょうか?
あきらかですよね!
元々の性格でも成長の仕方は大きく変わる
親がどのように育てたいかももちろん大切ですが、
子どもの性格にもよります。
優しい子、元気な子、恥ずかしがりな子、世話好きな子etc
産まれ持った性格はなかなか変えることができません。
同じ園に通ったとしても、その性格によって、身体を動かすのが得意、絵本を読むのが得意、絵を描くのが得意と違いが出てきます。
十人十色です。
保育園か幼稚園かではなく子どもの性格を大切にして、得意分野を伸ばしてあげてください。
では、実際に子供が通う園を選ぶにあたって、保育園と幼稚園の違いとメリット・デメリット、さらには近年増えてきている認定こども園についての違いを確認していきます。
保育園と幼稚園の違い【それぞれのメリット・デメリット】
保育園と幼稚園の違い
そもそも保育園と幼稚園は管轄や法律が違います
保育園は厚生労働省管轄の福祉施設、幼稚園は文部科学省管轄の教育施設
つまり「育てる」のが保育園、「教育する」のが幼稚園です。
違いを表にまとめてみるとこんな感じです
保育園 | 幼稚園 | |
管轄 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
法律 | 児童福祉法 | 学校教育法 |
目的 | 日々、保護者の委託を受けて、乳児または幼児を保育する | 幼児を保育し抵当な環境を与えて、その心身の発達を助長する |
保育対象年齢 | 0歳~小学校就学前 | 満3歳から小学校入学前 |
標準的な保育時間 | 約8時間 | 約4時間 |
必要な資格 | 保育士資格 | 幼稚園教諭免許 |
給食 | 義務 | 任意 |
保育園のメリット・デメリット
メリット
- 0歳児〜小学校就学前までの子供が通うので異学年交流も多い
- 時間は約8時間で両親の仕事の時間によって預ける時間が決まる
- 集団生活の中で自立を目指し、自分のことは自分でやるように促される
- 食事やトイレトレーニングなど基本的な習慣を学ぶ機会も多い
- 給食も義務となっているので、食育にも力を入れている園も多い
デメリット
- 親が仕事をしていることが条件の為、仕事をしていないと通えない
- 保育園の激戦区では求職中だと入れないことも多い
- 保護者みんなが仕事をしているため、保護者同士の交流は少ない
- 長時間預けるため、降園後の習い事が難しい
幼稚園のメリット・デメリット
メリット
- 時間が約4時間のため、降園後に習い事や公園遊びなどができる
- ひらがなやカタカナ、お稽古ごとなどを取り入れている園が多い
- 平日に参加する行事が多く保護者同士が会う機会も多い
- 仕事をしていなくても預けることができる
デメリット
- 着替えやトイレトレーニングは入園前にやっておく必要がある
- 給食が義務ではないためお弁当を作らないといけない園も多い
- 平日にも行事があるため、働くママは仕事を休まないといけない
最近では、働くママのために延長で預かり保育や、園終了後の習いごとのサポートをしてくれる園も増えています。
働いているから保育園しかダメということはなくなってきています。
実際に0~2歳までは保育園、3歳からは幼稚園に通わせているママも多くいます。
こども園という新たな選択肢
保育園や幼稚園に加えて、近年増えてきているのが「認定こども園」
認定こども園ってなに?何が違うの?と思ったママも多いと思います。
今育児をしているママが子供のころにはなかった認定こども園とはなにかをみていきます。
認定こども園とは
幼稚園と保育園の両方のよさを併せ持ち、教育・保育を一体的におこなう施設です。
認定こども園の制度が開始されたのが2006年。待機児童が問題となる中で、幼稚園の児童が減少していました。そこで、待機児童問題を解消するためにつくられたのが、この認定こども園の制度なのです。
共働き家庭、専用主婦家庭のどちらでも預けることができるのが特徴です。
管轄は内閣府、児童福祉施設化か教育施設かは園により異なります。
認定こども園の4つの種類
認定こども園には4つの種類があります、どの園でも働くママ、専業主婦のママが預けることができますです。
幼保連携型
幼稚園的機能と保育所的機能の両方の機能をあわせ持つ単一の施設として、認定こども園としての機能を果たすタイプ。
幼稚園型
認可幼稚園が、保育が必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たすタイプ
保育園型
認可保育所が、保育が必要な子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすタイプ
地方裁量型
幼稚園・保育所いずれの認可もない地域の教育・保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすタイプ
※給食の有無、預かり時間、料金等は各園、各自治体によって違うので確認してみてください。
認定こども園のメリット・デメリット
メリット
- 幼稚園と保育園の両方を兼ね揃えているため、双方のメリットを得ることができる
- 4つの種類があるため、自分と子どもにあった園を選びやすい
デメリット
- 4つの種類があるため調べないとどれかわからない
- こども園って何?っと祖父母世代に説明が必要
2016年より「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、こども園が急激に増えました。選ぶ選択肢が増え、働くママにとって子どもの成長に合わせた園を選びやすくなっています。
園を選ぶ際の判断基準【ライフスタイル別のおすすめ】
メリット・デメリットをふまえて、実際に子供が通う園を選ぶ際に考えるポイントは以下になります。
- 仕事をしているのかいないのか(もしくはする予定があるのか)
- 習い事をさせてあげたいのか
- お弁当か給食のどちらがいいのか
- 保護者同士の交流はあったほうがいいのか
- こどもの性格にはどちらが合っているのか
ライフスタイル別におすすめを紹介します。
共働きフルタイムの場合
保育園or認定こども園(保育園型)がおすすめ。
幼稚園の機能をもった認定こども園も増えているので、勉強や習い事をさせてあげたい方は認定こども園がおすすめです。
共働きパートの場合
どこでも可能。
幼稚園で4時間以上働く場合でも預かり保育を利用すればOK。仕事があるので給食の有無で選ぶのもありです。
専業主婦の場合
お勉強もあり、こどものためにお弁当も作ってあげたい!っと思う方は幼稚園がおすすめ。保護者が合う機会も多いのでママ友作りにも◎。
私の場合
認定こども園(保育園型)です。
共働きフルタイムのため、保育園一択でした。しかし習い事もさせたくて、スイミングをさせてくれ、のびのび&勉強系の半々ぐらいの認定こども園に子どもを通わせました。
メリット・デメリットを知ったうえで、各家庭の生活やこどもに合わせて、園を選んで見て下さい♪
まとめ
何度もいいますが、子どもの成長に大切なのは、
・園の方針
・家庭教育
・元々の性格
であって、「保育園育ち」か「幼稚園育ち」ではないんです!
ワークライフバランスに応じて幼稚園、保育園、認定こども園も昔とは違い、多様化しています。
あの人がこう言ったからとか、どれがいいとかではなく、“自分はどう子供を育てるのか“ “子供にどう育ってほしいのか” にを大切に、自身のワークライフバランスに応じた園選びをして下さい。
育児にみんな同じ答えはないんです!
そして、自分の選んだ道に自信を持って、子どもの成長を楽しんで下さい♪