味付け海苔の食べ過ぎは体に悪い？一日何枚まで？【６つのメリットも紹介！】

軽くて美味しい味付け海苔は、ついたくさん食べれてしまいますよね。

私もご飯のお供として食べていたはずなのに、ご飯がなくなってもついついバリバリ食べ続けちゃう、なんてこともよくあります(笑)

「気が付いたら何十枚も食べちゃってた！これって体に悪影響はあるのかな？」
「一日何枚くらいなら食べても大丈夫なんだろう？」

つい勢いでどんどん食べてしまった後に、急に不安になってきちゃうことってありますよね。

結論から言うと、海苔の食べ過ぎで体の不調を起こすことはほとんどありませんが、全くないわけではありません！
下痢や腹痛の原因となることもあるため、食べすぎには注意が必要です。

ですが、栄養もたくさん入っているため、病気の予防や美容効果、ダイエット効果など！食べすぎなければメリットもあるんですよ(*^^*)

ちょっと我慢して適量だけ食べれば、大好きな海苔で病気の予防、美容効果、ダイエット効果まで…最高じゃないですか！笑

この記事では

を、まとめました！

ぜひ最後まで読んで健康になるだけでなく、美容効果やダイエット効果もしっかり発揮して、理想のシュッとしてきれいな自分を目指しましょう☆

食べ過ぎると体に悪い？

味付け海苔の食べ過ぎで体の不調を起こすことはほとんどありませんが、全くないわけではありません。

不調がおこった場合、どのような症状が出るかというと

などがあります。そして、

ので、注意が必要です！

下痢の原因に

疲労やストレスなどで胃腸が弱っているときに、短時間に尋常じゃない量を食べてしまうと消化不良を起こし、下痢の原因になる可能性があるため、食べ過ぎには気を付けた方がよいでしょう。

日本人の腸内には海苔を分解する微生物が存在するという論文があり、日本人が海苔でお腹を壊すケースは実は稀なんです。

下痢の原因として、サルモネラ菌などの食中毒がありますが、そのような食中毒を引き起こす微生物も海苔にはいないとされています。

しかし食物繊維は豊富で、こんにゃくの12倍も含まれています。

板海苔を6枚食べると、板こんにゃく1つ分くらいの食物繊維が摂れちゃうんです！

海苔の食物繊維は水溶性のもので、胃腸には優しく刺激することは少ないですが、消化されにくいというデメリットもあります。

なので、体の調子が悪いときは特に注意する必要があるんですね。

腹痛の原因に

海苔の食物繊維は水溶性の物が多く含まれていますが、不溶性の食物繊維も含まれています。

不溶性の食物繊維を摂りすぎると、食物繊維が腸内で水分を吸収して膨張し、腹痛を引き起こすことがあるといわれています。

そのため、食べ過ぎると腹痛の原因となってしまうんです。

甲状腺関係の病気の原因に

海苔の食べ過ぎで心配される病気は甲状腺機能低下症という病気です。

ヨードを摂りすぎるとこちらの症状が現れる危険性があるのですが、焼き海苔3枚くらいで1日の摂取量を超えてしまうことになります。

ただ、日本人は大量のヨードを摂っても甲状腺への影響は少ないとも言われており、個人差もあるでしょう。

しかし摂りすぎには注意したいところですね(*^^*)

食欲が増して太る原因に

市販されている物でも板海苔1枚で約7kcalほど。

海苔だけで太ることは考えにくいです。

しかし、味付け海苔はごはんも進む味だし、チーズやハムなど、食べ過ぎると高カロリーになるものにもとてもよく合いますよね。

「ご飯と一緒に」「ハムやチーズと一緒に」太りやすい物と一緒に、美味しくってついつい食べてしまうと太る原因となります。

食欲が増してつい食べ過ぎてしまわないように気を付ける必要があります。

アレルギーの心配

味付け海苔は味付けに、小麦・エビ・大豆が入っています。

これらの食物アレルギーがある場合は味付け海苔には注意が必要です。

もうひとつ気を付けたいのは甲状腺の病気の原因にもなるヨードのアレルギーです。

ヨードにアレルギー反応を起こす方もいるようで、かゆみや喉の腫れといった症状がでます。

このような症状が出た場合はアレルギーを疑いましょう。

子供は特に下痢や便秘の心配がある

子どもはまだ胃腸などが未発達のため、食物繊維が原因で下痢や便秘になることも。

また、食べ物を噛んで小さくすることが難しいため、食物繊維が便秘の原因となる場合があります。

小さい子供に食べさせる場合は、細かく刻むなどして食物繊維を細かくしてから与えた方がいいでしょう。

一日何枚までなら食べて大丈夫？

味付け海苔の食べ過ぎにならないためには、

に抑えましょう(*^^*)

