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「あんこが食べたい!」と感じる最大の原因は、セロトニンの不足です。
セロトニンとは、ストレスに対して、精神を安定させるホルモンの一種です。
幸せホルモンとも呼ばれています。
なぜセロトニンが不足するとあんこが食べたくなるのか?
それは、あんこにはトリプトファンというセロトニンの原料となる栄養素が含まれているからです。
さらに、あんこにはトリプトファンをセロトニンに変える他の栄養素も含まれています
。
ストレスや脳の疲労で、それらの栄養素を自然と体が欲しているのです。
あんこにはセロトニンを作る栄養素がぎゅっと詰まっています。
だからあんこが食べたくなるのですね。
足りていない栄養素を摂って、セロトニンを増やす方法もご紹介します。
この記事では
- あんこが食べたい時に足りない栄養素とは?
- セロトニンが不足する原因はストレス
- セロトニンが不足すると起こる症状
- 食べ物以外でセロトニンを増やす方法
をまとめてみました。
あんこが食べたい時に足りない栄養素とは?
トリプトファンはセロトニンの原料
あんこが食べたい時に足りていないものはセロトニンです。
そのセロトニンの原料となるのがトリプトファンです。
トリプトファンとは?
必須アミノ酸のひとつで、体内では生成されません。セロトニンの原料となります。
トリプトファンが不足して、セロトニン分泌が少なくなると、
イライラする、やる気が出ない、ストレスがたまる、眠れない、鬱っぽくなる
などの症状が出てきます。
あんこにはトリプトファンが含まれています。
だから、イライラしたり、やる気が出ない時には、あんこが食べたいという気持ちが出てくるのです。
トリプトファンはどのくらい摂ればいいの?
体重1kgあたりトリプトファンを2mg摂ることが目安とされています。
体重 | トリプトファン | |
摂取目安 | 1kg | 2mg |
例 | 50kg | 100mg |
体重が50kgなら100mgのトリプトファンを摂ればいいということです。
こしあん100g中にはトリプトファンが100㎎含まれています。
トリプトファンが多い食品
トリプトファンは小豆以外の食品にも多く含まれています。
小豆だけではなく、他の食品もバランスよく食べることが大事です。
【トリプトファンが多い食品】
大豆製品、乳製品、穀類、卵、小豆、バナナ、カツオ、マグロ、肉、ジャガイモ、シリアル、ブロッコリー、カリフラワー、キウイフルーツ、プルーン、ナッツ、ごま、海藻、トマト
セロトニンの原料となるトリプトファン。
しかしトリプトファンだけではセロトニンにはなれないのです。
ビタミンB6・ナイアシ
トリプトファンからセロトニンを作り出すときに必要なビタミンです。ビタミンB6はトリプトファンと結びついてセロトニンになります。
小豆の皮にはビタミンB群が豊富に含まれています。粒あんにはビタミンB6は含まれていますが、こし生あんにはビタミンB6は含まれていません。
マグネシウム・カルシウム
神経伝達物質を放出するときに必要なミネラルです。
イライラする、精神的に落ち込んで抜けられないなどの症状を和らげる働きもあります。
炭水化物
セロトニンを合成するときのエネルギー源となります。
鉄分
セロトニン合成に不可欠なミネラルです。
実はほうれん草より鉄分が多いのです。
トリプトファンがセロトニンになるには、ビタミンやミネラル、炭水化物などが必要です。
そしてなんと、小豆にはこれらの栄養素が全て含まれているのです!
食物繊維
セロトニンは脳内で働く神経伝達物質です。脳にだけあると思われがちですが、体内のセロトニンの90%が消化管(腸など)にあるのです。
でも、腸で作られたセロトニンが直接脳に行くわけではありません。
腸のセロトニン量が、腸と脳をつないでいる神経に伝わり、脳でのセロトニン分泌を促します。
小豆は食物繊維が豊富です。
腸内環境を改善させることができます。
セロトニンが不足する原因はストレス
セロトニンが不足する一番の原因はストレスです。
ストレスが脳内のセロトニンの分泌を抑制してしまうのです。
セロトニンが減少する原因には
- ストレス
- 睡眠不足
- 昼夜逆転などの不規則な生活
- 日光を浴びない
- 体を動かさない
- スキンシップが少ない
などがあります。
現代の人は特に、生活の中で日光を浴びたり、体を動かすことが不足しがちです。
家でも職場でも、スマホやパソコンの画面を見つづけることが多いのではないでしょうか?
セロトニンが不足すると起こる症状
セロトニンが不足すると現れる症状には、
イライラする、疲れる、ストレス、やる気が出ない、寝覚めが悪い、心のバランスが不安定、自律神経失調症、あちこちに痛みを感じる、姿勢のゆがみ、鬱、不安障害、不眠
などがあります。
また、女性の方がセロトニンを作り出す力が弱く、女性ホルモンとも連動しています。
セロトニンを増やす方法
それではセロトニンを増やす方法を見てみましょう。
日光を浴びる
朝起きてから30分以内に浴びるといいでしょう。一日15~30分くらいは日光を浴びてください。セロトニン神経は30分くらいの日光浴で活性化します。
目の網膜に強い光が入れば、セロトニン神経は活性化します。
9月ごろからは日照時間が短くなり、セロトニンが不足します。
日常生活で、日光を意識して取り込んでみてください。
リズム運動をする
ウォーキング、自転車、よく噛む、呼吸など、繰り返し行う運動が、セロトニンの分泌を良くします。
呼吸は腹式呼吸を意識してください。
息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにお腹がへこみます。
ゆっくりと行い、1分間に3、4回くらいが目安です。
食事をするときも、よくかんで食べると、セロトニンが増えるとされています。
セロトニンによってストレスホルモンが減り、消化吸収も良くなります。
一口30回くらいが目標です。
喜怒哀楽を意識する
人と会ったり、映画や本を読んで心を動かすと、セロトニンが活性化します。
一家団欒もいいですよ。
スキンシップやグルーミング
肌を気持ちよくなでると、セロトニンがよく分泌されます。
マッサージやエステでも効果がありますので、試してみてください。
糖分が気になる人におススメのゆであずき
無糖タイプのゆで小豆に、お好みで甘味を加えると、少しの甘さで満足できます。
糖分の摂りすぎが防げますよ。
【無糖タイプゆであずき】
【甘さ控えめゆであずき】
余裕があれば、自分で小豆を煮て、糖分の量を調整してみてくださいね。
まとめ
あんこが食べたくなる最大の原因はセロトニン不足です。
なぜなら、あんこに含まれるトリプトファンがセロトニンの原料だからです。
セロトニンをたくさん出すには、
トリプトファンと一緒に、
ビタミン、ミネラル、炭水化物も一緒に摂ることが大事です。
小豆にはセロトニンを作る材料が全部入っています。
セロトニンが不足すると、さまざまな症状が出てきます。
セロトニンを増やす方法は
- 日光を浴びる
- リズム運動をする
- 喜怒哀楽を意識する
- スキンシップをする
などの方法があります。
ストレスはセロトニン不足になる一番の原因です。
ストレスを完全に取り除くことはできません。
しかし、それ以外の環境を整えることはできそうです。
あんこを食べて、セロトニンを増やす方法も試してみてください。
ストレスに負けない体を作り、元気に過ごせるといいですね。