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魚肉ソーセージは魚のすり身だから栄養がありそうだし、柔らかいから歯が無くても食べられそう。それに・・・長期保存も出来るし、調理の手間もかからないし・・・何より、私達が食べても美味しい!!
だけど味も濃いしアレルギーも心配。
離乳食に使ってもいいかな?と思うんだけど、いったい何歳から食べさせていいの?
結論から言うと、目安としては1歳を過ぎたお子さんなら大丈夫です!
ですが、注意点もいくつかあります!注意点や調理のポイントについても後程お伝えしていきますね☆
この記事では
- 魚肉ソーセージはいつから食べられる?
- 魚肉ソーセージを与える時の注意点。
について、まとめています!
それでは、詳しく見ていきましょう。
魚肉ソーセージはいつから食べられる?目安は1歳以降
魚肉ソーセージは、1歳を過ぎたお子さんなら基本的には食べさせても大丈夫です。
量は、15~20gを目安ですので、しっかり量って食べさせてあげましょう。
食べさせ方は、小さく(厚さ5mm程度)切ってあげるのが基本です。
お父さん、お母さん達の中には、ある程度離乳食に慣れているなら、長いままあげた方が自分で食べやすいサイズに齧る事を覚えるよ、と言っている人もいます。
お子さんの食べる様子をみながら判断してあげて下さい。
魚肉ソーセージを与える時の注意点とポイント
注意点①塩分量に注意!
魚肉ソーセージは、白身魚のすり身を練って作らている物ですが、実際には魚だけでなく、味付けや保存用に沢山の調味料が使われています。その中で、お子さんが食べる時に一番気をつけなければいけないのが、『塩分量』です。
厚生労働省により2020年に発表されている日本人食事摂取基準(乳児・幼児)の資料によると、1~2歳の塩分(食塩相当量)摂取量は男女共に3.0g/日未満となっています。
因みに、0~5カ月では0.3g/日、6~11カ月では、1.5g/日です。この数値は一食あたりではなく、一日あたりの数字ですのでご注意下さい。
参考:厚生労働省HP
CHECK!!
それでは、良くスーパー等で売られている魚肉ソーセージの食塩相当量を見てみましょう。例えば、マルハニチロさんの「おいしいおさかなソーセージ」。
こちらの商品の食塩相当量は1.3gです。
マルハニチロさんでは、イワシやホッケ等を使ったソーセージも発売していますが、こちらもやはり食塩相当量は1.3g、1.4gとなっています。
続いて、ニッスイさんの「おさかなソーセージ」。
こちらも食塩相当量は1.3gでした。
東洋水産さんの「おさかなでつくったソーセージ」。
こちらは、1.4gでした。
このように、殆どの魚肉ソーセージが1.3g以上の食塩を含んでいる事がわかります。
その為、大人のように美味しいからと沢山食べてしまうと、塩分をとりすぎてしまい、最悪の場合、中毒症状を起こしてしまう可能性があります。
塩分(ナトリウム)は、身体に必要な栄養素ですが、体重1kg辺り0.5gの食塩で中毒症状が出るとも言われています。
正直、この濃度は海水をがぶ飲みする様な濃さですので、特別に心配する事はありませんが、こういった危険性もある、という事を知っておきましょう。
注意点②アレルギーに注意!
塩分量の次に注意したいのが、『アレルギー』です。
塩分量に関しては、パッケージをみればチェックできますが、離乳食で色々な物を食べ始めたとは言え、身体はまだ未熟です。
1歳児は、食物アレルギーを発症するのが一番多い年齢ですので、一度に食べさせるのではなく、少しずつ、子供がアレルギー反応を起こさないかどうか、しっかり確認しながら食べさせてあげて下さい。
ソーセージは魚が原料ですが、その魚がカニや貝を食べていたり、製造過程で小麦等が混ざる可能性もありますので、魚以外のアレルギーにも十分注意しましょう。
万が一、蕁麻疹や、呼吸障害等、アレルギー反応を確認した場合は、
- 時何をどれだけ食べたか
- 食べてから発症までの時間は?
- どんな症状が出たか
- 症状の持続間は?
等をメモして病院に連れて行って下さい。
注意点③栄養バランスを考えて!
ところで、魚肉ソーセージだけでは1食で補いたい栄養分には至りません。
たまには楽したい~なんて声が聞こえてきそうですが、魚肉ソーセージの一品だけでは無く、他に、卵やお豆腐等を組み合わせて食べさせてあげましょう。
ご自身で離乳食をアレンジしてみるのも楽しいかもしれませんよ!
注意点④冷凍保存は控えて!
魚肉ソーセージは1本大体50~100gだと思いますが、それに対してお子さんが食べられるのは15~20g。そう、一本丸ごとは食べられないんです。
せっかくだから、全部湯通しして、次回はすぐ食べられるように冷凍保存しようかな、なんて考えている方へ、残念なお知らせです・・・。
魚肉ソーセージは、冷凍する事によって、食感(スカスカになる)や、味が落ちてしまうんです。それから、一度ビニールを開封したものを長期保存しておくと、解凍した時に菌の繁殖率が上がってしまったりします。
全く不可能、というわけではありませんが、お子さん用に買ってあげた物でも、残った物は、お父さんやお母さんのおやつ等にして食べてしまいましょう。お子さんと同じ物を一緒に食べると、きっとお子さんも喜びますよ!
ポイント①子供向けの塩分、添加物が少ない物を選ぶ
先ほど比べたソーセージは通常私達が良く購入する物ですが、お子さんが食べられるように塩分控えめに作られた魚肉ソーセージも販売されています。
インターネットでも色々と調べる事が出来るので、是非検索してみて下さい!
私が調べたところ、フードリエさんの「アンパンマンおやつソーセージ」が大人気のようです。フィルムにもアンパンマンの絵が書いてあるので、食べる時も楽しめそうですね!
因みのこちらの商品、食塩相当量は0.8g。ここまで下がると、他の食事に気を使わなくても良くなるかもしれませんね!
ポイント②湯通しして塩分カット!
実は、ソーセージに関わらず、湯通しする事によって、塩分は多少抜く事が出来ます。
沸騰したお湯に、食べる分だけのソーセージを入れ、湯通しします。それから冷水で冷やせばお子さんにも簡単に食べさせてあげる事が出来ます。
これなら大人用のソーセージでも安心してお子さんに食べさせてあげる事が出来ますね!
また、塩分が抜けるだけでなく、食感も柔らかくなるので、実は一石二鳥なんです。
最後にもう一度、まとめさせて頂きます。
まとめ:いつから魚肉ソーセージを食べさせても良いの??
☆基本的には、1歳~1歳6カ月のお子さんに15~20g程度なら大丈夫
☆与える時は塩分量・アレルギー(魚以外にも)に要注意!
★湯通しをして、塩分量を少し減らす事が出来る!
★子供用に作られている塩分少な目の魚肉ソーセージもある!
☆魚肉ソーセージだけでなく、他の食べ物も一緒に。
☆冷凍保存はなるべく控える。
栄養は身体の基本です!多すぎても少なすぎても、良い事はありませんので、毎日きちんと栄養を摂って、お子さんがすくすく健康に育っていく様子を優しく見守っていきましょう!
お子さんの食事に気をつけるのと同じように、私達も気を付けなければいけませんね^^;
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!