大人は15枚程度

海苔に含まれる葉酸には1日の摂取量の上限があり、それを超えないためには1日15枚程度が適量です。

また、塩分で言うと板海苔50枚くらいで1日の塩分量を超えてしまいます。

海苔だけで塩分の摂りすぎになることはそうそうなさそうですが、普段の食生活で塩分をたくさん摂っているなら注意が必要です。

1日15枚程度に抑えておけば塩分も心配ないため、15枚程度に抑えるのが無難でしょう。

子供は2枚程度

塩分は味付け海苔でも意外と高くはありませんが、胃腸がまだ未発達なので一日2枚程度(全型)に抑えましょう。

できれば味付け海苔でなく、普通の海苔の方がいいですが、味付け海苔でも問題はありませんよ(*^^*)

発育を促進し、粘膜をつよくするビタミンAも多く含まれるため、野菜をなかなか食べてくれないお子様なんかにもおすすめの食材です☆

海苔を食べる６つのメリット

焼き海苔との栄養成分とそれほど大きな違いがあるわけではなく、味付け海苔にも栄養はちゃんとあります☆

海苔を食べるメリットとしては

といったことがあります。

ただし味をつけているので、カロリーと塩分はただの海苔よりは高くなっているので注意しましょう。

詳しく解説いたします(*^^*)

がんの抑制効果

これは腸がんや乳がんへの効果の実験で、好結果が得られているようです。

• 海苔に含まれるたくさんの食物繊維が、発がん物質も排泄させた
• ガンの原因となりやすい細胞の酸化を防止する効果のあるビタミンAとCの相乗効果

ということではないかと言われています。

もちろん100%ではないですが、少しでも可能性を抑えられるなら嬉しいですよね(*^^*)

胃潰瘍の治療に効果的

海苔の細胞に含まれるフォルフィオシンという物質が胃潰瘍の治療に効果的なんだそうです。

また、胃潰瘍を予防する効果も期待できるそうですよ(*^^*)

適量を守れば健康にもいい効果があるんですね☆

血圧を下げる

これは海苔に含まれるEPAの働きです。

EPAは脂質の仲間で、動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げる効果があります。

また、LDLコレステロールを減らすなどの効果もあり、冠動脈患者や脳梗塞に対して予防効果の期待も高いとも言われています。

ダイエット効果

海苔には多くの食物繊維が含まれており、この食物繊維が食物が腸の中を通過する時間を短縮させる働きがあり、脂肪などの吸収を抑制してくれるとされています。

この働きは血中コレステロール、脂質の低下をもたらし、ダイエット効果をさらに高めると言われています。

また、この働きが動脈硬化の予防にもつながるとされています。

美容効果

海苔にはポルフィランという物質も存在し、これは

• お肌の老化の原因となる活性酵素を除去
• 免疫力の活性化
• 乳酸菌増殖
• 保湿力の低下を防ぐ

などの機能があるとされており、海苔には美容に高い効果を発揮する物質が多く含まれています。

貧血の防止

海苔には鉄分、ビタミンB12、葉酸が含まれており、貧血を予防する力があると言われています。

• 鉄分はヘモグロビンを作り全身に酸素を運ぶ役割を
• ビタミンB12と葉酸は赤血球を作る働きが

この2つのどちらかでも不足すると悪性貧血の原因になると言われています。

海苔に含まれる栄養素だけでそのどちらの働きもしてくれるんですね！

【まとめ】味付け海苔の食べ過ぎは体の不調の原因となることも！一日15枚程度ならメリットも☆

いかがでしたでしょうか(*^^*)

海苔の食べ過ぎが原因で必ずしも不調がおこるわけではありませんが、

ということがおこる場合もあります。

また、赤ちゃんや子供は下痢や便秘になってしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

一日の目安量としては

に、抑えるのが無難です☆

また、適量を守れば

といったメリットもあります。

一日15枚程度に抑えれば、健康的に、そして美容やダイエット効果もしっかりと得ることができますよ(*^^*)