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指輪の跡が青くなる原因は?簡単な3つの対処法を紹介!指輪の青サビの取り方も解説

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指輪をはずしたら指が青くなってる!これって大丈夫なのかな…? 

指に指輪の青い跡がついていたら不安になってしまいますよね。

  • なんで跡がついてるんだろう?
  • 指輪の跡は取れるのかな?
  • 他の指輪では跡がつかなかったのに、この指輪のせい?

と心配になります。

指輪の跡がつくのは指輪の素材に含まれている銅や真鍮(しんちゅう)から出るサビが原因。

サビと聞くと不安になりますよね。

この青サビは、体には害がないことがわかっているので安心してくださいね。

また、指輪の青い跡を消すこともできるので、方法についても後ほどお伝えします!

この記事では

  • 指輪の跡が青くなる原因
  • 指輪の青い跡を消す方法
  • 指輪の跡が青くならないための方法
  • 指輪についた青サビを取る方法

についてお伝えします。

指輪の跡がついてしまっても、不安にならずに指輪をつけることができるようになりますよ♪

指輪の跡が青くなるのはなぜ?

指輪を外した後に、指に青い跡がつくのは、指の素材に含まれている金属から出るサビが原因。

  • 青サビは、どの金属から発生するのか?
  • 青サビは体に害はないのか?
  • 青サビ以外で指が青くなる原因は?
  • シルバーアクセサリーでも青くなるのはなぜ?

について詳しくお話ししますね。

指輪の金属から出る青サビが原因

指輪は素材によって、緑青(ろくしょう)と言われる青サビが発生するものがあります。

【青サビが発生する金属】

  • 真鍮(しんちゅう)

10円玉を見てください。

よく見ると一番左の10円玉は、少しだけ青緑色になっているのがわかりますか?

この青緑になっているのが、カビではなくサビ、緑青(ろくしょう)です。

指輪をつけたままにしていると、手の汗や手を洗ったときの水分が指輪についてしまいます。

そこに指輪の金属イオンが溶け出して化学反応を起こし、サビが発生して指についてしまうんですね。

青サビは体に害がない

指輪の金属から出る青サビは、体に害がないことを国から正式に発表されています。

昔は「青サビは猛毒だ!」と言われていて、昭和49年以前の教科書にもそう書かれていたそうですよ。

実際には、昭和59年に厚生省(現厚生労働省)が「青サビ(緑青)が猛毒だという説は間違い」だったことを認めています。

銅に対する正しい理解を得るため、日本銅センターは東京大学医学部に依頼し、緑青に関する動物実験を6年間にわたって行いました。その結果、緑青は無害同様の物質であることが確認されました。
この結果を受けた厚生省(現厚生労働省)も、1981年から国の研究として動物実験に着手しました。そして3年間にわたる研究の結果、緑青は「無害に等しい」との認定を出したのです。この結果は、NHKニュースや新聞各紙に取り上げられ、全国に向けて発信されました。
引用元:日本銅センター

研磨剤が残っていることがある

新品の指輪やお手入れをしたばかりの場合、指輪に研磨剤の成分が残っていることも考えられます。

研磨剤の成分と汗などが化学反応を起こして指についてしまった状態ですね。

シルバーにも青くなる金属が含まれている

シルバー製品をつけていたのに、指に青いアザがつくのはなぜ?

