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少し口に残る食感の薄皮は、果たして小さな子供に与えても大丈夫なのでしょうか。喉に詰まらせたりしないだろうか?と心配になりますよね。
では一般的にはいつ頃から食べさせている家庭が多いのでしょうか。
結論からいうと、1歳半ごろから食べさせている方が多いようです。
なぜなら、1歳半ごろになると最初の奥歯4本が生えてきて、食べ物をすりつぶすことができるからです。
ただし、与える際には注意点もあります!のちほど詳しくご紹介しますので、参考にしてくださいね。
この記事では
- みかんの薄皮は子供にいつから与えていいの?
- みかんの薄皮を子供に与えるときの注意点
- みかんの薄皮の栄養成分の働き
- みかん丸ごとアレンジレシピ
を紹介します。
家族でほっこりみかんを楽しみましょう。
みかんの薄皮は子供にいつから与えていいの?
みかん自体は、柑橘系アレルギーなどがない限りその果汁を薄めて、生後5〜6ヶ月の離乳期から少しづつ与えてもいいようです。
果肉自体を食べられるようになるのは9ヶ月以降の離乳食後期からです。
果汁、果肉ときて、それでは薄皮はどうでしょうか?
一般的には1歳半
みかんの薄皮を子供に与えている家庭の一般的な時期は1歳半ごろです。
なぜなら最初の奥歯4本が生えてくるのがその時期だからです。奥歯が生えると食べ物をすりつぶすことができます。
きちんと食べ物を噛んで飲み込むことができる子かどうか確認してから与えてあげるとより安心ですね。
安心なのは3歳以降
3歳ごろになると乳歯が生えそろい、ものをすりつぶすことが大体できるようになります。
しかし噛み潰す力はまだ大人のように強くはないので注意は必要です。
それでは、どのように注意すればいいのか見ていきましょう。
みかんの薄皮を子供に与えるときの注意点
よし、そろそろ食べられそうだから与えてみよう。と、いきなり丸ごと与えるのはおすすめできません。
細かくして与える
初めての薄皮をいきなりそのまま与えるのではなく、まずは小さく切ったり、ちぎったりして細かくしてから与えましょう。
1歳半ごろになるとそろそろ離乳食も完了期ですね。
そのころ食事は1〜2cmの多少硬さのあるものに切り替わっていきます。
みかんの薄皮も同様に、1〜2cmほどの大きさにしてあげると飲み込みやすくなります。
うすくやわらかな薄皮のものを与える
これはなかなか見た目だけでは判断がつきにくいことですが、先に大人が食べてみて薄皮がやわらかく薄いものかどうか確認してください。
食べる量は一日1個まで
みかんの食べる量は、大人で一日2〜3個までと言われており、1歳〜2歳頃のお子さんですと一日1個までが望ましいです。
食べすぎるとお腹を下すおそれがあるので、我が子にあった量をみながら、食べさせすぎには注意しましょう。
そもそもみかんの薄皮を与えるメリットってあるのでしょうか?
薄皮を剥く手間が省けることはそうですが、今回はみかんの薄皮に含まれる栄養成分について見ていきましょう。
みかんの薄皮の栄養成分の働き
みかん自体にビタミンCなどの栄養があるのは知っているけれど、薄皮には一体どんな栄養効果があるのでしょうか?
免疫力アップ
風邪などのウイルスや細菌から体を守る作用が免疫機能。寒くなってくると誰もが体調をくずしやすくなり、風邪も流行り始めますよね。免疫力アップは欠かせないキーワードですね。
そしてこの免疫機能の働きを司っているひとつが実は毛細血管なのです。
毛細血管
毛細血管は体のいたるところ隅々にまで分布しています。
先にも述べたように、毛細血管は細胞内に細菌やウイルスなどを侵入させないようにする働きがあります。
その毛細血管強化の働きに大きく作用するのが、みかんの薄皮に含まれているヘスペリジンという成分です。
ヘスペリジン
なんとも聞き慣れない成分名に訝しんでしまいますよね。
しかしご安心を。
ヘスペリジンは抗酸化作用や抗炎症作用がある、みかんの薄皮に多く含まれるフラボノイドです。いわゆるポリフェノールの一種であり、ビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の一部なのです。
ビタミンP
ビタミンはよく耳にしますが、ビタミンPとは一体なんでしょう。
このビタミンPが主に体内の毛細血管を強くする効能があるのです。
毛細血管の強化をすることで風邪予防になったりと、免疫力の向上につながります。
腸内環境改善
さらにみかんの薄皮にはペクチンという成分が含まれています。
ペクチン
ペクチンとは食物繊維の一種です。食物繊維と聞くと馴染みがある人も多いのではないでしょうか。
食物繊維は、食べ物が腸内に入った時に移動や吸収を助けてくれます。便秘や下痢になりにくいだけではなく、腸内環境を整えることはこれもまた実は免疫機能に関わっているのです。
免疫細胞の多くは腸に存在しているといわれているため、腸は注目したい臓器の一つですよね。
そう聞くとぜひ我が子にも食べさせてあげたいと思いますよね。
ご安心ください。そんなあなたにみかんを余すことなく食べられるとっておきのアレンジレシピを4つ紹介します。
みかん丸ごとアレンジレシピ4選
みかんの薄皮には摂りたい栄養が含まれていることはわかったけれど、やっぱりそのまま与えるのは心配だということもありますよね。
うちの子はまだ歯も生えそろっていないし・・。
そもそもうちの子はペッと吐き出してしまうのよね・・。
そんなあなたにおすすめなのがみかんの薄皮を使ってできるアレンジレシピを紹介します。
嬉しいスイーツ!『みかん丸ごと米粉のパウンドケーキ』
こちらは小麦粉ではなく米粉で作られていて、砂糖も少なめだったりと、とっても体に優しいレシピですね。もしお子さんがお手伝いできる年齢だったら一緒に作ってみるのも楽しそうですよね。
パンにもヨーグルトにも!『みかんまるごとマーマレード』
こちらは毎日でもいただけそうなマーマレードにしたレシピ。朝食のパンやヨーグルトにトッピングするだけでみかんを余すことなく食べられるなんて最高ですよね。薄皮を入れて作っても違和感なく食べられたとのレビューもありますし、ぜひとも冷蔵庫に常備しておきたいですね。
簡単!食べやすい『みかん丸ごとかん』
こちらは材料4つでできてしまうのに食べやすくアレンジされているレシピです。こちらを作っておけばおやつにパクッと手軽に食べられそうですよね。それなのにみかんを丸ごと使ってあるとはなんとも嬉しいレシピですね。
スイーツだけじゃない!『まるごとおいしいミカン鍋』
なんとこちらはみかんが丸ごとお鍋に浸かっています。体も温まり、みかんの栄養とあいまって風邪予防にもおすすめのようです。今年はこんなお鍋に挑戦してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
みかんの薄皮は歯が生えてきて食べ物がよく噛めるようになる1歳半以降から与えてみてください。
あくまで個人差はありますので、物をよく噛み砕けるのか、噛み潰せるのかを見てあげてから与えてくださいね。
そして、与えるときの注意点として、
- 薄皮を細かくして与える
- 薄くやわらかな薄皮を与える
- 食べる量は一日1個まで
です。
- 冬の風物詩といっても過言ではないみかん。
- なにしろ手軽に食べられるし、こたつやテーブルの上にポンッと置いてあるだけで季節感もありますよね。
- お子さんが皮を剥いて薄皮ごとパクッと口に放り込んで食べられるようになるまで、工夫しながらみかんを食べてみてくださいね。
- 寒い季節をみかんと共に楽しみましょう。