シルバーは銅製品ではないのに、なぜサビが付くのか不思議ですよね。

実は、シルバーの中に銅などの金属が含まれています。

シルバーはとても柔らかいので、指輪などのアクセサリーにそのまま使えるようにするために、固い金属を混ぜているんです。

一般的にシルバーと呼ばれるアクセサリーに使われている金属の素材を「シルバー925」と言います。

【シルバー925の材質】

シルバー 92.5%
銅などの金属 7.5%

他の材質を加えることで、アクセサリーに加工しやすくなります。

シルバー1000というシルバー100%のアクセサリーもありますが、ちょっとした衝撃で形が変わってしまうので扱いが難しいです。

例えば、ティファニー1837というシリーズ。

こちらもシルバー925が使われています。



指輪の青い跡を消す方法 

跡がついた次の日くらいなら、すぐに洗う

指輪の跡なんて昨日までなかったのに…というとき。

1日でこんな色がつくの?と驚いてしまいますよね。

青く跡が残ってから1~2日くらいなら、すぐに洗い流してください。

石けんやハンドソープなどで手を洗うとすぐに落とすことができますよ。

消毒用アルコールを使う

手を洗っても青い色が落ちなかった場合。

消毒用アルコールを使ってみましょう。

【使い方】

  1. コットンに消毒用アルコールを付ける。
  2. 傷がある場合はそこに触れないようにして、青くなっているところをこする。

皮膚がヒリヒリするときは使用を中止してください。

消毒用アルコールはドラッグストアなどで購入することができます。

しばらく指輪を身に付けない

どうしても落ちなかった場合は色素沈着している可能性があります。

1~2か月の間、指輪をはずしておきましょう。

皮膚のターンオーバーが1~2か月。

その間に皮膚が生まれ変わります。

もし、かゆみやかぶれなど症状がある場合は皮膚科の受診してくださいね。



指輪の跡が青くならないための防止法

指輪の内側にマニキュアを塗る

透明のマニキュアを使うと目立たずに指を保護することができます。

指輪の内側、指に触れる部分に透明なマニキュアを塗ります。

20分ほど置いて、指輪が完全に乾くまで待ちましょう。

何度か指輪をつけているとマニキュアもはがれてきてしまいます。

つける前には指輪を確認して、マニキュアがはがれていたら塗りなおすようにしましょう。

専用のコーティング剤を塗る

アクセサリー専用のコーティング剤を使う方法もあります。

サッと塗って30秒で乾くので、マニキュアのように乾くまで待つ必要がありません。

青くならない素材の指輪を身に付ける

指に青い跡が残るのはイヤ!と思ったらサビにくい素材の指輪を選ぶのもアリです。

サビにくく、さらにお手入れも簡単♪という素材もありますよ。

【サビにくくお手入れも簡単な素材】

  • プラチナ
  • チタン
  • ステンレス

普段のちょっとした汚れはやわらかい布で拭くだけ。

金属アレルギーにもなりにくい素材なのでおすすめですよ。



指輪の青サビの取る方法【動画あり】

指輪の青サビ(緑青)を落とす方法が動画で紹介されていました。

動画で紹介されていた2つの方法を説明しますね。

  • 重曹を使う方法
  • 酢を使う方法

【視聴時間:4分31秒】

重曹ペーストで落とす方法(動画1:15~)

【準備するもの】

  • 重曹
  • プラスチックなどの容器
  • 歯ブラシまたは綿棒
  • 雑巾やタオル

【手順】

  1. 容器に重曹と水を入れて混ぜ、ペースト状にする(重曹:水=2:1)
  2. 歯ブラシまたは綿棒にペーストを付けて汚れをみがく
  3. みがき終わったら水で流すか、ぬらした布で拭きとる
  4. 乾いた布でしっかりと水気を取る

動画の中では綿棒で2分ほどこすっただけで青サビ(緑青)がキレイに取れていましたよ。

酢と塩で緑青を落とす方法(動画2:23~)

【準備するもの】

  • お酢
  • プラスチックなどの容器
  • 歯ブラシまたは綿棒

【手順】

  1. 容器に酢と塩を入れて混ぜる(酢:塩=1:1)
  2. 歯ブラシまたは綿棒に付けて汚れをみがく
  3. みがき終わったら水で流すか、ぬらした布で拭きとる
  4. 乾いた布でしっかりと水気を取る

水で洗い流したあとも、酢の匂いが気になる場合は、中性洗剤でやさしく洗ってください。

宝石などが付いているものは、酢で石が傷んでしまう可能性があります。

宝石に酢が付かないように注意して使用してください。



まとめ【指輪の跡が青くなる原因は金属のサビ】

指輪の跡がついたときはドキッとしてしまいますよね。

原因を知ることで、必要以上に怖がらなくていいんだなと安心できます。

★指輪の跡が青くなる原因

  • 緑青(ろくしょう)というサビ→緑青は体に毒があるものではない。
  • 研磨剤などが残っていたことによる化学反応

★指輪の青い跡を消す方法

  • 石けんなどで洗う
  • 消毒用アルコールを使う
  • しばらく身に付けない

★指輪の跡が青くならないための方法

  • マニキュアや専用のコーティング剤を使う
  • プラチナ、チタン、ステンレスなどの指輪を身に付ける

★指輪についた青サビを取る方法

  • 重曹ペーストを作って取る
  • 酢と塩を合わせたもので磨く

指に青い色が付くことで、指輪が使えないということはありません。

これからもお気に入りの指輪を大切に使ってくださいね♪